2007年06月23日

『EIZO HD2451W』

多端子でHDでドットバイドットできて大きいワイド液晶がほしいということで、三菱にするかEIZOにするかの選択肢の末、EIZOのHD2451Wを予約購入した。 発売日の昨日到着したので、ファーストインプレッションを。

HDモデルには2451Wと2441Wがある。どちらのモデルも1080pフルハイビジョン対応、HDMI×2、DVI-D、RGB、USBアップストリーム×2を揃えているが、2451WはこれにD端子、S端子、コンポジット端子といった1世代前の各インターフェイスも備えている。ただし、2451WはEIZO直営のダイレクト限定のみとなっている。接続したいものがDVI-DのPC、RGBのPC、D端子のDVDプレイヤー兼5.1chシステムYAMAHA DVR-S120という状況であったため、電器店のポイントは諦めて2451Wを選ばざるを得ない。2451Wはボディカラーにシルバー、黒、白から選ぶことができるが、シルバーを選んでみた。このほか、オススメされていた画面フィルタFP-2400Wをセット購入した。

クロネコで到着した箱。でかいけど、それほど重くない。
開梱。モニタ、電源コード(3芯型で、2芯アダプタ付き)、DVIケーブル、RGBケーブル、HDMIケーブル、USBケーブル、CD-ROM、マニュアル、リサイクル葉書、窓口案内、VESAアーム取り付けネジが付属。保証書は外箱の横にあるので捨てないように。ケーブルがいっぱい付いてるのは親切ですな。

モニタ本体を取り出して設置。本体は軽くて、この大きさでもデスクに持ち上げるのは苦労しない。 先代のDELL 2001FP(20" UXGA)に比べると高さは同じだが横がずっと長いのでかなり大きく感じる。ただ、シルバーにしたこともあり圧迫感を感じるほどではない。メタル調が周辺のスピーカともマッチしてくれたのでよかった。接続端子はUSBダウンストリームとヘッドフォン端子を除き、全部裏にある。DELLのように回転はできないので、配線は少し苦労する。

光るのは苦手なので、フィルタも取り付けてみた。このフィルタは光沢面とノングレア面の両面式になっており、適宜取り換えて使うことができる。モニタ側に溝があるのでそこにはめ込むだけで簡単。けっこう高いフィルタだけど、モニタ自身の表面を傷つけるほうが痛いので、保険のためにもセット購入しておいたほうがよいと思う。日光直撃はさすがに厳しいが、普通の照明程度の映り込みならうまく消してくれそう。

アピールされているiPod風操作スイッチは実のところあまり使い勝手がよくない。INPUT、MENU、電源のボタンのほかに、スライダ型のコントローラが付いているのだが、このスライダの操作では指を頻繁に動かさないといけないし、反応が過敏だったりあるいはまったく言うことを聞かなかったりして誤操作をしてしまいやすい。見た目にはスマートではあるのだけど。表面のロゴやボタンはすべてアルファベットだけで統一されているので、スタイリッシュなイメージを与える。

DVIに接続したWindows Vistaを起動。ビデオカードはNVIDIA GeForce 7300LE。画面プロパティで1920x1200にするだけ。フィルタを取り付けた状態でも画質は良好。にじみ・ぼやけはない(写真は写真の問題でボケてるけど)。DVIの場合には明るさなどの色調整はPC側で行う必要がある。セットアップCDが添付されているのだが、まだ使っていない。

続いてやはりDVIでDebian(Vistaとのデュアルブート環境)。こちらもxorg.confの解像度設定に1920x1200を追加するだけ。GLXも普通に動作しているようだ。Xorgだと色調整はどうしたらよいのだろう?

D端子でDVD。モニタ側はD4対応で525i/525p/1125i/760pと出せるようなのだが、プレイヤー側は480pが限度。プレイヤー側とモニタ側両方でワイドの設定をするなど、調整がいろいろ必要だった。プレイヤーかソースの問題か、あるいはモニタの問題かはまだ確信が持てないのだが、プログレッシブ(480p)だと、真ん中より少し右上の特定位置に計算に失敗したような白筋が入ることがある。映像自体はインターレースにせよプログレッシブにせよ、とてもクリア。ただ線が少ない分、字幕のギザギザさが目立ってしまう。モニタの問題じゃないのでしょうがないけど、ややせつなめ。
うーむ。HDMIなDVDプレイヤーがちょっとほしくなってくるな…。ちなみにHDMI対応状況は、映像:525i(480i)/525p(480p)/1125i(1080i)/750p(720p)/1125p(1080p) 60Hz、625i(576i)/625p(576p)/1125i(1080i)/750p(720p)/1125p(1080p) 50Hz、音声: 2chリニアPCM (32kHz/44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz/176.4kHz/192kHz)だそうな。モニタ自体はスピーカは備えていないので、出力はヘッドフォン端子から出す形になっている。

RGBやS/コンポジットは今のところすぐテストするものがないので後日試すことにしよう。

HDMIとの絡みかUSBオーディオが塔載されており、PCとUSB接続することで利用できるようだ。
[update] Debianで試してみた。 Burr-Brown from TI USBオーディオDAC(08bb:2704)とUSB HID Monitor(056d:0002)が見える。オーディオはALSAで普通に利用できるが、2ch出力でヘッドフォン端子しかないので、サウンド品質としてはまぁこんなものかなという程度。VIAやICHの内蔵チップを使うよりはノイズ源からも離れる分ましというところかな。 [/update]

いいモニタだけど、いろいろ先端的なデバイスがないとその高い能力が発揮できない=接続するデバイスがほしくなる、という深遠な罠にはまったような気がする。多分PS3あたりと接続すると最強なんじゃないだろうか。その場合には、やや廉価な2441Wが良さそうである。