2010年12月31日
鳥レバーのコンフィ、イカのサラダ、バゲット
24日の補完。今年のイブ料理は、レバーでコンフィを作ってみた。 前日に新鮮なものを買ってよく洗い、一口大に切り分けて血抜きし、塩をまぶして冷蔵庫に一日入れておいた。水気を拭き取ってラードと共に容器に入れ、80度で1時間半。パテっぽいけどもっと肉っぽい、素敵な味わいのものができた。ラードでじゃが芋を揚げると、これがまたうまい。 飲み物はウィルキンソンで乾杯。
タンドリーチキン
23日の補完。昼間はショッピング。帰宅はやや遅めになってしまったけど、外食続きは嫌なので作ることにした。クリスマス用の骨つき鳥ももが安かったのでこれをタンドリーチキンにする。圧力鍋本のレシピに従い、まずは蒸し、それからスパイスとヨーグルトに漬け込んで、オーブンで焼き上げ。……うーん、確かに中までちゃんとできているし、パサパサもないんだけど、タンドリーチキンとは違うものができた気がする。
花豆とあさりのシチュー、白菜の漬物
19日の補完。とうに消費期限の切れた花豆。朝から夕まで漬けてもあまり戻ってくれなかったけど、とりあえず数度に分けて圧をかけてなんとか形になった。あさりと豆だけだとちょっとボリューム不足なのでパンチェッタを少し投入。
2010年12月20日
LaTeX2EPUB
奥村先生から「LaTeX2EPUBはできないのですか?」というお話を以前からいただいていたのだけど、ReVIEW用に限らず汎用的に使えるようにと作っていたEPUBライブラリのほうがだいたい実用的になったのを機に、LaTeXからの変換にもチャレンジすることにした。
Github https://github.com/kmuto/latex2epub にlatex2epubプロジェクトを昨日作成。
EPUB化するにはLaTeXからなんとかしてXHTMLに持っていく必要があるが、現時点で実用的になりそうなものはlatex2htmlかlatexml。
latex2htmlは高機能なのだがHTMLだけなのでXHTML化するにはかなり手を入れなければならないのと、昔日本語化を実装したときにもモノリシックなコードが読みにくくて参ったので、できれば避けたいと考えた。
一方のlatexmlは今回初めて使ってみたのだが、一度中間XMLにしてそこからXSLTでXHTML化しているので、見通しは良いとは言えないものの国際化などの切り替えはしやすそう。日本語もUTF-8ならおおむねそのままいけそうなので、これを使うことにした。Debianにも「latexml」パッケージとして存在する。latex2epub.rbやEPUBライブラリはRuby、latexmlはPerl、変換エンジンはXSLとたいへん気持ち悪い構成になるのは仕方がないか。latexmlの本体コードに手を入れるのを避けるために、PERL5LIBで呼び出しパスを変えるといったつぎはぎで進めてみる。
「UTF-8」と書いたとおり、TeX環境側もUTF-8対応にしておく必要がある。Debianの標準のptexは古いままなので、香田さんの作られているpTeXLiveパッケージをセットアップして使った。ほかにgsとdvipsも動くようにして、また冒頭のReVIEWの中にあるepubmaker.rbとuuid.rbをRubyパスの通ったところか、$HOME/review/libに置く。
変換は、LaTeXソースと各種情報を記載したYAMLファイルを用意して、「latex2epub.rb LaTeXソース YAMLファイル」を実行する。gitの構成物の中にsample.texとsample.yamlを入れているので、これを参考にしてほしい。
とりあえず実装してみたレベルなので、問題は多数ある。業務とはリンクしないし、Perlソースは読みづらいし、TeXもXSLも難しいので、積極的な開発は多分できない。forkなりコミッタ権付与なりでどなたかが開発を継続していただけると嬉しい。latexmlは開発が活発ではなさそうだけど、直接upstreamとやりとりすればもっと良くなりそうな気はする。
- 数式内に日本語を含めるとエラーになる。
- 目次に「〜 in 〜」とどうしても入ってしまう。
- 対応TeXクラスがまだ少ない(特に日本語系のはjsbookをコピーして入れただけ)。
- 数式部分をSVG化できるようにしたい。
- 画像はまだ実験していない。
- もうちょっといいCSSが必要。
サンプルsample.texをEPUB化したものはこちら。
2010年12月18日
豚と木耳とほうれん草と卵の黒酢炒め、かぶの味噌汁、白菜の漬物
10日の補完。ウー・ウェンさんの本を買ったので、掲載されていておいしそうだった北京風黒酢炒めを試してみる。本のレシピでは青梗菜を使って最後に食感を残すようにさっと炒める程度になっているけど、手持ちの菜っぱはほうれん草なので、塩茹でして絞ったものを使った。レシピ詳細は本を参照。
- 木耳を戻し、大き目に切り分けて水切りする(水切りが足りないと炒めるときにちょっと爆発するかも)。
- 豚細切れ肉(今回は豚薄切りバラ肉を使用)に片栗粉、胡椒をまぶす。
- フライパンにサラダ油を熱し、溶き卵を入れて軽くまとめ、取り出しておく。
- 豚肉を炒め、木耳を加えてさらに炒め、黒酢と紹興酒を入れる。
- 卵を戻して醤油をかけ、青菜(青梗菜やターサイならそのまま、ほうれん草なら下茹でしたもの)を加えてざっと炒める。塩、胡椒で調整して出来上がり。
ほほう、これは旨い! 味噌汁、漬物もおいしくできた。
黒酢を使った、オリジナル/伝統を織り交ぜた中華料理のレシピが満載。材料を用意すれば簡単にできるというものも多く、作り方の手順も要所の写真入りで丁寧。完成写真がまたどれも美味しそうなのがたまらない。酸味の好きな人は買うべき。
タコス
9日の補完。たまにはオーソドックスにと考えて、辛めに味付けした挽肉、生野菜としてレタス、トマト、玉葱、ピーマン、そしてチーズを用意。ハバネロソースを付け、トルティーヤで巻いて食べる。さっぱりとしながらも皮と肉の味を楽しめてGood。
びんちょうまぐろの炙り焼きサラダ、じゃがいもとパンチェッタのソテー、豆腐とワカメの味噌汁、大根のぬか漬け
4日の補完。まぐろは炙ってカルパッチョ風にバルサミコ酢で。パンチェッタはじゃが芋に比してちょっと多かったようで塩気が強すぎたかも。
麻婆豆腐、白菜の漬物
11月29日の補完。数日前から漬けていた白菜の水がだいぶ上がっていい感じになってきたので、食べてみた。塩と白菜だけなのになんでこんなに美味しいのか…。
白菜の漬物は夏に作った梅干し用のホーロー鍋(2kg用)と重し(1kg)を流用。今回は初めてだったのでいろいろとやり方を間違っていたんだけど、その後実践していてうまくいっているやり方としては、
- まずは晴れた日を狙う。
- 白菜1/2カットの根っこ部分に縦に切れ目を入れ、手で半分に割く(1/4カット2つにする)。
- 白菜を外に持っていって、日光を朝から夕まで浴びせておき、しんなりさせる。
- 白菜の重量を計り、その4%の量の塩を用意する。うちで使ってるのは普通の「赤穂の塩」。
- 塩の1/3くらいを鍋に敷く。
- 白菜をよく洗って軽く水を切り、汚い葉は捨てて、1つを折り曲げて横倒しにするような感じで鍋に詰め込む。残っている塩のうちの半分を、根側に多めにしながら全体に刷り込む。
- 白菜のもう1つを同様に鍋に入れ、残りの塩を同様に刷り込む。
- 唐辛子1本を入れる。
- 重しを乗せ、軽く蓋をして、直射日光のあたらない涼しいところ(外)に置く。
- 1日経つと水が上がってくるはず。あまりいっぱいなようだったら少し捨ててもOK。5日で食べ頃。それ以上の日数だと塩気が強くなりすぎることがあるので、食べるときにはしばらく塩抜きしておく必要がある。2、3日しても水が一向に上がってこないようなら、水とその量の4%の塩を混ぜて入れると、いわゆる「呼び水」になって出るようになるはず。
2010年12月10日
テンプレートファイルのプレイスホルダに文字列を埋め込んでは保存する、というスクリプト
とある業務に関連して、画像領域の文字列だけが違うというダミーデータを数十点作る必要があった。手で作るのは耐え難いので、Illustrator用のスクリプトを作ってみた。
ということで出来たのが、InDesign Hacking with JavaScriptの「Illustrator用スクリプト」の「dialogCloning.jsx」。
テンプレートファイルとなるファイル(これは.epsでも.aiでもよい)には、文字列を置き換えたい場所(プレイスホルダ)にたとえば「LABEL01」のように入れておく。ほかにもあるなら「LABEL02」、「LABEL03」、…のように作っていけばいい。
プレイスホルダに何を入れるかの情報は、ここではマップファイルと呼んでいるファイルに記述する。内容はこんな感じ。文字エンコーディングはUTF-8を使い、列の区切りはタブ1文字を使う。
FILE LABEL01 LABEL02 fig1.eps 図1のダミー 白地に青 fig2.eps 図2のダミー 青地に白 fig3.ai 図3のダミー 紅白
最初の行は以降の行のためのプレイスホルダ設定を行うもので、その列の値の代入先のプレイスホルダを指定する。ここではLABEL01には2列目の値が、LABEL03には3列目の値が入ることになる。1列目のFILEは単に無視されるものなので何でもよいのだけど、わかりやすくするためにこういう名前にしておいた。
2行目以降で、「保存ファイル名」「LABEL01を置き換える文字列」「LABEL02を置き換える文字列」を列挙していく。ファイル名には.epsか.aiを利用でき、スクリプトのほうではこれを見て保存方法を変えるようになっている。
プレイスホルダが1個しかないなら単に3列目を消せばよいし、もっとあるなら列を増やせばよい。行頭に#記号を入れると、その行はコメントとして無視される。
保存先のフォルダを用意したら、Illustrator上でテンプレート用ファイルを開いた状態で、スクリプトを呼び出す。ファイルの保存先、マップファイルの指定を行ったら、あとはプレイスホルダ部の置き換えと保存が次々と繰り返され、出来上がり。30個でも40個でも全部お任せできる(マップファイルも自分は半自動で作っていた)。
仕組みとしては、テンプレートファイルの全ストーリーを検索しては文字列置換、別名で保存を終えたらまたテンプレートファイル(ファイル名は最初に記憶するようにしている)を開いて……というだけの単純なもの。IllustratorSaveOptionsとEPSSaveOptionsの情報がCS3だとヘルプウィンドウに出てこないね。
カルボナーラ、野菜のグリル焼き
11月21日の補完。自家製パンチェッタが終わってしまったので、カルボナーラは普通の市販ベーコンで。ちょっと味に深みが足りない。グリルはカボチャ、ナス、ピーマンをオーブンで。カボチャが特においしい。
コメント/トラックバック機能を外した
かつては流行していた日記コメントとトラックバックだけど、最近はソーシャルブックマークで何か意見が出ることのほうが普通になった風潮だし、来るのはspamだけになってきたので、この機会にバッサリ機能を削除した。
しかしそもそも日記の更新すら「月記」状態の危うい感じなので、Twitterとは言わないまでももうちょっと気楽に更新できるシステムにしたほうがいいかなという気はしている。一番億劫なのがイチデジ写真のアップロードなんだけど、このカメラが自動でデータを送ってくれればいいんだけどなぁ。
そんなわけで、遠くに向けてHappy Birthday.
2010年11月09日
『サーバ構築の実例がわかるSamba[実践]入門』
日本のSamba技術者の第一人者である高橋基信氏の叡智がここにある。
SambaはUnixシステム上でWindowsサーバの機能を提供するオープンソースソフトウェアであり、家庭や中小オフィスでのファイルサーバ機能から、Windowsドメインと連携した大規模なユーザサービスまで、幅広い用途に使われている。 と共に、その汎用性のために設定はわかりやすいとは言えない。設定は単一テキストファイルのsmb.confにずらずらと並び、同じようなパラメータがいくつも存在し、バージョンによって適切な値が変わっていたりする。インターネットで情報を探しても、古い情報にまどわされて、現在では不適切で危険な状態に置いてしまうこともある。
本書は、小〜中規模のSambaシステム(単純なファイルサーバから簡単なドメイン構築まで)の構築を、その名のとおり実践的な面に特化して説明する。 Samba3系を基盤として、緻密さを得意とする著者らしく、Debian、CentOS、FreeBSDという3つの異なるOS(かつほかの派生・関連ディストリビューションに応用の効きやすいOS)それぞれでの検証をみっちりと行い、各OS固有の事象やSamba3の各バージョンでの機能差異についても詳細に記述している。
インストール、日本語設定、ユーザ管理、ファイル共有、ACLやファイル属性、Windowsドメイン参加、Winbind、ドメインコントローラ化、クライアントコマンドと、構築を進める上での流れはひととおり網羅しており、初めて使ってみるなら最初から読み進めてファイル共有まででひとまず完成、現在Sambaを運用していていまいちあやふやな点があるという人は好きな箇所を拾い読みする、という読み方になるだろうか(私の場合、インストール時によく登場して謎だったサービス「Winbind」の機能が本書で明瞭になった)。
Samba初心者から上級者まで、Sambaの管理者なら必携の1冊。
芋煮
7日の補完。里芋を買ってきたので芋煮を作る。里芋の皮を剥き、コンニャクと一緒に茹でながらひたすらアクとり。酢水にさらしたゴボウ、昆布、ネギ、牛肉を加えてアクとりを続け、頃は良しと見たら醤油、味醂、酒、塩と入れて圧力20分ほど。ちょっとさっぱりめにしたかったので、豆腐も後で加えてみた。里芋がほくほく柔らかで、素晴しくおいしい。ご飯が進む。
天ぷらそば
5日の補完。天ぷらの衣に烏龍茶茶葉を混ぜてみた。茶葉自体はシソの葉みたいにパリパリになってほとんど味はわからないけど、全体にサックリと揚がった印象。ソバ2人前じゃ足りないかなぁと3人前にしてみたらだいぶ重かった。
鶏肉の茶葉蒸し、ナスの茶葉炒め、きゅうりのぬか漬け、マロンロール
3日の補完。烏龍茶の葉っぱを使って茶葉料理。鶏肉は軽く蒸した茶葉と一緒に袋詰めにして熱湯で蒸し上げたもの。ナスはお茶を飲んだあとの茶葉を使って。
デザートにはマロンのロールケーキ。渋皮煮は賞味期限切れの2年モノだったのだけど、特に問題はなく。スポンジのほうが妙にモチモチして伊達巻みたいになってしまった。味はよかったんだけどね。
2010年11月07日
ビーフン炒め & ラード精製
10月31日の補完。作ったラードと脂カス(後述)を使ってビーフン炒めに。普通のサラダ油とはちょっと風味が違う。
で、かねてから実行しようと思っていたラード作りをこの日に敢行した。コンフィを作るにはチー油でなくやはりラードでやってみたいと思ってる。チューブのは高いし少ないし、かといって大きいものを探すと巨大な缶、といまいちちょうどよいものがなかったので、ここはひとつ自作することにした。 材料は、ハナマサで100g20円で売ってた豚の背脂。安!
- ハナマサでは2.5kg以上のパックしか売ってなかったので、とりあえず半分の1.2kgを使って作ることにする。残りは冷凍。
- 背脂はそのままだととても溶けそうもないので、まずは1cm四方くらいに刻む。1kg強をちまちま刻むのはけっこうしんどい…。まぁ半解凍くらいの状態なので切ること自体はベタつきもせず、さほど苦労しない。
- 中華鍋に水少々を入れて弱火、背脂サイコロを重ならない程度に広げ入れる。
- 鍋の背脂が溶けてきたら新しい背脂サイコロを加える。
- ときどきかき混ぜて、焦げつきそうになったりパチパチ爆ぜる音がしたり油の温度が高くなりすぎそうなら、水を少し加える。
- 背脂サイコロがどれも小さくなって、味見したときにパフッとスナックのようになった脂カスができたら終了。
- カスは取り出して油を切り、酒のつまみにするもよし、冷凍して後でラーメンや台湾風うどんなどに入れるもよし。
- 瓶を殺菌し、できあがった油を漉して入れる。すぐに冷えて、白い綺麗なラードの完成!
1.2kgからできたラードは500g〜600gくらいだろうか。製造中に部屋がちょっと油くさくなるのが難点だけど、チー油よりもある意味簡単で大量に作れるのはいいね。市販のものよりも少し上品な風味がある気がする。風味は消えやすいらしいので、積極的に使ってみよう。
豚肉と大根のポトフ風ゆず味噌添え、マッシュルームのオーブン焼き
10月30日の補完。ポトフは豚バラ、大根、昆布、ネギを圧力鍋で煮たもの。これだけでも味が染みて旨いのに、頂き物のゆずのおろし皮と果汁を混ぜた味噌に付けると……最高。 マッシュルームはオリーブオイルと塩胡椒でオーブントースターで焼いただけ。ご飯にはあんまり合わないけど、好きなのでいいのです。
ぶり焼き、茹でアスパラサラダ、ブロッコリーの花芽のサラダ
10月20日の補完。ブロッコリーの花芽は菜の花に形も味もよく似ていて、ちょっとだけブロッコリーの青くさい風味がする。おもしろい。ぶりも脂が乗ってておいしい。
鶏肉とナスとピーマンの黒酢カシューナッツ炒め、イカとトマトとオリーブのサラダ
10月13日の補完。オフィス近くのカシューナッツ炒めがおいしかったので、黒酢炒めから唐辛子を抜いて代わりにローストしたカシューナッツを入れた。ふむ、これもおいしい。サラダは材料をオリーブオイルとビネガーでマリネにしたもの。イタリアのイカサラダには圧倒的に負けるけど、悪くはない。
2010年10月12日
iPhoneとiPadが壊れた〜修理/交換
使い始めて1年ちょっとになるiPhone 3GSだが、旅行直前にHOMEボタンの調子が悪くなってきていた。接触不良系で、強くあるいは斜めに押すとなんとか反応するという感じ。 4Gにする気は今のところないし、せっかくのJB環境なので交換するのも躊躇われる(おまけに保証期間ちょうど切れたかな)。 ということで、iPhone Repair storeに修理を依頼してみた。修理は早かったし料金も正規交換よりずっと安く済んで、自分は満足してる。
- 9/27 19:14 修理依頼をWebフォームから投稿。
- 9/27 20:53 ショップから見積り結果の連絡メール。
- 9/28 9/29午前着指定で受取払いで送付。iPhone外箱を紙に包んで、見積りIDと返送先を添えて送った。
- 10/1 18:14 ショップから受領連絡メール、即修理に入るので何か連絡事項があればご連絡を、とのこと。
- 10/1 18:17 修理完了の連絡メール。見積りどおり、ホームボタン交換9,800円。
- 10/1 18:18 発送の連絡メール。今はキャンペーン中なので代引手数料や送料は無料。
- 10/2 午後に用事があったので間に合うか不安だったのだけど、無事に午前中に佐川が来訪。代引き分を支払い、正常動作を確認。
9/29、9/30の空白がちょっと謎ではあるけど、3日〜5日くらいとあったので、まぁこんなものでしょう。修理期間中はN1を使ってた。これはこれで悪くないね。iTunesに入れている英語Podcastと同期できないのが問題だけど。
iPhoneが帰ってきてよかったよかったと思ってたところ、今度は10/2にiPadのHOMEボタンが動作不良。こちらはまったく効かなくなってる。iPadのほうは失うものは何もないので普通にAppleのサポートを受けることにした。Apple自体にはやっぱりイラっとくるが、Apple Genius Barの修理担当者はがんばってくれた。
- 10/2 夜 Apple Genius Barの時間をWebから予約。故障品受付のわりにはずいぶんと偉そうなページでイラッとくる。渋谷の空き時間はいまいちだが、しょうがないので10/4 16:45に。
- 10/4 16:35 渋谷Apple Storeに着いた。人たくさん。
- 10/4 16:43くらい?に呼ばれた。が、まだ待てらしい。隣でKeynoteの説明に必死なApple営業員トークを聞きながらニヤニヤしておく。なんか検索したらすごく同じような説明文面のブログがヒットしたのだが、同一人物だろうか…。
- 10/4 17:00直前くらい? けっこう待たされた。ようやく修理担当の手が空いたようで呼ばれる。
- 10/4 17:00〜 検証。押しても確かに効かないことを確認。ものすごく強く押すと動く……けどこれじゃ困るよね、ということで保証期間内の無料交換に。貼ってあるフィルタについては現状復帰できないんですよーと言われて、まぁそれはしょうがないよねと了承。と、担当者自身でできる限りやってみます、と驚くことを言い出した。
- 10/4 17:30 修理担当者が四苦八苦しながらも、最初に自分が貼ったときと同程度に綺麗な形で完成。動作確認をして受取書に署名。有償期間だと25,000くらいかかるんだねぇ。交換品は特に傷やドット欠けもなく、違和感はなし。
2010年10月11日
サンマの塩焼き、きんぴらごぼう
2日の補完。サンマの安いときに食べておきたかったので、土曜日なのを良いことに焼き魚。脂の乗りはいまひとつだけど、十分おいしい。きんぴらごぼうは昨日と同様にチー油を抽出した鳥皮で。ちょっと味気不足かな。
かつおのたたき、山芋、豆腐とネギの味噌汁
9月28日の補完。アルゼンチンでは魚断ちしていた(というか日本・台湾以外で魚は外れが多すぎという過去体験から魚は期待しないことにした)ので、久々の魚。うまうま。
2010年10月07日
アルゼンチン旅行 ふりかえり
各行程ショートカットリンク: (1), (2), (3), (4), (5), (6)。
- 日程表はちゃんと確認する。ITサービスに過度の信用を置かない
- SIMフリーAndroid + 現地プリペイドSIM + パケット通信 やはり最強。enable化とAPN設定はショップではわからないことが多いので事前に情報収集
- アルヘンはレストラン/カフェ/バーの屋内が禁煙でうらやましい
- 肉の国。毎日肉を食う。ステーキとポテトはだいたいどこもうまい。パスタ系を頼むときは店を選ぼう
- マテスタンドは見つからない。正直おいしいものでもない
- 普通の海外旅行並みに気をつけていれば安全。イチデジぶら下げててもまったく問題なかった
- 9月のブエノスは寒暖差があり、寒いときは寒い。9月のカラファテはだいぶ寒い
- 動物園は癒される
- カミニートは一度行けば十分
- 物価高い。(食事の量が多いことを除けば、)食費・交通費・おみやげ等で、ほぼ日本と同じ額のお金を使う
- カラファテのニメス湖お勧め。氷河トレッキングもチャレンジ推奨。道具はレンタルで
- コロニアではアルヘンペソよりもUSドルを使うべき
- USのトランジットはつくづくむかつく。「USイミグレ爆発しろ」と叫ぶとシャレにならなそうだが
- ピザグランデはでかすぎ
- 春先の場所にはリップクリームと鼻炎薬が必要
アルゼンチン旅行(6) ブエノスアイレス
9/24夜、ダラス行きの列に並び、ようやく我々の番に。しかし係員が不思議な表情をしている。
「あなたの飛行機は土曜日ですよ?今日は金曜日です。」
…え?
最初に飛行機を押さえたときからまーったく気付かなかったようだ。IT怖い。日程表だと日曜日に帰国しているようにあったのだが、確かにどう考えてもこの時間で日曜日に帰るのは不可能だ。アメリカンのカウンターでダメ元で相談するもやはり無理。日曜日中に帰ったほうがいいことはいくつかあったものの、こうなっては仕方がない。丸一日空港で待つわけにもいかないし、またブエノスの街に戻ることにする。オラー。
レティーロに着いて、何はなくとも宿の確保。最初のELEVAGEに行ってみるが、スイートしか空いていないと言われ、退却。向かいの「Dora」に入ったところ、このフロントのお爺ちゃんが好好爺というかとっても気さくでナイスな雰囲気! ほかのフロントマンもいい感じ。ダブルの部屋が空いているということで決定。こじんまりとした部屋だけど落ちついていて、バスタブもある。ドライヤーは弱いしWifiはアドレス取れないが…。
ATMでお金を引き出して一安心し、夕食には近くのカフェでピザとサラダAR$63。ずいぶん安いな…。おいしかったけど。今日の失敗にちょっとヘコむ。
そういえば23日のレコレータのショッピングセンターにいたときに、「もう電話がかかってくるような用事はあるまいし、ここならいつでもチャージできるし」と判断してパケット通信にチャレンジしてみた。最初はMovistarのサイトにあるとおり1G/1dayプランの番号226に「1」というSMSを送ってみたけど、こちらは返事なし。次に、誰かの記事に書いてあった1G/2daysプラン番号2345に「DATO」を送ってみたら、こちらは何やら返事が返ってきた。N1のAPNをwap.gprs.unifon.com.arに設定。すると……お、きた! という感じで。EDGEで超遅い。けど、とりあえず用は足りる。Doraで、N1から「月曜日も休みます」メールを送出。
9/25。ぐっすり眠った。Doraの朝食はクロワッサン、パン、ハム、チーズ、ジュース、紅茶とよくあるものだけど、とてもおいしかった。お客さんもDazzlerよりずっと歳の方が多いね。落ち着いた良いホテル。
11時にチェックアウトして荷物を預かってもらい、ボーナスの1日はパレルモに行くことにした。
地下鉄でPlaza Italiaへ。平日だとばんばん来ていた感のある地下鉄は、土曜日だとぐっと減るようだ。
お昼ご飯を探しにパレルモソーホーへ。途中は寂しいけどだんだんと賑やかでオサレな雰囲気になってきた。雰囲気のよさそうな「HENRI」というお店に。最後のロースステーキをもりもり食べる。ちょっと筋っぽいけど、うまーうまー! 特にポテトがうまい。途中ペプシを倒すという粗相をやってのけた…。
通りの名前はホルヘ・ルイス・ボルヘス通り。アルゼンチン生まれの小説家・詩人。
これでパートナーが「うおー」となり、そのまま通りを最後まで歩くことになる。
結局ボルヘスに関係する何かの施設は見当たらなかったけど、パレルモソーホーの中核を成すロータリーに出店が出ているところまでは見た。けど、疲れと荷物による体の痛みで辛く、回る気になれず…。
駅側に戻って、近場でトイレがあって、あと2時間半ほどいられそうなところ…ということで、駅前すぐの動物園に入る。
アトラクションなどを何も付けずのコースで$15/人。安い。
最初はあまり気のない風だったパートナーも、なかなかの食い付きっぷり。
やや駆け足ながら、フラミンゴやらクマやらアルパカやらカピパラやらオランウータンやら…とたくさん観た。
ペンギンのいるアクアゾーンは別料金だったので見られなかったのがちょっと心残りか。
ホテルに戻って荷物を受け取り、軽くパッキングし直してバスターミナルへ。
昨日と同じ18:00のバスだけど、道がガラガラであっという間に着いた。
今日はちゃんと成田までの経路をアメリカン航空でチェックインできて、一安心。
アメリカン航空でのチェックインはちょっとややこしくて、カウンターの前にまず関所があって(昨日はここで引き返すはめに…)、そこでチケットの確認、アルゼンチン入国日確認、預け荷物の数確認が行われる。アルゼンチンに入国したのはいつか、と尋ねられて「飛行機で来た最初の日はいつだっけ?」と調べようとしたのだけど、実はコロニアで1回出国して戻ってきてるから、その日を伝えるべきだったのか。
カウンターで再度チケットを渡して荷物を預け、パスポートにはTRANSITシールが貼られる。カバンにもアメリカン航空の札を付けられた。
出国ゲートに向かう2Fのギャラリーを見回り、残りのお金AR$100をしおりや本などのおみやげに使って、セキュリティゲートへ。ペットボトルもコンピュータも何もチェックなくてゆるゆるなんだが…。免税店はほとんどなし。歯磨きなどをして出発を待つ。
しかしさすがアメリカ行き。そう簡単には乗らせてくれず、搭乗前の荷物検査で手荷物一切を開ける。どうも全般にEZE空港の係員は英語を速くしゃべれるのがカッコイイと思っているのか、抑揚ないままの早口すぎで、聞き取りずらい。米国の空港でこんなことはないよなぁと思った。 パケット通信は2daysのはずが結局搭乗してもまだ使えていた。不思議。(ダラスでもまだローミングで使えるっぽかったけど、後で請求されたら怖いので使わなかった。) 短い期間ではあったが、今回もパケット通信がいろいろと役立ったね。
ダラス行きは満席。映画が往路と別のラインナップになっていたので観賞。「Toy Story3」「The Losers」「Jonah Hex」。Toy Story3は良かった。あの終わり方だと4はないのかな。 夕食にラザーニャ、朝食にクロワッサンとフルーツ。どちらもわりとおいしい。
9/26 ダラス到着。うんざりするほどの行列、開いていない入国カウンター。入国待ち40分、荷物検査30分、そしてまた全身スキャンされた…。 空港ではまた有線LANの場所をキープし、成田便待ち。
成田便は後ろに元気な赤ちゃんがお座りになられて参る(悲しくてギャー、嬉しくてアー、と叫びっぱなし)。 映画は「Twilight/Eclipse」を観た。結局ストーリーがさっぱりわからんかった。3作目なのか。「カラテキッド」もちょっと観るが序盤で飽きる。北京オリンピックの宣伝映画? 昼食はチキンソテー(微妙)、夜/朝食にハムチーズサンド(普通)、昼食にピザパン(重い)。
定刻成田着。 入国、荷物ピックアップとさっくり進んで、雨の中、交通機関を使って帰宅。ただいま。 出発のときは暑かったのに、帰ってきたらブエノスアイレス並みに涼しくてびっくり。
2010年10月06日
アルゼンチン旅行(5) ブエノスアイレス
9/22夜から。
夕食から戻ってきて23:00頃、恐しいことに隣の部屋で大音量と共にバースデーパーティが始まる。
どうも漏れ聞こえる会話から、今夜はフリーパーティーで寝かせないぜ!ということ?
Dazzler Tower San Telmo、壁間の防音はそこそこ効いているのだが、玄関ドアが薄く、そこから音の直撃。
フロントにクレームして音量は少し下がったものの、今度は乱痴気騒ぎやらカラオケやらが始まってひどいことになる。
再度の強硬クレームも空き部屋はないということで、明日の対処を約束され、なんとかこの日は就寝。
なんで外国人は(ドラマとかで見る限り)ホテルの部屋で騒ぐの大好きなんですかね…。
9/23 朝食(コロニアのときに似ているが、こちらは味はぱっとせず)後にフロントに行き、アップグレードされた部屋に変更される。といってもパーティしてた部屋の上だけどね。うるさかったらドシドシしてやる(笑)。ちょびっと広くなって浴室に窓がある、グラスやホテル案内も用意されている、というのが相異点か。でもバスルームのカランシャワー切り替えが使えないなど、ちょっとくたびれ気味。
買い物を兼ねてレコレータ墓地に遊びに行くことにした。途中、英語の通じない電気屋店員さんに絵で説明して、SE→C変換プラグを購入に成功。
D線のCallao駅から北にテクテク。高級住宅地で、緑が多く、気持ちいい。
レコレータ墓地。手前に修学旅行生たちのバスがいて、ここでも「フォトー!」と。
アルゼンチンでは墓のある場所で階級が評価されるんだそうだ。で、ここが最高級の場所。
大統領やエビータなど。正門は修復中なので、現在は横の口から入るようになっている。
ツアーや修学旅行で大賑わい。特にエビータのところは集団が次々と列を成していてとても見られない。
そしてピラール聖堂の隣には、デザイン系家具・雑貨のショッピングゾーンがある。おみやげ雑貨を購入。昼食はここのOASISというイタリアンで。グリルプレートセットを頼んだら牛じゃなくて鳥が出てきた。えー、鳥でしかも胸肉かよ、と思ったんだけど、これがふっくらパリッとしていて、ほうれん草と生クリームのソースが柔らかく味を包み、シンプルにローストしたポテト、赤ワインに浸したトマトとあいまって非常においしい。パンの付け合わせもヨーグルトとオレガノのペーストで美味。思わぬ収穫。AR$106。
このショッピングゾーンだとあまりローカルっぽいものがないので、フロリダ通りのショッピングセンターに行ってみることにした。
また歩くのも疲れそうなので、路線を調べてコレクティーボ(市内バス)に乗ってみる。コレクティーボの乗り場はわかりやすく、車体に番号が振られているので乗る車両に迷うことはない。ただ問題は、「小銭しか使えない」。両替もないので、1ペソコインは大事に集めておかないといけない。乗車して運転手に行き先を告げると彼が値段を設定する(たいてい、いくらかは言ってくれないけど)ので、背後にあるグルグル回ってるお碗にコインを入れる。お釣りがあれば小銭で出てくる。重さで判断してるのかね。レティーロ駅行きでAR$1.10/人。
途中でもっと近そうな降り場所があったので、そこで下車。フロリダ通りに歩き、Galerias Pacificoやいくつかのショップでおみやげをひととおり購入。アルゼンチンっぽさがあってちょっと安っぽいものを求めているなら、フロリダ通りに面している中でちっちゃいおみやげ屋が集まっているような場所に入るといいみたい。値引き交渉はしなかったけど効くのかね。
朝買った変換プラグはばっちり動いた。朝にタンゲリアMICHELANGELO (http://www.tangoshow.com/) にWebから予約していたのだけど、ホテルにも携帯にも一向に連絡がない。まぁ登録はされているだろうということで、時間ギリギリで急いでお店へ……。が、お店に予約は入っていないと言われる。そもそもここはタンゲリアじゃないよ、とも。えっ?えっ? 周辺を確認し、住所も合っていることも確認してもう一度聞きに行くと、「ここは10ヶ月前にクローズしてて、今はこのレストランよ」。Webだけゾンビ化していたらしい…ホテル経由で取ったり電話しなかったりしたのがいけなかったか。情弱だった。
しょうがないのでタンゲリアはあきらめ、折角おめかししてきたので「ちょっといいレストラン」の代用としてマデーロ地区のレストラン街に向かう。重機がライトアップされていてカッコイイ。
マデーロ地区とはいっても、運河を渡ってはいけないようだ。線路と運河の間の区域に、赤レンガのように昔の倉庫を転用したおしゃれレストランが連なっている。賑わっている「CABANA VILLEGAS」に入ってみた。
Bife de Chorizo、野菜グリル、グラスワイン。神戸牛も扱っているらしい(すげぇ高いけど。お好み調味料に醤油も出てくる)。最初に桃のシャーベットが出てきておいしかった! ステーキは脂多めだけどうまい。野菜グリルもおいしかったけど、もうちょっとさっぱりした生野菜サラダを頼めばよかったかな。
AR$200。ここは珍しくPropina込み。どうやらここで小銭財布を1つ落としたらしい…。AR$1入っているくらいだった気がするが、失態にちょっとショボン。
9/24曇。夜には帰国の途につく。
ひととおりおみやげは揃えたし、ブエノスアイレスに来たからにはお約束でカミニートに行ってタンゴも見てこようということに。
大統領府のところからコレクティーボで$1.20/人。降りる場所が微妙に判断がつかなかったのだけど、隣に座っていたアルゼンチン人が「ここカミニートだよ」と教えてくれ、「おーい、この人たちが降りるよ」と声をかけてくれた。Gracias。
11:00だとまだ早いのか、遠足の子供たちと観光客少々、準備の店員さんたちというところ。人がいないとあっさりカミニート区域が終わってしまい、「アレレ、これで終わり?」となる。
ボカジュニオールズのスタジアム「ボンボネーラ」も歩いてすぐ。スタジアムツアーもあるのだが、ガイドブックのときから値上がりしてAR$40というのは高い。
パートナーはおみやげをいくつか購入。マグネットの可愛い飾りが多い。マラドーナのグッズもたくさんある。
タンゴを見せるレストラン。通りから写真を撮ってもかまわないけど、たまにチップよこせとなるようだ。歌う人がCDを売りにきたりも。
チョリパン(チョリソーを挟んだだけのシンプルなサンドイッチ)、ハンバーガー、紅茶、コーヒー。真近で見られるのはよいがちょっと寒い。
咥えたタバコを落とす芸に連れ出されて、ひどい晒し者になった(笑)。
カミニートは1回は来るべきかもしれないけど、1回来ればもういいやという場所だねぇ。
またコレクティーボに乗って5月広場に戻り、Peru通りを散策しながらホテルに。途中、パートナーがPeru通りでスリにあったっぽく、カバンが全開になっていた。初スリ体験! まったく気付いていなかったな。お金は全然持っていなかったので被害はなし。
ホテルのレイトチェックアウト便利だわー。ゆっくりシャワー浴びて荷造りし、チェックアウト。
地下鉄でレティーロ駅に行き、バスターミナルへ。
アルゼンチンペソもほぼ綺麗になくなった。
18:00のバスは途中大渋滞で、運転手の兄ちゃんがかなり焦っていた。空いてからはぶっ飛ばして、15分遅れで到着。兄ちゃんがんばった。
ダラス行きのカウンターは長蛇の列。
さらばアルヘンティーナ、アディオス! (まだ続く)
2010年10月05日
アルゼンチン旅行(4) コロニアデルサクラメント〜ブエノスアイレス
9/21、ちょっと雨が降っていたけどその後晴れた。6:30に起きて洗濯。
ドライヤーを借りてこなければならないことに気付いた。
8:30に朝食。これはおいしい! シンプルながらも、トーストすることで絶妙の味が出る食パン、甘味のあるクロワッサン、味と食感が楽しいロールのハムとチーズ。オレンジジュースもここはちゃんと100%。
食後に庭を散歩。庭に空いた穴はウルグアイ流アサード(焚き火風に焼く)に使うものだろうか。プールはあるけどさすがに寒いので泳げない。
Wifiで確認したいことがあったのだが、ルータから先に出られない状態が続いたり、DHCPが死んでたりと安定しないなぁ。
世界遺産として登録されている、コロニアの旧市街。ポルトガルとスペインでここの領有を争っていたらしい。
小さな区域なので、1日あればひととおり見て歩ける。我々含め、観光客でいっぱい。
Rockというカフェで昼食。ウルグアイの定番ファーストフードである、「チビートス」という名の牛フィレハンバーガー。ハム、レタス、トマト、玉葱と挟んであってボリュームはなかなか。ちょっと最後のほうは飽きるが、パンの焦がし方と肉の味はうまい。
エスプレッソは、ウルグアイもアルゼンチンも、エスプレッソマニアのパートナーによると「薄い」らしい。私の頼んだコークは当然ながら普通にコークです。支払いはアルゼンチンペソだと割が悪いことを学んだので、USドルでUS$22。
クラシックカーや馬車などが道端に停まっていて、観光案内などでは「時が止まったままの…」とか書かれているのだが、実際には単にアンティークショップの展示物なことが多い。たまに、ものすごいボロ車を回しているお爺ちゃんがいたりする。
この日は子供たちが仮装をして道を練り歩いていた。春祭りっぽい。「フォトー(写真撮って)」と叫ばれる。Wazabiってワサビ?
宿に戻って一休みした後、新市街のスーパーに買い物へ。
帰路のためにBuquebusの場所を確認してみたら、とても近かった。着いたときは真っ暗でわからなかったのだが、ちゃんと地図と標識もある。
スーパーでマテ茶とマテストロー、水、お菓子を購入。
宿で水出しのマテ茶を試してみる。コップの3/4くらいに茶葉を入れ、手で蓋をして逆さにして振り(これで細かい葉が飲む際の上側になる)、一飲み分の水を注いで30秒置く。ストローをぐっと刺してちゅーちゅーと吸い、なくなったらまた水を注いで30秒、という感じ。
味は……この甘いお菓子と一緒ならなんとかというところ。苦くて青臭い。健康飲料と思えば…。
アルゼンチンにもウルグアイにもマテ茶スタンド的なものはまったく見かけないのだけど、マイマテカップとお湯または水の瓶を持ち歩いている人はどこにもいる。
夜はパリジャーダのEl Portonへ。賑ってる。
フライドポテト、牛の小腸、アサード、ミックスサラダ、水。ポテトが美味。小腸も中にじゃが芋のような詰め物がされていておいしい。アサードはちょっと固いかな。サラダは玉葱が大胆に入っていて辛い。US$21。あれ、昼のほうが高いのか。
食後に旧市街の夜の散歩。人通りは少な目だけど危ない感じはまったくない。
食事場所は季節柄なのかほとんど閉まっていて、夕食候補だった別のお店もクローズだった。
ブエノスアイレスから日帰りで遊びに来るというパターンも多いようなので、昼の街なのかも。
9/22。今日もおいしい朝食をいただき、身支度してチェックアウト。US$200キャッシュ。大小織り交ぜて作ったらとても感謝された。
歩いてBuquebusに。荷物を預けてイミグレ(混んでた)、フェリーに乗船。行きと同様1時間でブエノスアイレスに到着する。
港からはタクシー。やっぱりメーターでは行かせてくれないようだ。AR$40で中心街にあるDazzler Tower SanTelmoに着、チェックイン。
綺麗だし18:00までのレイトチェックアウト(部屋代50%)もできる。が、プラグがどれもBF形状。これまではCだけだったのに…。フロントも今は変換器がないので明日まで待てという話。
Wifiが速いのは嬉しい。取り込んでおいた写真をバックアップ代わりにストレージに送っておく。窓からの眺めは案の定ひどい。道路の音はするけど、カーテン閉めればそれほどでもないかな。
おみやげを探しに、地下鉄に乗ってショッピングモールのAvastoへ。ウイルススキャンしそうな名前だ。地下鉄に乗るのは簡単で、何回券がほしいかを券売窓口で伝えれば切符をもらえる。1回券AR$1.10。自動改札なので、切符を口に入れて取り出し、バーを押して進むだけ。
ただ、駅によっては方向によって入口が違うので、間違って反対側に行ってしまうと買い直しというせつないこともある。終点駅が大きく書かれているのでそれをチェック。扇状に広がるブエノスアイレスの地下鉄は数ヶ所で乗り継ぎポイントがあり、線によってそれぞれ駅名が違う(赤坂見附と永田町みたいなものか)。ホテルでもらえるような簡易地図だと省略されてわかりにくいことがあるので、ガイドブックのちゃんとした地図を持っていたほうが安心。ほとんどの駅ではアナウンスは流れないものの、駅名はかなり大きく掲示されているし、乗り換えの多い駅についてはアナウンスも流れる。各線はA〜EとHという名前が振られていて色分けもされているので迷うことは少ない。
AvastoはB線Callao駅を出てすぐ。お腹が空いていたので、上階フードコートのステーキ屋でリブアイステーキ(Ojo de Bife)とロースステーキ(Bife de Chorizo)。ドリンクとサラダ付きでAR$80。Ojoはちょっと臭みがあるかな。しかしステーキうまいです。フードコートなのでレストランのほど大きくはなく、300gくらいだろうか。遊園地が建物内にビルトインされていてすごい構造。
ひととおり回ってはみたが、服とか雑貨とか贈答ワインとかはあるが、食品が全然ない。
どうやら食品は隣の「COTO」というところ(Avastoグループだけど)が担当するようだ。
基本的に生活用のお店(ダイエーっぽい)で贈答に使えそうなものは少ないのだが、バラマキ用のおみやげをここでひととおり調達。
支払いにカードを使おうとしたところ、ここはパスポートはコピーじゃダメらしい。スペインでもイタリアでもそんなことはなかったよ…。新人っぽくて問答しても埒があかなそうだったので、なけなしの現金で支払い。
だいぶ歩いて疲れきってしまい、マックカフェでお茶を飲んで休んだ。
戻りの地下鉄はラッシュアワー。混雑で買ったジュースが潰れてちょっとエラいことになる。
あまり食欲はないけど、夕食探しに5月広場へ。道路はライトアップされ、東京などと変わらない。……が、店がほとんどない。目抜き通りのはずなのだが5月広場の北側にまともなお店がさっぱり見当たらない。
おまけにこの時間帯はゴミの廃棄時間でもあるらしく、積まれたゴミと、それを開けてめぼしいものを仕分けする人たちと、価値なしと判断されて放置されて散乱したゴミの中身でカオス。
結局Harmonyというカフェに入ってラビオリ、トルティーヤ(オムレツ)。これは正直に申し上げてひどかった…。イタリアンは店を選ばないとだめだな。AR$62。
2010年10月03日
アルゼンチン旅行(3) ニメス湖、コロニアデルサクラメント
9/19。悪いと言われていた天候も、結局快晴に。当初予報ではあまり天候の良くなさそうだったカラファテは結局ずっと良い天気に恵まれた。
旅程プランニング時には氷河クルージングをしようと考えていたのだけど、氷河トレッキングで連れ回しツアーはお腹いっぱいになったし、ここまで動きっぱなしだったのでツアーは申し込まずに一休み的に近場ピクニックにすることにした。
朝食ではパートナーがブエノスの空港でちょっとお話を交わした日本からのツアーの人と会う。
実はMichelangeloは日本からのツアーでよく使われているところなのだったのか(確かに今検索したら出てきた)。
テレビではデジモンが流れていた。ディズニーチャンネル?
徒歩15分ほどのニメス湖。ガイドブックでは軽い扱いなのだが、実際行ってみたらえらく広大な公園だった。湖というよりも干潟に近い。たまたま公園管理の人がいたのでお話を聞き、マップ代的に入場料AR$20。
鳥がいっぱいで、まだ緑の芽吹かない荒涼とした景色もまた良し。寒いけど楽しい。楽しいけど寒い。
公園管理は(車や自転車の使えない道なので)馬で周っているようだ。そのためか、ちょっと休めそうな場所には必ず立派な落とし物の塚が…。ランチを持ってきたけどここで食べるのは難しそう。
ニメス湖のつながる、広大なアルヘンティーナ湖。カモメっぽい群れがたくさん。別の小さな湖やニメス湖にはフラミンゴの姿も(近寄れないけど)。
遮るものが何もないので、湖からの風が強く、冷たい。
一周2時間超を堪能。
レンタルシューズを返却し、おみやげの買い物。バスターミナル下の木々のところにケケケケケと鋭い大きな声で鳴く鳥がいて気になっていたのだが、屋根に止まっているのを発見。カラス並みのサイズに鋭い嘴で、検索した限りでは小さな鳥を食べるらしい。
一寝入りしたあと、夕食はEl Cucharonへ。
羊のシチュー、野菜のグリル、キノコのリゾット、紅茶にコーヒー。特にリゾットは米をしばらく食べていなかったので嬉しい。これでAR$135と、コストパフォーマンスにも良い店だった。
地元の人も多い。現地の恰幅の良いお姉さん方はモリモリと食べている上に炭酸飲料にデザートとオーダーしていてたまげた。勝てない。
アルゼンチンで気付いたこととして、レストランは屋内は(バーでも)全面禁煙っぽい。
テラス席だと吸う人もちらほら。銘柄の違いか日本のような臭さはあまり感じないけど、女性の喫煙率が高い気がする。日本でも、屋内での食事場所は禁煙かせめて完全な分煙に速やかになってほしいものだ(勤務地の渋谷の飲食店は喫煙だらけで閉口)。
9/20、晴れ。
ホテルをチェックアウトし、ブエノスアイレスのAEP空港に戻るべくタクシーで空港へ。行きと同じバスにすればディスカウントがあるようなのだが、また途中で詰まって慌てるのは嫌なので。タクシーはさすがに速く、あっという間に着いてしまった(AR$80)。チェックイン後、空港税AR$38/人を支払い。
AEP空港から3時間内の乗り継ぎで港からウルグアイに渡るため遅延しないかと不安だったのだが(アルゼンチン航空はよく遅れ、特にパタゴニア地方の便は遅れやすい)、定刻どおりの出発。さらばカラファテ。窓からもアルヘンティーナ湖がよく見えた。軽食にハムチーズサンド。定刻よりちょっと前にブエノスアイレスAEP空港に到着。
またレティーロまでバスで向かい、フェリー会社Buquebusの桟橋へ歩く。ちょっと遠かったので、荷物がたくさんあるときはバスにミニバスオプション付けたほうがよいかもしれない。大きな道路と川沿いに行くので迷うことはないけど。
Buquebusのビルはアルゼンチン/ウルグアイ両国の海の表玄関になるところだけあってヘタな空港以上に立派な雰囲気。チェックイン、荷物預けもよく似ている。
セキュリティゲートを通過し、ボックス内で座っている2人の人がアルゼンチンの出国、ウルグアイの入国を順に担当する。待ち合いロビーはソファが用意されて居心地は悪くないが小さなカフェテリアと売店しかないので、食べ物はゲートに入る前に調達したほうがよかったかも。
フェリーに乗船。18:30出航。自由席で、なかなか盛況。子供が多くて賑やか…というかちょっとうるさすぎです…。
安くはないけどカフェテリアコーナーも用意されている。アルゼンチンペソ、ウルグアイペソ、米ドルが使える。アルゼンチンもウルグアイも米ドルは交換レートがわりと安定していて、そのまま使えることもあるので、旅行するときには米ドルのキャッシュが一番よいと思う(TCは空港の両替所を逃すと厄介、円も大変)。
1時間でウルグアイのコロニア・デル・サクラメントに到着。出口にはバスが何台も停まっていて、ここから夜通しで首都モンテビデオに向かう人たちもたくさんいる。
コロニアの宿「El Capullo」へ。
が、1. 港を出て最初の道の方向を誤った(暗い道の方向に行かなくちゃいけなかった) 2. Google Mapsの検索で出てきた場所と実際の場所が全然違っていた(なんか南のほうはズレているところ多い?) という理由でちょっと迷う羽目に。真っ暗な中でちょっと不安になりながら無事に辿り着けはした。新市街かと思っていたのだけど、(観光目的の)旧市街隣接だった。無駄に歩いた分があって1.5kmほどさまよったものの、実際には港からそう遠くない。
デザイン系の部屋の内装で、庭に面した眺めが心地良い。バスタブやセキュリティボックスがなかったり、冷蔵庫は共同のほうを使うことになってたり、窓を開けると蠅が入ってきたり、デザイン優先で洗濯ひもを掛ける場所に苦労したり、といったあたりが難点か。あと、庭側の部屋だとWifiはほぼつながらない。ロビーでも使えはするがかなり遅かった。
疲れて寝たいけどこのまま夕食を取らないのも辛いので、近くのMeson de la Plazaへ。子連れが多く、地元の人気店のようだ。写真家っぽい日本人グループもいた。
イタリアンのお店で、メニューがスペイン語とイタリア語しかない…。乏しい両言語知識で注文したら、鳥胸肉のソテークリームソース、トマトとルッコラのサラダ、羊肉のシチューになった。ソテーはちょっとパサついてるかな。ソースはナッツ系で甘め。シチューはカラファテと同じになってしまった。ウルグアイのビールMASTRAはまぁいける。合計AR$196とちょっと高かった。コロニアではアルゼンチンペソが使えるけれどもレートが良くないので、米ドルのほうがお勧めらしい。
洗濯をしなければならなかったのだけど、疲れたのでそのまま就寝。
2010年10月02日
アルゼンチン旅行(2) ロスグラシアレス(氷河公園)
9/18。今回の旅行の目玉であるロスグラシアレス国立公園は、カラファテから西100km、バスで片道3時間の場所。夏でも氷河が残り、冬のこの時期はさらに寒い。
Michelangeloの朝食はコンチネンタルでだいぶ寂しい…。パン屋さん直送のクロワッサンがまぁまぁ。
7:00に迎えなので待っていやがれということだったのだが、来たのは7:30だった。高床のいいバスで、広くて座りごこちは悪くない(パートナーはまだ首痛で苦しんでたが…)。ほかのホテルからも次々とピックアップし、オフシーズンとは思えないほどの盛況。
快晴の朝焼けの中、美しい湖や山々、雲、そして氷が見える。これはすばらしい。
公園入口で入場料を取られる。AR$75/人。全般にアルゼンチンはインフレ方向なのか、ガイドブックに書かれた値段よりもひとまわり物価上がってるように思う。
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対岸から船でペリトモレノ氷河へ。風が超冷たい。青白い氷河が近づくにつれ、その異様さをひしひしと感じる。綺麗というより非日常すぎて笑っちゃう。
上陸後は英語/スペイン語のグループに分かれ、説明を受ける。身の回りの荷物はロッジに預ける必要がある(鍵などはないので貴重品はそもそも持ってくるべきではない。売店も最後の展望台まで存在しない)。手袋を装着し、アイゼンを取り付けてもらう。初アイゼンはガッチリ氷に食い込んで安心感はあるが、この重いのを付けてざっくざっくと歩行するのは疲労しそうだ。下るのもかなり怖い。冬山に行くfjtさんらを尊敬するね。氷はトゲトゲしていて、厚手の手袋なしではスパっとやられそう。崩落も見た。
氷河トレッキング開始。ガイドのDiegoさんに付いて多国籍の行軍。カリフォルニア、オーストラリア、フランス、メキシコなどなど。日本人(アジア人)は我々2人のみ。
快晴で最高に気持ちいい。山の尾根を登ったり降りたりと動き回り、ちょっと暑いほど。
最後に氷河ロックでウイスキーを飲み、下山してトレッキングは終了。いやー、おもしろかったー。その後も山には続々と人が。
下山して荷物ピックアップ後はしばらく自由行動。持ってきたミラネッサ(薄切り牛カツレツ)サンドを食べるが、固くて食べずらい…。迎えの船に乗船し、真近に氷を見ながらバスに戻る。
途中、展望台に。日本でよくある観光ツアーだと、ここに来てとんぼ帰りするわけだね(せっかく時間かけてきたのに登らないのはもったいない気がするけど)。ペリトモレノ氷河はすぐ真ん前。自由時間は1時間程度だし、だいぶ疲れてたので下に降りるところまではせず、ぼーっと氷河を見て過ごした。
帰りのバスでは爆睡。起きたらだいぶ街が近くなっていた。ホテル到着後も一寝入り。夕食はGoogle Mapsで検索して評判のよかったLa Tablitaに向かう。
地元のひとと観光客とで大賑わい。血のソーセージ、羊のアサード、トマトクリームパウタ、マッシュドポテト、ワイン。
どれもとてもおいしく、楽しい。特に血のソーセージはレバーのような味で、臭みもなく、かなり気に入った。ただ日本での調達はまず無理そう。
チップ込みでAR$184。満足満足。
いっこうに治らない鼻風邪…だったのだが、春先という季節、外ではたいして問題なくて、部屋や店で鼻水が止まらなくて目がしょぼしょぼする、風邪薬が効かない、という状況を考えると、これは「花粉症」なのではないかということに思い至る。鼻炎薬は持ってこなかったので対処することもできず。幸いその後はわりと症状は落ち着いていた。
アルゼンチン旅行(1) ブエノスアイレス〜エルカラファテ
9月の連休を絡めて夏休みにどこかに行きたいね、と考えてたのだけど、ただでさえ日本は暑かったので暑いところはうんざり、ヨーロッパは行ってきたばかりだしもう飛行機も埋まってる、しょうがないので国内かね……という方向になっていたのだが。ふと検索したら米国経由でアルゼンチンならわずかながらまだ空席があるらしい。アルゼンチンを選んだのは東京ブックフェアでカタログを貰ってきてよさそうだったのと、過去のDebconfで食事が良かったというクチコミ。ブエノスアイレスからエルカラファテに飛び氷河をトレッキングして、ウルグアイのコロニアデルサクラメント旧市街に遊び、ブエノスアイレスの街を楽しんで帰ろう、という1週間半の計画。地球の真反対なだけに、往復の時間がとにかく長い。
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9/15に成田からAmerican Airlinesで。こちらは自宅から、パートナーは会社を早退という形で合流。経由便のためかオンラインチェックインができず、カウンターで行った。出国北ゲートは混んでたので南ゲートに移動。こっちはガラガラ。出国。自動出国ゲートって1回使ってみたいのだが、前準備必要なんですかねあれ。待ち時間は、パートナーはシャワールーム体験、私は出発ゲート(一番端っこでものすごく遠かった…)の設置PC裏に電源を確保してチャットやメール処理など。携帯はNexus Oneを持っていた。
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ダラス行き。エコノミー前のほうの座席だったので搭乗は一番最後。中央通路側2席。満席っぽい。777でDC電源があると思ったのだがなかった(行程全部777だったのだけど、結局どれにもなかった。ケーブル買わなくてよかった…)。パーソナルテレビはあるけどメディアシステムはしょぼめ。映画は選べるものの一定時間ごとにストリーミング再生をしているようで、途中から見るはめになることも。「特攻野郎Aチーム」(メンバが変わりすぎて違和感が…)、「プリンスオブペルシャ」(姫がひどい)。配布のイヤフォンはノイズだらけでインピーダンスも合ってなくてとても使える代物ではないので、持参するのが吉。機内食は最初にカキピースナック、夕食にサーモンパスタ・マカロニサラダ・寿司・スポンジケーキ(どれもけっこうおいしい)、夜食にハムサンド、朝にピザとフルーツ(悪くないが重い…)。ダラスに15:00着。イミグレはあっさり通過したけど、荷物検査が厳しい。靴抜いでベルト外して両手を上に上げての全身スキャン、はつくづく屈辱的。どこがWelcome!かと。USなんて大嫌いだ。ダラス空港はめぼしいものは特になし。この空港にはカートがないので、重い荷物を背負ってるのが辛い。免税店にはタヌキのようなクマがいた。WifiはPublic Wifiというのがあるみたいなのだがアドレスを取れず。有線で使えるコーナーがあったので、そこにLOOXを接続してちょっと使ってた。
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ダラス発ブエノスアイレス行きは30分ほど遅延しての出発。夜はチキンのケチャップ煮。eatableという程度。朝は甘いパンとヨーグルト。映画は成田-ダラスと同じラインナップだったので、『天使と悪魔』上巻を読み終えて寝た。9/16 8時半にブエノスアイレスEZE空港着。入国は何も聞かれることなくあっさりと。荷物もちゃんと出てきたが、税関でX線検査が入る。ガイドブックに書いてある両替所が開いていないので、先にターミナルBのアルゼンチン航空のカウンターでカラファテ行きの便のリカンファームを行う。帰り便はここではできないらしい。目的の両替所は今日は開かないようだけどレートに大した違いはなかったので、別の両替所でパートナー持参のTCを全部アルゼンチンペソに交換。リムジンバスAR$40/人でレティーロ駅へ(必要ならプラスAR$5でミニバンでホテルまで送ってくれる。近かったので使わず)。徒歩で公園を抜け、12時頃にホテル「ELEVAGE」にチェックイン。特に問題なく無料でアーリーチェックインできた。フロントは高級そうだけど、部屋はちょっとくたびれぎみで暗い。まぁまぁ高級めではあるし、セキュリティボックスやバスタブ、空きのあるミニバーと揃ってはいるんだけど。
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パートナーは空気枕が合わなかったことによる頭痛と首痛、私は冷えたか鼻風邪(とこのときは思ったのだが…)。だいぶ辛いんだけど、ここで寝ると食いっぱぐれること確実なので、シャワーで無理矢理リフレッシュし、昼食探し。
そこそこ人の入っていたレストランEl Estableで、生野菜サラダ、野菜スープ、アサード(骨つきリブ)、ビフェデチョリソ(ロースステーキ)。体調がいまいちのときには重すぎた感。アサードは固かった。AR$165。チップ(Propina)10%は請求書に書いていないことが多いので、計算が面倒くさい。
マリブ通りとコリエンテス通りの交差点にあるMovistarのオフィスでプリペイドSIMを購入。AR$50。40はカードと手数料、10が初期チャージ分。パケットはプリペイドではできないと言われる。結局後日できたんだけど、このときは電話として使う可能性のほうが大きく、通信もWifiで困っていなかったので特にパケット絡みの設定はせず。とりあえずしばらく待たないと番号が決まらなくて使えないらしい(番号はSMSで届く)。
ブエノスアイレスは曇り雨ぎみで、かなり寒い。パートナーは兎毛のマフラーを購入。えらく安いな。このマフラーは後々まで役立つことになった。
2人とも疲労で体調がいまいちよくないので、街歩きはせず、そのまま寝込み。途中起きてジムで少し運動し、翌日早朝のモーニングコールとタクシーをフロントに頼む。私は倒れて夕食スキップで、パートナーは機内から持ってきたパンなど。最近このパターン多いな。
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9/17。エルカラファテに移動する。晴れ。時差ボケで3:00に起きてしまった。4:30にモーニングコールを受け、5:20にはチェックアウト。ELEVAGEの標準朝食は食べられなかったけど、代わりにたっぷりのクロワッサンと紅茶、オレンジジュースという嬉しいサービス。これはおいしかった。
タクシーで国内空港のAEPへ。タクシーはあまりメータで走ってくれないようだ。レティーロからAR$51は高いよな…。AEPはとても綺麗な空港。とはいえ寒い。氷河用に持ってきた防寒ジャンパーを着てしまうことにする。
セキュリティゲートはほぼザル。飛行機は737だったかな。何も出ないかと思ってたけど、昼にパンが出てきた。Trelewという場所に途中降機する。上空も着陸後も一面何もない岩砂漠のように見えた場所なのに、けっこうな数の乗客が降りていって、カラファテ行きにはごく少数しか残らなかった。ここの近くに街があるのだろうか。カラファテに近づくにつれて氷河も見えてくる。
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エルカラファテ到着。ミニバスで移動するが、街の手前のゲートで止められ、何か書類の不備があったのか運転手がとっつかまっている。20〜30分ほどして向かいから同じバス会社の車がきて何か解決したのか、ようやく再出発。ミニバスがそのままホテルまで送ってくれる。カラファテの宿は「Michelangelo」。だいぶボロいのだが、オフシーズンで3泊でもAR$160(3泊すれば1泊無料キャンペーン)だったのが長所か。オンシーズンだと倍以上になる。セキュリティボックスは壊れて鍵が外されているし、部屋は何か薬品臭い。Wifiはかなり遅い。お勧めはし難い宿だ。
パートナーが倒れている間にシャワーと洗濯。
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帰り便のリカンファームのためにアルゼンチン航空のオフィスに行く。……が地図に書いておいたところに見当たらない。バスターミナルのInfoで聞いてようやく発見(その後、メインの交差点のところでこっちに向かえという案内を見つけた。なんと)。
シエスタ中で再開まで時間があったので、Casablancaカフェで昼食。ビール、コーヒー、アンチョビピザ、 生野菜サラダ。グランデのピザはおいしかったけど重かった…。ビールは普通、かな(スペインのほうがずっとおいしい)。
リカンファームを終え、明日の氷河ツアーの申し込み。Cal Turで3時間ミニトレッキングツアー、US$265。カードのつもりが現金のみと言われて、手持ちのドルが消える。このドル消失と食事が全般に高いことで、キャッシュ計画が大きく狂ってしまった。翌日判明するがCal Turでも結局ツアーはHiero & Adventuraに乗っかってるだけで、そっちなら(カードチャージ分は上乗せされるだろうけど)カードが使えるようだ。
キャッシュ不足になったため、ATMでAR$1000を引き出し。一度にAR$500までで手数料もそのたびにAR$13上乗せで取られる。
氷河歩きをするには足元がおぼつかないので、トレッキングシューズのレンタルと靴下の購入をアウトドアショップで。装備一式レンタルしているところは何軒もあって21:00までは開いているようなので、山登りに専念するわけじゃなければ、かさばる荷物を日本から持っていくよりもこういうレンタルショップを使ったほうがよいと思う。
食事代がかさむし昼が重かったので、夕食はキオスクで明日のお昼ご飯とともにパンを購入して部屋で食事。倒れて寝る。明日は氷河。
2010年09月14日
しめさば
7日の補完。7月あたりからずーっとしめさばを食べたかったのだが、なかなか鮮度が良いのを置いていてかつ三枚に下ろしてくれるような魚屋がなくて困っていた(家で三枚にすればいいじゃんと言われればそうなのだが、片付けや残留臭がたいへんそうだし…)。ようやく鮮度の良いサバを入手して三枚に下ろしてもらったので、早速調理。今回は塩を気持ち多めに、かつ時間もかけてみた。塩味は強いけど、これぞしめさば。うまいうまい。
Rubyラーメン
6日の補完。Rubykaigiで買ってきた「Rubyラーメン」を食してみる。具はチャーシュー、ワカメ、モヤシ、ネギ。スープはしじみダシといっても隠し味程度でわかりにくいけど、トンコツこってり醤油味。ちょっとしょっぱいので指定分量よりもお湯入れたほうがいい。麺は細麺で一風変わった粘りがあり、おもしろい。量もけっこうある。具はワカメとの相性がとてもいい感じ。
ゴーヤと豚肉とナスの黒酢炒め、ブロッコリーの若芽の辛子あえ、きゅうりのぬか漬け
8月15日の補完。ブロッコリーの若芽は見た目も香りも菜の花っぽかったので、茹でて辛子醤油と和えてみた。なかなかおいしい。
2010年08月31日
Rubykaigi 2010に参加してきた
たくさん考え、たくさん笑い、最後はちょっとしんみりしながら(あの場面で見送るスタッフたちは反則)、初参加のRubykaigi 2010が終了。
各講演の映像はRubykaigiスタッフのご尽力で素早く公開済みで、優れた報告・記事・日記も多数出稿されているようなので、中身についてはそちらをご参照。
感謝。公私両面でRuby関係者には、翻訳・執筆・監修・レビューア・そしてもちろんプログラミング言語やライブラリ、とお世話になっているので、上司にかけあって株式会社トップスタジオがゴールドスポンサーのうちの1社に。苦労しながら持ってきたパンフは内容が来場者とミスマッチなのでほとんど掃けなかったけど、それでもお持ちになられた方々には深く御礼。
『My Job Went to India』『情熱プログラマー』著者のChad Fowlerさんと『情熱プログラマー』合同サイン会。直前にちょっとしか話せなくて残念(akrさんの「Unix修正主義」講演がおもしろくて見ていたらギリギリになってしまった)。『情熱プログラマー』サイン会は多数の方々にお越しいただいて感激。またこういう良い本を作りたいなと強く思う。
Conflicts & Resolutions。
内省。素晴しいスピーカーはたくさんいらっしゃったけれども、印象深いのはやはり角谷さん。出力トラブルで一向に始められなくてアワアワしている間も皆が笑顔で見守っている、というのは角谷さんキャラならでは。講演内容は映像をご覧いただくとして、ビート感にあふれるトークと座禅を組んでいるかのような張り詰めた静寂という動静のコントラストが、聴衆に情熱と哲学、鼓舞と熟考を与える。角谷さんとビジョンを共有しているという感覚(角谷さんが悪徳霊媒師とかじゃなくて本当に良かった!)。あまり書くと卜部さんの言われるとおりになってしまうのでこのくらいで。
出会い。Matzさんや修吾さん、かずひこさん、今井さんといった旧交のある方々だけでなく、nari3さん、hsbtさん、たださん、レオさん、松田さん、高井さん、もろさん、Rockyさん、……ごめん、名前を挙げきれないたくさんの人々とお会いして短いながらもお話。誰もが素敵な個性と情熱を持ち、最近ちょっとテンション低めだった私に大きな大きな元気玉。
分解と再構築。今回のRubykaigiに参加してみて、1998年〜2000年頃のLinuxコミュニティで見られたパッション、若手とベテランのほど良い混合、という既視感を今のRubyのコミュニティに感じる。残念ながら、そういったLinuxコミュニティのほとんどは世代の新陳代謝の失敗や、目的の不明瞭化、つまらない内紛といった形でもう残っていない。
Rubyコミュニティがそういう残念な結末を迎えなければよいが、と秘かに憂いていたら、クロージングにおいて高橋さんから、現状の体制のRubykaigiを来年で一旦終えてみる——皆が何をできるかを考えてみる機会を作る、という宣言。継続して喝采を受けてきたことを終わりにするというのは(仮に煽りだとしてもそれが公式発表であるという面で)非常な勇気のいる決断だったと思う。Linux World/ExpoやLinux Conferenceとは背景やしがらみも異なるので同一視はできないだろうが、継続せんがための継続に縛られて誰かが燃え尽きていったり、誰のためであるかがわからなくなったりするのは、「楽しむ」ことがテーゼのLinuxあるいはRubyの世界において本質を見失うこと。
とはいえ、今のRubyコミュニティにはさほど悲観することはないだろう。Rubyは楽しい気分でドライブできるプログラミング言語であり、(柴田さんの述べたように)開発とユーザの世界的なコミュニティのつながりを支援するツールとしてGitHubが存在し、開発者の多数が日本語を解するから「英語が苦手で…」などとつまらないエクスキューズをする必要もない。新たな形での日本RubyKaigi Next Generationをやろうという人もきっと出てくる(それは自分かもしれないし、あなたかもしれない)。
一番のへたくそ。正直に言えば、Rubyの深層を味わい批評する方々の会話を拝見するにつけ新米Rubyユーザとしてはアウェイ感を覚えないことはないんだけれども、それはきっと今が「一番のへたくそでいろ」(『情熱プログラマー』)ということなんだろう。グループで自分が一番のへたくそだ、という感覚は、成長の糧。一番のへたくそからメンターへの成長を目指し、また別の分野でへたくそとして活動。Rubyには「一番のへたくそ」を温かく歓迎する雰囲気があると信じている。
気付き。国内外の方々を迎えるための趣向。ホワイトボード、付箋、フリードリンク、IRC経由の通訳。モニタ上に次々と打ち出されるIRCとTwitterのストリームタイムラインは、井上さんの所属する会社New Bambooが作ったPusherによるもの、すごい。非日本語圏の人々は日本語で主な開発話が進んでいくことにとまどいを感じ、私たちはほかのFLOSSプロダクトでは逆の立場。興味深い。レオさんの「新しい言語を1つ覚えれば視野が倍に広がる。なぜそれを覚えたいかや文化に興味を持たない限りは、習得に苦労する」(自然言語についての発言だけれども、人工言語にも適用可能)。
ヒット。宿は前泊後泊込みで会場隣のオークラエポカル。ネットワークがwiredなのはちょっと不便だったけど、静かでセミダブルのベッドは寝やすかったし、それほど値段高くなかったし、何よりちょっと荷物を置きにいったり身づくろいをしたりが簡単なのが最高だった。食事等については初日の夜に探すのに途方に暮れて「つくばってマジ怖い!」と思っていたものの、実は隣のDAYSTOWNで22:00までは開いていたらしいのでちゃんとiPhoneで探せばよいだけだった(ただ、SBの電波は会場に限らず周辺地域でかなり入りにくかった)。日曜日の夜はちょうどつくば夏祭りが開催されていたので、屋台も堪能(都心ではあまり見かけないヤンキーさんやテキヤさんもいっぱい…)。
決意。来年のRubykaigiもスポンサー(は景気次第だけど(笑))および行動的参加者となろう。高橋さんと一緒にReVIEWの開発とドキュメント化もがんばる。『Rubyレシピブック第3版』の編集組版もがんばった(著者はもっとがんばったけど)のでぜひ見てね。Happy Hacking.
2010年08月13日
梅干し
道具を揃えて、今年は初めて「梅干し」に挑戦した。近所で売っている梅干しはすっかり減塩モノばかりになってしまって、甘かったり塩気が全然なかったりとかねがね不満が募っていた。ここは男らしくどーんとしょっぱいものを作りたいところだなーと思っていたところに、6月に入ってちょうど梅が出始め、必要な道具も見つけてしまった。これはやるしかあるまいという啓示であろう。
- 6/13。漬物1kg用のホーロー鍋が売っていた。大変なのは重し探しらしい(近くで石拾ってくる、とか…)のだが、幸いプラスチックコーティングした2kg重しがピッタリ合うように用意されており、こちらも購入。せっかくiPhone持っていたのに作り方も調べずにさらに材料を買ってしまう。完全に青い梅1kgと、シソ1袋を購入(作り方をご存じの方ならここでツッコミを入れること間違いなし)。ホワイトリカーも本当は必要らしいのだけど、梅酒作るわけじゃないからこんなにいらないんだけど。ということで、台所用消毒アルコールで代用を目論む。
- 同日。帰宅してからレシピを探すが、青梅からじゃなくて、黄色く熟してから漬けるのだそうだ。それだったらそういうのも売ってたぞ…。シソもすぐ使うわけじゃなくて、しばらく漬けた後らしい。うーむ。とりあえず梅はプラスチックザル内で風通しさせておき、シソは冷蔵庫保管。
- 6/17。なんとか半分くらい黄色くなってきたし、毎日梅の匂いが強いので、強行することに。朝10:00に浸水。18:00に洗い、つまようじでヘタを取ってプラザルに上げて水気取り(ヘタとり→浸水というレシピもある)。痛んでいるものはなかった。赤穂塩220g(塩分22%!)を電子レンジにかけて殺菌と乾燥を行う。本当は炒ったりするようだが面倒なので今回は電子レンジに代行してもらった。台所用アルコールでホーロー鍋全体を拭き消毒とする。塩を敷き梅を並べ、塩、梅、塩、梅、塩と層にする。表面にアルコールを吹き掛ける。重石全体をよくアルコールで拭き、乗せる。最後に鍋蓋もアルコールで拭き、かぶせる。冷暗所に保管。毎日1回くらい揺らしてやる。
- 6/23。本当は2〜3日で梅から水(梅酢)がどんどん出てくるらしいのだが、この日になっても重しの半分くらいまでかなぁという程度。いい香りで、カビや変な臭いはなし。しかし、冷蔵庫のシソをいい加減なんとかしないといけない(明らかに買うのが早すぎた)。まぁこのくらいでも大丈夫だろうということで、シソステージに入ることにした。シソの葉を茎から取ってよく洗ってゴミを落とす。塩もみして10分ほど放置。以降は水は使わず(カビるヨ)、押して両手で揉み、アク汁を絞り捨て、塩を振り、押して両手で揉み……を3回ほど繰り返してしっかりした固まりに。たっぷりあったシソがひとつかみ程度になっちゃう。
- 同日。上がってきた梅酢のほうは非金属のレンゲ(アルコール消毒しておく)などでひととおり取れる部分を掬い、消毒したガラス瓶などの容器に保存する。消毒した非金属のボウルに梅酢の一部を入れ、塩揉みの済んだシソをほぐす。葉と汁を梅の表面をおおうように並べ、重しを(消毒して)乗せる。カビに注意しながら冷暗所で保管。
- 7/24。減塩と無縁なこともあって、カビの出ることもなくいい感じになってきている。梅干しを干すのにいいのは梅雨明けの7月らしく、「土用干し」という言葉もあるようだ。土用には1週間ほど早いけど、この日はよく晴れて風もほどほどあり、フライングぎみに干すことにした。梅を全部並べられるような竹ザルはないので、お中元でいただいた缶ジュース(ありがとうございます!)のダンボール箱にクッキングペーパーをジャバラにして入れ、梅と紫蘇を並べる。11時頃から始めて17時頃に回収。写真は回収直後。
- 同日、完成。求めていたしょっぱくてすっぱい梅干し。変な甘味料もなく、純粋な梅の味と塩の味がする(シソは色付け程度の効果で、味は隠し味程度に目立たなくなっていた)。半熟な梅のほうはちょっと杏っぽい。ゆかり(干しシソ)はあまりあってもしょうがないし、私自身はシソそのものは苦手なので、半分くらい捨ててしまった。もったいなかったかな。もっと何日もかけて梅を干すと固くなっていくらしい。完熟梅だとそのほうがいいのかも。また、干した梅をまた漬け汁に戻して涼しいところで保存するとしっとりするとか。
ということで、工程を全然考えていなくて大変だったり、本来の手順からだいぶサボった邪道な作り方のような気もするけど、初めてにしては納得できる(来年もまたチャレンジしようという気になる)梅干しができた。来年は完熟梅で試してみたい。ちゃんと季節のうつり変わりに合わせて梅、シソと順に買っていけばいいんだよな。
サーモンとルッコラのサラダ、きゅうりのぬか漬け、豆腐とワカメの味噌汁
11日の補完。サーモンの刺身に収穫したワイルドルッコラとバジルを添えて。オリーブオイルとわさびマヨネーズで食べる。ルッコラはいい具合だな。
北京風羊餃子、きゅうりのぬか漬け
10日の補完。ウーウェン餃子本の北京風餃子と大連で食べたセロリ餃子をヒントに。羊肉を刻んでニンニク、セロリ、コリアンダー、チリパウダー、塩、胡椒、ラードと混ぜて餡にした。皮はいくぶん厚めに伸ばして、棒餃子風に長めに包む。羊の味はちゃんと出ていて、なかなか良い。ちなみに皮で十分主食になりすぎて、ご飯はあまり進まない。残った餡に卵を混ぜて卵焼き風にしたものはご飯もいける。
冷やし中華
9日の補完。出来合いのセットにチャーシュー、卵、トマト、キュウリ。チャーシューは麺系に合わせると甘じょっぱさが目立ってイマイチだったんだけど、後日冷たくしたのを単体で食べたら存外にうまかった。こういう食べ方がいいのか。
鶏団子とニラのスープ
8日の補完。パートナーがあまりガッツリ系はちょっと…だそうなので、鶏肉を刻んで団子風にし、椎茸、ニラ、白菜と一緒にスープに。味付けがちょっと難しかったけど、まぁまぁかな。若干鳥臭さが出てしまった。
かつおの土佐造りサラダ、絞り豆腐
8月2日の補完。かつおとレタスはワサビマヨネーズで。豆腐は市販の木綿豆腐を水切りシートで包んで1日置いたものだけど、豆腐自体の味がスカスカぎみなのであまり味は濃くならず。最初からある程度の濃い豆腐でやらないとだめっぽい。日帰り温泉で食べた絞り豆腐はうまかったなー。
豚肉のタジン風煮物
7月28日の補完。カレー用豚肉を使って、玉葱、じゃがいも、人参、ピーマンと一緒にタジン風に調理。炒めてクミンやらコリアンダーやらターメリックやらと一緒に圧力鍋で煮るだけだけど。クスクスよりもごはんのほうが食べ飽きないね。
ゴーヤと豚肉の黒酢炒め、梅干し
7月24日の補完。豚バラを切ってゴーヤ、椎茸と一緒に炒め、黒酢、醤油、オイスターソース、紹興酒で味付け。ゴーヤの苦さが効いておいしい。梅干しは初めての自家製。しょっぱくてすっぱい、減塩ブームの中ではなかなか味わえないおいしさ。
2010年07月15日
牛肉とナスとピーマンの味噌炒め、きゅうりのぬか漬け、なすの揚げびたし、冷奴
いただいたナスとピーマンで味噌炒め。うーむ、素材の味が濃くておいしい…。揚げびたしも冷蔵庫でよく冷えて、さらに味良くなった感じ。
ミラノ風カツレツ、ちくわとレタスのサラダ
10日の補完。カツレツはマッシュルーンムも挟んでみた。風味が強くなっておいしい。ちくわはちょっと怪しかったかな。もうちょっと少量で、こってり系のドレッシングのほうがやっぱり合うようだ。
焼きさば、厚揚げとネギの味噌汁、枝豆
9日の補完。ブックフェア帰りでぷはーとしたかったので、スプマンテと枝豆でぷち幸せを味わった。夕食の枝豆はその残り。さばもおいしいです。締め鯖作りたいんだけど、どうも切り身しか見当らないね。
ゴーヤチャンプルー
8日の補完。今日は豚肉をいつものバラ肉ではなく、自家製パンチェッタで。SPAMよりも肉っぽく、塩気がよく出ていておいしいかも。味噌まで入れるとしょっぱいので、味つけは醤油をベースに。
かつおとルッコラサラダ、焼き野菜サラダ
7日の補完。ワイルドルッコラと普通のルッコラがどちらもけっこう収穫できた。イタリア風に辛みが強くて市販のよりもずっとおいしい。ワイルドはちょっと固いかな。焼き野菜は、ナス、人参、ピーマンをフライパンで少なめのオリーブオイルでロースト。塩・胡椒と食卓用オリーブオイルでマリネし、ピンクペッパー添え。
めんたいパスタじゃが芋いり
4日の補完。たらもとジェノヴェーゼの要領で、いつものめんたいパスタに茹でじゃが芋を入れてみた。ほほう、これはなかなかいいね。めんたいパスタだけだと若干つまらない気がしてきてたので、これは新しい定番にしよう。
シェパーズパイ
6月26日の補完。パイ生地ではないのにパイの名前がついているアイルランド料理。挽肉でトマトソースを作り、別に作ったマッシュドポテトを乗せて、チーズとパン粉を振ってオーブンで焼き上げ。ときどき作っているコロッケオーブン焼きに似てる味。今度はマトンで作るとおもしろいかも。
2010年06月25日
モロッコ旅行 3日目〜4日目 (マラケシュ)
1〜2日目からの続き。
マラケシュの3泊目と4泊目は宿を移してRiad Miski。フレンドリーなフランス人夫妻による温かなサービス。中はとても綺麗で、パティオの吹き抜けも気持ちいい。メディナの良い地図と、お勧めの観光場所を教えてもらった。
このあたりも猫多し。鶏の頭みたいなのをがっついていた。ベンヨーセフマドラサに向かっていたはずが、途中でわりとしつこめな自称ガイドに気を取られて別方向に行ってしまい、結局フナ広場まで戻されちゃった。で、ちっちゃな出店で偶然にオーナーたちが食事しているところを発見。「ここは高級レストラン並みにおいしいよ!」とのおすすめを受けて、オリーブと兎肉(?)の煮込み、鳥の串焼きを注文。むむ、これは確かにうまい! 煮込みはしっかりと味が染みてて肉はほろほろだし、付け合わせサービスの黒オリーブ・緑オリーブ、辛みトマトも美味。グリルされた鳥は香ばしい。若干食べすぎた気もするが。フナ広場から出直して、今度はまっすぐベンヨーセフマドラサへ。入口で2人分100DH。お勧めされたとおり、荘厳かつ華麗で来た甲斐があった。構造には木の部分があって日本の寺社にも似てる。タイルのイスラム様式が美しい。帰りにスークを歩きながらタジン型のスパイス入れや、暖炉用のふいごなどを買った。
一旦宿に戻って、夕食のために再びフナ広場方向へ。本当に毎日が縁日状態だな。広場を抜けてモロッコ伝統料理の地元レストランへ行ってみる。最初はあまり人がいなかったけど、食べている途中で続々と集団が入ってきてた。今回の食事は朝昼の食事で不足している野菜摂取なので、野菜系のみを注文。最初に頼んだモロッコサラダはヨーグルト系ソースがかかっているもので最初に食べたクミン味のおいしかったものとは違ってる。トマトサラダのほうも頼んだら、こちらはちゃんとクミンスパイスになっていた。少し玉葱が辛すぎるかな。ベジタリアンクスクスはじゃが芋やトマト、人参などが入ってる。食後は少し離れたアガノウ門を目指す。途中ちょっと道を誤って、パレスのほうに向かってしまってた。たどりついた門はマラケシュで最も美しい門と言われるもので、確かに壮大で美しい。
Riad Miskiの朝食をテラスで。パイホットケーキはAubracのほうがサクサクでおいしかったけど、Miskiではオムレツが付いてくるのが嬉しい。この日も晴れで山がよく見える。結局日程の中で天気が悪かったのは2日目の午前中だけで、それもパラパラとときどき霧のような小雨が降ってくるというくらいに天気には恵まれていた。
フナ広場でベルベルの大道芸人とヘビ使いにとっつかまってみる。写真を撮って5DHx2を渡すといや20だ、コインこれしかねぇよ、100だ、ハァ?なんで上がってるんだコラ、100だ100だ、しょうがねーな20やる、札じゃ分けられないからもう20よこせ、ざけんなそれ取り返すぞ、わかったこれでいい、という展開。シンボルタワーであるクトゥビアとその庭園を散歩。トイレは掃除番人がいて、出るときに1DH払うようになってる。庭園はとても広い。
タクシー(やっぱりメーターでは走ってくれない)でジャルディンマジョレという庭園に。なんというか植物のチョイスと配置に微妙感が漂いまくる庭園でおかしい。休み休みしながら散歩するには良いところ。観光フランス人がいっぱいいた。
昼食はフナ広場近くの安宿OMARホテル下のOMAR SNACKカフェでケバブのサンドイッチ。これがたまらなくおいしかった。旅行中で1、2を争う味。しかも安い。野菜のシャキシャキと肉汁たっぷりの挽肉、パリっとしたフランスパン生地のコンビネーションが最高。付け合わせのフライドポテトもおいしい。もう1本食べるか悩んだけど、別の店でシュワルマ。こちらはあまり印象に残らない感じだった。スークに入って、おみやげのランプ、石鹸、カーテンタッセルなどを購入。いい買い物ができた。お菓子を買い、宿でミントティーを頼んでおやつ休憩。
買い物をだいぶして持ち合わせが若干不安になってきたので、両替。1DH9.2円。少し遠いところまで行ったけど、戻りがけに見たらフナ広場の銀行のすぐ近くにもあった。夕食はせっかくの機会なので宿のタジンディナーを頼んでおいた。サラダ3種類としてナス、人参、グリーンピース。どれもおいしいが特にクミンを効かせたナスが良い味。サラダでけっこうお腹がいっぱいになってしまったのだが、メインのマトンとアプリコットのタジンはゴロゴロとマトンが入っていてすごいボリューム。うまい重いうまい重い。とどめに洋梨のコンポート。まったく予想していなかったのだが、すっかり食い倒れツアーと化してきた。
5〜6日目に続く。
2010年06月20日
角煮、豆腐
豚バラと大根と卵で角煮。炒めたターサイを添えた。若干醤油が多めになっちゃったけど、おいしい。紹興酒と五香粉を入れて台湾風を狙ったんだけど、煮ると消えちゃうね。開けてから入れるものなのかも。
ブルスケッタ、ポークハワイアン
18日の補完。ブルスケッタはバジルの代わりに自家製ルッコラで。イタリアで買ってきたアンチョビ缶使ったけど、そんなにしょっぱくないね。身がしっかりしてて驚いた。ポークハワイアンは焼肉用の豚肉に塩胡椒してニンニクオイルで炒め、赤ワインを飛ばしたあとにパイナップルを乗せてバルサミコ酢で整えたもの。
カオマンガイ
14日の補完。もち米でカオマンガイを作ってみる。
- 米を洗ってザルに上げる。
- 鶏モモ肉をそのまま、ネギ、生姜スライスと共に10分ほど茹でる。
- ニンニクを刻み炒める。
- おかまに米とニンニクを入れ、分量分+α程度の茹で汁を注ぐ。鳥を乗せる。
- 普通に炊く。
- 味噌、ナンプラー、酢、生姜、ラー油を混ぜてペーストを作る。カピ(海老ペースト)を加えたらちょっと不思議味になっちゃった…。
- 炊けたら鳥を切り、全体を盛り付けて、キュウリを添える。ペーストを付けながら食べる。
わりと手軽なわりに良い味。そういえばタイでのカオマンガイは味の素っぽくていまいちだった。もっとおいしいカオマンガイ食べたいな。
かつおのたたき、ナスのグリル風、大根ときぬさやの味噌汁
10日の補完。たたきにはルッコラを添えてみた。オリーブオイルだと相性がいい感じ。ナスはニンニクとオリーブオイルで焼き、最後に香りづけのオリーブオイルを垂らす。
あさりと白花豆のシチュー、ローストビーフとパルミジャーノのサラダ
6日の補完。シチューはスペイン料理本から。一晩漬けた豆を煮る。みじんの玉葱を軽く炒める。あさりを別鍋で少量の水と共に煮て開かせる。豆の鍋に玉葱、あさりの煮汁を加え、豆にとろみが付くまで煮込む。最後にあさりを加えて軽く煮、塩で整えてできあがり。
サラダはイタリアで食べておいしかったものを真似。出来合いのモモローストビーフにレタスを合わせ、パルミジャーノをスライスして乗せる。熟成バルサミコ酢とオリーブオイルをかけてできあがり。
どちらもパンとマッチしてとてもおいしかった。
鶏肉と米のモロッコ風蒸し
5日の補完。『家庭で楽しむモロッコ料理』を買ったので、そのレシピを参考に。
- コリアンダー、パセリ(イタパセ)、ターメリック、パプリカ、生姜とニンニクのみじん切り、胡椒、塩、オリーブオイル、水を混ぜてマリネ液を作り、スライスした鶏モモ肉と薄切りの人参を漬け込む。
- インディカ米を固めに茹で、ざるに上げて水で洗う。
- 蒸し器の準備をする。
- 鳥と人参を取り出す。人参は別に取っておき、鳥のほうは蒸し器でおおかた火が通るまで蒸す。
- 人参と米を鳥の上に乗せ、米がふっくらして人参が柔らかくなるまで蒸す。
分量が入るだけの適当な蒸し器がなかったので圧力鍋に丼を入れて作ったのだけど、熱が通りにくくて苦戦した。別の手段を考えたほうがよさそうだ。味はおいしい。ただモロッコ料理の常で、最後のほう若干飽きるのが難点か。
Amazonレビューは評価が割れてるけど、自分は好印象。
工程がわかりにくいとか時間がかかるというのはどうなのかな…タジンをうまく使うのは難しいので、圧力鍋なりルクルーゼなりを使ったほうが焦げずにうまくできると思う。日本のモロッコ料理屋で下茹でに圧力鍋を使っていることはよくあるし、モロッコ現地の食事どころでも圧力鍋を使ってるくらいのスピードで柔らかいのが出てきてたし。
スパイスも日本国内でそれほど調達のたいへんなものではないし、たとえばコリアンダーは葉だと高いけどもっと安い種のほうでも代用できる、サラダじゃなければイタパセはなくてもいいよね、といった手抜きのコツを知っておけばそれほど気張らなくてもおいしいモロッコ風料理は作れるはず。
ポークステーキ、春菊の黒ごま和え、アスパラのマヨネーズサラダ、うるいの味噌汁
3日の補完。ステーキ、ごま和え、アスパラといずれもよかったのだが……うるいは苦手なことがわかった。あの歯触りは自分はだめっぽい。
うどのベーコン巻き、きぬさや豆腐
5/31の補完。塩茹でしたうどをベーコンで巻いて。ちょっと塩気を付けすぎてしょっぱくなっちゃった。豆腐はいつもの自家製にきぬさやも入れてみた。これはなかなかいい組み合わせ。
ローストチキン、こごみとシーチキンのマヨネーズサラダ
5/30の補完。頂いたこごみは、今度はサラダに。シーチキンとマヨネーズとの相性もいいね。ローストチキンは塩、ローズマリーなどのハーブやスパイス、ニンニクを摺り込んで、じゃがいもと一緒にオーブンで焼き上げ。
スモークサーモンとしめじのクリームパスタ
5/27の補完。イタリアで買ってきたMaccheroni al ferrettoというねじりパスタを使ってみた。コシが強く、一口で食すには若干長いので、油断するとクリームが撥ねて飛び散るというなかなか危険なパスタだ。もちもち感は悪くない。
2010年05月27日
『プログラミングRuby 1.9 言語編/ライブラリ編』
長かった……。Subversionリポジトリにr1が作られたのが2009年2月13日16:50:13。翻訳の田和さんが2009年5月から翻訳をコミットし始め、2010年1月から本格的に編集が始動。レビューア陣からの多数の指摘、監訳のまつもとゆきひろさんの判断を受けて、改善が重ねられた。 そして、r1071のタグをもって、世に出されることとなったのが本書である。
------------------------------------------------------------------------ r1071 | 2010-05-22 13:02:45 +0900 (土, 22 5月 2010) | 1 line Tag r1070 as 1.0 (1st print). ------------------------------------------------------------------------
本書は、うさぎ本こと初版の『プログラミングRuby——達人プログラマーガイド』(ピアソンエデュケーション)、出版社を変えての改訂版となる『プログラミングRuby 第2版 言語編/ライブラリ編』(オーム社)を受け継ぎ、Rubyの入門者からアドバンスドなRubyハッカーまでをターゲットにした、王道Ruby本の改訂第3版だ。
本書は「第3版」ではなく、「1.9」というバージョンをその書名に刻み込むことをあえて選んでいる。Rubyプログラマにはご存じのとおり、Rubyは1.8から1.9へのバージョンアップに伴って大幅な変更が施され、(多くはないが)通用しなくなったもの、通用はするがより良い方法があるもの、そしてたくさんの新しい追加されたものがある。著者のDave Thomas、Chad Fowler、Andy Huntは、これらを丹念に調べ上げ、1.9のリファレンスとして通用する書籍を作り上げた。
それでも、これほどのボリューム(邦書は上下巻で950ページ超)ともなると、技術的な誤りや著者の思い込みが紛れ込む余地はあるし、バージョン1.9ではモアベターなプラクティスもある。 また、日本語翻訳版の本書のターゲットは、日本語を読み書きの言語とする読者であり、日本語として読んだときに滑らかに頭にインプットされることが何よりも重要と言えよう。
そこで登場するのが本書のレビューア陣である。L.Chinさんや卜部さん、笹田さんほか多数のRubyの最前線で活躍し情熱を持つ人々が集まり(本当に豪華だ!)、「Ruby 1.9対応を謳った、日本語で記述された良書」と呼べるにふさわしいものへと本書をブラッシュアップするために惜しみない力が注がれた。
そして、製作に当たったオーム社開発局の皆さんの尽力に言及しないわけにはいかないだろう。 これだけのボリュームの書籍の改訂出版に踏み切る勇気はもとより、途方に暮れそうな原書の原稿ソースファイル(TeX+超絶マクロ)から日本語TeX組版システムに乗せるのは大変な試練であったと思われる(自分なら途中で諦めて別フォーマットにしていただろう……)。その苦労の甲斐あって、本書でもオーム社おなじみのコミット&即組版&プレビューのイテレーションを実現し、1.9での新機能を示す「1.9」マーカーの配置、上下巻にわたる目次や索引・相互参照の処理等々のタグ+バッチ型ならではの利益を得ている。
Rubyの初心者には本書の言語編の最初から読んでいくことで、着実に知識が身に付いていくことだろう。中級者は言語編とライブラリ編にある1.9のマーカーを追いながら新機能にチャレンジしてみるのもよいだろう(特に文字列のエンコーディングや、高機能になった正規表現は必見)。上級者は本書をぱらぱらと斜め読みして、鋭くツッコミを入れるなり、新しいライブラリの開発のヒントの着想とするなりしてみていただきたい。
干しサンマ、もやしの黒酢炒め、自家製豆腐
寒風干しサンマおいしいです。もやしはごま油でざっと炒めて、塩胡椒し、黒酢を少し垂らす。 もやしの独特の臭みが消えて風味が良くなる。豆腐は今日も固まってくれず。干し魚と合うのでいいけど。
茶葉蒸し鳥、きゅうりのごま油炒め、自家製豆腐
25日の補完。
台湾風の茶葉料理が立ち読みのウーウェン料理本に載っていたのをナナメ読みして、適当に作ってみる。烏龍茶をお湯で蒸らして戻し、塩をもみ込んだ鳥胸肉と一緒にビニール袋に入れる。たっぷりのお湯の入った鍋に袋を入れ、冷めないように蓋をして1時間放置。切って、黒酢をつけながら食べる。これはうまい! 茶葉の香りと苦み、ふっくらしてジューシーな鶏肉、これが黒酢でキリッとまとまって実に良い。飲みきれない烏龍茶の葉っぱは茶葉料理で使おう。
きゅうり炒めも簡単ながら良い味。きゅうりを叩いて塩摺りして10分ほど置き、水気を拭き取って、熱くしたごま油でさっと炒めるだけ。
豆腐は固まってはくれなかったけど、豆漿風でこれもいい。
2010年05月22日
Debian SqueezeでのGhostscriptフォント設定方針
リリース準備中のDebian GNU/Linux次期安定版「Squeeze」での小目標として、「defomaの廃止」というものがあります。その作業の一貫として、defomaを使用していたGhostscriptのフォント設定の新機構を実装・アップロードしました。 Lennyからのアップグレードでdefomaにいろいろと調整を加えていたユーザや、CJK(Chinese Traditional/Chinese Simplified/Japanese/Korean)フォントをGhostscriptに提供したいという開発者はこの変更に注意が必要です。
[経緯]
「defoma」(Debian Font Manager)は、2000年に日本人Debian Developerのtakeさんが開発したDebian向けのフォント管理機構です。TrueTypeやType1/CIDなどのベクタフォントパッケージにヒントファイルを持たせることで、Xフォント、TeXプレビューア、fontconfig、Ghostscriptといった各種のソフトウェアでのフォント設定およびデフォルト選出を統括しようという野心的な試みです。アプリケーションごとのフォント管理がバラバラで、それぞれの設定もわかりにくかった時代に、defomaは有効なソリューションでした。特にtakeさんの保守していたGhostscriptパッケージにとっては欠かせないコンポーネントです。
しかし、takeさんが就職後にDebian活動に時間を割けなくなり、後を引き継いだAngus Leesも2006年半ばを最後に保守が見られなくなると、Perlで記述されたdefomaソースコードのわかりにくさとバグの多さのためにDebianにとって重荷となっていきました。アプリケーションでのフォント管理も、fontconfigを使用するものが多くなり、レガシーなものはGhostscriptほかごくわずかとなりました。また少なくとも日本語についてはalternativesシステムでデフォルトの明朝/ゴシック書体を示すttf-japanese-mincho.ttf/ttf-japanese-gothic.ttfが提供されるようになったことで、defomaを使う意義はほとんどなくなっていました。
このため、Squeezeではdefomaを削除しようという運動がpkg-fonts-develチームを中心に起こり、各フォントパッケージからは次々とdefomaのヒントファイルが削除されます。しかし、GhostscriptについてはCJK方面以外にはほぼ影響がないため、誰にも顧みられていない状況でした。このままリリースされて後から品質の問題になるのを防ぐため、筆者は今年の1月に、defomaに代わってGhostscript向けのみのシンプルなヒントファイルを関連するCJKフォントパッケージのみが提供する仕組みをプロポーサルとして提出しました。
このプロポーサルはpkg-fonts-develではあまり反応を得られなかったのですが、特に大きな反対はなく、またその後Changwoo RyuやAndrew LeeなどのCJK系のDebian Developerに質問して得られた回答を受けて、5/18〜5/19にかけてパッチ提案およびNMUに踏み切りました。現在、Sidにはすべての変更が反映され、5/30にはSqueezeに反映される見込みです。
[仕組み]
Ghostscript向けの新しいフォント管理は、/etc/ghostscript/cidfmap.d/と/etc/ghostscript/fontmap.d/に置かれたヒントファイルと、ghostscriptパッケージのupdate-gsfontmapコマンドからなります。update-gsfontmapコマンドは、ヒントファイルを単にまとめてそれぞれcidfmapとFontmapという名前で/var/lib/ghostscript/fontsディレクトリに置くだけです。前者はCIDマップ(実際にはTrueTypeを含む。日本語等のCJKフォントはこちらを使います)、後者は欧文Type1マップです。
日本語用のデフォルト設定はgs-cjk-resourceパッケージが提供する/etc/ghostscript/cidfmap.d/90gs-cjk-resource-japan1.confで、PostscriptおよびAdobe Acrobatの主要フォントを定義しています。
/Japanese-Mincho-Regular << /FileType /TrueType /Path (/usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-mincho.ttf) /SubfontID 0 /CSI [(Japan1) 4] >> ; /Japanese-Gothic-Regular << /FileType /TrueType /Path (/usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-gothic.ttf) /SubfontID 0 /CSI [(Japan1) 4] >> ; /Ryumin-Light /Japanese-Mincho-Regular ; /Adobe-Japan1 /Japanese-Mincho-Regular ; /HeiseiMin-W3 /Japanese-Mincho-Regular ; /GothicBBB-Medium /Japanese-Gothic-Regular ; /Adobe-Japan1-Bold /Japanese-Gothic-Regular ; /HeiseiKakuGo-W5 /Japanese-Gothic-Regular ;
ローカルの設定を定義したいときには、90よりも若い番号(10local.confなど)のファイルを同ディレクトリに作成してください(Postscriptのルール上、始め(小さい番号)に書いたものが後(大きい番号)からのものに優先されます)。例を次に示します。
/Jun101-Light << /FileType /TrueType /Path (/usr/share/fonts/opentype/A-OTF-Jun101Pro-Light.otf) /SubfontID 0 /CSI [(Japan1) 0] >> ;
フォントパッケージ提供者は、独自のヒントファイルを提供し、Ghostscriptで使用できるように登録できます。今のところ番号のポリシーは設定していませんが、50番台あたりを使うのが妥当かと思います。パッケージでは、ヒントファイルを/etc/ghostscript/cidfmap.d/または/etc/ghostscript/fontmap.d/にインストールするようにし、postinstとpostrmでそれぞれupdate-gsfontmapを起動するようにします。
postinst
#!/bin/sh
...
case "$1" in
configure)
if [ -x /usr/sbin/update-gsfontmap ]; then
update-gsfontmap
fi
...
postrm
#!/bin/sh
...
case "$1" in
purge|remove)
if [ -x /usr/sbin/update-gsfontmap ]; then
update-gsfontmap
fi
...
[ユーザは?]
特にこれまでGhostscriptに調整を加えた覚えのないユーザは、新しいghostscript、gsfonts、gs-cjk-resource、cmap-adobe-japan1のパッケージをインストールすることで、自動でttf-japanese-mincho.ttf、ttf-japanese-gothic.ttfをデフォルトの明朝/ゴシックフォントとして利用するようになります。Squeeze新規インストールの場合にはIPA明朝/ゴシックになるはずです。
ttf-japanese-mincho.ttfおよびttf-japanese-gothic.ttfのリンク先フォントを変更するには、update-alternativesコマンドをroot権限で使用します。
# update-alternatives --display ttf-japanese-mincho.ttf ←現在の状態を調べる ttf-japanese-mincho.ttf - auto mode link currently points to /usr/share/fonts/opentype/ipafont/ipam.ttf /usr/share/fonts/opentype/ipafont/ipam.ttf - 優先度 100 /usr/share/fonts/truetype/sazanami/sazanami-mincho.ttf - 優先度 50 Current 'best' version is '/usr/share/fonts/opentype/ipafont/ipam.ttf'. # update-alternatives --config ttf-japanese-mincho.ttf ←設定を変更する There are 2 choices for the alternative ttf-japanese-mincho.ttf (providing /usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-mincho.ttf). Selection Path Priority Status ------------------------------------------------------------ * 0 /usr/share/fonts/opentype/ipafont/ipam.ttf 100 auto mode 1 /usr/share/fonts/opentype/ipafont/ipam.ttf 100 manual mode 2 /usr/share/fonts/truetype/sazanami/sazanami-mincho.ttf 50 manual mode Press enter to keep the current choice[*], or type selection number: ←Selection列の数字を入れる
以上、Squeeze以降でのGhostscriptのフォント設定について説明しました。ghostscriptについてはメンテナではないものの、バグの状況はウォッチしていますので、何か問題を発見したらDebianバグ追跡システムに報告してください。
『ルンバ577』
いわゆる自動掃除器。いろいろな評判を聞いて検討の末、先月初めに購入した。 その振舞いから、家では「グレゴール・ザムザ」、略称「ザムザ君」と名付けられ、日々活躍している。 1ヶ月半の様子を見ての、ザムザ君のインプレッション。
日本向けのルンバとしては527、537、577とある。カラーは537が一番すっきりしているのだが、タイマー起動があるのは577だけ。 写真で言うと、上側の分厚い弧がクッション型バンパーで、内側の黒い弧は人が持ち上げるときのハンドル。大きさは直径34cmあり、実際に見るとそれなりにでかい。
吸塵能力は高い。腹で吸い込むと共に、触覚のような小さな回転ブラシで取り込むので、壁沿いもわりと綺麗にしてくれる。とはいえ、サイズ的にどうしても入れないところは取り残しはできてしまう。同じようなところをぐるぐる周ることはあるが、最終的には1時間ほどでひととおり全体をこなせるようだ。 とはいえ、完全ではない感じ。ひとところをひたすら何度もやったかと思えば、えらく淡白に終わらせてしまうところもあり。577には、ブロックまたは部屋区切りを指定するための発信機が2つ付属しており、これを使ってうまく誘導する必要がある。充電ステーションも一種の部屋区切りシステムのようで、思ったように誘導するのは困難だ。場合によっては物理的に区切って今日はここを、という使い方のほうがよいかもしれない。
音は大きめ。手動掃除器ほどではないにせよ、何度もやってくるし、家具への衝突音も頻繁(ガラスなどは置かないほうがいい)。段差は5mmくらいのは越せる。1cmでも勢いがあるときなら乗り上げる。スタンドのようにナナメになっている構造物だとそのままがんばって登ることもある。スリッパやゴミ箱のような軽いものだと、押し切る。落下防止のために段差は一応判断するけれども、完全とは言えなくて、たまに玄関に落ちていることが。階段のある家では、念のためにブロックしていないとたいへんな惨事になるかもしれない。
天敵はラグやケーブル。フリンジのあるラグは当然絡んで動けなくなるし、なくても、押しつけて乗り上げてにっちもさっちもになることがある。ケーブルはプラスチックのケーブルカバーを取り付けてみたけれども、それを絡めて曲げちゃうほどのパワーがあるので厄介。ケーブルが絡むとブラシが折れることもあるようだ。また、オフィス用の椅子の足はちょうど高さ的に挟まりやすく、ここにハマると動けなくなる。
スケジュールは曜日ごとに何時に開始するかを設定可能。清掃状況にかかわらずだいたい1時間で切り上げてステーションに戻るようだ。 付属品としてリモコンがついているが、自動作業中に移動方向をちょっと変えたいというものではなく、完全に自分で操作するためのもの(押した途端に自動作業は終了する)。これは使えない…。
日々のメンテナンスは比較的容易。写真で言う下側がゴミ容器になっているので、これを外して、適当なハケで落とす。毎日やってもけっこう出てくる。一体どこからこのホコリは出てくるのやら…。なお、家ではザムザ君という名前なので「ほーれ、このクソ虫さん」(新訳版)などとぶつぶつ呟きながら作業すると雰囲気もばっちりである。今のところは車輪への絡み込みなどはないけれども、たまに見てあげないと危険かも。
正規で購入すると、1年での無料メンテサービスが付く。寿命・故障を前提にしているのか、交換部品の案内やサードバッテリを使用する際の諸注意といったものが妙に充実しているのがちょっとおもしろい。
床しか清掃できず、希望の場所をやらせるのにちょっとクセはあるけれども、実際使ってみると確かに便利。ザムザ君が作業しやすい環境を提供するために、床になるべく物やケーブルを置かないようになり、すっきりするという副次効果も。
カルボナーラ、レタスとミニトマトのサラダ
19日の補完。 カルボナーラはちょっとパンチェッタが塩強すぎ、サラダはビネガー入れすぎ、になってしまった。両方合わせるとこってり&さっぱりでバランスは取れたんだけど。
ミートボールクリームソース、野菜のグリル、バンドエピ
12日の補完。パンはアンデルセンのもの。 ミートボールは牛肉を多めにした挽肉で、炒め玉葱、生姜と一緒にボールにしてオーブン焼き。クリームはIKEAのパウダーに生クリーム(やっぱりちょっと味が単調だなぁ…)。野菜はズッキーニ、ナス、ピーマンに塩胡椒してオーブンで焼き、オリーブオイルをまわしかける。
レバニラ炒め、豚肉と小松菜炒めの豆乳煮
11日の補完。鮮度の良いレバーをここのところ探していたのだけれど、なかなかいいものがなく。ニラの鮮度もそろそろ心配になってきたので妥協してスライス済みのものを使用。臭いは味噌で上書き。
炒め煮は、ニンニク、豚肉、小松菜を炒めて、塩・胡椒し、豆乳とニガリを加えて煮るだけ。手軽だけど良い味になった。
牛肉の長芋巻き、きゅうりにぬか漬け、自家製豆腐
10日の補完。頂き物の長芋を使って定番の焼き物。美味。豆腐は濃度やニガリ分量には問題ないものの、固まってくれなかった。無調整とは書いてあったけれども豆腐に使用できるとは書いてなかったため、何か凝固防止剤みたいなのが入ってるのかも。豆乳かけごはんぎみに食べる。
2010年05月05日
『セキュリティの神話』
監訳の葛野さんとオライリー社から献本いただいた。ありがとうございます。
著者はアンチウイルス企業McAfeeでCTOを務めるJohn Viega氏。作中、オープンソースへのコミットメントの例にMailmanを挙げていたのでchangelogを見たところ、確かに1998年にいくつかのパッチをコントリビュートしていたようだ(ただそのMailmanといい、Eric Raymondのfetchmailといい、どうもこの手の例題に出される作品は「筋が悪い…」のが多い気がしなくもない)。
本書は、Viega氏の考えるセキュリティおよびコンピューティングを綴った45章からなるエッセイ集だ。扱う範囲は広く、技術的なものからソーシャルなものまで言及しているが、技術的な細部には立ち入りすぎないように配慮されている。とはいえ、マルウェアの解析やパターンシグネチャの仕組み、現在および今後発生し得る攻撃手段など、必要とあらば詳細にも踏み込んでおり、軽薄に終わることはない。
McAfeeを擁護するわけではないと言いつつも、「私がかかわってからはずっと良くなっている」と書いてしまうのはご愛嬌。2006年3月にExcelのシグネチャ誤検出をして削除をしてしまった経験からMcAfeeが懸命に改善に取り組んだというのも、つい2010年4月にWindows XP SP3を止めてしまったという騒動が記憶に新しく、苦笑せざるを得ない(難しいことだとは思うが)。 提案される内容とセンスがちょっと古臭い(「AntiVirus 2.0」とかなりすまし対策とか)のもズッコケるところだ。
同じ「神話」でも『人月の神話』(Frederick Brooks著)に比べると、内容はちょっと粗が目立ち、意見もあまり同意を得にくい面はある——特にオープンソース/フリーソフトウェア派には身構えそうな箇所も。ただ、情報セキュリティを考える上で、専門ではない人にもなるべく平易にしようという挑戦は感じるので、セキュリティやアンチウイルスにちょっと興味はあるけれども詳細はよく知らないという人には、悪くない本だと思う。
なお、Amazonの書評にもあるとおり、大きいのから小さいのまで誤殖はちょっと目立つな…という印象(これは版元に報告しておくつもり)。
ツナマヨペンネ
おやつに緑豆おはぎを作ったら随分重くなってしまった。夕食は軽めに。 ツナ缶、薄切りにして水にひたした玉葱、キュウリ、トマト、マヨネーズ、オリーブオイル、塩、胡椒をペンネに和えて。クリーミーかつトマトやキュウリがさっぱりしていてなかなか美味。
牛肉のごぼう巻き、ふきの油揚巻き、豆腐とワカメの味噌汁
3日の補完。巻物2種。新ごぼうたまらんです。ふきは塩摺りした後に茹で、皮を剥いて油揚で巻き込み、だし汁で煮る。油揚と一緒だとちょっとふきのクセがなくなりすぎ?
山菜天ぷら
1日の補完。パートナーご実家から山菜をいただいたので、まずは足の早いものを天ぷらに。 こごみ、うど、たらの芽、海老、ほたて、しめじ、ピーマン、ナス。山菜はちょっと仕込みに時間がかかったけど、天ぷらはどれも良い味。
ポークステーキ、もやしとキャベツのグリル
4月30日の補完。トンカツ用のロースを叩いてバルサミコ酢ソースのステーキに。もやしとキャベツと玉葱はオイルをかけてオーブンで少々グリル。 誕生日祝いのデザートケーキに抹茶ロール。
2010年04月27日
豚肉とニラと筍のライスペーパー春巻
25日の補完。最後の水煮筍を早く食べないといかんし、かといってひととおり作ってしまったしな、ということで、創作。ライスペーパーを使って春巻風にしてみた。具は細切りにした豚バラ、海老、ニラ、筍、椎茸、片栗粉。紹興酒と五香粉、塩、胡椒、ゴマ油。しかしライスペーパーだと、揚げるのはなかなか大変。すぐくっついてしまい、破れやすい。もうちょっと小さい具にして何重かに巻くようにしないとだめなようだ。ちょっと油分が多いものになってしまった。
筍ごはん、いわしの梅煮、筍と豚挽肉の台湾風煮物
24日の補完。昨日茹でた筍を使い2品。筍ごはんは昆布の出し汁、筍、人参、醤油、味醂で薄味に。筍の味がしっかりしていておいしい。
いわしは頭と尻尾、内臓を取り出して塩洗いし、醤油、味醂、酒、塩、梅を入れて圧力15分。ちょっとしょっぱくなっちゃったけど、悪くない。しかし甘い梅しか売ってないのは困るねぇ。
煮物は和風だとつまらないと思い、創作。台湾人ならどうするかなと考える。彼らのソウルは五香粉と豚肉。中華と和の融合。かぼちゃ煮の要領で、鰹節で薄いだし汁を作り、豚挽肉を煮る。水煮にしておいた筍を加え、醤油、紹興酒、味醂、五香粉、塩、叩いたニンニクとネギ。汁が煮詰まれば出来上がり。紹興酒と五香粉がミックスされ、いかにも台湾っぽい香り。そこに豚肉の脂感と、味の濃い筍。これはおいしいです。
豚肉と大根の炒め煮、グリル筍、きゅうりのぬか漬け
23日の補完。筍ごはんにしようと思ってたのだけど、茹でるだけでタイムアウト。先端に醤油をかけてトースターで焼いてみた。食べるところは少ないけど、中心はおいしい。炒め煮、ぬか漬けも美味。
青椒肉絲、おぼろ豆腐、焼きがんもどき
20日の補完。筍をまた調達したので今度は青椒肉絲に。やはり自分で茹でた筍はおいしい(皮の味見で舌がガビるのはご愛嬌)。豆腐とがんもどきは売り切り半額セールのを買ってきた。がんもどきをそのまま煮るのも芸がないので、醤油を垂らしてトースターで軽く焦がすように焼いてみた。これがすごく良い味と食感。簡単なので試してみては。
干し秋刀魚、いんげんの黒ごま和え、きゅうりのぬか漬け、豆腐
18日の補完。干し秋刀魚を焼いた。自家製豆腐はにがりを減らしたら固まらなくて豆漿になってしまったのだけど、瓢箪から駒で、この豆漿と秋刀魚とがベストマッチ。きゅうりやいんげんもいいアクセントになった。
アンチョビとキャベツのパスタ
17日の補完。春キャベツでアンチョビパスタだーと意気込んで作ってみたのだけど、瓶に半分残って冷凍していたアンチョビは味がすっかり落ちてしまっていた。冷蔵だとすぐカビちゃうし、瓶だと保存が難しいなぁ。とりあえず今は使い切りの缶タイプのをストックしてある。
鮭としめじのクリームパスタ、トマトとキュウリとレタスのサラダ
15日の補完。グリルした鮭をほぐし、しめじと合わせてベシャメルソースで絡める。生フィトチーネパスタはこれで終了。うまかった。生パスタを作るのも楽しそうではあるんだけど、打ち粉でキッチンの汚れがハンパなさそう…。
2010年04月26日
牛肉のごぼう巻き、鳥皮とニラのスープ
14日の補完。新ごぼうってこんな時期だっけ?と思ったけど、良さげなごぼうを入手。手頃な薄切り牛肉が売ってなくて、切り落としで無理矢理巻いてみた。まぁこれでも味には問題なし。とてもおいしい。スープは鳥皮と生姜を茹でてアクを取り除いた後、ニラを入れ、塩、醤油、酒で調味。手軽ながらも中華を感じるいい味になった。
かつお土佐造りの刺身、若竹煮、かぶの漬物
13日の補完。短い筍シーズン到来。小さめのを買ってきて1時間ほど茹で、まずは若竹煮に使用。薄味で仕立て、筍の味を楽しむ。たまりませんな。かつおはちょっと解凍不足ではあったけど、まぁ悪くない。かぶの漬物もおいしい。
明太子スパゲッティ、カボチャとナスのグリル焼き風
12日の補完。カボチャとナスは薄めのオイルでフライパンで焼き、オリーブオイルとハーブを入れたバットに漬け込んだ。なかなか良い出来になったけど、明太子スパゲッティとは合わない予感…。スパゲッティが少なめだったので、トーストと一緒に食べる。オイルに浸しながら食べると美味。フレッシュハーブだったらもっといいだろうなぁ。
海老とチーズのリゾット、蕪の葉とスモークサーモンのマヨネーズサラダ
8日の補完。リゾット米とパルメザンを買ってきてたので、これを使ってリゾットを作ってみた。あまり混ぜないように、という落合本の勧めにしたがって作ってはみたが…うーん、もうちょっと粘りがあって水分もあったほうが好みかも。イタリアで食べたのに近くはあったけど。 蕪の葉を新鮮なうちに食べたときにルッコラ的なほのかな苦みを感じたので、「これは!」と思いサラダに。が、この味はわりとすぐに抜けてしまうらしく、サラダに混ぜたときにはもう普通の葉っぱになってしまっていた。とはいえ、蕪の葉がサラダに使えることがわかったのは収穫。
野菜炒め、豆腐、きゅうりのぬか漬け
6日の補完。せっかく高いキャベツを買ってきたので(帰国してスーパーでの葉物の高さにびっくりした)、痛まないうちに野菜炒め。甘みがあっておいしい。豆腐鍋も新品交換で戻ってきたので、豆腐を作る。ちょっとにがりが強すぎたかな。ぬか漬けも久々。
ポルチーニとスモークサーモンのクリームパスタ、グリーンサラダ
4日の補完。そろそろイタリアンにしてもよいかな、ということで。パスタは買ってきた生パスタ。ちょっときしめんに近く、芯がしっかりしている。ポルチーニは実は各種乾燥キノコのミックスで、Siitakeも書いてあった。確かに戻したら椎茸の香りが…。サーモンとキノコは相性よし。
ロモサルタード
1ヶ月以上更新が止まってたか…。最近忙しすぎて日記にまで気力が出ません。 3月30日の補完。イタリアから帰国して、エスニック系なものを食べたくなったので。牛肉、唐辛子、じゃがいも、トマト、玉葱で。
2010年04月01日
イタリア旅行(8)
3/27は帰国日。朝食を食べてPAMで最後の買い物。センターまで伸びるトラム路が引いてはあったけど、車両は見かけなかった。もう止めちゃってるのかな。
ホテルをチェックアウトし、すぐそばのATVOバスターミナルからヴェネチア・マルコポーロ空港へ。KLMのオートチェックイン機から出てきたボーディングパスが安っぽくてびっくりした。
マルコポーロ空港は新しくて綺麗。本屋で「Lonely Planet」イタリア編を立ち読みしていたら荷物が肩に食い込んで、後で死にそうになった。ここまで身軽に旅していたからなー。
さらばイタリア、ということでKLMでオランダはスキポール空港に戻ってきた。機内食は行き同様に軽食が出てきた。フォッカー機の座席は前から3番目だったので、乗降は楽々。前2席はエグゼクティブクラスで(座席自体は変わらないけど)、KLM関係者とビジネスマンが座っていて、機長やクルーと談笑していた。
スキポール空港はやっぱ雰囲気いいし、動線がわかりやすいね。EUも出国。さらばEU。
スキポールからは韓国インチョンへ。成田直行は値段差がかなりあったので、待ち時間に目を瞑って今回はインチョンを使ってみた。「日本のハブ」を見るという意味もあり。スキポール-インチョン間のKLMの座席はオンラインチェックイン時に指定したとおりトイレ壁直後の席(3-4-3の真ん中)。ほかのエコノミー席より足場が広いし、トイレに行くにも1人越えるだけなので楽。 前から席がかぶさってくることもないので快適。なんと、行きと同じ747ながらパーソナルモニタが付いてた。でもひたすら寝ていて全然見なかったけど…(おかげで帰りは早かったなぁ)。 行きにも良かった機内食は、韓国龍水山プロデュースのキムチ炒めご飯とハンバーグ、ナムルとなかなか高クオリティ。機内食でこんなに辛いのは珍しいかも。パートナーの側の列はあっという間にその韓国食は終わってしまったらしく、パートナーにはのびすぎて残念な出来のペンネが。
インチョン到着。広いけどいくぶん古っぽくて天井は低め。というか動線がわかりにくい気がする。トランジットの検査はかなり厳しかった(外れ列に並んでしまった)。係員は日本語のできる人も多いようだ。アシアナ航空でチェックインするためにターミナル内をうろうろ。無事に成田までのチケットをもらって、出発まで待ち。無料のソファがあって休める。風が抜けてやたら寒いけど。WifiはNAVERスポンサードで無料で利用できる。ポートもほとんど制約がないようで、Web、メール、IRCと時間潰しできた。シャワーも無料で利用できるようだ(タオル等のセットが有料)。さすがハブ空港。搭乗時間までちょっと間があるので、フードコートで食事。石焼ピピンバ定食はまぁまぁ。でも肉が入ってなくて代わりにイカの足しか入っていなかった。トウバンジャンは半分入れて辛いなと思ったんだけど、近くに座った韓国人は2杯トウバンジャンをお代わりしていた。さすが韓国。隣の搭乗ゲートにはあの「茨城空港」行きの掲示が。
アシアナで2時間20分のフライト。途中島根などの上空を飛んでいるのを見ると、確かにこれならわざわざ関空や成田などの不便なところ使わなくても、インチョンでいいじゃんと思う。
成田に定刻到着。寒い。イタリアより寒い気がする。いつものように着陸後もノロノロとゲートまでタクシングし、いつものように長々と歩かされ、いつものように荷物は最後のほうに出てくる。そして何もないうらさびしい道を東京の端っこまで1時間以上かけて移動する。つくづく成田は不便でうんざりしてくるね。羽田から30分〜1時間間隔でインチョンと結んでくれたほうが皆にとって幸せなんじゃないかという気がする。
ということで、無事にイタリアから帰ってきた。ちょっと強行軍で疲れたけど、充実した旅だった。
- 自分の作っているものは、それなりにイタリア料理と名乗ってよい品質ではあるようだ。ただ、向こうは素材の質が根本的に違うと感じた。どうしても日本だとトマトもルッコラもどれも味が薄く、あの味は出ない。ルッコラは向こうでは雑草みたいなものだろうけど、こちらで安いのはシソくらいだし…。
- デリのクオリティがやたら高い。疲れているときに朝食昼食で無理にリストランテ探すよりは、スーパーのデリのほうが価格、味ともに満足できることも。
- ピッツァは薄かったり厚かったりで結局基準はよくわからん。
- 地元民の多い食事どころに入るのは鉄板。Google Mapsで現地語の評価が付いているのを探すだけでもわりとアタリ。完全な観光地だとアタリを探すのはなかなか難しい。
- 人当たりの良さはローマ>ヴェネチア>>ペルージャ かな。ペルージャは山のせいかあまり笑ってくれず厳しい感じ。南だともっと熱い人が多そうだ。
- 3月の気温は東京と同じくらいだけど、寒暖差がきつかった。特にペルージャは寒い。
- フィレンツェは美術館巡りをするのでなければ1日観光で十分。ここを宿泊にしなくてよかったと正直に思う。観光ナイズされすぎ。
- 一番良かったのはアッシジかな。小さい街なので日帰りがいいと思う(ただバスがあんまりないけど…)。
- ペルージャの旧市街自体は見所はそれほどないけれども、拠点としてはいい場所だった。食事もおいしい。寒いけど。
- 少なくとも3月のローマ、ペルージャ、ヴェネチアは超安全だった。一眼無造作にぶらさげた人もたくさんいる。危ない目にはまったく遭わなかった。
- ローカル交通機関の把握重要。ローマではRoma Pass必須。トラムもガイドブックには載っていないことがあるのでWebなどで調査。メストレはバスを使いこなせば楽しめると見た。
- B&Bはやっぱりおもしろい(モロッコでも楽しかった)。ただ、適宜ホテルも併用するといろいろ便利。
- 「地球の歩き方 イタリア」はどうも信用度が低い気がする。
- PCとスマートフォン+プリペイドSIMとデータ通信はここでも大活躍。飛行機のチェックイン、食事場所探し、迷ったときのコンパスと地図、列車やバスの時刻表、メール、etc。PCは重くならないようLOOX Uを持っていって、仕事もしなかったしちょうどよかった(スキポール空港では「なぬ、これでラップトップなのか、いいなコレ!」と係員が興味を示していた)。ただWindowsじゃないと宿もよく知らなくていろいろと不便なこともあり。スマートフォンはiPhoneでもよかった気がするけど、Tattooは重量やサイズ的には旅行に最適だった。GPS使用時のバッテリがもうちょっと持ってくれれば…というところ。
- カメラはいつものイチデジEOSの代わりに、防犯系旅行用に軽量のCyber Shotを購入。EOSに比べると画質やシャッタースピードは劣るけれども、わりと良い写真を撮影できた。特に夜景やブレに強いのが助かった。
- 成田遠スギ、不便スギ。羽田を超拡充するか別のハブ空港にシャトル飛ばしてほしい。
イタリア旅行(2)
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3/21、晴れ。天使ロボットものみたいなジャパンアニメ(イタリア語吹き替え)がやってた(後から調べたら「創聖のアクエリオン」か)。
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今日の目的地の1つ、コロッセオへ。地下鉄が激混みで「うはー、日曜なのにラッシュ時はこんなに混むのかー」、コロッセオで老若男女が皆どどっと降りて「うはー、皆コロッセオがそんなに身近なのかー」と思ってたら、今日はRomaマラソン大会だったらしい。なんという日だ(この後の行程にも惨々祟られることに…)。カフェで朝食にルッコラとサーモンのサンド、チーズとハムのフォッカッチャ。ルッコラが美味。ただこれにエスプレッソと紅茶を合わせてで19ユーロ、とちょっと高いね(座席代が高い)。
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駅を出てすぐにコロッセオが見える。とてもかっこいい。入口は本当はすぐ近くなのだが、マラソンの影響で、地下鉄の直近出口は閉じられ、コロッセオを一周する羽目になる。
こちらもヴァチカン同様にチケット購入で長蛇の列なのだが、ここで登場するのがRoma Pass。ローマ2箇所(ヴァティカンは駄目)の観光名所にスルーで入れる。空いている真ん中を進んで、係員にピッとパスをかざしてもらうだけ。素晴しい。歴史ある石造りの中にスチール感のあるエレベータやインフォメーションボックスなどがあり、なかなか素敵。コロッセオで入れるところは1層目と2層目の部分のみ。真ん中は今は石柱が置かれてる。
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フォロロマーノも行こうと思っていたのだけど、マラソン大会で予定が狂って足も疲れたのでやめ。宿に戻るにもまた大回りしなければならず一苦労だった。どこから出られるのかも案内はないし、不親切。テルミニ駅でレモンジェラード。疲れた体に染み入ります。
少し休んでから、サンタンジェロ城へ。テルミニからバスNo.40で終点まで1本、と思っていたのだけど、なんとこれもマラソン大会で今日は16:30まで走らず、代行の途中までの循環バスを使えとな。ストリート名だけ言われても地元民以外わからんがな…。
あきらめて地下鉄と徒歩で行くことにする。桜?が咲いていた。日本で見られない代わりにこちらで見られたねぇ、と(でも帰国したら日本でも満開だったね)。
公園で日曜ののみの市が開かれていた。で、どうも逆方向に歩いていたらしい(笑)。
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気を取り直してサンタンジェロ城へ。カブール広場は工事中の模様。裁判所でかい。サンタンジェロ城の前に腹ごしらえをしようと、橋を渡って南のやや庶民的なほうへ。やや高そうだけれども雰囲気のいいリストランテに入る。最初注文がうまく通らなくて苦労したけど、出てきたものはどれもレベルが高い。ムール貝のペンネ(ソースをパンに付けるとまたうまい)、野菜サラダ(シンプルながらもどの野菜も味がいい)、海老のオレンジソースリゾット(固くてヘビーだったので、さっぱりと米を食べたいと思って頼むものではなかったけど、味としてはかなり高いレベル。海老もぷりぷり)。オレンジジュースも生絞り。これで合計40ユーロだったので、予想より安かった。にぎわっていたのもわかる。
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サンタンジェロ城探訪。これでRoma Passでフリーで入れる2箇所目となる。サンタンジェロが望むテヴェレ川にはかもめがいっぱい。サンタンジェロの塔頂上からの眺めは絶景。ヴァチカンやローマの街並を一望できる。ヴァチカンのクーポラに登るよりずっと楽だし。城内では弩の現物を初めて見た。こんなの飛んできたら泣くと思う。
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宿に戻り、近くにある別のスーパーSMAを眺める。こちらはConradよりずっと安いね。来られる時間であればこっちのほうがオススメ。トマト、キウイ、水を購入しておやつに。
夕食は地下鉄でピラミデまで行き、そこからバス、トラム8に乗り継いでトラステヴェレへ。「ローマっ子は夜にピッツァを食べにピッツァリアのひしめくトラステヴェレに行くんだ!」と「地球の歩き方」に書いてあったのだが、確かににぎやかでモロッコ風な楽しげな食事通りはあれど、ピッツァリアはあまりないぞ? 結局最初のほうに見かけてイタリア人っぽい人たちで大賑わいだった、通りのピッツァリアに。20分ほど並んで、マリナーラとナスのピッツァ。薄めで美味。かなり大きい。釜のほうでは3人がひっきりなしに延ばし、ソースをかけ、焼き、を繰り返して辛そうな目に。
お腹いっぱい。まだ走っていた8番トラムでアルヘン広場に行き、そこから20番バスでテルミニ駅帰着。
イタリア旅行(7)
3/26、小雨/曇。パートナーの具合がだいぶ悪い。昨日やこれまでの疲労が溜まった感じかも。ヴェネチアはあきらめて休息日かな、と。KLMのオンラインチェックインができるようになっていたので、座席を最初の悪い席から別の良さそうな場所に変更してチェックイン。そういえばこのホテルのWifiが無料なのはいいのだが、変なファイアウォールのせいでHTTP/HTTPS以外は外に出られない(POPくらいは出られたのかもしれない)。IMAPSができないのでメールはTattoo+TIMでチェック。
ホテルバイキングの朝食後にパートナーは寝かせておき、近くのスーパーPAMまで買い物に行き、昼食を調達。
ゆで野菜のビネガーサラダ、ゆでほうれん草、ライスコロッケ、パン、ツナオリーブサンドと買ってきた。どれもおいしい。コロッケは温めたらもっとおいしかったかな。
夕方になって、休息効果か野菜効果かパートナーが持ち直して元気になってきたので、ヴェネチアをちょっと眺めに行ってみる。普通列車1ユーロで15分ほどでサンタルチア駅に着(途中1駅ローカル駅を挟む)。ヴェネチア駅前はテーマパークのような雰囲気。おもちゃみたい。観光客は多いけど、フィレンツェほどのゴミゴミ感はないかな。駅を出るとすぐ運河。
船はパートナーの体調的にきつそうだし、歩いても周れないことはないので、徒歩でサンマルコ広場に向かうことにする。巨大なショッピング島。ゴンドラの行き交うリアルト橋の上では高校生?のイタリア修学旅行生が集団でゴンドラに乗ったカップルに「Kiss! Kiss! Kiss!」と連呼しております(ゴンドラのカップルはもちろん期待に応えるわけで)。その後も修学旅行集団はにぎやかに騒ぎ歩いていて、たびたび見かけることに。
サンマルコ広場到着。狭い路地が唐突に開け、大運河が眼前に広がる。これは確かに見所。でもちょっとこの時期は風が冷たい。
おみやげの買い物を済ませ、北周りで帰路へ。メストレのセンターに行くには遅くなってきたし脅かされていたほど高くはなさそうだし、ということで島内のリストランテで食べていくことにした。ナスのバルサミコ酢のソテー、ロマーナピッツァ、カプリチョーザピッツァ。ナスが美味。ピッツァはおいしくはあったけど(特にたくさん乗っていたアンチョビ)、パンのようにぶ厚くて満腹すぎた。
2010年03月31日
イタリア旅行(6)
3/25、晴れ。風邪症状でちと参った。体がぼーっとしてだるい。今日はペルージャを出て最終目的地のヴェネチア(滞在はその手前のメストレ)に向かう。朝食は最後の甘食。チェックアウト時にカードが使えず(B&Bだと駄目な可能性があるのを忘れてた。最初に聞いておけばよかった)、あわてて現金で。あまり持ってこなかったのだけど、なんとか足りてよかった。これで不足ということになったらATMに走ったりなど大変だったに違いない。
昨日駅で購入しておいた切符を手に駅へ。掲示板をちらっと見て遅れてるのかーと思ってのんびりとバールで昼食用のサンドイッチを買って待合室などで待ったりしていたのだが、どうも時間になっても来る様子がないし、行き先にも出ていない。駅員に聞いても、すでに出ていて1時間後の次の列車を待て、という話。どうも合点が行かず、駅の掲示板を再チェック……うわー、Arrivalのほうを見ていた。大ショック。反対側にあった掲示板のDepartureでは遅れておらん。そういえば確かに定刻の発車時間頃にベル鳴ってたんだよな…。時間前にとりあえずホーム行っておくべきだった。なんでややこしいところにArrivalがあるのかユーザインターフェイス的に納得いかんね(逆ギレ)! せっかく早く出てきたけど、しょうがないので次の列車(昨日と同じ時間)に。ESの予約を無料で変えられただけまだマシか。乗車して、先に買っておいたサンドイッチ。ツナサンドうめぇ!! 体に染み入るね。
フィレンツェで乗り換え、ES(Euro Star)。2等だと座席も雰囲気も飛行機のエコノミーみたいだなぁ。ほぼ満席。フィレンツェ駅で買ったピッツァパンはすっかり冷めてしまってしょんぼりな味。ボローニャまではほぼトンネルばかり。車掌が各停車駅のたびに改札に来た。定刻にヴェネチア-メストレ駅到着。
ヴェネチア本島(ルチア)だと宿が高いわりにいまいちなところが多いらしいので、今回は手前のメストレに宿泊し、必要に応じて列車かバスでヴェネチアに行くということにしてた。ホテルは駅そばのTritone。ゴールデンチューリップの系列らしい。エグゼクティブダブルという部屋で、ちょっと気取りすぎじゃね?という内装だけど、広いし、隣と隔絶しているから騒音もないし、冷蔵庫など一式揃っているし、Wifiも使えるし、バスタブもあるし! 最後にゆっくり&冷物の買い物をするには良いチョイスだったのではないかと思う。
到着が遅れたのでヴェネチアに行くには遅いし、メストレの観光案内所を探そうということで北上してセンター街へ。しかし行けども見当たらない…。閉まる前に、と急ぎすぎてパートナーの体調を悪くしてしまった。後から考えると、Google Mapsのマップはあるから無理することなかったんだよな。てくてくしてるうちに、エルミニオフィレット広場に当たった。ここは素敵。メストレの駅から途中までは人通りが少なくて寂しい雰囲気(中華やフィリピン、ケバブといった店がぽつぽつある程度)だったのだけど、こちらはたくさんの地元の人たちが気ままに歩き、ショッピングするゾーン。そのまま10月27日広場のほうまで辿り着くと、Barcheというショッピングセンターが。なぜかここのH&Mでシャツを購入。値札を見間違えて当初予想より5ユーロ高いものを買ってしまっていた。
B1Fにはスーパーがあり、また楽しい雰囲気。おみやげなどをひととおり購入した。
夕食場所を探すが、道に迷ったりして(TattooもGPSを有効にしていたらバッテリが尽きていた)すっかり暗くなってしまい、エルミニオ広場でも店を見つけずらい。とりあえずホテルに戻り、近場で検索。近辺で唯一まともな評価のついている「Da Bepi」に。ルッコラサラダ、ミックスサラダ、ボンゴレスパゲッティ、スズキのフィレソテー。サラダとスパゲッティはまぁまぁだけど、ソテーは正直ひどい代物。イタリア人は海老やイカや貝の調理は上手だけど、魚は不得手なんじゃないかと思った(多分日本人のイタリア料理人のほうが上手においしく作れる)。やたら恰幅のいいおっちゃん従業員が日本語で説明してくれてた。「ピッタシカンカーン」。古すぎだよ!
イタリア旅行(5)
3/24。毛布が落ちててちょっと風邪ひいたっぽい…。朝は昨日と同様にB&Bの甘食。
計画には入れていなかったけど、列車で2時間ほどなのでフィレンツェも行くことにした。仮に二度目のイタリア旅行があっても北に来ることはもうないだろうし、行かないと後悔するかもしれなかったから。宿の近くからTrentariaペルージャ駅への自動のミニメトロが頻繁に出ている。これが可愛い! 中が真っ赤というのもイタリアっぽいね。台北の猫空ロープウェイを思い出した。ペルージャ駅までは15分ほど。チケットは1ユーロで70分有効なので、フィレンツェ行きの切符を買ってから一度宿に戻ってパートナーの上着を取ってくるくらいの余裕もあった。
一路フィレンツェへ。行きは終点なので難しくない。湖のそばを抜け、トスカーナの田園を見渡し、フィレンツェ駅に到着。列車はわりと快適。途中まではガラガラだったけど、フィレンツェ直前はけっこうな賑いになってた。大音量で音楽流してたり、携帯でずっと大声でしゃべってたりと、全般に車内マナー悪いね(笑)。
オフシーズンなのに、すごい人、人、人。こりゃオンシーズンには確かにスリも出ようというもの。右も左もおのぼりさんだらけ。ノヴェッラ教会の観光案内所で地図を入手し、ドゥオーモにとりあえず向かって昼食探し。いまいち観光客向けのものしか見当たらなかったのだけど、トイレにも行きたいので妥協してリストランテに。従業員が古い芸人の真似しててかなりナニだ。パンチェッタのパスタ、トリュフソースのフィレステーキ、野菜のグリル。味はまぁまぁだけど、39ユーロはちょっと高い。
ウフッツィ美術館のあたりはえらい行列になっていた。
ヴェッキオ橋は宝飾の店だらけ。カフェのお菓子を買い食い。ナッツがいっぱい入ってておいしい。
ピッティ宮の庭がちょっと気になったけど、有料だし寒くなってきたのでやめ。列車の時間まで少しぷらぷら歩く。人が多いし寒いしでだいぶ疲れちゃった。
切符を買おうとフィレンツェの駅に向かったところ、自販機に列が…よく見るともう時間もやばい。焦りながら空いていたカード専用の自販機を使おうとするが、カードがなぜか受け付けられず。ぎりぎりで現金自販機で購入し、帰路。アナウンスがないまま行きすぎないかと不安だったけど、駅の確認もしつつ、ちゃんとアナウンスも流れたので無事にペルージャに戻り。
今日もGoogle Mapsで評判の良さそうなところを探し、広場に近いIl Bacioへ。昨日の学生向けとはちょっと毛色が変わってやや大人な雰囲気。インテル戦のサッカー中継がTVで流されていたけど、ペルージャ市民はそれほど関心はない模様。その代わり、途中経過でパルマ戦の情報が流れるとちょっとどよめいていた。ここの食事は評判どおり、たいへん良かった。羊のグリル、ナスとズッキーニのグリル、スチームされたチコリ、カルボナーラ。チコリはちょっと不思議味、カルボナーラはちょっとしょっぱめかな。おいしいけど。グリルのズッキーニが甘くて最高に美味。羊も久々に肉をがっつり食べることができて嬉しい。運ばれていたピッツァがおいしげだったのだが…ピッツァでも有名なところらしいので、カルボナーラの代わりにピッツァにすべきだったかもしれないと後でちょっぴり残念な気分。この店は後で空港で読んだ英語版「Lonely Planet」でも高評価を受けていた。ペルージャに行ったなら試してみる価値はあると思う。
イタリア旅行(4)
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3/23。B&Bなので朝食付き。といってもケーキとパンにジャム、ヨーグルトといった甘食メインのヨーロッパ風。
晴れたし、アッシジに日帰りで行くことにする。パルティジャーニからのバスは12時にならないと出ないらしい(帰りも2本しかない)ので、洞窟内の無料の絵画展を眺めたり、地中の湧水Pozzo Etruscoを見学したり。Etruscoのチケットでほかの場所も入れるようだったのだが、拡散した場所にあって時間的に厳しいので見送り。県庁前の展望広場からの眺めが素晴しい。
バスに揺られてアッシジ着。高速バスではなくて普通の市民向けバスで、サスペンションはガタガタ、道は悪くて参った。おまけにアッシジ終点かどうか判断つかないうちにすぐに折り返されそうになって、あわてて下車。やっぱりこの辺りの人は冷たいよ…。アッシジはペルージャと同じく山頂の街だけど、白が基調で道も小綺麗になっていて、だいぶ雰囲気が違う。観光案内所前コムーネ広場のカフェでパニーニ。案内所はオフ期間のせいか、閉まっていた。
サンフランチェスコ聖堂。絶景かな。聖堂は無料で入ることができる。大広間や地下堂、美術館とまわった。どれも雰囲気が良くて人込みも少なく、ヴァチカンよりずっと気持ちよく過ごせる。日本の家族連れとも会った。
高いところがあれば登るのが我々の習性である。ロッカ・マッジョーレという要塞が山の上にあるということで、登山道をひたすら登ってみた。ここまでがんばったのに城塞内に入るのに6ユーロも取るとのことで入るのはやめ。実際入っている人も見かけなかった。庭園からの眺め。やたらと人慣れした猫がいた。
帰りのバスは新型でずっと快適。乗降も少なかったのでかなり早くペルージャに戻ってきた感じ。ペルージャの県庁前の公園には画家の像が。アーティストの街なんだね。夏には音楽フェスも開催されるらしい。
夕食はGoogle Mapsで評判の良かった「Il Settimo」に向かってみる。わかりにくい道だったけれども、TattooでGoogle Mapsを開いて、ナビに従って到着。これがなければ無理だな。高級なのかと思ったら、学生向けの気軽なところだった。というか、メニューがどれも安い。お客も学生っぽい人たちが多いな(ペルージャには国際大学があり、各国から学生が来てる)。ラグーソースタリエッテレ、ローストビーフとチーズのバルサミコソース、生野菜サラダ、赤ワイン。ワインはグラスワインを想像してmediumを頼んだら、ほぼフルボトルみたいなのがどんと出てきた。安ワインではあるけど、日本のそこそこのグラスワインくらいの味はする。ちょっと飲みすぎた気もする。パスタもローストビーフもおいしい。ローストビーフはビネガーとバルサミコ酢でマリネされた野菜が間に挟まれ、薄くスライスされたパルミジャーノがたっぷりかけられていて、酸味が効いてる。パートナー絶賛。
イタリア旅行(3)
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3/22。朝食はテルミニ駅のスーパーConradのデリ(昨日上げた日記はちょっと間違ってたので修正)。シーフードマリネ、茹でほうれん草(味つけには機内から持ってきた塩胡椒)、ハムチーズサンド。むむぅ、ごく普通のお惣菜なのにレベルが高い。味つけや調理方法に特殊なものがあるわけではなくて、素材が純粋に味がしっかりあってうまいんだな…。マリネの魚介もとろけるように美味。天気がちょっと微妙だが、移動日なので雨にならなければいいのだが…。
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チェックアウトして、次の目的地ペルージャにバスで向かう。ちょっと雨が…。ティブルティーナ駅までの地下鉄は、混んでた車両を見送ったら空いてるのがきた。ティブルティーナは新宿みたいにテルミニの補完的な役割を果たすバス・列車のターミナルらしいのだけど、周囲に何もない寂しいところ。バスターミナルへの道はわかりにくいと書かれてはいるが、荷物引いてる人たちの流れに付いていってバスターミナルにあっさり到着。
いくつかのチケット売り場が並んでいるが、ペルージャ(ウンブリア地方)行きは大きなメインチケットブースで。「ペルージャ、ソロ、ドゥエ(ペルージャまで片道2人)」で買えた。迷わなかったので時間も余りすぎ。1時間ほど待って、PERUGIAと書かれたSULGAバスが到着。
高速を通るので快適。田園風景を抜け、山を登る3時間の旅。雨がひどくなってきた。
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パルミジャーニバスターミナルからエスカレータで上がる。最後は唐突に博物館のような洞窟になっていて、びっくり。雨が強い中、荷物を抱えてちょっと途方に暮れる。
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とはいえ、宿泊のB&B San Fiorenzoはわかりやすい場所だった。Monicaさんは英語は全然しゃべれず。なんとなく雰囲気で理解する。部屋は広く、カワイイ系。暖房設備がヒーティングパイプしかないので、ちと寒い。湯沸しでお茶を入れて一息。
雨の中歩いたのと疲労がたまっていたので辛かったけど、このままだとお昼を食べ損ねるので買い物に。雨は止んでいた。本当に坂の街。ただ、上がっていけば必ず11月4日広場に出られるのでわかりやすい。地図は宿にも多種置いてあった。この辺にDesparがあるはずなのだが…と探したものの、見当たらず。と思ったら潰れていた。なんと。代わりにCoopがあったので、ここで食材を調達。イタリアのルッコラの味に目覚めたのでパック買い。部屋でルッコラ、オリーブ、ナスのオイル漬け、生ハム、チーズ、パンで食事。うーむ、やはり生ルッコラ旨い。ペルージャのパンはまずいことで有名らしいんだけど、確かに単体ではボソボソして味がないものの、脂っけのある食材と一緒に食べると、食材を引き立てておいしい。
その後、Wifiに接続(なんでイタリア人の字はあんなに汚いんだ…。でもここは変態プロキシやファイアウォールがなくて助かった)、洗濯(ヒーティングパイプが熱すぎて、ちょっと焦げた)、明日のアッシジへのルートの調査、とこなして撃沈。遅めのしっかりお昼でお腹も空かなかったので、そのまま夕食も取らずに就寝。
2010年03月30日
イタリア旅行(1)
食い倒れの旅を目指し、イタリアに行ってきた。イタリアンは得意ジャンルの1つなのだが、本場イタリアで打ちのめされて「オレが作っていたものはイタリアンじゃねぇっ…ジャポニアンに過ぎなかったんだっ……」となるのか!?
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3月19日。成田からKLMでオランダのスキポール空港を経由。前回スペインで使ったときは新型機で良かったのだが、今回は一番お古の機体で、アミューズメントなし・かつ超狭い。17日のオンラインチェックイン時に旧機体なのを知って購入したドラクエで遊んでた。最初の機内食はホテルオークラプロデュースの肉じゃが和食でなかなかおいしかった。途中でアイスが出た後、着陸前にスモークサーモンのパスタ。これも良い味。
スキポールでEU入国、乗り継ぎの飛行機でローマのフィウミチオ空港へ。何も出ないと踏んでサンドイッチを買ったものの、機内でサンドイッチが出てきた。どっちにしろお腹いっぱいだったので、朝食用にとそのまま持っていくことにする。
フィウミチオ空港は暗くて案内もわかりづらい。点在する看板を頼りに荷物をピックアップするが、市内に行くレオナルドエクスプレスに乗るためのルートがまたわかりにくい。結局エレベータで登り、ターミナルをいくつも越えて歩く羽目に。ボロいしあちこち「out of service」と書かれた動く歩道になってたりとひどいものだ…。なんとかTrenitaliaの駅に到着し、有人窓口が混んでいたので自販機でクレカを使って購入。あれ、暗証番号もサインも求められなかったぞ? 列車自体は安全。
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ノンストップで、ローマのテルミニ駅到着は23:00近く。もう駅のサービスも終わってしまってるし、変な出口から出てしまって宿までずいぶん歩く羽目になってしまった。ホームレスが寝てたりもするけど、ナイフちらつかされそうな雰囲気ではない。
宿は駅直近の安宿「Hotel Andreina」。本当は「BB Queen」というB&Bに宿泊予定だったのだが、やり取りに齟齬があって予約が取れていなかったことが出発前に判明し、急遽こちらに。雑居ビルみたいなところにいくつかのホテルが入ってる(おかげですごくわかりにくかった)。
壁は薄いしベッドは小さいけど、シャワールームの排水はちゃんとしてる。冷蔵庫はなし。この日は疲れてたこともあり、早々に就寝。
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20日。雨予報だったのだが、晴れてくれた。昨日のスキポールと機内で調達したサンドイッチをもぐもぐ。ツナとハム、オリーブ、チーズが入っていてなかなかおいしい。窓から下にはトラムが見える。地下鉄やトラム、バスなど、観光移動するにはテルミニ駅近くはすごく便利。治安も事前の噂は大袈裟すぎる気がする(季節にもよるのかな)。Wifiの接続情報をもらうが、変態HTTPプロキシしかない…PCではWebを読めるというところまではきたが、メールは取れないし、SSHでほかに入ることもできないし、持参のAndroid携帯Tattooにはプロキシ設定メニューがない。
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テルミニ駅2FのTIMでTattoo用のプリペイドを契約。SIMと5ユーロ通話分で11ユーロ。インターネットが使えないと困るのでどうしたらいいの?と聞くが言い方が悪かったのか伝わらず。宿に戻ったらPCで調べることにしよう。次に、テルミニ駅1Fのインフォメーションで「Roma Pass」を購入。使ってみての感想だけど、ローマに3日間滞在し、地下鉄や観光名所に入るならこれは必須アイテムだ。最後にB1FのスーパーConradで水等を購入し、観光準備。
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トラムではどうもルートが不便そうだったので、地下鉄。Roma Passでピッと非接触。なかなかやるね。車両は確かに落書きはひどい。けれども、それほど雰囲気が悪かったりスリの巣窟という感じはしないなぁ。
やってきましたカトリックの総本山、ヴァティカン市國。サンピエトロ広場の列柱すげぇ。人もいっぱい。ヴァティカン博物館方向には長蛇の列が出来ていて不安になるのだが…追加料金付きで時間指定の事前申し込みをしておいたので、待たずに入れる、はず、だよね…。時間までしばらくあるので、サンタンジェロ城を見ていこうかと…と思ったものの、予想外に遠かったので手前でやめて、人がけっこう入っているUNIVERSAL BARで昼食。観光客向けの店ではあるけれども、そこそこのレベルのボロネーゼとハムサラミピッツァが出てきた。スパゲッティは生麺で太め。ピッツァはサラミが特に美味。この後もちょくちょく遭遇するのだが、洗ったグラスが牛乳臭いことが多いようだ。
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ちょっと早くヴァティカンに戻りすぎて、時間潰し。ツアーの集団の行列を尻目に14:00のチケットですんなり入れた。これは手数料が少々高くても事前購入しておく価値がある。現地ツアーも高いし、ヴァティカンの公式サイトで簡単に買えるから、日程がフィクスしてるならお勧め。
とはいえ、ヴァティカン博物館の中はかなりわかりにくい。中庭、絵画館と回るが、ラファエロの間がどこにあるのかよくわからない。結局、一方通行のものすごい人の流れに付いていって辿り着いた。システィーナ礼拝堂も大混雑。「天地創造」とか「最後の審判」とかも見たけど、正直そこに至るまでに疲労困憊でお腹一杯感。
撮影は、システィーナ礼拝堂以外はフラッシュ炊かなければ自由。
ヴァティカンの中は階段だらけで、本当に足が頼り(帰りまで螺旋階段でひたすら下る)。
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一度トラムも乗ってみようということで、ヴァティカンからトラム。これもRoma Passでフリー。が、市内をほぼ一周するので時間かかりすぎだな。ほぼ市民の足のためで、旅行者もあまり使ってないっぽい。本数もあまりないし、バスか地下鉄を使うのが普通のようだ。
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宿に戻ってPCでTIMのネットワークを使う設定調査。APNを「ibox.tim.it」にして接続はできたけど、初期チャージの5ユーロはあっという間に終了。TIMのサイトに登録し(イタリア語しかないけどなんとなく意味は掴める)、インターネット接続の情報収集。40時間と100時間のコースがあり、100時間のほうを登録しようとする。「残高を入れていないとどうたらこうたら…」という注意書きが出てきて1回戻ったら、メニューに出てこなくなってしまった。どうにもよくわからなかったので閉店まぎわのTIMに駆け込み、今度は話のわかる店員に契約手続きしてもらう。が、100時間と言ったのに40時間にされてしまったようだ。通話や追加チャージ用に+30ユーロしたのはちょっと無駄だった気がする。というか最初からWebでOKをしてチャージすればよかったんだよな。次があったらそうしよう。3Gはごくたまーにしか入らない。ほとんどがH(SPDA?)、ひどいとE(DGE?)。切れることも多いようだ。Vodafoneのほうがよかったかしらん。Tattooには標準でモデム機能がある(USBネットワークインターフェイスのNATとして見えてそのままつながる)ので、これでPCからもメール等にアクセスできるようになった。
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最初の夕食。宿泊できなかったBB Queenのほうを見てみようと駅の北西方向へ。こちらも安宿街(南のこちらよりは雰囲気は高級めかな)で、安い食事どころも多いようだ。そういえば今後も通じてイタリアにはケバブ屋が多いね。写真入りのメニューを出していて野菜がおいしそうに見えたお店RITIRARE RICEVUTAに。牛フィレのマッシュルームソース(塩気がギリギリのバランスながら、うまい!)、ブロッコリー(ちょっと茹ですぎ)、白ワイン(普通のグラスワイン頼んだらスプマンテで驚き。味もかなりいい!)、エスプレッソ。値段も合計19ユーロと安かった。「地球の歩き方」などを見てると1食1人50ユーロとか掲載されているんだが、どういう高級店ばかりに入るんだ…。
2010年03月18日
豚肉と野菜の味噌炒め、サーモンサラダ・わさびマヨネーズソース
ニンニク、豚肉、ピーマン、ネギ、玉葱、椎茸をささっと味噌炒め。サラダはレタスに刺身サーモン、わさびとマヨネーズとオリーブオイルと胡椒を混ぜたソースで。
3色丼
12日の補完。最近牛肉が高い…。代用の豚肉をニンニク、ピーマン、椎茸、ゴマ油、醤油、酒、味醂、コチュジャン、白ごまと一緒にもみもみして、炒める。ほうれん草はさっと炒め煮して湯を切る。卵は強火でささっとふんわりと。なかなか良い味になった。
豚バラと大根の煮物、青梗菜と鶏肉の豆乳煮
7日の補完。圧力鍋で煮物。五香粉で少し台湾風に。豆腐鍋を修理に出してしまったので、無調整豆乳が余ってしまっていた。青梗菜と鶏肉を炒め、豆乳、水溶き片栗粉、塩、胡椒でシチューっぽく。豆乳をこう使うのもいいね。
2010年03月02日
『プログラミングClojure』
オーム社様から献本いただきました。ありがとうございます。
関数型言語の第一人者の川合史朗さんによる翻訳ということで、楽しみにしていた。
Clojureは、Java VM上で動作する関数型言語だ。JavaをαとかHotJavaとかの時代に遊んでいた頃からすると、昨今のJVMの新たな展開には驚くべきものがある。
Lisp系関数型言語の一派だけあり、Clojureでもやはりカッコは多いものの、それでも少なくするような書式にはなっているらしい。標準で用意されている関数名/マクロ名は英語文法的といえばそうなのかもしれないが、覚えにくかったり用途を想像しづらい名前が多いように感じる。to-array、into-array、interpose、some、macroexpand-1、trampoline、……。
Javaと密接にかかわっているだけに、ClojureからJavaオブジェクトのメンバフィールド/メソッドを見たり、リフレクションを使ったり、Javaオブジェクトを作ってメソッドを呼び出したりといったことがごく簡単にできる。関数型言語でJavaを包んだという雰囲気だろうか。JVM上でならどこでも動くわけで、組み込みなどの用途も(関数型言語が好きなら)あり得るというわけか。
紙面はシンプルなレイアウト——というと聞こえはいいが、コード系に全部同じ等幅書体を使っているため、関数名なのか、任意値なのか、単なる文字列なのかが区別が付けずらい(前述のようにClojureの関数名はどうも覚えにくいため、余計にそう感じる)。 日本語本として読むからには頭のコンテキストスイッチの切り替えをそれほどしなくて済むよう、任意値のところは日本語になっていてほしい、せめてイタリックなどを使ったほうがよかったのではないかと思う。文章自体はこなれていて読みやすいだけに残念なところだ。
全体を読み通した感想としては、「Clojureってなんか不気味……」という形容しがたいもの。でも、柔軟性の高い言語な上に、必要に応じてライブラリの揃っているJavaコードを呼べるのは便利そうではある。何とも言えぬ不気味な感じは拭い切れないものの、『情熱プログラマー』にもあるように別世界の知識を得るために飛び込んで使ってみることも必要かと思う今日この頃(Do it now!)。
あじの塩焼き、厚揚げとネギの味噌汁、ターサイのニンニク炒め、きゅうりのぬか漬け
鰯がすっかり高級魚になってしまった今、季節変動にあまり影響しなくて大衆魚の価格帯を保っているのは鯵ではなかろうか。というわけで、この時期にお頭付きの焼き魚ということで鯵を買ってきた。塩焼きなら、ゼイゴ取ってエラ取って内臓取って、だけなのでさばくのは簡単。ただ、家のマルチグリルでは串を打とうとするとぶつかって使えないので、形良く焼けないのが難点。ふっくらして美味。味噌汁や野菜もおいしい。
ベーコンごぼう巻き、ほうれん草のオムレツ、かぼちゃの煮物
2月28日の補完。新ごぼうが出ていた。牛肉薄切りで手頃なものがなかったので、ベーコンで代用。ベーコンでもなかなかおいしい。オムレツには少しニョクマムをかけてみた。なじみやすい。
まぐろの刺身、なめこと豆腐の味噌汁、かぼちゃの煮物、きゅうりのぬか漬け
2月26日の補完。大きなまぐろの塊が安く売っていたので購入。刺身用に買うことの多いびんちょう系とは違って、お寿司用のまぐろみたいなこってりした味。
2010年02月26日
『情熱プログラマー —ソフトウェア開発者の幸せな生き方—』
でびあんぐるとして共同監訳した書が刊行されました。
本書は、Chad Fowlerの前著『My Job Went to India』(邦訳版も同名)の改訂版です。 前著ではオフショアによる職喪失の危機に対してプログラマはどのように生き残りを図れるかということに重点が置かれていましたが、今回の改訂ではタイトルも改め『Passionate Programmer(情熱プログラマー)』となり、よりポジティブに、プログラマ人生をどうやって充足したものに変えていくかを綴ったエッセイ集となりました。
前著と同じエッセイもいくつかありますが、一新された部分も多くあり、前版を読んだという読者でも十分に楽しめる内容になっていると信じます。今回の邦訳では、角谷さんやレオさんらの素晴しいレビューア陣の助力を得て、前版よりもさらに魅力的な文章へと磨かれています。
本書の内容は基本的にいわゆる"マッチョ"系で、「下を向いてるだけじゃだめだろ! さぁ、やろうぜ!」という、疲れきった心身だとちょっとこたえるくらいのアツさ、まさにカバーの「赤い葡萄畑」(ゴッホ)から感じるような熱気に満ちています。しかしながら、その本質は本書末尾のエッセイのタイトルでもある「楽しもう」ということであり、人生を自分で選択して楽しいものに変えていくためのプラクティスなのです。
本書の主な想定読者はプログラマですが、紹介されるプラクティスの大半は、どんな職業あるいはどんな人にも応用可能でしょう。「自分が一番の下手くそ」だと感じる最良のグループに参加する、心の師匠を持つ、本番の日のために日々練習する、自身の行動を毎日自問する、失敗し学習する、顧客やマネージャを彼らの分野での専門家と考えて学ぶ、昨日より今日はよくなろうと努める、楽しむ、……。すべてをこなそうとしなくても、Chadが勧める行動を1つ2つ始めていくことで、退屈でぼんやりしていた人生が少しずつ明確に見えてくると私は思います。私の行動原理には、『My Job Went to India』『情熱プログラマー』が少なからず影響しています。
タイカレー
24日の補完。鶏肉、椎茸、人参、じゃがいも、ピーマン、ナスで。生レモングラスを収穫したらいい香り。香菜やタケノコを買ってくればよかった。おいしかったけど久々に強めの辛系で胃腸にダメージが…。
とりあえず今日(26日)の補完作業はこれで完了。近年で1、2を争うくらいの多忙ぎみだけど、毎日ちゃんと夕食は作ってたようだ。
チキンカツ、一口味噌カツ、自家製豆腐
22日の補完。疲れぎみだったのでカツは出来合いで。出来合いとしてはけっこういい味かな? 豆腐はうまく固まったけど、今度は若干にがりが多すぎたか、苦みがちょっとある。
牛皿、きゅうりのぬか漬け、自家製豆腐
21日の補完。牛丼の具を作ったものの、丼が空いていなかったので皿に盛り、取り分けという形に。豆腐は12%豆乳を使ったものの、にがりが少なかったのかあまり固まってくれず。まぁこれはこれでおいしいんだけど。
豚のコンフィ、春キャベツ
20日の補完。用意しておいたチー油(鳥皮から抽出した油)で作成。塩とローズマリーを揉み込み、胡椒を振って、耐熱容器に入れた油の風呂に投入。100度のオーブンで1時間半ほど。温かいときにはシュラスコみたいな「肉!」という味がする。冷めると焼豚っぽい味に変わっていく。どちらもうまい。春キャベツ半玉を茹でて一緒に。甘くておいしい。
ロースステーキ、アボカドと鶏肉のマヨネーズサラダ
14日の補完。最近はサーロインのほうが多かったのだけど(こっちのほうが安かったりする)、ひさびさにロースで。柔らかくていい感じ。アボカド、キュウリ、茹で鳥、マヨネーズ、辛子、胡椒、オリーブオイルで和えたサラダもおいしい。
牛肉とキムチの炒め物、韓国風レタスサラダ
6日の補完。キムチがずっと残ってしまっていたので、牛肉やネギ、コチュジャンと一緒に炒めた。ぶはー。レタスは醤油、砂糖、コチュジャン、味醂、白ゴマ、ゴマ油を混ぜてそれっぽい味に。
豚肉と大根のスープ、味噌ダレ、菜の花おひたし
5日の補完。軽く茹でてアクを取った豚バラ、大根、生姜、ネギ、昆布、醤油、味醂、酒で圧力鍋にかけるだけ。細かく切ったネギと味噌をあえたものを付けて食べる。やはり美味。菜の花もほのかな苦みがいい。
酸辣湯麺
4日の補完。最後の乾燥アワビと乾燥ナマコを使い切ることにした。1日戻してみたけどナマコあんまり膨らまないね。具材を細く切ってスープを作り、酢と胡椒をたっぷり入れた丼に麺とスープを注ぐだけ。ダシの集合みたいなもので、すっきりしながらも濃厚な味。
ひつまぶし、ほうれん草の炒め物、きゅうりのぬか漬け
やれやれ。今月はおそろしく忙しくてようやく今日に日記の補完…。 3日の補完。ほうれん草の調理の出来がよかった気がする。うなぎも大きいのを買ってきてたらふく食べた。
2010年02月06日
Debian JP LDAPとGPG署名メールによる自動処理
Debian JP Project で管轄しているサーバのユーザ管理は、LDAPというディレクトリサービスが担っています。 これまでこの保守は鵜飼さんが担当されていて、管理するマシンも鵜飼さんの自宅サーバだったために協業もしにくい状況だったのですが、もともと忙しいところにGoogleに入られてからはますます多忙を極めて手が回らなくなってきていたため、チームによる引き継ぎが必要となっていました。
LDAPの場合はFTPと違ってサービス内容はそれほどおおがかりなものが必要ないことから、仮想化環境に引越そうという話はずっとあったものの、仮想化の親環境の準備で伸び伸びになっていました。しかし、前回のBug Squash Party@Debian勉強会で必要な設定作業を完了して目途が立ったため、移行の手続きをいろいろと進め、一部の作業については自動化できるようにしました。 仮想化環境はG15アソシエーションによるスポンサードです。
LDAPのサーバにはOpenLDAPを使用しています。古いバージョンからの移行の苦労についてはBug Squash Partyの記事に書いたとおりですが、ひとまずこれは移行できました。
LDAPの運用では、LDAPサーバのアカウント情報に直接(あるいはせいぜいキャッシュ程度)アクセスして認証等を行う設計が多いと思われますが、Debian JPの場合はLDAPサーバが単一障害点にならないよう、定期的なアカウント情報伝播を行っています。
具体的にはLDAPサーバdb.debian.or.jp側でアカウント系のファイル(passwd/shadow/group/alias/sshpubkeys)を生成し、これを*.debian.or.jpの各サーバがrsync+sshで取得して使用します。passwd/shadow/groupについてはlibnss-dbを使います。/var/lib/misc内で平文ファイルからBerkeley DBに変換して、nsswitch.confで参照します(「passwd: compat db」のようにする)。aliasについてはnewaliasesを実行するだけですね。sshについてはDebian.orgでは単純に上書きしちゃっているのですが、Debian JPでは鵜飼さんのスクリプトでもうちょっと高度にいじっています。Debian JPの会員はマシンアクセス権限のある正会員と、メール転送のみの賛助会員に分かれており、これはLDAPのフィルタリングで対処します。このあたりはshスクリプト+Makefileで自動化されています。libnss-dbは便利なので、覚えておくとよいでしょう。似た仕組みは私はオフィスネットワークでも流用しています。
LDAP情報の変更については、人手を介するのをできるだけ排除し、ユーザができることはユーザに任せるポリシーを取ることにしました。とはいえ、それなりのユーザ認証は必要です。Debian.org/Debian JPで一番信用のある本人証明といえばGnuPGです。Debian.orgではこれを使って各種の設定をメールベースで行えるようになっているので、Debian JPでも真似てみることにしました。Debian.orgでの処理システムは私もアクセスできない領域にあるので、次に示していくような、私の独自設計です。まぁちゃんと動いてはいるみたいなのでよしとしましょう :-)。
メールベースの前に、とりあえずLDAPサーバにログインしてパスワードを変えるところから始めることにしました。ログインできる時点で認証は済んでいる(というか不正ログインされるようだったらもう「終わってる」のでそこで騒いだところであまり意味がない)ので、単純にldappasswdを動かすだけです。ただ生のldappasswdはDN情報や各種オプションをずらずら書かなければならず面倒すぎる、かといってPAMを使うのもあまり良い思い出がない(サーバが何らかの事情で止まるといろいろ悲しいことになる)、ということでラッパーで包むことにしました。
!/bin/sh
ME=$(whoami)
ldappasswd -x -W -D "uid=${ME},ドメイン" "uid=${ME},ドメイン" -S
単純ですね。Debian JPのアカウントDNはuid名と同じなのでこんな感じで出来上がりです。 これをdebianjp-ldappasswdというコマンドで/usr/local/binに突っ込んでおきました。 ldappasswdの問題としてはpasswdのように旧→新ではなく新→旧とパスワードを尋ねるのがちょっとややこしいのですが、これは目をつむることにします。
さて、メールベースの実装です。Rubyでフィルタスクリプトを作りました。ライブラリとしてはlibldap-rubyと標準net/smtp程度です。
一番簡単なパスワード変更(リセット)から考えます。簡単というのは、リクエストコンテンツを解析しなくてもとにかくランダムパスワードを作って割り当て、それを返せばいいからです。 ランダムパスワードはldappasswdコマンドでもできますが、慣れているmakepasswdコマンド(パッケージ)を使うことにしました。makepasswdはランダムなパスワードとそれをハッシュ化した値の両方を出力してくれるので、こういった処理を作るのに便利です。 管理者DNでバインド済みのldap.modifyを使って指定のuidのuserPasswordエントリをハッシュ値で変更し、パスワードをuid@debian.o.jに返すだけです(リクエストメールのFromではありません)。
さて、「指定のuid」を判断し、確かに変更してよいことを決めるために本人証明が必要になります。 ユーザ側は「echo "Please change password" | gpg --clearsign -a | mail dbadmin+password|email|ssh@db.debian.or.jp」の書式でメールを送ります。
もともと鵜飼さんが作っていた署名認証スクリプトもあった(クリア署名だけでなくMIME署名にも対応)のですが、スクリプトが多段になってわかりにくくなりそうだったので、類似のものを実装しました。
- 送られたファイルはまずgpg --verifyを行い、鍵リングにあるGPG鍵での正しいGPG署名かを検証します。ただ、RubyのネイティブGPGライブラリはいまいちわかりにくかったので、popen呼び出しというちょっとしょぼいコードになっています。
- verifyに成功したら、そのID部分を取り出し、鍵リングに対してそのフィンガープリントを要求します(gpg --fingerprint ID)。
- LDAPサーバのユーザ情報にはGPG IDではなく、フィンガープリントのほうが格納されています。ldap.searchを使って、調べたフィンガープリントを探します。
- マッチしたら、そのuid属性を取得します。
SSH公開鍵と転送設定はコンテンツを解析しなければならないので、パスワードよりは少し面倒です。とはいえ、単純なフォーマット(SSH公開鍵は各鍵を1行ずつ並べたもの、転送設定は転送先アドレスを記述したもの)なので、これについては特に説明するまでもないでしょう。中身を解析し、ldap.modifyで取り込みます。sshrsaauthkeyエントリは複数持てるのですが、ldap.modifyはどっちにしても(単一値でも)配列渡し限定なので特別な処理はあまりありません。ただ、解析の際にSSH2鍵のフォーマットになっているかどうかは確認するようにしています。転送設定も、validなメールアドレスかどうかの確認をしています。
なお、GPGの処理は重いので、実際にはメールが来るたびに即時処理をするということはせず、一旦スプールディレクトリに置きます。これはprocmailのMHフォルダ形式保存指定(「パス/.」)で済みます。スプール内のファイルを定期処理する際、無駄な処理にならないように、適切な宛先か、署名っぽいものが付いているかを調べてから、実際のGPG処理に移るようにしています。メール処理の振り分けも、Postfixのrecipient_delimiter機能(アカウント名+付値 でも届くようにする)と、procmailが活躍します。単純化した.procmailrcはこんな感じ。
SHELL=/bin/sh #LOGFILE=/tmp/procmail.log ←デバッグ用 :0 : * ^To: .*dbadmin\+(password|ssh|email)@db\.debian\.or\.jp スプールパス/. :0 : /dev/null ←ひっかからなければ即ステ
スプールの定期処理はこんな感じ。
#!/bin/sh
find スプールパス -name "[0-9]*" -exec スクリプトファイル {} \;
ということで、最後に全体図を示してまとめとしましょう。procmailのようなMDAの応用方法を覚えておくと、メールベースの自動処理を構築するのに役立ちます。procmail自体は変態言語なので面倒なところもありますが、maildropやrdeliverなどもあるので、試してみるとよいでしょう。
2010年02月02日
おでん
雪が降って寒いし、打ち合わせ後で遅くなってヘトヘトだったので、手抜きにおでん。 昆布、かつお節、鳥手羽元でだし汁を取り、塩、味醂、酒、醤油で調味。具は大根、人参、じゃがいも、さつまあげ、うずら揚げ、つみれ、はんぺん、魚河岸。
鳥と海老のドリア
1月31日の補完。中途半端にごはんが余っていて、早く消化しないといけない生クリームもある、という状態だったので、ドリアに。鍋で鶏肉と玉葱を炒めて、強力粉、バターを加え、色付いたら牛乳とコンソメ、塩、胡椒、ベイリーブスを加えてとろみが付くまで弱火で混ぜていく。白ワインと生クリーム、トマト、海老も加える。冷やご飯はみじんの玉葱、人参と共に炒める。グラタン皿にオイルを敷いた後に米を広げ、チーズをぱらぱら。ソースを全体にかけ、チーズ、パン粉を振る。200度のオーブンで20分ほど。
牛肉の山芋巻き、フカヒレとあわびのスープ、きゅうりのぬか漬け
1月29日の補完。弟からかなーり昔にもらった乾燥フカヒレと乾燥あわびを思い出したので、虫がつく前に食すことにした。フカヒレとあわびは水で戻してから一度その水を捨て、別の水で生姜・ネギとともに茹でる。柔らかくなったら湯を捨て、適当に切る。鳥ガラスープと千切りの生姜を沸騰させて、ヒレとあわびを加え、塩、胡椒、紹興酒、醤油で調味。溶き卵を入れて軽く混ぜてできあがり。ちょっとアワビが固かった感じもするので、もうちょっと戻してもよかったかも。でもわりといい味になった。山芋はこれで終わり。おいしかった。きゅうりもなかなか良い塩梅。
パンチェッタとトマトのパスタ、ガリシア風タコ
1月26日の補完。パスタはパンチェッタ、玉葱、トマトでシンプルにまとめた。タコは茹でタコをさらに玉葱と一緒に茹でて、じゃがいも、オイル、胡椒、岩塩、パプリカでまとめたもの。タコはもっとじっくり弱火で茹でる必要があるようだ。
2010年01月28日
『OpenCL入門 —マルチコアCPU・GPUのための並列プログラミング』
最近編集・DTPを担当した上記書籍が刊行されました。表紙も中身もクールなので、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
既存のCPU/MPUの処理能力の向上が頭打ちになる中、昨今大きな注目を集めているのがGPGPUプログラミングです。GPUはCPUの補完的な機能として画像処理を専門に担当するプロセッサとして開発されましたが、高速性と高度な描画表現の要求に応えるべく進化の進んだ結果、単純ながら多数の演算装置を持つ超並列計算機としての性質を持つようになっています。 GPGPUプログラミングは、GPUをグラフィックではなく汎用目的として、フーリエ変換やデジタル画像・音声処理、各種のシミュレーション、クラスタリングといった並列計算に用いるものです(たとえばNVIDIAはグラフィック出力ではなく計算のみに特化したGPUも製造しています)。
GPGPUプログラミングでの問題は、プロセッサ、コンパイラ、組み込み環境の有無といった違いに応じてそれぞれプログラムコードを対応させなければならず、移植性が低く、学習しづらいことでした。そのための解決が「OpenCL」です。OpenCLは、C言語を拡張した並列プログラミング言語およびそのランタイムAPIをセットにした環境です。ほぼC言語と同じ感覚で、プロセッサの違いを意識することなくプログラムコードを記述でき、移植性と学習の容易さを提供してくれます。また、パフォーマンスを最大限に引き出すチューニングも可能です。OpenCL環境はLinux、Mac OS X、Windowsと主要な各種OS向けに提供されています。
本書は、この新しい技術基盤であるOpenCLを解説した日本初の書籍です。 著者陣は並列計算やCellプログラミングの分野で高い技術力を評価されているフィックスターズ社のメンバーで構成され、技術的内容にかけてはまず安心と言えます。 すでにバリバリとGPUプログラミングを使い込んでいる方には物足りないかもしれませんが、OpenCLの概要、並列化の概念、言語仕様と既存CコードのOpenCL化のテクニック、フーリエ変換、画像処理、市場シミュレーション、パフォーマンスチューニング、とOpenCLを始める基礎となる知識が盛り込まれており、入門として適しているでしょう。
2010年01月25日
『HTC Tattoo』
海外でのモバイル環境としてそろそろちゃんとSIMフリー端末がほしくなった。iPhoneでもJBすれば一応できるが、iPhoneのJB+SIM unlockはいつまでできるかはわからないし3.1でのunlockは副作用もあるのであまりやりたくない。それに、iPhone、あるいはGoogle Nexus Oneあたりは高額なので、ひったくりやスリの多い地域で持ち歩くのはちょっと躊躇する。 ほしい機能としては、SIMフリー、通話、Google Maps、メール、フルブラウザ、カメラ。TwitterやIRCができればなお良し、というところ。
ということで、Android 1.6塔載で小型、廉価となかなか条件の揃った「TC Tattoo」を購入してみた。
輸入業者は1ShopMobile.comで、US$での決済。本体が$309で送料$25の計$334。今はドル安なので、下手に欧州などで現地購入するよりも安い。クレジットカード決済もできるようだが日本のカードだとうまくいかないこともあるらしいので、Google checkout経由で申し込んだ(1/20午後)。Google checkoutだと運送保険が付けられないようなのだが、まぁ壊れるものでもあるまい、と。1/21夕にはEMSの追跡コード付きで発送連絡。香港から航空便、22日夜には税関を通過して、23日の午前には配達がきていた。早い! この日は東大のBSPに参加していたので、再配達をお願いし、無事に受け取り。
梱包はかなり厳重で、iPhoneっぽい元々の箱をぷちぷちで巻き、それをさらにビニール質の梱包袋でくるんでいる。もちろん中身はまったく平気。製品としてはイギリス仕様らしい。
ご開帳。本当にiPhoneみたいなセットである。本体にはすでに(やや厚めの)保護フィルムが貼られている。付属品は、micro SD 2G(内蔵)、充電/データ通信用のmini USBケーブル、USBプラグのあるACアダプタとそのコンセント(イギリスプラグをアダプタに取り付け、その上に日本/USのアタッチメントを取り付ける形。プラグを付けたら二度と取れなくなった気配…まぁいいんだけど)、ステレオイヤフォン。あとは保証書と薄いマニュアル。
iPhoneと比較。厚みは同じくらいで、縦横サイズは2回りくらい小さい。スペック表によると、106x55.2x14mm、113gらしい。コンパクトでなかなかいいね。iPhoneと違ってストラップを付ける場所もちゃんとある。
SIMは裏蓋、バッテリを外して挿入する。とりあえずアクティベーションのためにソフトバンクの黒SIMを刺してみた。microSDを入れるにも同様に取り外す必要がある。これはちょっと面倒だね。
起動。HTCロゴ→Vodafoneロゴ→Androidの「見てるヨー」アニメーション(かわいい!)→HTCロゴ(このときに爆音でジングルが鳴る。音量調整も不可。JBしたら消せるんだろうか…)となって、ようやく操作できるようになる。起動まではわりと時間かかる。1分くらい?
マニュアルによると本当はここで言語やSIMやメールの設定などがあるみたいなのだが、無意識にスキップしてしまったのか、そのままホーム画面になった(その後誤って完全リセットしたら、ちゃんと設定手続きが出てきた)。
入っている言語は英語のみ。ファームはAndroid 1.6、ベースバンドは13.29.55.3H_3.35.07.31、カーネルは2.6.29-gf922713、ソフトウェアバージョンは1.67.161.18。 通話は問題なくできる。クリアだし、コンパクトな分扱いやすい感じ。パケットは怖いので試していない。USBモデム化してテザリングすることもできるっぽい。Linuxで動くかどうかは不明だけど。 あれ、SDカードが認識されていない?
とりあえずアクティベーションは終わったのでSIM戻すか、と思ったところでたいへんな事態。裏蓋がまったく開かない。最初のときにはすぐに開いたのに、「Androidマークを押しながら上にスライドして開けろ」というマニュアルのとおりにやってはみたものの、がっちり噛んでいてらちがあかない…。しょうがないので手持ちの精密ドライバで無理矢理隙間を作って開いたけれども、早速傷物にしてしまったヨ。ちなみにTattooは「着せ替えケータイ」っぽい売り方をしているようで、今回傷物にした部分も含めてケース全部交換して好きなものにできるようだ。検索するとカラフルなのがいっぱい売られている。日本では買えないけど。 SIMは外し、SDカードを刺し直し。開けるために力をかけた際に完全リセットがかかってしまい(メニューと電源ボタンを長押しでこうなるようなのだが、上から押しつければそりゃ両方押されるよな…)、前述の設定手続きが出てきてた。さっきいろいろ設定したものが全部消えててちょっと泣ける。SDは認識された。
デフォルトではいろいろ不足なので、Androidマーケットで無料アプリ(有料はdocomo SIMかJBしないとだめっぽい)をいくつかインストール。
端末自体は英語モードではあるけれども、フォントはUnicodeのものが用意されている(ちょっと中国語っぽいが)ので、Android共通として適当なツールさえ入れれば日本語の使用はほぼ問題ない。
日本語入力として比較のためにsimejiとopenwnnの両方。リーダの性能を見るためにVTextViewer。メッセージロケールを追加するmore locale2。そのほかにToggle Settings、AK Notepad、ES Task Manager、AndChat、Google Newsなど。
Twitterのクライアントはデフォルトでpeepというのが入っていた。それほどは悪くない感じ。メールもデフォルトのMailでとりあえずIMAP+SMTP Authの設定ができた。
期待していた機能は全部あり、すばらしい。小さく軽いので、日本で出しても売れそう。 あまり速いプロセッサではないので、動作としてはキビキビよりももっさり感はある。画面は小さい(2.8" TFT-LCD)が、可読性には問題ない。このQVGA(240x320)だとアプリによっては対応していないみたいね。バッテリは3時間ほど遊んで半分くらい消費。G1同様に毎日充電すれば困らない程度かな。
デフォルトの入力(英語)もなかなか使いやすい。タイプ時に振動でお知らせするのだけど、その振動は、Wiiのコントローラで画面外に出したときのような「もこっ」とした感触がある。アルファベットは入れやすいけど、数字の入力にはちょっとまだるっこしいかも。とはいえ、何も見ずに使ってみただけなので、用意されているチュートリアルをちゃんと実践すればいいのかな、とは思う。simejiとWnnはどちらもそれほどは違いはない。画面が小さいぶん、ちょっと打ちにくく、ミスタイプしやすい。フリックより携帯打ちモードのほうがいい気もする。画面の上のほうの感度がやや低いので、Notificationなどはメニューからいったほうがよさそう。ダブルタッチは対応してないみたい。
Wifiは11b/g。まぁ使用用途的にも特にこれで困らない。Bluetooth 2.0はそのうちヘッドセットがちゃんと動くか試したいところ。オーディオフォーマットはMP3やAAC、WMA9などの主だったもの、ビデオはMPEG4、H263、H264、WMV9に対応。SDに普通にベタでファイルを置くだけで、iTunesみたいな管理はしてくれない。Flashも未対応。
FMラジオが付いているけれども、90MHz-110MHz帯なので、日本の放送はほぼ入らない。ハックして使えるといいんだけど、ハードウェア的なものっぽいよな。コンパスや加速度センサもあるみたいだけどいまいちどうなるのか不明。
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カメラはいまいちというか、「いまに」くらい。解像度は高いが暗くて感度も低いためぶれやすく、W53Sあたりとあまり変わらない。さっと撮るにはiPhoneのほうがいいね。
iPhoneから乗り換える!という類のものではないけれども、海外旅行に持っていって現地プリペイドSIMを刺すという使い方ならベストに近いものじゃないかと思う。rootもすでに取れる雰囲気らしいが、元に戻せる保証がないので今のところは手を出さず。中国フォントもそれほど気にはならないし。
裏蓋を開けるのに精密だと傷だらけにするわりになかなか開かないので、ホームセンターでコーキングヘラを買ってきた。100円ショップも見たんだけど、ケーキナイフ・もんじゃヘラ・スクレーパーあたりでは薄さが不足してだめっぽい。少々でかいがこのコーキングヘラを使えばぱちぱちと開けられるようになった。これで勝てる。ステンで外観は刃物っぽいので、機内持ち込みは駄目だろうな…。
2010年01月24日
第60回東京エリアDebian勉強会 Debian Bug Squash Party
2010年最初となる東京エリアDebian勉強会で今回は東大にてDebian Bug Squash Partyが開催されていたため、途中までですが参加してきました。
朝9時に東京大学先端科学技術研究センター3号館に集合。前回TeXユーザの集いのときは迷って遅刻しかけたくらいだったのですが、今回はiPhoneに誘導されてずいぶん早く到着してしまい、しばらく散歩をして時間を潰すことに。先端研側は学生がほんとにいない…。会場担当の荒木さんと合流して入室し、無線の準備ができるまで久々にイーモバイルを使って接続。
9時前には幹事の岩松さんをはじめ、ぼちぼちと揃いました。岩松さんと荒木さんによる開会挨拶とガイダンスを経てBSP開始。各自持ち寄りで飲み物やおやつが用意されました。線としては会場回線を使ってのWifi 11a/g、岩松さんの持ってきたWimax(pocket Wifiのように接続する)の2種。VAIO Type Z+Debianの私の環境では、11aではAPに接続はできるもののAPにすらping通らずという不思議な状態に。11gのほうは使えたのでこちらを使っていました。東大のネットワークは速いです。
今回のBSPはDebian.orgのSqueezeに向けたバグ修正が主ターゲットなのですが、私のほうはDebian JPのリリースクリティカルとも言うべき問題の解決作業を行っていました。すなわち、鵜飼さん依存の脱却。特に問題なのがLDAPと鍵管理で、鵜飼さん以外にはrootを持ちづらい環境にこれらの情報が置いてあるため、g15.jpの仮想化内環境に移行することが前々から予定されていたのです。
手始めに、g15.jp自体がEtchだったため、まずはこのアップグレード作業(9:41-11:30)。荒木さんに以前にNOCで付けてもらっていたシリアルを使ったコンソールの挙動が若干謎だったのですが、とりあえずシリアルコンソールが必要になってしまうような緊急事態になることもなく、無事にアップグレードを完了しました。
次に、仮想環境のセットアップ。OpenVZの仮想マシンを1つ追加し、設定を行っていきます。テンプレートのダウンロード、マシン作成、メモリ・ネットワークやディスクパラメータの調整。 とりあえず基本環境自体は手慣れているのでさっくり(11:40-12:15)なのですが、問題はここから。
鵜飼さんの管理しているLDAPはだましだまし保持しているバージョン1.2で、現行のOpenLDAP 2.4.11とはだいぶ違っています。1.2の頃は適当なエントリをどんどん作って使えたのですが、2からはスキーマファイルをちゃんと定義してあげないと怒られます。無視するオプションもないことはないのですがそれも気持ち悪いので、ちゃんとスキーマを書くことにしました。 まずは現在使用している属性の洗い出しを行い、バージョン2にデフォルトで用意されている属性で同じものがあるか、ない場合は移行できる属性があるかの照合。続いて、新規に起こすスキーマの書式の調査。
この辺りで中間発表の時間(12:30くらい?)。今のところは皆細かなバグ取り作業や調査がメインで、Debian RCバグの作業はあまり進んでいない模様。荒木さんや八重樫さんらと共に駒場の学食で昼食を取りました。台湾ラーメンなかなか辛くて侮れず。学食は安くていいですね。駒場のは充実しています。近くでは院試も行われていました。部屋に戻ってから、八重樫さん、山田さん、杉浦さん、小池さんとGPGサイン交換を実施。
引き続き午後の作業です(14:00-)。昼過ぎからは参加者が続々と増えてきて(特にGentooは3名)、なかなか盛況となりました。
私のほうは、スキーマファイルの書式をだいたい理解したので、試行錯誤しつつ実際にローカルスキーマを作成。LDAPの検索はオブジェクトクラスの階層をちゃんと見ているということがわかったりしました。つまり、Aを継承したBというクラスを作った場合、objectclass=Aを探索するとBも出ます。Debian JP用のLDAPのオブジェクトクラスとしては正会員、Debian.org会員、賛助会員、システムユーザの4つのクラスを用意したかったのでまず正会員クラスを作って残り3つはそこから当初継承していたのですが、これだとまずい結果となるわけですね。4つの親となるベースクラスを作ってそこから全部継承するように変更することで、期待どおりの結果となりました。ここまでできたら、あとは旧環境からLDAP情報を引き出し(rootもないしLDIFで生成する方法も使えなさそうなので、ldapsearchのベタ結果を取得)、それを変換して新環境に突っ込みます。所詮1回きりの作業なので、変換についてはあまり完璧なのを作ることは求めず、Rubyで書いて途中でエラーが出たら元データなりコードなりを修正し、というように進めました。古いデータにはいくつか属性の欠損が見られました(ほとんどは賛助会員ですが)。
16:30過ぎにmasterqさんからlintian freeにしたuimができたという連絡を受け、スポンサーアップロードを実施。 LDAPのほうは、LDAPデータベースを使って各種の情報を展開するスクリプトが新環境でも動作するように調整作業を行いました。
そうこうしているうちに、私のほうはタイムアップ(17:00)。残りは帰宅してから。uimアップロード時に付けたサインをわざわざobsoleteなほうでやってしまい、蹴られてしまっていました。あうあう。再アップロードしてACCEPTED。LDAPは調整作業をだいたい完了し、あとは運用周りの実験を今後引き続き行うことにしました。可能なら今月中に完全移行させたいと思っています。
鯖の一夜干し、青首大根おろし、菜の花の辛子和え、きゅうりのぬか漬け
まだ1月終わっていないのに、もう菜の花が出回っている…。さっと茹でて絞り、辛子を溶いた醤油、白胡麻と一緒に和えてみた。美味。鯖と大根、きゅうりもおいしい。
ハンバーグのりんご乗せ、茹で人参
20日の補完。フルーツと肉を一緒に食べるというペルシャの流儀を真似て、ハンバーグに煮林檎を乗せてみた。ちょっと林檎を甘くしすぎた(砂糖は0でいいかな)気はするけど、組み合わせ的には悪くない。
じゃがいもと大根と豚肉の煮物、まぐろの刺身、油揚とネギの味噌汁、きゅうりのぬか漬け
19日の補完。煮物は前回に気をよくして作ったんだが、なんか違うぼんやりした味に…。うーむ、簡単かと思ったが意外と難しい。刺身はいい味。
スモークサーモンと茸のクリームパスタ
18日の補完。生クリームを使ったソースでフィトチーネを食べたくなったので。 粗く切った椎茸とスライスしたエリンギをオリーブオイルで炒め、塩胡椒して取り出す。薄切りの玉葱、バター、強力粉をじっくり炒め、牛乳、コンソメ、ベイリーブス、胡椒と入れてとろみの付いたところで白ワインを加えた後、生クリームを入れる。パスタが茹で上がったらスモークサーモンも加えて絡め、ディルを振ってできあがり。サーモンと茸とクリームの組み合わせはいいねぇ。
ピーマンのドルマ
16日の補完。ペルシャ料理本からピーマンの肉とピラフ詰め。ぱらっと茹でたインディカ米、炒め煮にした挽肉・玉葱とトマト、スパイスを混ぜてピーマンに詰め、トマトスープで煮る。カイエンペッパーを入れすぎてちょっと辛くなりすぎた感じもするけどなかなかおいしい。
2010年01月21日
HPデスクトップに付いている15 in 1メディアスロットを認識させる(メモ)
オフィスで使っているHP Pavilion m9680jpにはCF/SD/MSなどを入れられるメディアスロットが付いている。5インチベイにあるが実際にはUSBデバイス。
Bus 008 Device 002: ID 0bda:0152 Realtek Semiconductor Corp. Mass Stroage Device
で、こいつはLinuxをそのまま起動して使っているとCFスロットしか認識されない。これまでネットワーク越しにばかりファイルをやり取りしていたので使う場面がなかったんだけど、たまたまデジカメのメモリスティックを開こうとして難儀した。当座は人からリーダを借りてしのいだのだが、機構は同じはずだし何か方法はありそうだよな、と調査。
結論としては、usb_storageにdelay_useオプションでたとえば値に10とか指定すればいいらしい。おぉ、見える、見えるぞ!
Host: scsi8 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00 Vendor: Generic- Model: Compact Flash Rev: 1.00 Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 00 Host: scsi8 Channel: 00 Id: 00 Lun: 01 Vendor: Generic- Model: SM/xD-Picture Rev: 1.00 Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 00 Host: scsi8 Channel: 00 Id: 00 Lun: 02 Vendor: Generic- Model: SD/MMC Rev: 1.00 Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 00 Host: scsi8 Channel: 00 Id: 00 Lun: 03 Vendor: Generic- Model: MS/MS-Pro Rev: 1.00 Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 00
/etc/modprobe.d/usb_storageにも記述しておいた。
options usb_storage delay_use=10
2010年01月15日
マトンと林檎のタジン風、ライ麦入り田舎パン、アンチョビと塩のじゃが芋
11日の補完。
マトンとフルーツを合わせてみようということで、プルーンでは実績があるタジンに。玉葱とマトンとスパイスを軽く炒め、サフラン汁や水と一緒に圧力鍋で柔らかく。林檎とバターを入れて煮詰めて出来上がり。
カンパーニュは自家製。賞味期限をだいぶ過ぎてしまったリスドォルがあって、かといってこれだけではちょっと不足だな、と未開封ながら開けていなかったフランスもプラス。これにライ麦粉、捏ね時のべたつきすぎるのを抑えるために普通のカメリア強力粉。小さいのだとどうも火加減などが難しいので、500gでどーんと作った。食べるときには少しだけトーストするといい感じ。水気を吸いやすいので、汁を付けながら食べるのが最高。
じゃが芋はスペイン風を目指してアンチョビ、岩塩、パセリ、オイルをゴリゴリとすりこぎでペースト化し、粉吹き芋状にしたじゃが芋と和えた。が、塩をちょっと入れすぎたのと、アンチョビがなんか癖がありすぎてちょっと失敗。アンチョビなし、塩はもうちょっと減らす、でリベンジしたいところ。
牛肉の山芋巻き
10日の補完。パートナー実家産の山芋の食べ方はこれに限る、という気がするくらい美味。味付けは塩・胡椒、照りは醤油、味醂、酒と、奇をまったく照らっていないのだが、軽く炒めてほくほくした山芋と肉の旨味の相互作用が最高。
鯵の干物、青首大根おろし、きゅうりのぬか漬け、豚肉と青梗菜・ターサイの炒め物、麸とネギの味噌汁
9日の補完。鯵もおいしかったけど、炒め物のターサイ(パートナーご実家産)がすごく美味。シナモンをもっと中華風にしたような香りがする。
2010年01月10日
Subject: Changes for Squeeze in Debian Installer
d-d-aにfjpから。
Lennyの後にd-iに加えられた重要な変更のまとめ。これらはすでにdaily/weeklyなビルドイメージで利用できる。なお、注意点としてdaily/weeklyのイメージを使えるアーキテクチャはi386/amd64/armel/sparcで、それ以外は現在、古いか利用できないか壊れている。
Recommendsなパッケージのインストール。Lenny以前のインストーラではRecommendsの依存関係のパッケージをインストールしていなかったが、Squeeze以降ではデフォルトでRecommends依存パッケージをインストールする。ブートパラメータかプリシードでオフにすることは可能。
言語/国/ロケールの選択の変更。localechooserコンポーネントに改良を加えた。 localechooserは言語、場所(国)、ロケールを尋ねるが、その聞き方をより良くした。 言語に英語、ドイツに居住(タイムゾーンの判定)、ロケールにen_GB.UTF-8、という選択ができる。 追加ロケールの生成はexpertモードのみ。
言語/国/ロケールの柔軟なプリシーディング。Lenny以前はロケールしかプリシードできなかったのを改善した。
ミラー選択の改良。oldstableおよびアーカイブリリースをサポートした。そのミラーで利用可能なリリースだけを表示するようにした。コードネームと利用可能なリリースセットを表示するようにした。デフォルトリリースが利用できないときに警告するようにした(これまでは別のリリースに黙ってフォールバックしていた)。選択されたミラーの完全性の確認を改良した。
「UTC」タイムゾーンの選択。expertモードのみで利用可能。
パーティショナー(partman)の変更。ext4ファイルシステムをサポート。RAID/LVM/cryptoの設定をより簡易にし、パーティションに事前に使用方法を定義する必要がなくなった。
その他の変更。インストールされたシステムでは(console-tools+console-dataの代わりに)console-setupを使うようになった。x86ではgrub-pc(grub2)がデフォルトになった。armelではMarvellのKirkwoodプラットフォームとIntel Storage System SS4000-Eをサポート。Lennyインストールの互換サポート(カーネルはLennyのを使うので2.6.26になる)。
2010年01月07日
牡蠣のパスタ、豚と大根とじゃが芋の洋風煮物
魚介系でオイルなパスタが食べたくなったので、牡蠣を使って。新鮮で臭みがなく、おいしい。
煮物はフランス風をイメージ。細かめに切った豚バラ薄切り、じゃが芋、大根、ピーマン、潰したニンニク、コンソメ、やや多めの岩塩、コショウ、ベイリーブス、白ワイン、水少々でまず煮立て、味を染みさせる。水を増量して弱火でじゃが芋と大根がやわらかくなるまで煮込んで出来上がり。作り方は簡単だけど、「強め」な塩気の調整がコツと見た。野菜は玉葱とか人参とかいったものを入れずシンプルにまとめるのもポイント。
コロッケ、豆腐
4日の補完。 手抜き料理。茹でたキャベツ、出来合いのコロッケ、豆腐。豆腐は今回も3日と同じレシピで作ったつもりなのだが、3日のときのにがりは7.5ccより少なかったようで、7.5ccちょうどで作ったら若干苦みが出てしまった。なかなか奥が深い。
ひつまぶし、豆腐、きゅうりのぬか漬け、ほうれん草の炒め物
3日の補完。 今回の自家製豆腐は10%豆乳で。300ccの豆乳、7.5ccのにがり、13分蒸し。ほどよく固まっていい出来になった。パートナーご実家のほうれん草も美味!
鶏豚インド風カレー
12月31日大晦日の補完。年越しといえばカレーです。うどんも蕎麦もなくて外に行くのは寒い、ということで引き籠った結果ですが。玉葱を大量に炒めて豚、鳥、じゃがいも、トマト。鳥の解凍が甘くてちょっと臭みを感じたため、大量に生姜などを入れたらやたらと爽やかな味に。おいしかったけど。
2010年01月02日
Ghostscript 8.70でのCJK表示 (メモ)
Debianのghostscriptに関しては、cmap-adobe-*でごちゃごちゃやるよりも、CMapについてはpoppler-dataにまとめたほうがよいと思う。gs-cjk-resourceも同じようなファイルを持っているのだがどうもわかりにくい。で、cmap-*とgs-cjk-resourceとdefoma(こいつが一番問題だ)を本当に捨てられるのか、試行錯誤中。
Debianのghostscript 8.70~dfsg-2ではまだfontconfig(FAPI)を使うようになっていない模様。この場合は次のような挙動になっていた。
- 基本Postscript欧文Type1フォント(Nimbusなど): /var/lib/defoma/gs.d/fonts/Fontmapの参照マップから検索される。マップのファイル名はパスが付いていないので同一ディレクトリから検索される。defomaを使っている場合は/usr/share/fonts/type1/gsfontsの各pfbフォントへのシンボリックリンクが貼られているので、ここから拾われる。実際のところFontmapがなくても、最終的には/usr/share/fonts/type1/gsfontsが探索されてちゃんと処理されるけれども、ちょっと気持ちが悪いので絶対パス参照にしたFontmapを用意して、gsパスに入れるのがいいだろう。結局varかetcに何らかのファイルを置く必要がありそうだ。
- CJK TT/OTFフォント: 昔Turbo/Axeで開発したらしきCIDFnmapやその他の修正は「パッチ当たらないので捨て」とchangelogに書かれていた(まぁよくあるパターン)。CMapは/usr/share/ghostscript/8.70/Resource/CMapが使われる。現在は/var/lib/defoma/gs.d/CMapへのシンボリックリンクになっていて、この中にcmap-adobe-*の各ファイルへのリンクがベタで置かれている。サブディレクトリは使えない。poppler-dataのファイルを流用できるが、ベタでリンクし直す必要がある。マッピングのキモは検索パスにもなっている/var/lib/defoma/gs.d/fontsのcidfmap。フォント定義、エイリアスの両方が記述されている。書式はこちらが参考になった。OTFはTT機能部分だけを使うことになる。defomaは動的にこれを生成しているが、fontconfigを使って何か……ということになったら結局似たものを作ることになっちゃいそう。静的でいいなら/Ryumin-Light、/GothicBBB-Medium、/Adobe-Japan1、/HeiseiKakuGo-W5Hにttf-japanese-mincho/gothic.ttfとでも書いちゃうという(ひどい)手もある。
レンダラにFreeTypeを使う「FAPI」という機構もある。DebianのデフォルトはOFF。FT_BRIDGEパラメータをDEB_BUILD_OPTIONSに付けて再ビルドすると有効になる。が、これで動かすのはどうもよくわからなかった。fontsにFAPIcidfmap、FAPIconfig、FAPIfontmapの3つのファイルを置いて調整するようなのだが、文字のないPSですら起動しない。単にレンダラなだけでFreetypeのフォント名が使えるわけでもないし、メリットがわからない。
FAPI/fontconfigはとりあえず無視? CJKについては、cmap-*/gs-cjk-resourceは捨ててpoppler-dataに統一してもよさそう(gs-cjk-resourceのSMgoJが気になるが)。ただし、ghostscript用にCMapのベタ展開と、cidfmapの何らかの管理は必要。poppler-dataでやる話ではないので、何か別のパッケージを用意する必要がある(gs-cjk-resourceを作り変える?でもupstreamとは何の関係もないものになるので、名前を変えたほうがいいのではないか)。欧文Fontmapについてはgsfontsかghostscriptかで面倒を見るのがよさそう。
もうちょっと見てみた(2010.1.2 16:16)。また別にfontconfigを使う箇所があって、これはHAVE_FONTCONFIGフラグでデフォルトで有効になっており、FT_BRIDGEとは関係ない。設定はbase/gp_unix.cに反映され、fontconfigで管理しているフォントファミリとスタイルからPSフォント名をマングルして生成するmakePSFontNameという関数が有効になる。また、unix_fontenum_tというfontconfig接続構造体が追加され、gp_enumerate_fonts_init関数にはfontconfigの設定を読み込んでフォント一覧を取得するコードが追加される(エイリアスは読まれるんだろうか?デバッガで追わないとよくわからない)。gp_enumerate_fonts_next関数には順次フォントを読んでmakePSFontNameを使いPSフォント名とパスを返すコードが入ってるっぽい。gp_enumerate_fonts_free関数には掃除コードが追加。
結局、代表PSフォントのエイリアスをやってくれるわけではないっぽいので、これは引き続きfontconfigにエイリアスマップを記述することになりそう。逆に言えばこれだけが現状の問題?本当にfontconfigの探索がうまくいくか実験してみよう……。
……だめげ。和文については、makePSFontNameで「VLゴシック-Unknown」とか返してきちゃってる。LANG=Cにすれば一応英語名が先に返るようにはなる。欧文についても、gp_enumerate_fonts_nextで実ファイルしか探さないので、fontconfigでのエイリアスは効果がないっぽい(エイリアスはFontmapかcidfontmap側)。しかしそもそもPSファイルでPSフォント名をどのように書いても、ファイルが読まれないっぽい感じ。

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