2006年03月09日

AMD64/EM64T対応 Debian-Installer for Sarge、カーネル2.6.15版

nnnさんから借りたDELL SC430とようやく遊ぶ時間が取れたので、いじり始める。

このマシン、変態度が高くてなかなか骨が折れるな。MPUはEM64T。CDはPATA(/dev/hda)だけど、HDDはSATA(ata_piix、/dev/sda)。キーボードはUSBで、PS/2エミュレーションはなし。NICのtg3はカーネル2.6.12以降じゃないとファームウェアの関係でDebianではだめ。

いろいろいじって、とりあえず(ちょっと手間はあるが)インストールできるようなイメージを構成する。今回はbackports.orgの成果を取り込むようにしたので、作業が比較的やりやすくなった。

CD焼くのがだるかったので、TFTP経由中心で。一応mini.isoもあるけど、いずれにしてもコンポーネントを取得するのにネットワークは必須。

  1. ここから、mini.iso(CDインストールする場合)またはnetboot.tar.gz(TFTPインストールする場合)をダウンロードする。
  2. mini.isoの場合はCDに焼き、netboot.tar.gzの場合はTFTPサーバ/DHCPサーバにセットアップする。
  3. 起動。ブート画面ではとりあえずEnterを押す。
  4. USB日本語キーボードの場合、日本語が選択肢にないので、とりあえず米国(us)にする。
  5. ミラーサイトを聞かれるところでは、ホスト名に「osdn.debian.or.jp」、ディレクトリに「/~kmuto/sarge-amd64」を指定する。USB日本語キーボードの場合、~は半角/全角キーで入る。
  6. SC430のようにPATA+SATAとなっていてしかもどちらもIntelの場合、SATAのドライバがうまく組み込まれず、ディスクを発見できない旨のエラーになる。Alt+F2を押して裏シェルに行き、「modprobe ata_piix」(USB日本語キーボードの場合、_はShift+=で入る)を実行して、Alt+F1で戻れば、ディスクのパーティショニングをできるようになる。
  7. あとは普通にインストールを進める。
  8. リブート→GRUB後のステージでは、ある種のカーネルでは日本語が表示されない。これはフレームバッファに必要な何かがカーネルに含められていない(インストーラで使ったものと実際にインストールされるものは異なる)ためで、jfbtermが必要であれば、カーネルを作り直すことになるのではないかと思われる。
  9. タスクに「デスクトップ」を選んでおけば、GNOMEデスクトップまでの構成がされる。ビデオカードはとりあえずvesa。

キーボード設定を直すには、dpkg-reconfigure console-data。desktop-japaneseが入ってくれずGNOMEデスクトップが化け化けになるので、とりあえず端末アイコンで起動→su→apt-get install ttf-kochi-minchoしてGNOMEを再スタート。desktop-japaneseがインストールできないのはkinput2-canna-wnnがfreewnnの不在で入らないためで、aptitudeを起動し、タスク→Localization→日本語デスクトップに合わせてiを押し、gで残りをインストールできる、はず。