2005年12月07日
最近のお仕事から――『ふつうのLinuxプログラミング』『CentOS徹底入門』『Scarabによるバグ追跡システム』『Write Great Code』
編集としてお手伝いした最近の製作物からいくつか。
多方面に活躍されている青木さん筆。Linuxでの/Linux向けのプログラミングをしている/しようとしている方には持っていて損のない1冊かと思います。I/Oストリーム、プロセスとシグナル、ネットワークと、Linuxプログラミングの基礎知識とテクニックをひととおり身に付けられます。これを読んだら次はStevens本でしょうか。 筆者の原画を元にしたイラスト起こしが、ちと大変でした…。
LPI本でも編集を担当させて頂いたことのある、中島さんの本。内容はインストールと主にサーバ系のお話。ひととおりサーバ管理は押さえていますが、ページ数は384pとほかの徹底本に比べると若干少なめなこともあり、「全部」な内容を期待しちゃうと残念に思うかも。管理系の内容としてはよくまとまっています。仕事としては、原稿が良かったのでやりやすかったけど、終盤のスケジュールと組版の調整がちょっと大変だったかな。
最近の翔泳社は、徹底入門&辞典のタイアップを模索しているようなので、そのうち辞典も出たりしないかな。
これは製作終盤に急遽参加したもの。SVN、Ruby RD、LaTeX2eといろいろなツールを駆使して紙を極力排除した試みを行いました。紙ベースなら無茶なスケジュールだったものを、それほど無理なく形に仕上げることができましたね。もっと時間があればスタイルにも凝れたかなぁとは思いますが。この試みについては担当編集の方と一緒になっていろいろ妄想続行中です。
内容はIssue Tracker System(バグ追跡をもっと広げて「課題」追跡)としてJavaで書かれた「Scarab」の紹介、設置方法、実例を取り扱っています。配本されたばかりですが、滑り出しは上々のようです。
(私信:そういえば本書出版後の例のミーティングはどうしましょう…。お会いできるのを楽しみにしてたのですが)
Randall Hyde, 鵜飼文敏・後藤正徳・まつもとゆきひろ監訳
毎日コミュニケーションズ / ¥5,040 (2005/12予定)
まだAmazonには載っていないですが、最新のお仕事。かなり「Binary 2.0」的というか、ローレベルなお話が満載です。『Code Reading』がソフトウェアの基礎固めなら、こちらはハードウェアや論理の基礎というところでしょうか。
仕事としては終盤が修羅場になっていましたが、ようやく明日には全部完了しそうです。特に後藤さんには技術的な面のみならずさまざまな細かいチェックまでして頂き、頭が上がりません。
製作済みのお仕事はだいたいこんな感じです。今現在また数冊抱えているので、お楽しみに。
blogをうろうろしていると、興味深い本がいくつか出る模様ですね。以下の2冊は特に期待大。
青木峰郎
ソフトバンククリエイティブ / (2005/12?)
![[hatena]](http://d.hatena.ne.jp/images/b_entry_de.gif)
![[RSS]](/d/rss10.png)