2007年02月11日

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』



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攻殻機動隊2nd GIGのストーリーに続く1話完結版。 劇場用ではないのかというくらいの恐しく気合いの入ったクオリティ。全体に暗めな映像の中で「傀儡廻」をキーワードに緊張感ある数々の伏線が1つにまとまっていく。 八方美人外交の副産物でテロリストを招き入れる日本、極化する代議士。目的もなく生き続ける貴腐老人、虐待から逃れる子供たち。実際に予測され得る近未来社会がリアルな不気味さを持つ。

そして、シリーズを通して頼もしく成長――あるいは寂しげに老化していく登場人物たち。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』とSACシリーズを全部観ていないと(『イノセンス』は観なくていいヨ)展開に置いていかれそうだが、これらを観て楽しめた人には本作品も確実に楽しめる内容だ。メイドロボに茅葺総理、外務省にゴーダにクゼ(いずれも一瞬だけど)、お約束の戦車への飛び乗り、とこれまでの作品を観ていた人へのサービス精神も旺盛。

「なぎ払え!」



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