2007年06月03日

四国〜山陰旅行 その2: 倉敷〜出雲

引き続き。倉敷国際ホテルの朝食はバイキングで、和洋中ひととおり食べたがどれもおいしかった。中華の焼きそばが特によかったかな。倉敷名産のままかりの焼いたものもよかった。 では、いざ松江へ。雨がかなり降っていて、雷も鳴っている。 やくもは酔うので読書もwritingもしないほうがいい(shugoさんがひどい目に遭ったらしい)という忠告をなまさんから受けていたので、おにぎりと飲み物とガムを持ってあとはボーッと外を見ていることにする。指定席はまったくがらがら。これなら自由席でもよかったかな…でも喫煙ルーム(全席禁煙でもこういうのが用意されていて、油断ならないらしい)に近いとひどい目に遭いそうだ。山や川を過ぎるのを見ているうちに雨もほぼ上がり、薄日が射すように。なかなか運に恵まれてるなー。忠告のおかげで酔うこともなく、元気に松江に到着。いくつか地図を入手。

駅を降りると、Matz像はなかったけど、噂の松江オープンソースラボ-Ruby City MATSUE Projectがあった。この隣はNaClの分室。あとで遊びに行こう。
荷物抱えてしんじ湖温泉駅のほうへ歩く(普通は歩かないらしい…)。ごうぎん本社ビルの灰色の建物の上を大きな鳥(カラス?)が飛び回っていて、兇々しく素晴しい。15分ほどでニューアーバンホテル別館に到着。VDSLモデムを借りてネットに接続してみると、けっこう速い。温泉はつるやよりも広く、誰もいなくて占有状態。極楽極楽。
小雨がまれに降るほかは天気は良好(前日はちょっと悪かったらしい)。松江の北側を足でお散歩。しんじ湖、松江城、郷土館と歩いて、NaCl方面に。
NaClおしかけ。なまさんや井上社長、前田さん、ゆうやさんといった方々にお会いする。Matzさんの日常をお聞きしたり著書にサインしたり。駅近くの「根っこ」でご馳走していただく。恐縮です。ありがとうございました。

翌日は、ホテルでお風呂の後、朝食バイキングを食べて(ここもおいしかった)、チェックアウト。出雲市が次の滞在地だが、どこに寄るかを若干雲の多い上空を睨みながら考える。崩れそうならフォーゲルパークで時間を潰すつもりだったけど、晴れ間が見えてきたので、とりあえずしんじ湖温泉駅ロッカーに荷物を入れ、出雲大社へ。シーズン中は混むのだろうけど、今の時期はガラガラ。乗り換えを経て到着。地図をもらって大社の入口方面に向かうが、先にお昼を取ることにした。
てくてく歩いてたら海に出た。日本海だー。誰もいないので北の潜水艇に拉致されても不思議ではない。ちなみに海水浴シーズンではないので、浜は打ち上げられたゴミやその他さまざまなゴミだらけ。
出雲蕎麦を食うべし、と勧められていたので、最初に荒木屋に行ってみる…かなり並んでるのでヤメ。戻ってかねやへ。ここは空いてた。店のお勧めの3色割りを頼んでみる。小さな重箱うつわに固めの蕎麦と薬味が入っており、これにだし汁をかけて食べるというのが出雲風らしい。うずら卵の載った1段目が特においしかった。3段目の単なる割りだとちょっと物足りない。
再び出雲大社へ。うーむ、ここは歴史が感じられて素晴しい。人もほとんどいなかったので参拝も待たずにできた。ほかの神々もいっぱい祀られている。
しんじ湖温泉へ荷物を取りに帰るついでに、イングリッシュガーデンに寄っていくことに。薔薇など多数の花々が満開。パートナー用にメモリカード半枚分撮影。松江市との方針の相違で撤退に至ったルイスCティファニー庭園美術館の恨み節が館内に掲示されている…。積もった恨みは深いのだろうけど、怖いヨ。1分差で一畑電車(1時間に1本)を逃してしまい、この機会にということで代わりにレイクラインバスで温泉駅へ。荷物を取って再び一畑で出雲市に向かう。

出雲市駅。ホテルは駅近くのツインリーブスホテル出雲。ここも予想外にいいホテルだった。ネットはADSL速度でそれほど速くはない(MessengerLiveではけっこう切れる)。夕食はホテルのガイドを頼りに出てきた寿司政というお店に向かう。これがまた歩くには遠くて、やっぱり普通は歩いてなんか来ないらしい(笑)。予算内でお任せを頼み、お銚子一本で満足。寿司うまー。お風呂は、ホテルと反対側のスーパー銭湯みたいなところの無料券をもらう。ここは人がいっぱいであまり良くなかった。

さて、最終日。朝食のバイキングもおいしかった。今回は朝食はどこもよかったな。 松江巡りがちょっと物足りない(特に南側)ので、最後は松江に戻って周ることにした。空港への足もあるし。JR山陰本線で今度はしんじ湖の南側経由で松江へ。遅めの通勤時間帯兼部活学生イッパイという感じで、座る席がない。まぁ東京と違って圧縮されるわけじゃないので立ってても死にはしないけど。
八重垣神社、神魂神社、熊野大社と巡る予定を立てる。バスは本数が頼りにならなそうだし、タクシーはできるだけ使いたくないし、歩くのは無理な距離だし…というときにはチャリ最強。レンタサイクルを300円で借りて、いざ出陣。天気は曇に薄日が射すという程度で、風も弱く、絶好のチャリ日和り。
八重垣神社。縁結びの神様として、コインを紙に載せて池に浮かべ、沈む速度や距離で縁結びを占うということが行われている。ここの狛犬は右側の顔が潰れててコワイヨー
車だったら楽だし目的地にすぐに到着できるけど、自転車は自転車の魅力がある。川の水の流れ、鳥のさえずり、田んぼの蛙の鳴き声、木立ちと葉のこすれ合うささやき、自らが切っていく風の音。八重垣神社と神魂神社を結ぶはにわロードを、力を込めて登った後、そこから一気に下り降りるのは、何物にも代えがたい最高の瞬間だ。
さてここから熊野へのルートは松江駅前で貰うような地図だとあまり載っていない。近くに観光客向けの「かんべの里」という施設があり、休息がてらここで地図を入手。なるほど、少々離れてはいるけど、まっすぐ行けるルートに入れるな。川沿いに、田畑と山を見ながら自転車を漕ぐ。
ついに熊野大社に到着。何はともあれお腹が空いたので、大社前の熊野館のレストランで昼食。車で来てたら絶対文句を言いそうな値段の高い幕の内風弁当だけど、このときは十分おいしく食べられた。 熊野大社参拝。雰囲気的には出雲大社よりこっちのほうが好きかも。君が代に歌われている「さざれ石」が展示されていた。ここの狛犬はブルドック風のお顔で猫風の威嚇スタイル。
松江への戻りは432号で帰ってきたのだけど、これは行きに使った県道に比べると自転車乗りには良くない道だった。交通量が多く、歩道は段差があってちょっと危なっかしい。 途中で身代神社を見た後、井上社長に勧めて頂いた羽根屋で天割り蕎麦。なかなかおいしい。蕎麦自体はかねやのほうが独特でおいしかったかな。 だいぶ時間が押してきたので、近くの天満宮を見た後、自転車を返して(結局30kmくらいママチャリで走ってきたのかな)、着替えをし、荷物を取り出してバス停留所へ。

出雲空港行きのバスはかなり混んでいた。空港ではバタバタと店終いがされている中、いくつか最後のおみやげを購入してゲートに向かう。機内もほぼ満席。うーむ、金曜になるとさすがに混むのか。到着時刻は予定より10分ほど遅れての到着。この後はバス1本逃すし、次のバスは満席の上に超慎重運転でかたつむりのように遅いし、駅では通過待ちだしでだいぶひどい目にあった。もうあのバスルートは使わない…。

そんなわけで無事帰宅。疲れたけど(土曜日はずっと寝てた)、なかなかおもしろい旅行で充電には良い機会だった。梅雨前のこの時期の平日旅行、時間が取れるならお勧め。