2011年05月21日

沖縄旅行

GWの5月5日〜5月9日を利用して沖縄。通常なら恐しく高くてとても無理なシーズンなのだが、地震と原発の影響でキャンセル続出っぽく、JALパックでも5〜6割くらいの値段。ただ、数日前に沖縄梅雨入り宣言が出てしまう。


5/5。羽田発JAL。乗客の遅刻で定刻に少し遅れて那覇。梅雨入り宣言のとおり、雨がそれなりに降っている。


沖縄は私は今回が初めて(パートナーは2回目)。レンタカーは手配せず、ずっと那覇滞在。ゆいレールで美栄橋に向かい、宿のかりゆしアーバンリゾート那覇へ。駅からかなり遠い…。部屋の用意がまだできないということなので、荷物を置いて昼食とおみやげ探しに出掛ける。昼食は我那覇豚肉店でトンカツとカツカレー。なかなかおいしい。食べている間にけっこうな雨が降った後、曇りに変わって動きやすくなった。


牧志駅から国際通りに入り、平和通り、市場本通り。牧志公設市場もぶらぶら。市場は観光客向けだねぇ。おみやげのサータアンダーギーなどを購入。


ホテルに戻り、部屋に。禁煙フロアなのにヤニ臭い…。クレームで変更してもらう。やっぱり臭うけど、さっきよりはマシ? 後でフロントに言えば消臭をするとのことなので、そうすることにした。港がよく見える。部屋設備はまぁまぁだけど、リニューアル以来の禁煙なので臭いが染みちゃってるんだろうなぁ。風呂のタイルとかも昭和っぽい。


翌日の天気が読めないのと、今回はスノーケルのほかに体験ダイビングをしたい(海外でやる前に日本語の通じる国内で一度やっておきたい)ので、近場のダイビングショップで相談したいと思った。いろいろ検索して、ホテル(とまりん)近くのショップ「パラダイス倶楽部」へ。説明を受けて、晴れを祈りつつ翌日の慶良間ツアーを予約。スノーケルツアーで予約しておき、ダイブをやりたくなったらその場で変更できる、というお話。部屋に戻ってきたら、消臭はされていたものの、ひどい消臭剤の臭いで死にそうになる。一体何を使ったんだ…。換気もほとんどできないので大変。
ツアーで必要なバスタオルをダイソーで買い、夕食は国際通りの88ステーキで。石垣牛は高いので普通のメリケン牛。なかなかおいしいのでは。バスで帰ろうとするも時間が遅いのとルートがわかりづらいのもあって、さっぱりわからない…。おとなしくタクシーで戻る。タクシーは安いね。


5/6。曇ってるけど、降る感じではなく、むしろ好転しそうな予感…! 朝はホテルのバイキング。いろいろおいしそうなのだけど、慶良間への船はキツいと聞いていたので、消化によいものを選び、油や卵は避けた。酔い止めも服用し、8:20の迎えの車に乗る。


スタッフ含めて19人と船はほぼ満席(とはいえ、ぎゅうぎゅうにされるわけではないけど)。ツアー会社同士の一種の乗り合いになってるのだね。
ダイバー垂涎の海、慶良間。諸島に近づくにつれて海が美しい青緑に輝いてくる。天気もぐんぐん晴れてきたので、体験ダイブを申し込むことにした。
1回目は、ほかの皆さんが潜る中、スノーケルで水に慣れるところから。レダン島で慣れていたとはいえ、溺れかけの体験からちょっとパートナーも自分もナーバスぎみになっていたようだ。このときはカメラも持っていかず。マスクとフィンは借りたけど、スノーケルは自前のを持っていって正解で、やっぱり供与のものより使いやすい。ウェットスーツを着るのは初めてで、苦しくてちょっと酔いっぽくなった。海はスーツでもちょっと肌寒いくらい。潜りの皆さんのようにシャツを何か着たほうがよかったかも。
2回目にいよいよ体験ダイブ。といっても基本スタッフにお任せで、こちらがやることは耳抜きくらいしかない(笑)。耳抜きは2人ともうまくできた。呼吸は落ち着いていればスノーケルよりずっと楽。岩場や海底を這い、クマノミや膨らんだ状態のナマコなどを見る。カメラは水圧に耐えられないので持参せず。パートナーが寒くなってきたということで上がる。
昼食の焼きそば弁当はおいしそうだったのだけど、船の揺れが気になって2口程度でダウン。うーん。自分は船ダメかも…?
3回目はスノーケルで。慣れたので今度はカメラを持ち、いろいろ撮影。色取り取りの魚やらエイやら。帰りの船は前評判どおり、皆疲れてグッタリグーグー。帰港してからも、荷物上げ、説明、支払いなどでけっこう時間がかかった。1回利用すれば会員カードが与えられて20%引きになる。ということで、翌々日のシービチ半日ツアーを申し込み(翌日だと船がなかったのと、疲れて動けなさそうという判断)。


ホテルに戻り、サービスで付いていたジム&スパを使ってみる。これは予想以上によかった! 時間帯的にも誰もいなくて優雅に占有。
夕食は禁煙で沖縄料理のあるところをネットで探し回った末、旭橋にある「みつ子ばぁばの台所」を試してみることにする。これも素晴しく当たり! やんばる地方の食材を使った料理の数々は、よくある沖縄料理に似ていながらもちょっと違う感じ。ここまでおいしい沖縄料理は初めてかも。どの皿も外れなし。禁煙というのは仕切り個室のことだったようで、個室が埋まっているために喫煙可のカウンターに案内されたけど、たまたま隣に喫煙者がくることもなく、マスターのお勧めなどを聞きながら楽しく食事ができた。泡盛前提になっているけど、白米ごはんもあるといいな、というのが1つ要望かな。


5/7。フリータイムで何をしたものか。とりあえず朝のバイキングは昨日食べられなかった卵や油モノをガッツリ食べる。このホテルのバイキング、どれもおいしいね。
嘉手納基地は土日は稼働はあまりないようだし、ちゅら海水族館は那覇だと1日がかりで遠すぎる。国際通りは一度行けば十分だし、DFSやアウトレットという気分でもない…。ということで、初日に行こうかと言っていた首里城を見にいくことにする。
ゆいレールの首里城駅を降りると、劇快晴。暑いよ…。城へも歩きでけっこう遠い。アイスを食べながら向かい、無料の範囲での中を見物。修学旅行生もいっぱいいた。首里城よりも手前の芸大のほうが印象に残った。


昼食は、石畳路を下って沖縄そばのくぇぶぅ。民家の1Fそのままという感じ。沖縄そばとおこわ。一見すると軽そうに思ったけど、意外とお腹一杯になった。松などを見てホテルに戻り、スパでゆっくり。


夕食は魚介を食べたかったので、市場通りを歩き、市場近くの海山味。禁煙フロアがあったのはよかったけど、子供が騒いでるし、亀田戦がTVで流れてるし、全体に落ち着かない雰囲気…。味も全体にしょっぱすぎるし、グルクン唐揚げは骨が固かった。


5/8。船酔い防止を考えながら朝食バイキングを食べ、酔い止め服用。6:30なのに今日は出かける人が多いのか、人がたくさん。ダイバーっぽい人たちも見かけた。


8:15にお迎え。慶良間のときよりも小さなボートで、シービチに向かう。快晴。ほとんど揺れることもなく、30分たらずで到着。いやー、ここは良かった。慶良間で行ったポイントはダイバー向けなので深いところでないと魚がいないのに比べると、ここは珊瑚がごく浅いところに広がっているので、スノーケラーにはとても楽しい。1時間x2回を大いに堪能。


ホテルに戻り、昼食へ。が、目星を付けておいたフレンチもイタリアンもいずれもお休み。とまりん周りで日曜日の昼というのは絶望的か…。結局国際通りに向かって、Guraisu&Furannkiで大人バーガー。悪くないお味。ボリュームはもっとあってもいいかな。戻ってからスパと荷造り。カバンがいっぱいになってきた。


夕食。目星を付けていた、ホテル近くのステーキ屋が満席…。この日はつくづく食事どころに縁がない。おもろまちに行けば何かあるかなとタクシーで向かってみるも、関東・関西チェーンの店が点在、という印象。DFSに入ってみたら殺風景でびっくりした。周囲の建物も1つひとつの距離がけっこうあるので、歩いているとしんどい。結局、ヌーベルダイニング亜都利栄というところに。和食が中心の店だけど、洋食が食べたかったのであえてパスタとか生ハムサラダとか。酒に合わせるためか塩気が強すぎた。それぞれの味は悪くないだけに残念。あっぷるタウンに入っているCOOPで買い物をして、バスでホテルに戻る。


5/9、晴れ。朝食をたっぷり食べ、チェックアウトしてゆいレールで空港へ。


那覇空港でチェックイン。小腹が空いたのでタコライスを食べておく。悪くないね。空港には小さいサータアンターギーも売っていた。帰路のJALは途中大きく揺れたり、君津の上空あたりではANAとニアミスしたり、とちょっとおっかない。羽田には少々遅れて到着。荷物が記録的にすぐに出てきた。帰宅して一息。
結局雨は初日だけで、ずっと天気に恵まれた。行く直前まではずっとじとじと雨、そして戻った後の日からまた崩れていったようだ。日頃の行い重要(笑)。那覇はだいたい堪能したので(あとはやちむん通りの沖縄陶芸くらい?)、今度行くなら北のほうがいいかな。
地震・原発による沖縄のダメージは本当に大きいようで、GWなのに日本人観光客の集団は少ないし、中国・韓国系の人たちもほとんど見かけず。タクシーの運転手も「これから日本はどうなるんですかねぇ…」と嘆いていたのが印象的。

2011年04月22日

レダン島(6)


(5)より。 3/28。帰国日なのだがまたも雨が降っていて、シンガポール行きの飛行機がちゃんと飛んでくれるのか心配な状態。スノーケルツアーの日に効果を発揮した?てるてる坊主に最後のお願いをする。 朝食は食堂でナシレマック。ココナツミルクごはんに魚のカレー、卵、小魚、きゅうりが添えられている。これと紅茶で、2人で13RM。


昨日変な請求のあったスナック代はナシということに。チェックアウトしてバスで空港に送ってもらう。のんびり空港とはいえ、X線検査などはちゃんとやっていた。9:40搭乗。雨が強くなってきちゃった。


搭乗が終わり、いざ滑走路でテイクオフ、というところで停止。雨が強まり、滑走路にモヤがかかってる。20分待つもダメで、一度降機し、2時間待つという。チャンギで当初予定していた乗り継ぎ時間は4時間。チェックイン時間はその30分前が限度だろうから、実質3時間半。着陸→Budget Terminal→入国→T2→T3という移動を考えると、2時間の遅延だと猶予30分しかないぞ……。空港職員の責任者(さっき傘渡してくれた兄さんじゃね?)にかけあってみるもとりあえず2時間遅れなら大丈夫だという返事なので、2時間を越えるまでは待ってみることにする。
トイレに行って戻ってくると、急遽出発することになったらしく、慌ただしい。雨はまだあるものの、滑走路は見えてる。悪天候の合間を縫うようにして、11:20フライト。この時点で1時間20分の遅れということになった。ともかく制限時間内には飛べたわけで、てるてる坊主の効果があったのか!?


無事にシンガポールチャンギ空港着。遅れたために上空が混んでる時間になってしまい、着陸時間がさらに遅れた。FlightStatsでは87分の遅延らしい。ちなみに翌日は280分(これだと完全に終わっとる…)、翌々日は120分の遅延だったので、ひどい目にはあったけど運が良かったほうらしい。
さて、入国をさっさと済ませてT3に急がねば、と思ったのだが、ここからがBudget Terminalの本領発揮。ほかの飛行機と重なってしまったのか、入国審査に行列ができている。しかも全然動かない…。揉めているのかと思えばそういうわけでもなく、質問が厳しかったりチャットをするわけでもない。後のT3の入国のときと比較すると、要は「検査官の一挙一動が遅い」ようだ。ストライキだったのかなぁ。列の動きもまったく読めなくて、飛行機を出てから最初に並んだはずなのに、ようやく出て荷物をピックアップする頃には最後になっていた。T2行きのバスも大混雑で、行きよりも遠回りになっている感じ…。T2を走りスカイトレイン、そしてT3でもまた走る。T3もスカイトレインからでは案内が乏しく、カウンターに行くのも苦労した。無事にチェックインできたものの、ゲートに行けという時間がすぐに迫っている。昼食とおみやげ購入を兼ねてチャンギの空港を堪能しようと思ったのだが、まったくそれどころではなく、出国検査を経て、爆速でおみやげの買い物(レダン島に日本で配れるようなおみやげ屋はない)。T3が大きいとはいえ、出国してしまうと店の数は乏しい。買い物や食事は外で済ませるべきだと思った。
お腹を空かせたままゲートの時間に急かされて入ったものの、要するに手荷物のセキュリティチェックが再度入るというだけだった。入ったら出られないし…これならもう少し外でゆっくり買い物もできたなぁ。1つだけあるカフェでクロワッサンとマフィンを購入して搭乗待ち。
羽田行きの機内は満席。ハリポタ観た。皆もう明らかに子供じゃなくて無理ありすぎるだろ。到着は予定よりも30分ほど早く、荷物もいつもよりもあっさり出てきて、終電を焦らずに帰路につくことができた。やれやれ。とはいえ、やっぱり節電の影響であちこちで荷物抱えて辛い目に…。

レダン島やベルジャヤレダンリゾートは、とても素晴しいところだった。ホテル内の食事はクオリティ高いし、安く上げたいときには外に出ればローカルフードを2人分20RM内で済ませられる。天候がよくなかったのがつくづく残念。「初日であろうと穏やかな海のチャンスを逃すな」と「海を舐めるな」が教訓。オンシーズンに行けるといいのだろうけど、だいぶお高い。ベルジャヤ航空での帰路同日乗り継ぎは、懸念のとおりリスキーだった。シンガポールで後泊にしたほうがアワアワせずに済んだし、市内でおみやげも買えただろう。チャンギは次回こそゆっくり見たいものだ(次回がいつか、そもそも震災と原発事故で仕事にクリティカルな影響を及ぼすんじゃないか、といった問題はあるけど)。

レダン島(5)


(4)より。 3/27、ちょっと小雨から曇。朝食はASEAN CAFEでバイキング! 2人で116RMとすごく高いけど…。マレーの朝食の定番であるナシレマック(ココナツミルクで炊いたご飯で、揚げジャコみたいなどを添える)、中華ごま団子など、いろいろおいしい。そして案の定食べすぎ。


ビーチには人も多いし、波も(到着日を除けば)一番弱めかなー、と油断していたのがまずかった。ほんの10mほど進んだ程度と思ったのに、いつのまにか水位が上がったか急激に深くなったかで足がつくかギリギリ、上からは猛烈な波が降ってくる。パートナーはすでに足がつかず、戻るに戻れない状況。なんとか掴まえて、浜に戻ろうと悪戦苦闘。それが見えたのか(こういうときは手を大きく振るのがヘルプの合図らしい。覚えておこう…)、ライフガードが助けにきてくれて、浜まで救出される。ほんのちょっとの距離を戻るのがこんなに大変とは。これが無人のビーチだったら本当に危なかった。浜から見返すと、遊び始めたときよりもずっと波が強くなっていた。しばらくぐったりした後は、おとなしくプールで遊ぶ。


タートルウォッチボードがアクティビティの一覧にあったので行ってみるが、シーズンじゃないのでやっていないらしい。しょぼーん。シーズンにはビーチのすぐ前にやってくるようだ。 お腹が空いてきたので、BARでコーラと4 Seasons Pizza、58RM。うーん、このピッツァは正直微妙かな。マルゲリータのほうがやはりお勧め。久々のコーラはおいしかった。
明日はもう帰国の途につかないといけないので(初日の海に入るべきだった…(泣))、部屋で荷造り。なぜかスナックを食べたことになっている請求書が届いたのでクレーム。明日にならないと回答できないらしい。


近くの村を散策。モスクを見るだけのつもりがぐるっと一周してけっこうな歩きに。この辺りまではあまり旅行者もやってこないのか珍しげに見られつつも、ハローと気軽に声をかけてくれる。おみやげ店はおろか、マーケットや生鮮・生活雑貨店も見当たらないけど、この辺りの人たちはどこで買い物をしているんだろうか。立派な建物の玄関がヤギに占拠されていてシュール。ホテルに戻ると、先日見かけていた大トカゲと再会。撮影に成功。部屋に入ったとたんに大雨。危ない危ない…。


雨はすぐ止んだので、最後の晩餐?に食堂へ。バンダンスープヌードルというちょっと辛い麺、オムライス、レモネード。なかなかおいしかった。雷で2度ほど停電。ホテルのほうは停電していなかったので、あっちは自家発電なのかな。 (6)に続く。

2011年04月21日

レダン島(4)


(3)より。 3/26、ようやく朝から南国らしい晴れ間と気温。仕事でちょっと失敗があったので、たまたまた出社していた同僚にPDF作成作業をお願いしたり…。だらだらと11:00過ぎにブランチ。まだ入っていなかったホテル内レストランBRASSERRIEを試す。サシミもあるよという一見怪しげなメニューだったのだが、頼んだインド料理はなかなかの味。パン(無料サービス)、チキンカレー、マトングリル、ナンを堪能。これでひととおりこのベルジャヤホテルのレストランを試したけど、どれもクオリティ高いなー。


食後はホテルが所有するというもう1つのプライベートビーチへ。暑い中、てくてくと山登りをしていくと、コバルトブルーの海が下に見えてくる。下り終えるとそこは誰もいない砂浜…! なんだけど、誰もいないってことは掃除もされないし、シャワーもないということでなかなか不便である。おまけに波もやっぱり荒い……。スノーケルを付けて潜ってみるも、視界不良、沖は危ないので早々に断念。さらに海の中でトゲトゲの草の切れっぱしに巻き付かれて傷だらけに。とほほ。戻ってプールで少し泳ぎ、普通のビーチのほうも試すもやっぱり波が強い。


部屋に戻っておやつなどを食べ、夕方までしばらく睡眠。また大雨が…。小雨になったところで食堂。チキンチョップとフライドポテト、チャーハン、紅茶で28RM。チキンチョップはちょっと大味ではあったけど、フライドポテトは食べたかったものなので嬉しい。 (5)に続く。

レダン島(3)


(2)より。 3/24。またも雨…。予約したスノーケルツアーは中止になりそうだが、一応準備のためにも朝食へ。雨で外に出るのも大変なので、ホテルのASEAN CAFEにて。バイキングは高いしそれほど食欲に満ちているわけではないので、パンケーキとパニーニ、コーヒーに紅茶。結局ツアーは中止。午後に振り替えてチャレンジとなった。雨は一向に止まない。ネットは復旧したので、天候の調査。うわぁ、マレー半島を覆うひどい雨雲だ…。


早めの昼食に外の食堂へ。シーフードオムライス(チャーハンの卵包み)、トムヤムスープ麺。


天気は曇りで微妙だし、こりゃキャンセルかなぁと覚悟していたら、なんと「we'll go」との電話。持参のスノーケルセットを持って水着でダイビングセンターに向かい、ライフベストを渡され…ってどんどん晴れてきて暑くなってきた。あれよあれよと人が増えて、こんなにホテルにお客さんいたのかという賑いに。まず港にバスで向かい、そこから船で海洋公園へ。やはりちょっと海は荒れぎみ。


ビーチに降り立ち、説明を受けてから、スノーケル用具装着。そして突入……おぉ、いるいる。いかにも餌付けされてるのが残念(ガイドも食パン持ってるし…)な感じだけど、サンゴとたくさんの魚を見ることができた。日本から持っていったゴーグル、スノーケル、フィンもようやく活躍。特にドライスノーケルの能力は素晴しく、レンタルのスノーケルにあるような海水を飲んでしまうことがまったくなかった。防水カメラのDSC-TX5も問題なく動作。しかし波がちょっと強くて、カメラを構えて揺られていると酔いぎみになる。45分ながらヘトヘト。ドリンクがツアーに含まれていると聞いていたのに、なかったのも辛かった。パートナーのほうはもっとひどい船酔いになってしまったようで、ホテルに戻ってからもプールサイドでグロッキー状態。


目覚しをかけ、夜まで熟睡。夕食をとりに少し離れたローカルのレストランへ。サテ、牛テールスープ、紅茶。紅茶に練乳が入っていてちょっとビックリする。星がよく見えて綺麗だったので、ホテルのWiFiが入っているのを幸いにGoogle Skyマップで星座を見て遊ぶ。楽しいなー。 (4)に続く。

レダン島(2)


(1)より。 3/24。昨晩の豪雨が続いているというか、ひどくなっているような……。朝はシンガポール航空の食事の残り物と、リンゴ。湯沸器があるので紅茶も飲んだ。一応雨は止みはしたので海に行ってみるも、波がめちゃくちゃ荒い。波打ぎわで遊ぶくらいで断念して引き上げる。


昼食はホテルのASEAN CAFE。烏龍茶、ラザーニャ、トマトペンネ。どれもとても品が良く、ボリュームも満足。外に比べればはるかに高いものの、1人1200円くらいで日本の下手な高級店よりもおいしいものが出てくる。
翌日のシュノーケルツアーを予約。4ホップツアーはこの時期は開催しておらず、1ホップのみらしい。1人60RM。ミニハイキングも時間が遅すぎて無理とのこと。


しょうがないので、体を動かしにジムに。ヒルトップにあるジムはガーデンコテージからは離れていて、フロントからカートで連れていってもらう。丘のてっぺんにあるジムから海を一望できる。海は上から見てもかなり荒れていて、サーフィンをする子供くらいしか目につかず。ジムのスタッフは、モルディブから来ていて千葉にも遊びにきたことがあるという謎のモルディブ人。


ライトアップの中、散歩。まだシーズン前ということもあって人もほとんどいない。オンシーズンは宿代が倍になって、ビーチマットも取り合いになるとか…。


夕食はホテル出てすぐの通称「食堂」、AIMA'S GRILL FISH。レンダン2種(牛肉の煮込みらしいのだけど、出てきたのはソテーっぽかった)、クウシンサイのニンニク炒め、紅茶。どれもわりといけた。2人で19.50RM。近いし安いのでこの店にはその後もたびたび来ることになる。 (3)に続く。

レダン島(1)

3月末はマレーシアのレダン島に行っていた。地震からの避難というわけではなくて、だいぶ前から計画していた旅行。ただトイレットペーパーだのガソリンだの米だので東京が大騒ぎしていた頃だったので、ちょうどいい退避時期ではあったようだ(とはいえ、原発は深刻度が増していってるけど……)。


出発は3/22羽田からシンガポール航空シンガポール行き深夜便。停電とか余震怖いし、羽田に早めに着いてのんびり食事していこう、と予定していたのだが、パートナーの帰宅が遅れて時間ギリギリになるという波瀾万丈なスタート。おまけにルートのあちこちが節電の影響で、荷物を抱えて泣く思いをする。チェックイン、両替。円→リンギットのレート悪い…。22:00を過ぎると、出国ゲート通った後の羽田国際は地獄だぜ。フードコートしか食べるところがなく、悲しいカレーとおにぎりで夕食。食事中も余震があった。シンガポール航空で軽食と朝食が出るらしいのでそれに期待だ……。羽田はゲート内よりもゲート外で食べるべき。


3/23 00:30定刻フライト。滑走路に行くまでに15分くらいかかるね。SQ633便はB777で、正直ボロい感じがある(パーソナルテレビやUSB端子などの設備はちゃんとしてるけど)。2席使って眠ろうとしたものの、体痛くて死にそうになった。1時くらいに軽食というにはかなりしっかりした食事が出た。朝食も出るはずだったのだが、乱気流の影響で抜き、という悲しすぎる事態。食事に祟られてる? 06:55チャンギ空港T3。着陸して3分でブリッジに接続してる、ってすごいなぁ。入国は何も聞かれずほとんどスルー。
ここからベルジャヤ航空に乗り継ぐためにバジェットターミナルに向かうのだが、これがかなり大変。その名のとおりLCC向けのターミナルで、T1〜T3に対して鬼っ子みたいな扱い。T3からT2にスカイトレインという無人列車に乗り(トレインの駅に行くだけでもけっこう時間かかる)、T2からエレベータで下に降りてバス停に向かい、そこからバスを待ってバジェットターミナルに行く必要がある。つまり、T3→(スカイトレイン)→T2→(バス)→Budget Terminal。税関出てから40分弱かかった。急ぎの場合はタクったほうが多分よさそう(バスはかなり混むことがある)。


鬼っ子なターミナルはどれほど恐しいところなのかとガクプルしてたのだけど、バジェットターミナル自体はまだ新しいので綺麗。食事どころもマクドほかチープな店がいくつか。ベルジャヤ航空のカウンターはフライト2時間前にならないと開かないので、カフェでパンを買って朝食。わりとおいしい。バゲージクレームのところでパスポートを見せれば、無線LANのアクセスIDをくれるので、Nexus Oneで時間潰し。
ベルジャヤ航空のカウンターが開いたところでチェックイン。ベルジャヤの荷物制限は厳しく、預け10kg、手荷物5kg。預けは事前に調べていたのできっちり10kgで合わせておいたのだが、手荷物の制限には気付いていなかった。スケールがターミナルに用意されていたので調べてみると、無事5kg以内。とはいえ調べている気配はなかったので、手荷物についてはよほど重そうに見えない限りは少々の超過は大丈夫そう。出国も特に聞かれることはなく。ゲート内もそれなりにちゃんと充実した空港っぽい(というか羽田よりはるかに良いな、これは…)。


のんびりしてたら予定搭乗時間過ぎてた。急ぎめに搭乗口に向かうと、ちょうど搭乗が始まったところ。というか日射しの中テクテク歩いて飛行機に乗るんですけどね。とても小さなプロペラ機。まだオンシーズンには早いこともあって、乗客は10人もいない。サービスは水と飴。チャンギを飛び立ち、マレーシア上空、そしていろいろな島々が見える。フライトは1時間半ほど。


レダン島到着! 実際には1回目の着陸に失敗して島を1周していたが(おかげで全景を見ることができた)。小雨ってる。レダン空港はバスの待ち合い並みに小さい。少人数でいろいろなことをやってるし、電算化もほとんどされておらず、入国審査も複数人で目視チェック。おかげで長蛇の列がなかなか終わらないという。入国審査の終わったところで入島税5RM/人を支払う。宿泊のベルジャヤリゾートの迎えがきていた。リゾートまでは車でわずか5分ほど。途中にいくつかのローカルなレストランを目にした。


ふぉー。ベルジャヤレダンリゾート、すごいところだな…。ウェルカムドリンクを飲みながらチェックイン。ガーデンデラックスルームで予約していたのが、1つ上のガーデンコテージにアップグレードされていた。これは素晴しく嬉しい。超広い。水は毎日サービスで500ml×2本が提供されるようだ。バスローブ、スリッパなども揃ってるし、コンセント変換を持っていったのだがもともとマルチ対応のコンセント口になっていてタイプAも普通に使える。100V向けのソケットすらある。すげぇ。ネットワークはWiFiがあるのだが、シグナルが弱い上、この日はDHCPでアドレスを取れるものの外に出られず(島から先での障害、らしい)。TVはあまりチャネルはない上に受信事情が悪いのか、画質がひどい。MTVはないんだな。BCCでは日本の原発の話題とか。


早速散策。ホテルのレストランの方向に足を向ければ、そこは…海!! エメラルドグリーンの海である。曇っていて小雨が降っていたのでこの日は泳がなかった(後日これが激しい後悔につながろうとはまだ2人は思っていなかったのであった……)。 大きなプールもあるけど、誰もいない。
お腹が空いたので、ホテルのバーでマルゲリータピッツァ(+水で37.10RM)。前評判どおり美味。外食でここまでのピッツァは初めてかもしれん。マレーシアでこれほどのピッツァに会うとは思わなかった。海風に当たっているとちょっと寒い。


夕食は迎えのバスで通った道を進み、羊の群れを過ぎた大きめの食堂。ナシゴレン(というよりフライドチキンライス)、焼きそば、コーラ、紅茶で17.70RMとホテルよりも安いのはいいのだが、塩気が強くて味付けも大雑把すぎる。ハズレ…。食堂には猫(とヤモリ)が多い。部屋に戻ったとたんに豪雨が始まる。 (2)に続く。

2011年02月01日

台南〜台北旅行 (3)

(2)からの続き。 1/23晴れ。なぜ出発日になってようやく……。朝ごはんはいつものようにホテルで。昨日ほどは虱目魚粥はおいしくなかった。しかしなんだかんだとやっぱり食べすぎる。


チェックアウトまで少し間があるので、新幹線のチケットをファミリーマートに買いに行く。本当は前日にセブンイレブンで買うつもりだったのだけど、指定席しか買えず、何時に台南駅を出て高鉄台南に到着すればよいのかわからなかったので、断念していた。ネットで下調べを終えていたので時間は確定。ファミリーマートの機械でポチポチと入力し、印刷された紙をレジに渡してお金を払う(カードにしたかったのだけど現金だけだった)。これで、そのまま使える乗車券が発行される、という仕組み。
ホテルをチェックアウト。毎食の朝食時に料金の書かれた紙にサインさせられていたので「朝食ビッフェ」という当初の予約に関係なく請求されるか?とビクビクしていたのだが、問題なく追加料金は何もなしで。本当にこの料金なのが不思議なホテルだなぁ……。 街や田園に霧がかかって何やら幻想的。さらば台南。


高鉄台南駅。やっぱり日本の新幹線の駅の雰囲気だ……。 途中まではいい天気だったものの、山を越えてから雲行きが怪しくなり、桃園あたりでは雨がパラパラ窓に付くようになってきた。

台北着。雨は降ったり止んだり。MRTで大安のホテル「台北美侖」に向かってチェックイン。部屋に入る時間にはまだ早いということで荷物を預けて買い物に出かける。おみやげ屋の波克はお休みなのか移転したのか見当たらなかった。お茶のお店に入ってみるも、小分けは真空パックの見た目いまいちなものしかできないみたいなのでヤメ。風情はそれほどないかもしれないけど、忠孝復興のSOGOでお茶などをひととおり揃えた(昼食も取りたかったのだけど、ここのフードコートは今いちで止め)。


ホテルに再度向かい、チェックイン。鍵をもらっておらず、部屋番号をメモってなかったのでちょっと手間取った。本来はちょっと高い料金なはずの台北101ビューの部屋が割り当てられていた。とはいっても101は1回見てるし、そんなに素晴しい絶景、というわけでもないんだよねぇ。遅めの軽い昼食復として興南路を下って、お粥街へ。清粥小菜の有名なお店もあるのだけど、お粥はちょっと不足ぎみな気がしたし、台湾にきてまだ食べていなかった魯肉飯を途中の店。普通めかな。
ホテルに戻る。おみやげをパッキングしたらえらいことになった。ホテルのジムはランニングマシン、バイク、マッサージチェアくらいしかない。ビジネスセンターでEVA AIRのチェックインをして印刷。本当は有料なんだけど、2枚だけだったのでタダにしてくれた。


夕食に出発。若者の繁華街である西門を経由して、祖師廟近くのかねてから行きたかった排骨大王へ。台湾フォーチャー本にも掲載されているしんちゃんも健在。排骨湯、テンプラ、そぼろ飯を頼む。サービスで漬物も付いてきた。排骨のかぶりつきに苦労していると、しんちゃんがでかい包丁で砕いてくれる。味の染みたスープや大根がうまい。そぼろ飯は味が薄目だけど、漬物と一緒に食べるとぴったりいい感じ。テンプラ(日本で言うさつまあげ)も、ごぼうが入っており、出来たての味がたまらない。飾らず安くてうまい屋台ご飯の真髄。


せっかくなので祖師廟にも行ってみる。荘厳な廟のすぐ隣がワイワイとした食事処なのがまた面白い。西門に戻ると工芸品の市が立っていた。ちょっと歩き過ぎて疲れぎみ。雨も降ってきた。


1/24曇〜雨。結局天気には恵まれず。晴れ男パワーでなんとか全雨予報を曇ときどき小雨程度にできたというところか。 ホテルの朝食はシャングリラほどではないにせよ、けっこうイケる。日本人(ビジネスもいれば観光も)もかなり見かけたように、和食ものも充実していた。久々に普通の白米と焼き魚とか。


フライトまでは時間があるので、チェックアウトして荷物を預かってもらい、街歩き。桃園空港だとこういう時間をほとんど取れないので、すぐそばの松山空港から行けるのはつくづくありがたい。赤いのは塗装されたカブなんだけど、春節祝い用なのかね。大安公園を抜け(MRTの建設を実施中)、ショッピングや食事のゾーンとされる永康街にテクテクときてみた。ゴハンを探すもいまいちピンときたものはなく。日本人ツアーのひとたちがいっぱいいた。それから、永康街の公園にトレーニング機械が置かれててたまげた。これは朝に太極拳をするお爺ちゃんがついでにやっていく系なんですかね。


永康街でご飯を探すのはあきらめて、仁愛路方向に向かいながら考えることに。市場があったのだけどちゃんとご飯を食べるには向かない場所だった。市場を出たところにあって人気がある風な火鍋店に入る(「市場で買ったものを具材として持ち込まないように」と書いてあった)。牛肉鍋を注文。これは疲れて冷えた体にちょうど良かった。各テーブルに鍋台がある。普通に頼めば自動的に野菜類は付いてくる。キャベツ、カボチャ、カニカマ、トマト、といろいろ変わりダネが多いが、これがけっこう美味しい。肉は鮮度の良いしゃぶしゃぶ肉で、これをすき焼き風に卵につけるもよし、タレを使うもよし。タレは各自で好きなように調味でき、大根おろし+中国醤油+黒酢の組み合わせがおいしかった(前にいたお姉さんの調味を真似した)。丸い団子があってつみれかと思いきや、甘い黒ゴマ餡団子。びっくりしたけど、意外やこれもうまい。


大安付近の仁愛路は真ん中が緑道になっており、大きな木々に包まれた素敵な通路になっている。パートナーは大興奮。撮影した写真の後半部はこの緑道多数である。

小腹が空いたとき用にと芋頭麺包(アンパン)を売っているBread Talkを探したんだけど、検索や店のページに出てきた住所には見当たらず。これ以上ぐるぐる探す気合いも時間もなかったので断念(しかしこの前日にファミリーマートで買ったごく普通の袋詰めアンパンを帰国後に食べたところ、日本のコンビニのそれよりはるかに美味。Bread Talkのだったら一体どんな味だったのだろうか……ゴクリ)。

ホテルで荷物をピックアップし、MRTに乗ってそのまま松山機場へ。大安からなので1本とはいえ、本当に近いなぁ。パンパンに詰めたキャリー鞄は18.4kgまで育っていたようだ。 小さな空港なので見るものもあまりないけど、気になっていた蔭油(発酵豆醤油)を1本買ってみた。街だと半額以下だけど預けカバンに詰めるのも怖いしね…。時間を待ちながら最後のパケット使用として羽田空港からの帰路などを調査。うーむ、どれも微妙だ。

予定時刻よりけっこう遅れて搭乗。「レジェンド・オブ・ガーディアンズ」を観た(中国語字幕)。子供向けのこれでも英語が聞き取れないところ多数だったので、またさらに英語能力が落ちてるようだ……。字幕はなんとなくわかった。話は単純めではあったけど、わりと面白かったかな。あれは兄者はダースベーダーになって戻ってくるんですかね。微妙な時間の便だったので食事は出ないかなと思ったら普通に出てきた。チキンの弁当はチキンはともかく米が微妙…やはり機内食は日本から積んだものに限る?

搭乗までは時間がかかったわりに、日本到着時刻は予定どおり。羽田の手前でエアスポットに落ちて、機内騒然。ジェットコースターのようにすとーんと落ちて、そこから急にせり上がって、とここまで激しいのは初めてかも。ともあれ誰も怪我などはなかったようで、無事に着陸。醤油瓶が割れてたらある意味大惨事だった。荷物が出てくるのはやっぱりどうも運が悪いのか、ほぼ最後。予想では曇くらいだったのに、日本も雨。家までの帰路はちょっと大変だった。

翌日からさっそく業務に復帰で、おみやげを渡しつつあれやこれやと積もったものを片付けて今に至る。台湾はやっぱ旅行しやすいね。治安がいいし、外国人プライスもお釣りごまかしもないし、ご飯は日本人の口にあっておいしいし、都市部ならコンビニもネットも揃ってるし、漢字の表記でなんとなく意味を掴めるし。台南の物価の安さも素晴しい。新幹線も使いやすい。だいぶ見聞を広めてきたとはいえ、まだまだ未知の料理も多いので、再訪して今度は高雄や東側にも行ってみたいところだ。3Gパケット通信も高速でとても便利(結局ホテルのネットはほとんど使わなかった)だったんだけど、1つ大きな問題は、「マップで検索しようとしても、地名や店名を入れる術がない」こと。入力しようにもN1程度の環境だとかなり厳しく、打ち間違いも頻発で大変。これはなんとかならないかねぇ。せめてマップ上の文字列をコピペできるといいんだけど。



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読むと台湾に行きたくなる。どれもおいしそう(実際おいしい)。台湾の特に屋台料理は見た目から味がわからないものも多くて手を出しづらいのだが、事前に予習をしておくと挑戦する気になる。巻末に各お店の住所も載っているので、Googleマップでの検索を使えばだいたい場所のアタリをつけられる。

台南〜台北旅行 (1)

羽田-松山発着便の開始を受けて、1/20〜1/24の期間に台湾に行ってきた。今回は「美食の街」と称される古都・台南でその地の味を知ることが目的。いろんな仕事が(こちらのせいでないところで)遅延したり新規発生したりして、たかだか3日間休暇を取るだけなのに前後がひどい忙しさになってしまった…。


1/20。再国際化された羽田空港。ショッピング・フードゾーンは「EDO」をテーマにしてるらしい。ゴハンは機内で出るので特に何も買ったり食べたりはせず。成田よりはよさそうかなぁと思った。ちょっと地方空港っぽいね。ヴェネチアのミケランジェロ空港に似てるかも。
航空会社はEVA AIR。マイレージは付かないがだいぶ安い(もう一声安いといいんだが。LCCは出てくるのか?)。オンラインチェックインをしておいたので1時間前の荷物預けでOK。羽田-松山だとショボい機内設備かなと思ってたけど、ちゃんとパーソナルテレビのある機体だった。「ソーシャルネットワーク」を観た。あの早口英語と中国字幕だと理解が苦しい……。もう1回ちゃんと日本語字幕で観たほうがよい気がする。途中ちょっと揺れた。機内食は豚肉ゴハン。わりとイケる。


台北松山空港着。雨なこともあり、意外と寒め。入国、荷物ピックアップ、両替。左方向に行ったところにある電話会社のカウンターでデータ用SIMを購入(通話かデータかのどちらかを選ぶ必要がある。両方というのはない)。1週間プランでNT$450。N1に刺して設定完了。3Gがちゃんと3Gの速度だ。ソフトバンクのクソ遅いのとは雲泥の差だぞ。
松山空港は市内なので、MRTでそのまま移動できる。2008年に買った遊カードがまだ使えて残高も残ってたのでラッキー。前回MRTはさんざん乗ったので手慣れたもので台北駅に到着。
そのまま台南に移動するため新幹線(高鉄)のチケットを買いにいくが、自販機がガイドブックなどの情報と違って中国語のみだった……日本人は漢字読めるのでなんとかなるアル。カードで自由席2人分購入、NT$2610円。安い(バスだと1人NT$300というすごいのもあるが)。日本の技術協力ということもあって、駅の感じから車両までほぼ日本の新幹線。揺れも少ないし広いしわりと快適。自由席はけっこう混んでいて、ギリギリ2人並んで座れた。台中までは立ちの人もたくさん。2時間ほどで高鉄台南駅着、ここから台鉄の区間車で台南駅へ。高鉄のダイヤと連動しているので、ぼーっとしてると30分〜50分待ちということになる。小雨。


ここから3泊の宿は、台南駅裏(行く通路がホームレスの寝泊まり場で、いまいち雰囲気や臭いが悪い)にあるシャングリラ・ファーイースタン。ブルジョアめ!と言われそうだが、ほかの地域ならシャングリラなんてあり得ないのだが、台南だけは妙に安いのである。もちろん設備やスタッフは(多分)シャングリラ品質。一般人がシャングリラなんて二度と泊まることはないので、これを逃がす手はない。広い部屋に、歯ブラシやバスローブ、浴槽、無料ネット(ただし有線のみ)、ポットにお茶パック、ウェルカムフルーツ、アイロンにスリッパにソファーに、と揃いまくり。しかも屋外だと思っていたプールは温水で通期でやっているらしい。水着は持ってこなかったよ……。ちなみにテレビはCS系が入っているものの、チャネルは少なくて、特に音楽番組がほとんどない。ホテル隣接で大遠百という百貨店がある。


夕食探し。木曜日なので台南で開催している中で最大級という花園夜市に行ってみた。歩いていけるかと思ったけど予想外に遠く、マップで見ても全然進んでないので、あきらめてタクシーを途中で拾う。花園夜市の日は駅前から臨時バスが出るらしいので、もし次回機会があったらそれに乗るほうがよさそうだ。
夜市はやはり楽しい。わいわいと賑っていて、臭豆腐の集まっているところからはかなり強烈な臭い。大腸と春雨の辛いスープ(体が温まる。香菜がおいしい)、鳥の串焼き(ウマー)、羊肉のあんかけチャーハン(ちとイマイチ。皿が汚れないようにするためのラップがまた物悲しい…)、腸詰めおこわ(この系はやはり100%肉のほうがいいなぁ…みたらし団子のタレみたいなのがかかってる)と。雨がちょっと強くなってきた。お腹もそこそこ膨れたので、タクシーでホテルに戻って就寝。


1/21。天気はやっぱりすっきりしない。楽しみにしていた朝ご飯は予想にたがわず多種多様で、麺、卵、スープについてはいろいろオーダーできる。どれも美味しい。いつものことだが食べ過ぎた。ホールのスタッフはノルマでもあるのかやたらとせわしなく、食べ途中でもちょっと手を離していると皿を持っていこうとする(滞在中、隣のテーブルで、最後の1口を食べようと持ち上げたところで下の皿をかっさらっていく、という光景を目にして、隣の人も目前にしたこちらも唖然…。トンビか!)。


天候がいまいちなので、当初予定していた安平観光は翌日にすることにして、台南市内散策とおみやげの買い物dayに変更。ホテル側の大遠百にはめぼしいものはなし。童装・女装って中国語的には正しいんだけど、日本人が見るとギョっとするよな。台南市内の移動はバスかタクシーか自分の足。まずは赤嵌楼にテクテクと向かう。台南の道はアーケードで歩道が整備されてはいるのだけど、その半分くらいは駐バイクで埋まっているし段差も多くて、ちょっと歩きづらい。でも小径に緑があったりお堂があったりと楽しいね。


赤嵌楼の手前でお昼ごはん。当初は評判がいいという赤嵌担仔麺に行こうと思ってたのだけど、ぱっと見魅かれなかったので、別の半屋外型なお店で台南名物の棺材板(シチュー入り揚げパン)。台北でも見かけてはいたけど、本場のこちらはグリーンピースやコーンは冷凍ミックスベジタブルではないし、海老や蛸、イカと贅沢に入っていて、揚げパンと一緒に食べると実に美味い。シチューというより片栗粉(米粉?)のぷるぷるなのがいかにも台湾っぽい。担仔麺も食べようということで、おなじみ度小月の担仔麺+煮卵。台南発祥ではあるけど味は同じかな。で、「昔食べた幻のあのおいしかった担仔麺」を探していたパートナーだが、ここにきて隣の店のメニューを眺めていたらどうもそれは「担仔麺」ではなくて「担仔乾麺」ではないか?疑惑が浮かぶ。


赤嵌楼の中は入場料を取られるので外からパチリ。周囲にもいろいろお堂がある。大遠百、新光三越と移動しておみやげを買い、生ジュースを飲んで一休み。ホテルに戻る途中に電気街(台南駅の南側)があった。ざっと見てみたけど、それほどおもしろいものもなく。「初音ミク高価買取」(を中国語で書いたもの)とか電光掲示されてた。N1のバッテリ消費が激しいので何かUSB給電器みたいなものがあるといいのだが。ホテルに戻ってジムで軽く体をほぐす。だいぶ本格的で、フルジム装備で来るべきところだったなこりゃ。


夜はかねてから計画していた「美濃客家菜」(西門路のほう)。角煮と塩漬け筍、板絛(きしめん)、大根入り卵焼き、ごはんと頼んでみた。これは……うまいぞ! 素晴しくうまい。角煮と筍は好物であり、それがセットになっていて濃く深みのある味付けがなされているときては、たまらん。卵焼きは干し大根の塩気が強めで少々しょっぱめだがおいしい。板絛は焼きうどんっぽく、素直な味。やたらとサービスがよくてデザートのプリンやら箸やらのプレゼントも。宣伝しろということか(笑)。でも本当に美味しいし、客家料理に限ればかなり安い(2人でNT$270)ので、台南に行ったらぜひ訪れていただきたい。


「美味しかったねー」と語らいながらぷらぷらと帰路。逢甲夜市というのが近くにあるということで探してみたのだが、新光三越近くのこれのことかな。レストランと小さな屋台が合わさった感じ。しかしもう食えん。三越の隣のDAISO(!)が入っているショッピングモールを見物。原宿や渋谷的な「若者向けの変な店・グッズ」が多い。ペーパークラフトをおみやげに買った。パロ系のTシャツも面白いものがいろいろあったんだけど、あげたり着たりするには微妙なので見送り。なお、DAISOは日本のダイソーとは違い、紫のライトを多用して通路も広々としているオサレ風味なショップに仕立てられていた。

ホテルでテレビを点けたら、ESPNでアジアカップの日本・カタール戦がライブ中継されてる。日本戦を中国語で中継されるというのも不思議な感じだ。見事勝ったねぇ。実況も興奮ぎみ。見終えて寝る。(2)に続く。

台南〜台北旅行 (2)

(1)からの続き。 1/22は曇り。もうちょっとカラっと冬晴れっぽくなってくれんものかね。


シャングリラの朝食バイキング再び。お茶で茹でた卵、虱目魚(サバヒ)粥がおいしい。


安平に向かう。北站から2番のバスで安平古堡(アンピングーパオ)行き。市内バスは1人NT$18で固定みたい。小銭を持っておいたほうがいいようだ。三越の前では春節バーゲンなのか開店待ち行列が出来ている。安平手前のDANCE CLUBも気になる。洋風のダンスなんだろうか民族ダンスなんだろうか。


郵局站で降りると、運転手さんや乗客から「こっちが安平古堡だよー」と教えてくれる。いい人たちだ。周辺はすでに土産物やら食べ物屋台やらで一杯。安平古堡の入場料を支払い、見学。昔の海岸線から埋め立てでえらく変わってるのだなぁ。


隣の聖母堂。春節祝いか狛犬までリボン付けてます。キメェ(笑)。


お昼ごはん。安平ならここで食べるべき、という周氏蝦卷で、炸蝦卷と担仔乾麺をまずはあっさりと。蝦捲うまーうまー! ぷりぷりした海老とサクサクした衣の食感が実に良い。乾麺はちょっと伸びすぎ? 早めに来たのがよかったようで、食べ始めた頃には席がほぼなくなっていた。別のお店で肉圓(バーワン、ぷるぷるした餅団子みたいなもの)と蚵仔煎(牡蠣のお好み焼き)。こちらはまぁまぁというところ。古老街はおみやげストリートで歩きづらかった。


続いてパートナー念願の安平樹屋。こちらも入場料が必要(1人NT$50)。 倉庫がマングローブに乗っとられて廃屋になっちゃったよ、ということですかね。 笑っちゃうくらいマングローブだらけ。一巡りしてさて帰ろうかどうしようか、というところで入場券の裏に「安平豆花」の広告が書かれていることに気付く。これは行きたかった店の1つではないか。ということで、行ってみた。レモン配合のが夏にはさっぱりしておいしいらしいのだが、若干肌寒いくらいの気温なので普通に温豆花であずきトッピング。ちょっと和風。


2番のバスで台南駅に戻る。北にある中山公園を散歩。南国な高い木々があり、ベンチのところではお爺さんたちがそれぞれ何やら駒でゲーム……というかきっと賭けてるね。公園路側に出て渡ったところに西華堂という小さなお寺がある。おだやかでゆったりした雰囲気。ちょうど謡念仏が行われていた。


台南最後の夜は餃子を食べよう、ということでまずはホテルの裏あたりから行ってみたのだが、全然人が入っていない……電気街近くの店にも行ってみたけれどもGoogleマップでは確かにここにあると書いてある店の影も形もない。Googleマップに誘導されて嵌楼方面に向かい、五花馬水餃子に入ってみた。水餃子、焼き餃子、小籠包と注文。結果的には当たりで、餃子は十分に及第点、そして小籠包は絶品だった。皮の厚み、餡の味、自家製ラー油との相性が完璧。雑穀の入ったお粥は無料で、餃子とお粥の意外な相性に気付かされた(確かに餃子と普通の白米だとちょっと水分が不足して食べにくいことがあるのだけど、お粥にすればそれを解決できる。消化もいいし)。

ホテルに戻り、荷物のパッキング。台南に別れを告げるときが迫っている。短いなぁ。 (3)に続く。

2011年01月10日

鎌倉〜江ノ島旅行

Linux系の古くからの友人で最近会社を興された、fjtさんの燻製パーティーにお招きいただいた(半ば押し掛けたという気もする)。


鎌倉着。かなり久しぶりだなー。朝早めだったのだけど、それでもえらい賑いだ。ついでのつもりの八幡宮が大変な混雑なので、舞殿のところまでで終わりにしておく。


fjtさんに途中まで迎えにきてもらい、お家に到着。クックパッドでも素敵な写真の数々を投稿されている奥様や、fjtさんの血統が脈々と流れてることがよくわかるお子様にお出迎えいただいた。自然に包まれたすばらしい建物。そして、庭の一角にカセットコンロ、鉄鍋、fjtさん自家製のサクラチップ、ダンボール箱に格子木という構成で燻製の準備が。うちからは塩漬け豚バラ(色の赤いやつ)、ハーブ入りソーセージを持ち寄り(本当は生のがほしかったのだけど、直前に買う余裕はなかったので真空パックした安全めなものを)。fjtさんのほうはじっくり塩漬けと風乾燥させたでっかいロースとバラ。うちの「なんちゃってバラ」とは最初の色から違うよ!


着火して待ち。とはいっても、脂が変なところに落ちると燃えるし、チップが足りなくなると燻製されないし、なのでfjtさんはこまめにチェックされていた。これはうちでやるのは難しいなぁ…(うちだと風が強いのも大きな問題)。
燻製ができるのを待つ間、お昼ごはん。火鉢の炭火で、パートナー実家のお餅を焼く、なんて贅沢な…。フォアグラの味噌漬けを付けながら食べるお餅がおいしい。持ってきたサラミはちょっと固かったかな。ほかに持ってきた漬物は、白菜は塩抜きをやりすぎた、きゅうりのぬか漬けはよくできてた、カブはあと1日漬けたほうがよかったかな……という感じ。fjt家の黒豆、チーズ、栗ごはん、茹で落花生はどれもおいしい。


2時間ほどでだいぶ燻製は進む。白かったソーセージが店でよく見るような綺麗な燻製色に。しかも燻製済みのものと違い、出来立てはぎゅっと味が締まってすごく美味! こりゃクセになるとやばいわー。3時間半ほどでひととおり燻製は終わり。木に吊るして風を通して待つ。


やまだあきらさん、武井さんも合流し、武井さん持ち寄りのパンやお酒とお話を楽しみながらまったりと。大船の相鉄フレッサインに部屋を予約していたので、途中で一旦抜けてチェックインに行ってきた。チェックイン時間が早かったこともあり、9Fでダブルルームというのは一番いい部屋なのかな。


戻ってくると、美しく色付いた燻製肉が……。ウマソー。奥様作のパンも出来上がり(さすが素晴しい仕上り!)。煮物の作成をお手伝い。肉の一部を和風ポトフの要領で大きめに切り、昆布、大根、生姜、醤油(肉に塩気あるので控え目)、味醂、酒で圧力鍋で圧15分かけるだけでトロトロに。単なる豚バラでやるよりさらに旨味が加わっている。おいしい。fjt家の雰囲気と料理を堪能し、おみやげに燻製ベーコンもいただいてしまった。本当にごちそうさまでした。


20時台で、外はもう真っ暗。通りの店はほとんど閉まってるんだねぇ。風が寒い。 やまださん・武井さんとお別れし、ホテルに到着。倒れ寝……というにはベッドや枕が固く、2人には狭く、とだいぶ辛くて寝心地は良くなかった…。パジャマやバス用品など、アメニティ系が揃っているのはいいんだけどね(PCは持っていかなかったけどネットは有線のみ)。朝はホテル朝食代わりの上島珈琲店でハムサンド。こちらはわりとおいしかった。


成人式の振袖がたくさんだけど、羽織袴は見掛けないね。ホテル特典の片道無料券を使い、モノレールで江ノ島。とてもいい天気。富士山がよく見える。


実は江ノ島は来るのが今回初めて。チャラいイメージだったんだけど、自然に包まれた門前温泉街みたいな雰囲気だった。しかし冬なのにすごい人……。


頂上からは海を一望。江ノ島での食事はセンサーにヒットするものがない感じなので、鎌倉に戻ることにした。一時しのぎに買った紫いもコロッケはまぁ普通。
で、橋を渡りながらこのコロッケの最後の一口を食べようと口元に持っていったところで、突然横っ面を叩かれて落っこどしてしまった。犯人はトビ。まさにトンビの油揚さらい。襲撃から逃走までまったく無音、自分もパートナーも、すぐ後ろで歩いていた人も、逃走時点までまったく気付かなかったので、あれは注意してくださいで済む問題ではなさそう。
被害はコロッケほんの1口分で怪我もなくまったく大したことはない(しかも落ちちゃったのでトンビにとってもLose)とは言え、口元からでも横取りするというのにはびっくりした。トビに狙われるので注意とは聞いてたけど、猿でも口に今まさに入れようとしているのからは持っていかないよ…。


江の電で鎌倉。最初は混んでたけど途中で入れ替わりがあって座れた。鎌倉は時間帯のせいか、昨日よりさらに混んでる。とりあえず腹が減ったぞ。
目星を付けていたイタリアンのSILENEに行くも、貸し切りで入れず。向かう途中に一番ビビっときていた紅虎餃子で、「なぜ鎌倉に来ておいて…」という気持ちはありつつも食事。黒胡麻担々麺、水餃子と頼んでどちらもまさに今コレが食べたかったんだよ!!というもので、実においしい食事だった。ある意味勝利した気分。雑貨屋などを冷やかしつつ、ユニオンでなぜかナンプラーやらカレー粉やらをお買い物。


鳩サブレーの本店。中の雰囲気といい、上田のみすず飴の本店にそっくりだー。鳩サブレー史その五は涙なしには見られない。 だいぶ歩き通しで疲れたのでこのくらいにして帰路へ。混んでるのがちょっと大変で足も疲れたけど、楽しい2日間だった。また美味しい店をチェックして来たいね。鎌倉だとフレンチがいろいろあるので、ここぞと奮発して行くのもいいのかも。

2010年10月07日

アルゼンチン旅行 ふりかえり

各行程ショートカットリンク: (1), (2), (3), (4), (5), (6)

  • 日程表はちゃんと確認する。ITサービスに過度の信用を置かない
  • SIMフリーAndroid + 現地プリペイドSIM + パケット通信 やはり最強。enable化とAPN設定はショップではわからないことが多いので事前に情報収集
  • アルヘンはレストラン/カフェ/バーの屋内が禁煙でうらやましい
  • 肉の国。毎日肉を食う。ステーキとポテトはだいたいどこもうまい。パスタ系を頼むときは店を選ぼう
  • マテスタンドは見つからない。正直おいしいものでもない
  • 普通の海外旅行並みに気をつけていれば安全。イチデジぶら下げててもまったく問題なかった
  • 9月のブエノスは寒暖差があり、寒いときは寒い。9月のカラファテはだいぶ寒い
  • 動物園は癒される
  • カミニートは一度行けば十分
  • 物価高い。(食事の量が多いことを除けば、)食費・交通費・おみやげ等で、ほぼ日本と同じ額のお金を使う
  • カラファテのニメス湖お勧め。氷河トレッキングもチャレンジ推奨。道具はレンタルで
  • コロニアではアルヘンペソよりもUSドルを使うべき
  • USのトランジットはつくづくむかつく。「USイミグレ爆発しろ」と叫ぶとシャレにならなそうだが
  • ピザグランデはでかすぎ
  • 春先の場所にはリップクリームと鼻炎薬が必要

アルゼンチン旅行(6) ブエノスアイレス


9/24夜、ダラス行きの列に並び、ようやく我々の番に。しかし係員が不思議な表情をしている。 「あなたの飛行機は土曜日ですよ?今日は金曜日です。」
…え?
最初に飛行機を押さえたときからまーったく気付かなかったようだ。IT怖い。日程表だと日曜日に帰国しているようにあったのだが、確かにどう考えてもこの時間で日曜日に帰るのは不可能だ。アメリカンのカウンターでダメ元で相談するもやはり無理。日曜日中に帰ったほうがいいことはいくつかあったものの、こうなっては仕方がない。丸一日空港で待つわけにもいかないし、またブエノスの街に戻ることにする。オラー。
レティーロに着いて、何はなくとも宿の確保。最初のELEVAGEに行ってみるが、スイートしか空いていないと言われ、退却。向かいの「Dora」に入ったところ、このフロントのお爺ちゃんが好好爺というかとっても気さくでナイスな雰囲気! ほかのフロントマンもいい感じ。ダブルの部屋が空いているということで決定。こじんまりとした部屋だけど落ちついていて、バスタブもある。ドライヤーは弱いしWifiはアドレス取れないが…。

ATMでお金を引き出して一安心し、夕食には近くのカフェでピザとサラダAR$63。ずいぶん安いな…。おいしかったけど。今日の失敗にちょっとヘコむ。

そういえば23日のレコレータのショッピングセンターにいたときに、「もう電話がかかってくるような用事はあるまいし、ここならいつでもチャージできるし」と判断してパケット通信にチャレンジしてみた。最初はMovistarのサイトにあるとおり1G/1dayプランの番号226に「1」というSMSを送ってみたけど、こちらは返事なし。次に、誰かの記事に書いてあった1G/2daysプラン番号2345に「DATO」を送ってみたら、こちらは何やら返事が返ってきた。N1のAPNをwap.gprs.unifon.com.arに設定。すると……お、きた! という感じで。EDGEで超遅い。けど、とりあえず用は足りる。Doraで、N1から「月曜日も休みます」メールを送出。


9/25。ぐっすり眠った。Doraの朝食はクロワッサン、パン、ハム、チーズ、ジュース、紅茶とよくあるものだけど、とてもおいしかった。お客さんもDazzlerよりずっと歳の方が多いね。落ち着いた良いホテル。 11時にチェックアウトして荷物を預かってもらい、ボーナスの1日はパレルモに行くことにした。 地下鉄でPlaza Italiaへ。平日だとばんばん来ていた感のある地下鉄は、土曜日だとぐっと減るようだ。


無料の植物園でしばしまったり。


お昼ご飯を探しにパレルモソーホーへ。途中は寂しいけどだんだんと賑やかでオサレな雰囲気になってきた。雰囲気のよさそうな「HENRI」というお店に。最後のロースステーキをもりもり食べる。ちょっと筋っぽいけど、うまーうまー! 特にポテトがうまい。途中ペプシを倒すという粗相をやってのけた…。


通りの名前はホルヘ・ルイス・ボルヘス通り。アルゼンチン生まれの小説家・詩人。 これでパートナーが「うおー」となり、そのまま通りを最後まで歩くことになる。 結局ボルヘスに関係する何かの施設は見当たらなかったけど、パレルモソーホーの中核を成すロータリーに出店が出ているところまでは見た。けど、疲れと荷物による体の痛みで辛く、回る気になれず…。


駅側に戻って、近場でトイレがあって、あと2時間半ほどいられそうなところ…ということで、駅前すぐの動物園に入る。 アトラクションなどを何も付けずのコースで$15/人。安い。 最初はあまり気のない風だったパートナーも、なかなかの食い付きっぷり。 やや駆け足ながら、フラミンゴやらクマやらアルパカやらカピパラやらオランウータンやら…とたくさん観た。 ペンギンのいるアクアゾーンは別料金だったので見られなかったのがちょっと心残りか。


ホテルに戻って荷物を受け取り、軽くパッキングし直してバスターミナルへ。 昨日と同じ18:00のバスだけど、道がガラガラであっという間に着いた。 今日はちゃんと成田までの経路をアメリカン航空でチェックインできて、一安心。

アメリカン航空でのチェックインはちょっとややこしくて、カウンターの前にまず関所があって(昨日はここで引き返すはめに…)、そこでチケットの確認、アルゼンチン入国日確認、預け荷物の数確認が行われる。アルゼンチンに入国したのはいつか、と尋ねられて「飛行機で来た最初の日はいつだっけ?」と調べようとしたのだけど、実はコロニアで1回出国して戻ってきてるから、その日を伝えるべきだったのか。

カウンターで再度チケットを渡して荷物を預け、パスポートにはTRANSITシールが貼られる。カバンにもアメリカン航空の札を付けられた。

出国ゲートに向かう2Fのギャラリーを見回り、残りのお金AR$100をしおりや本などのおみやげに使って、セキュリティゲートへ。ペットボトルもコンピュータも何もチェックなくてゆるゆるなんだが…。免税店はほとんどなし。歯磨きなどをして出発を待つ。

しかしさすがアメリカ行き。そう簡単には乗らせてくれず、搭乗前の荷物検査で手荷物一切を開ける。どうも全般にEZE空港の係員は英語を速くしゃべれるのがカッコイイと思っているのか、抑揚ないままの早口すぎで、聞き取りずらい。米国の空港でこんなことはないよなぁと思った。 パケット通信は2daysのはずが結局搭乗してもまだ使えていた。不思議。(ダラスでもまだローミングで使えるっぽかったけど、後で請求されたら怖いので使わなかった。) 短い期間ではあったが、今回もパケット通信がいろいろと役立ったね。

ダラス行きは満席。映画が往路と別のラインナップになっていたので観賞。「Toy Story3」「The Losers」「Jonah Hex」。Toy Story3は良かった。あの終わり方だと4はないのかな。 夕食にラザーニャ、朝食にクロワッサンとフルーツ。どちらもわりとおいしい。

9/26 ダラス到着。うんざりするほどの行列、開いていない入国カウンター。入国待ち40分、荷物検査30分、そしてまた全身スキャンされた…。 空港ではまた有線LANの場所をキープし、成田便待ち。

成田便は後ろに元気な赤ちゃんがお座りになられて参る(悲しくてギャー、嬉しくてアー、と叫びっぱなし)。 映画は「Twilight/Eclipse」を観た。結局ストーリーがさっぱりわからんかった。3作目なのか。「カラテキッド」もちょっと観るが序盤で飽きる。北京オリンピックの宣伝映画? 昼食はチキンソテー(微妙)、夜/朝食にハムチーズサンド(普通)、昼食にピザパン(重い)。

定刻成田着。 入国、荷物ピックアップとさっくり進んで、雨の中、交通機関を使って帰宅。ただいま。 出発のときは暑かったのに、帰ってきたらブエノスアイレス並みに涼しくてびっくり。

2010年10月06日

アルゼンチン旅行(5) ブエノスアイレス


9/22夜から。
夕食から戻ってきて23:00頃、恐しいことに隣の部屋で大音量と共にバースデーパーティが始まる。 どうも漏れ聞こえる会話から、今夜はフリーパーティーで寝かせないぜ!ということ? Dazzler Tower San Telmo、壁間の防音はそこそこ効いているのだが、玄関ドアが薄く、そこから音の直撃。 フロントにクレームして音量は少し下がったものの、今度は乱痴気騒ぎやらカラオケやらが始まってひどいことになる。 再度の強硬クレームも空き部屋はないということで、明日の対処を約束され、なんとかこの日は就寝。 なんで外国人は(ドラマとかで見る限り)ホテルの部屋で騒ぐの大好きなんですかね…。
9/23 朝食(コロニアのときに似ているが、こちらは味はぱっとせず)後にフロントに行き、アップグレードされた部屋に変更される。といってもパーティしてた部屋の上だけどね。うるさかったらドシドシしてやる(笑)。ちょびっと広くなって浴室に窓がある、グラスやホテル案内も用意されている、というのが相異点か。でもバスルームのカランシャワー切り替えが使えないなど、ちょっとくたびれ気味。


買い物を兼ねてレコレータ墓地に遊びに行くことにした。途中、英語の通じない電気屋店員さんに絵で説明して、SE→C変換プラグを購入に成功。 D線のCallao駅から北にテクテク。高級住宅地で、緑が多く、気持ちいい。


レコレータ墓地。手前に修学旅行生たちのバスがいて、ここでも「フォトー!」と。 アルゼンチンでは墓のある場所で階級が評価されるんだそうだ。で、ここが最高級の場所。 大統領やエビータなど。正門は修復中なので、現在は横の口から入るようになっている。 ツアーや修学旅行で大賑わい。特にエビータのところは集団が次々と列を成していてとても見られない。


レコレータ墓地隣のピラール聖堂。白くて綺麗。


そしてピラール聖堂の隣には、デザイン系家具・雑貨のショッピングゾーンがある。おみやげ雑貨を購入。昼食はここのOASISというイタリアンで。グリルプレートセットを頼んだら牛じゃなくて鳥が出てきた。えー、鳥でしかも胸肉かよ、と思ったんだけど、これがふっくらパリッとしていて、ほうれん草と生クリームのソースが柔らかく味を包み、シンプルにローストしたポテト、赤ワインに浸したトマトとあいまって非常においしい。パンの付け合わせもヨーグルトとオレガノのペーストで美味。思わぬ収穫。AR$106。


このショッピングゾーンだとあまりローカルっぽいものがないので、フロリダ通りのショッピングセンターに行ってみることにした。 また歩くのも疲れそうなので、路線を調べてコレクティーボ(市内バス)に乗ってみる。コレクティーボの乗り場はわかりやすく、車体に番号が振られているので乗る車両に迷うことはない。ただ問題は、「小銭しか使えない」。両替もないので、1ペソコインは大事に集めておかないといけない。乗車して運転手に行き先を告げると彼が値段を設定する(たいてい、いくらかは言ってくれないけど)ので、背後にあるグルグル回ってるお碗にコインを入れる。お釣りがあれば小銭で出てくる。重さで判断してるのかね。レティーロ駅行きでAR$1.10/人。 途中でもっと近そうな降り場所があったので、そこで下車。フロリダ通りに歩き、Galerias Pacificoやいくつかのショップでおみやげをひととおり購入。アルゼンチンっぽさがあってちょっと安っぽいものを求めているなら、フロリダ通りに面している中でちっちゃいおみやげ屋が集まっているような場所に入るといいみたい。値引き交渉はしなかったけど効くのかね。


朝買った変換プラグはばっちり動いた。朝にタンゲリアMICHELANGELO (http://www.tangoshow.com/) にWebから予約していたのだけど、ホテルにも携帯にも一向に連絡がない。まぁ登録はされているだろうということで、時間ギリギリで急いでお店へ……。が、お店に予約は入っていないと言われる。そもそもここはタンゲリアじゃないよ、とも。えっ?えっ? 周辺を確認し、住所も合っていることも確認してもう一度聞きに行くと、「ここは10ヶ月前にクローズしてて、今はこのレストランよ」。Webだけゾンビ化していたらしい…ホテル経由で取ったり電話しなかったりしたのがいけなかったか。情弱だった。
しょうがないのでタンゲリアはあきらめ、折角おめかししてきたので「ちょっといいレストラン」の代用としてマデーロ地区のレストラン街に向かう。重機がライトアップされていてカッコイイ。


マデーロ地区とはいっても、運河を渡ってはいけないようだ。線路と運河の間の区域に、赤レンガのように昔の倉庫を転用したおしゃれレストランが連なっている。賑わっている「CABANA VILLEGAS」に入ってみた。 Bife de Chorizo、野菜グリル、グラスワイン。神戸牛も扱っているらしい(すげぇ高いけど。お好み調味料に醤油も出てくる)。最初に桃のシャーベットが出てきておいしかった! ステーキは脂多めだけどうまい。野菜グリルもおいしかったけど、もうちょっとさっぱりした生野菜サラダを頼めばよかったかな。 AR$200。ここは珍しくPropina込み。どうやらここで小銭財布を1つ落としたらしい…。AR$1入っているくらいだった気がするが、失態にちょっとショボン。


9/24曇。夜には帰国の途につく。 ひととおりおみやげは揃えたし、ブエノスアイレスに来たからにはお約束でカミニートに行ってタンゴも見てこようということに。 大統領府のところからコレクティーボで$1.20/人。降りる場所が微妙に判断がつかなかったのだけど、隣に座っていたアルゼンチン人が「ここカミニートだよ」と教えてくれ、「おーい、この人たちが降りるよ」と声をかけてくれた。Gracias。 11:00だとまだ早いのか、遠足の子供たちと観光客少々、準備の店員さんたちというところ。人がいないとあっさりカミニート区域が終わってしまい、「アレレ、これで終わり?」となる。 ボカジュニオールズのスタジアム「ボンボネーラ」も歩いてすぐ。スタジアムツアーもあるのだが、ガイドブックのときから値上がりしてAR$40というのは高い。 パートナーはおみやげをいくつか購入。マグネットの可愛い飾りが多い。マラドーナのグッズもたくさんある。


タンゴを見せるレストラン。通りから写真を撮ってもかまわないけど、たまにチップよこせとなるようだ。歌う人がCDを売りにきたりも。 チョリパン(チョリソーを挟んだだけのシンプルなサンドイッチ)、ハンバーガー、紅茶、コーヒー。真近で見られるのはよいがちょっと寒い。 咥えたタバコを落とす芸に連れ出されて、ひどい晒し者になった(笑)。 カミニートは1回は来るべきかもしれないけど、1回来ればもういいやという場所だねぇ。
またコレクティーボに乗って5月広場に戻り、Peru通りを散策しながらホテルに。途中、パートナーがPeru通りでスリにあったっぽく、カバンが全開になっていた。初スリ体験! まったく気付いていなかったな。お金は全然持っていなかったので被害はなし。


ホテルのレイトチェックアウト便利だわー。ゆっくりシャワー浴びて荷造りし、チェックアウト。 地下鉄でレティーロ駅に行き、バスターミナルへ。 アルゼンチンペソもほぼ綺麗になくなった。 18:00のバスは途中大渋滞で、運転手の兄ちゃんがかなり焦っていた。空いてからはぶっ飛ばして、15分遅れで到着。兄ちゃんがんばった。 ダラス行きのカウンターは長蛇の列。 さらばアルヘンティーナ、アディオス! (まだ続く)

2010年10月05日

アルゼンチン旅行(4) コロニアデルサクラメント〜ブエノスアイレス


9/21、ちょっと雨が降っていたけどその後晴れた。6:30に起きて洗濯。 ドライヤーを借りてこなければならないことに気付いた。 8:30に朝食。これはおいしい! シンプルながらも、トーストすることで絶妙の味が出る食パン、甘味のあるクロワッサン、味と食感が楽しいロールのハムとチーズ。オレンジジュースもここはちゃんと100%。 食後に庭を散歩。庭に空いた穴はウルグアイ流アサード(焚き火風に焼く)に使うものだろうか。プールはあるけどさすがに寒いので泳げない。 Wifiで確認したいことがあったのだが、ルータから先に出られない状態が続いたり、DHCPが死んでたりと安定しないなぁ。


世界遺産として登録されている、コロニアの旧市街。ポルトガルとスペインでここの領有を争っていたらしい。 小さな区域なので、1日あればひととおり見て歩ける。我々含め、観光客でいっぱい。


Rockというカフェで昼食。ウルグアイの定番ファーストフードである、「チビートス」という名の牛フィレハンバーガー。ハム、レタス、トマト、玉葱と挟んであってボリュームはなかなか。ちょっと最後のほうは飽きるが、パンの焦がし方と肉の味はうまい。 エスプレッソは、ウルグアイもアルゼンチンも、エスプレッソマニアのパートナーによると「薄い」らしい。私の頼んだコークは当然ながら普通にコークです。支払いはアルゼンチンペソだと割が悪いことを学んだので、USドルでUS$22。


クラシックカーや馬車などが道端に停まっていて、観光案内などでは「時が止まったままの…」とか書かれているのだが、実際には単にアンティークショップの展示物なことが多い。たまに、ものすごいボロ車を回しているお爺ちゃんがいたりする。 この日は子供たちが仮装をして道を練り歩いていた。春祭りっぽい。「フォトー(写真撮って)」と叫ばれる。Wazabiってワサビ?


宿に戻って一休みした後、新市街のスーパーに買い物へ。 帰路のためにBuquebusの場所を確認してみたら、とても近かった。着いたときは真っ暗でわからなかったのだが、ちゃんと地図と標識もある。 スーパーでマテ茶とマテストロー、水、お菓子を購入。 宿で水出しのマテ茶を試してみる。コップの3/4くらいに茶葉を入れ、手で蓋をして逆さにして振り(これで細かい葉が飲む際の上側になる)、一飲み分の水を注いで30秒置く。ストローをぐっと刺してちゅーちゅーと吸い、なくなったらまた水を注いで30秒、という感じ。 味は……この甘いお菓子と一緒ならなんとかというところ。苦くて青臭い。健康飲料と思えば…。 アルゼンチンにもウルグアイにもマテ茶スタンド的なものはまったく見かけないのだけど、マイマテカップとお湯または水の瓶を持ち歩いている人はどこにもいる。


夜はパリジャーダのEl Portonへ。賑ってる。 フライドポテト、牛の小腸、アサード、ミックスサラダ、水。ポテトが美味。小腸も中にじゃが芋のような詰め物がされていておいしい。アサードはちょっと固いかな。サラダは玉葱が大胆に入っていて辛い。US$21。あれ、昼のほうが高いのか。


食後に旧市街の夜の散歩。人通りは少な目だけど危ない感じはまったくない。 食事場所は季節柄なのかほとんど閉まっていて、夕食候補だった別のお店もクローズだった。 ブエノスアイレスから日帰りで遊びに来るというパターンも多いようなので、昼の街なのかも。


9/22。今日もおいしい朝食をいただき、身支度してチェックアウト。US$200キャッシュ。大小織り交ぜて作ったらとても感謝された。 歩いてBuquebusに。荷物を預けてイミグレ(混んでた)、フェリーに乗船。行きと同様1時間でブエノスアイレスに到着する。


港からはタクシー。やっぱりメーターでは行かせてくれないようだ。AR$40で中心街にあるDazzler Tower SanTelmoに着、チェックイン。 綺麗だし18:00までのレイトチェックアウト(部屋代50%)もできる。が、プラグがどれもBF形状。これまではCだけだったのに…。フロントも今は変換器がないので明日まで待てという話。 Wifiが速いのは嬉しい。取り込んでおいた写真をバックアップ代わりにストレージに送っておく。窓からの眺めは案の定ひどい。道路の音はするけど、カーテン閉めればそれほどでもないかな。


おみやげを探しに、地下鉄に乗ってショッピングモールのAvastoへ。ウイルススキャンしそうな名前だ。地下鉄に乗るのは簡単で、何回券がほしいかを券売窓口で伝えれば切符をもらえる。1回券AR$1.10。自動改札なので、切符を口に入れて取り出し、バーを押して進むだけ。 ただ、駅によっては方向によって入口が違うので、間違って反対側に行ってしまうと買い直しというせつないこともある。終点駅が大きく書かれているのでそれをチェック。扇状に広がるブエノスアイレスの地下鉄は数ヶ所で乗り継ぎポイントがあり、線によってそれぞれ駅名が違う(赤坂見附と永田町みたいなものか)。ホテルでもらえるような簡易地図だと省略されてわかりにくいことがあるので、ガイドブックのちゃんとした地図を持っていたほうが安心。ほとんどの駅ではアナウンスは流れないものの、駅名はかなり大きく掲示されているし、乗り換えの多い駅についてはアナウンスも流れる。各線はA〜EとHという名前が振られていて色分けもされているので迷うことは少ない。
AvastoはB線Callao駅を出てすぐ。お腹が空いていたので、上階フードコートのステーキ屋でリブアイステーキ(Ojo de Bife)とロースステーキ(Bife de Chorizo)。ドリンクとサラダ付きでAR$80。Ojoはちょっと臭みがあるかな。しかしステーキうまいです。フードコートなのでレストランのほど大きくはなく、300gくらいだろうか。遊園地が建物内にビルトインされていてすごい構造。 ひととおり回ってはみたが、服とか雑貨とか贈答ワインとかはあるが、食品が全然ない。 どうやら食品は隣の「COTO」というところ(Avastoグループだけど)が担当するようだ。 基本的に生活用のお店(ダイエーっぽい)で贈答に使えそうなものは少ないのだが、バラマキ用のおみやげをここでひととおり調達。 支払いにカードを使おうとしたところ、ここはパスポートはコピーじゃダメらしい。スペインでもイタリアでもそんなことはなかったよ…。新人っぽくて問答しても埒があかなそうだったので、なけなしの現金で支払い。 だいぶ歩いて疲れきってしまい、マックカフェでお茶を飲んで休んだ。 戻りの地下鉄はラッシュアワー。混雑で買ったジュースが潰れてちょっとエラいことになる。


あまり食欲はないけど、夕食探しに5月広場へ。道路はライトアップされ、東京などと変わらない。……が、店がほとんどない。目抜き通りのはずなのだが5月広場の北側にまともなお店がさっぱり見当たらない。 おまけにこの時間帯はゴミの廃棄時間でもあるらしく、積まれたゴミと、それを開けてめぼしいものを仕分けする人たちと、価値なしと判断されて放置されて散乱したゴミの中身でカオス。 結局Harmonyというカフェに入ってラビオリ、トルティーヤ(オムレツ)。これは正直に申し上げてひどかった…。イタリアンは店を選ばないとだめだな。AR$62。


ホテルに戻り。 とんでもない事態が2人を待っていた。

2010年10月03日

アルゼンチン旅行(3) ニメス湖、コロニアデルサクラメント


9/19。悪いと言われていた天候も、結局快晴に。当初予報ではあまり天候の良くなさそうだったカラファテは結局ずっと良い天気に恵まれた。 旅程プランニング時には氷河クルージングをしようと考えていたのだけど、氷河トレッキングで連れ回しツアーはお腹いっぱいになったし、ここまで動きっぱなしだったのでツアーは申し込まずに一休み的に近場ピクニックにすることにした。 朝食ではパートナーがブエノスの空港でちょっとお話を交わした日本からのツアーの人と会う。 実はMichelangeloは日本からのツアーでよく使われているところなのだったのか(確かに今検索したら出てきた)。 テレビではデジモンが流れていた。ディズニーチャンネル?


徒歩15分ほどのニメス湖。ガイドブックでは軽い扱いなのだが、実際行ってみたらえらく広大な公園だった。湖というよりも干潟に近い。たまたま公園管理の人がいたのでお話を聞き、マップ代的に入場料AR$20。 鳥がいっぱいで、まだ緑の芽吹かない荒涼とした景色もまた良し。寒いけど楽しい。楽しいけど寒い。 公園管理は(車や自転車の使えない道なので)馬で周っているようだ。そのためか、ちょっと休めそうな場所には必ず立派な落とし物の塚が…。ランチを持ってきたけどここで食べるのは難しそう。


ニメス湖のつながる、広大なアルヘンティーナ湖。カモメっぽい群れがたくさん。別の小さな湖やニメス湖にはフラミンゴの姿も(近寄れないけど)。 遮るものが何もないので、湖からの風が強く、冷たい。 一周2時間超を堪能。


レンタルシューズを返却し、おみやげの買い物。バスターミナル下の木々のところにケケケケケと鋭い大きな声で鳴く鳥がいて気になっていたのだが、屋根に止まっているのを発見。カラス並みのサイズに鋭い嘴で、検索した限りでは小さな鳥を食べるらしい。


一寝入りしたあと、夕食はEl Cucharonへ。 羊のシチュー、野菜のグリル、キノコのリゾット、紅茶にコーヒー。特にリゾットは米をしばらく食べていなかったので嬉しい。これでAR$135と、コストパフォーマンスにも良い店だった。 地元の人も多い。現地の恰幅の良いお姉さん方はモリモリと食べている上に炭酸飲料にデザートとオーダーしていてたまげた。勝てない。 アルゼンチンで気付いたこととして、レストランは屋内は(バーでも)全面禁煙っぽい。 テラス席だと吸う人もちらほら。銘柄の違いか日本のような臭さはあまり感じないけど、女性の喫煙率が高い気がする。日本でも、屋内での食事場所は禁煙かせめて完全な分煙に速やかになってほしいものだ(勤務地の渋谷の飲食店は喫煙だらけで閉口)。


9/20、晴れ。 ホテルをチェックアウトし、ブエノスアイレスのAEP空港に戻るべくタクシーで空港へ。行きと同じバスにすればディスカウントがあるようなのだが、また途中で詰まって慌てるのは嫌なので。タクシーはさすがに速く、あっという間に着いてしまった(AR$80)。チェックイン後、空港税AR$38/人を支払い。 AEP空港から3時間内の乗り継ぎで港からウルグアイに渡るため遅延しないかと不安だったのだが(アルゼンチン航空はよく遅れ、特にパタゴニア地方の便は遅れやすい)、定刻どおりの出発。さらばカラファテ。窓からもアルヘンティーナ湖がよく見えた。軽食にハムチーズサンド。定刻よりちょっと前にブエノスアイレスAEP空港に到着。 またレティーロまでバスで向かい、フェリー会社Buquebusの桟橋へ歩く。ちょっと遠かったので、荷物がたくさんあるときはバスにミニバスオプション付けたほうがよいかもしれない。大きな道路と川沿いに行くので迷うことはないけど。 Buquebusのビルはアルゼンチン/ウルグアイ両国の海の表玄関になるところだけあってヘタな空港以上に立派な雰囲気。チェックイン、荷物預けもよく似ている。 セキュリティゲートを通過し、ボックス内で座っている2人の人がアルゼンチンの出国、ウルグアイの入国を順に担当する。待ち合いロビーはソファが用意されて居心地は悪くないが小さなカフェテリアと売店しかないので、食べ物はゲートに入る前に調達したほうがよかったかも。


フェリーに乗船。18:30出航。自由席で、なかなか盛況。子供が多くて賑やか…というかちょっとうるさすぎです…。 安くはないけどカフェテリアコーナーも用意されている。アルゼンチンペソ、ウルグアイペソ、米ドルが使える。アルゼンチンもウルグアイも米ドルは交換レートがわりと安定していて、そのまま使えることもあるので、旅行するときには米ドルのキャッシュが一番よいと思う(TCは空港の両替所を逃すと厄介、円も大変)。 1時間でウルグアイのコロニア・デル・サクラメントに到着。出口にはバスが何台も停まっていて、ここから夜通しで首都モンテビデオに向かう人たちもたくさんいる。


コロニアの宿「El Capullo」へ。 が、1. 港を出て最初の道の方向を誤った(暗い道の方向に行かなくちゃいけなかった) 2. Google Mapsの検索で出てきた場所と実際の場所が全然違っていた(なんか南のほうはズレているところ多い?) という理由でちょっと迷う羽目に。真っ暗な中でちょっと不安になりながら無事に辿り着けはした。新市街かと思っていたのだけど、(観光目的の)旧市街隣接だった。無駄に歩いた分があって1.5kmほどさまよったものの、実際には港からそう遠くない。 デザイン系の部屋の内装で、庭に面した眺めが心地良い。バスタブやセキュリティボックスがなかったり、冷蔵庫は共同のほうを使うことになってたり、窓を開けると蠅が入ってきたり、デザイン優先で洗濯ひもを掛ける場所に苦労したり、といったあたりが難点か。あと、庭側の部屋だとWifiはほぼつながらない。ロビーでも使えはするがかなり遅かった。


疲れて寝たいけどこのまま夕食を取らないのも辛いので、近くのMeson de la Plazaへ。子連れが多く、地元の人気店のようだ。写真家っぽい日本人グループもいた。 イタリアンのお店で、メニューがスペイン語とイタリア語しかない…。乏しい両言語知識で注文したら、鳥胸肉のソテークリームソース、トマトとルッコラのサラダ、羊肉のシチューになった。ソテーはちょっとパサついてるかな。ソースはナッツ系で甘め。シチューはカラファテと同じになってしまった。ウルグアイのビールMASTRAはまぁいける。合計AR$196とちょっと高かった。コロニアではアルゼンチンペソが使えるけれどもレートが良くないので、米ドルのほうがお勧めらしい。 洗濯をしなければならなかったのだけど、疲れたのでそのまま就寝。

2010年10月02日

アルゼンチン旅行(2) ロスグラシアレス(氷河公園)


9/18。今回の旅行の目玉であるロスグラシアレス国立公園は、カラファテから西100km、バスで片道3時間の場所。夏でも氷河が残り、冬のこの時期はさらに寒い。 Michelangeloの朝食はコンチネンタルでだいぶ寂しい…。パン屋さん直送のクロワッサンがまぁまぁ。 7:00に迎えなので待っていやがれということだったのだが、来たのは7:30だった。高床のいいバスで、広くて座りごこちは悪くない(パートナーはまだ首痛で苦しんでたが…)。ほかのホテルからも次々とピックアップし、オフシーズンとは思えないほどの盛況。 快晴の朝焼けの中、美しい湖や山々、雲、そして氷が見える。これはすばらしい。 公園入口で入場料を取られる。AR$75/人。全般にアルゼンチンはインフレ方向なのか、ガイドブックに書かれた値段よりもひとまわり物価上がってるように思う。


対岸から船でペリトモレノ氷河へ。風が超冷たい。青白い氷河が近づくにつれ、その異様さをひしひしと感じる。綺麗というより非日常すぎて笑っちゃう。


上陸後は英語/スペイン語のグループに分かれ、説明を受ける。身の回りの荷物はロッジに預ける必要がある(鍵などはないので貴重品はそもそも持ってくるべきではない。売店も最後の展望台まで存在しない)。手袋を装着し、アイゼンを取り付けてもらう。初アイゼンはガッチリ氷に食い込んで安心感はあるが、この重いのを付けてざっくざっくと歩行するのは疲労しそうだ。下るのもかなり怖い。冬山に行くfjtさんらを尊敬するね。氷はトゲトゲしていて、厚手の手袋なしではスパっとやられそう。崩落も見た。


氷河トレッキング開始。ガイドのDiegoさんに付いて多国籍の行軍。カリフォルニア、オーストラリア、フランス、メキシコなどなど。日本人(アジア人)は我々2人のみ。 快晴で最高に気持ちいい。山の尾根を登ったり降りたりと動き回り、ちょっと暑いほど。 最後に氷河ロックでウイスキーを飲み、下山してトレッキングは終了。いやー、おもしろかったー。その後も山には続々と人が。


下山して荷物ピックアップ後はしばらく自由行動。持ってきたミラネッサ(薄切り牛カツレツ)サンドを食べるが、固くて食べずらい…。迎えの船に乗船し、真近に氷を見ながらバスに戻る。


途中、展望台に。日本でよくある観光ツアーだと、ここに来てとんぼ帰りするわけだね(せっかく時間かけてきたのに登らないのはもったいない気がするけど)。ペリトモレノ氷河はすぐ真ん前。自由時間は1時間程度だし、だいぶ疲れてたので下に降りるところまではせず、ぼーっと氷河を見て過ごした。


帰りのバスでは爆睡。起きたらだいぶ街が近くなっていた。ホテル到着後も一寝入り。夕食はGoogle Mapsで検索して評判のよかったLa Tablitaに向かう。 地元のひとと観光客とで大賑わい。血のソーセージ、羊のアサード、トマトクリームパウタ、マッシュドポテト、ワイン。 どれもとてもおいしく、楽しい。特に血のソーセージはレバーのような味で、臭みもなく、かなり気に入った。ただ日本での調達はまず無理そう。 チップ込みでAR$184。満足満足。

いっこうに治らない鼻風邪…だったのだが、春先という季節、外ではたいして問題なくて、部屋や店で鼻水が止まらなくて目がしょぼしょぼする、風邪薬が効かない、という状況を考えると、これは「花粉症」なのではないかということに思い至る。鼻炎薬は持ってこなかったので対処することもできず。幸いその後はわりと症状は落ち着いていた。

アルゼンチン旅行(1) ブエノスアイレス〜エルカラファテ

9月の連休を絡めて夏休みにどこかに行きたいね、と考えてたのだけど、ただでさえ日本は暑かったので暑いところはうんざり、ヨーロッパは行ってきたばかりだしもう飛行機も埋まってる、しょうがないので国内かね……という方向になっていたのだが。ふと検索したら米国経由でアルゼンチンならわずかながらまだ空席があるらしい。アルゼンチンを選んだのは東京ブックフェアでカタログを貰ってきてよさそうだったのと、過去のDebconfで食事が良かったというクチコミ。ブエノスアイレスからエルカラファテに飛び氷河をトレッキングして、ウルグアイのコロニアデルサクラメント旧市街に遊び、ブエノスアイレスの街を楽しんで帰ろう、という1週間半の計画。地球の真反対なだけに、往復の時間がとにかく長い。


9/15に成田からAmerican Airlinesで。こちらは自宅から、パートナーは会社を早退という形で合流。経由便のためかオンラインチェックインができず、カウンターで行った。出国北ゲートは混んでたので南ゲートに移動。こっちはガラガラ。出国。自動出国ゲートって1回使ってみたいのだが、前準備必要なんですかねあれ。待ち時間は、パートナーはシャワールーム体験、私は出発ゲート(一番端っこでものすごく遠かった…)の設置PC裏に電源を確保してチャットやメール処理など。携帯はNexus Oneを持っていた。


ダラス行き。エコノミー前のほうの座席だったので搭乗は一番最後。中央通路側2席。満席っぽい。777でDC電源があると思ったのだがなかった(行程全部777だったのだけど、結局どれにもなかった。ケーブル買わなくてよかった…)。パーソナルテレビはあるけどメディアシステムはしょぼめ。映画は選べるものの一定時間ごとにストリーミング再生をしているようで、途中から見るはめになることも。「特攻野郎Aチーム」(メンバが変わりすぎて違和感が…)、「プリンスオブペルシャ」(姫がひどい)。配布のイヤフォンはノイズだらけでインピーダンスも合ってなくてとても使える代物ではないので、持参するのが吉。機内食は最初にカキピースナック、夕食にサーモンパスタ・マカロニサラダ・寿司・スポンジケーキ(どれもけっこうおいしい)、夜食にハムサンド、朝にピザとフルーツ(悪くないが重い…)。ダラスに15:00着。イミグレはあっさり通過したけど、荷物検査が厳しい。靴抜いでベルト外して両手を上に上げての全身スキャン、はつくづく屈辱的。どこがWelcome!かと。USなんて大嫌いだ。ダラス空港はめぼしいものは特になし。この空港にはカートがないので、重い荷物を背負ってるのが辛い。免税店にはタヌキのようなクマがいた。WifiはPublic Wifiというのがあるみたいなのだがアドレスを取れず。有線で使えるコーナーがあったので、そこにLOOXを接続してちょっと使ってた。


ダラス発ブエノスアイレス行きは30分ほど遅延しての出発。夜はチキンのケチャップ煮。eatableという程度。朝は甘いパンとヨーグルト。映画は成田-ダラスと同じラインナップだったので、『天使と悪魔』上巻を読み終えて寝た。9/16 8時半にブエノスアイレスEZE空港着。入国は何も聞かれることなくあっさりと。荷物もちゃんと出てきたが、税関でX線検査が入る。ガイドブックに書いてある両替所が開いていないので、先にターミナルBのアルゼンチン航空のカウンターでカラファテ行きの便のリカンファームを行う。帰り便はここではできないらしい。目的の両替所は今日は開かないようだけどレートに大した違いはなかったので、別の両替所でパートナー持参のTCを全部アルゼンチンペソに交換。リムジンバスAR$40/人でレティーロ駅へ(必要ならプラスAR$5でミニバンでホテルまで送ってくれる。近かったので使わず)。徒歩で公園を抜け、12時頃にホテル「ELEVAGE」にチェックイン。特に問題なく無料でアーリーチェックインできた。フロントは高級そうだけど、部屋はちょっとくたびれぎみで暗い。まぁまぁ高級めではあるし、セキュリティボックスやバスタブ、空きのあるミニバーと揃ってはいるんだけど。


パートナーは空気枕が合わなかったことによる頭痛と首痛、私は冷えたか鼻風邪(とこのときは思ったのだが…)。だいぶ辛いんだけど、ここで寝ると食いっぱぐれること確実なので、シャワーで無理矢理リフレッシュし、昼食探し。 そこそこ人の入っていたレストランEl Estableで、生野菜サラダ、野菜スープ、アサード(骨つきリブ)、ビフェデチョリソ(ロースステーキ)。体調がいまいちのときには重すぎた感。アサードは固かった。AR$165。チップ(Propina)10%は請求書に書いていないことが多いので、計算が面倒くさい。 マリブ通りとコリエンテス通りの交差点にあるMovistarのオフィスでプリペイドSIMを購入。AR$50。40はカードと手数料、10が初期チャージ分。パケットはプリペイドではできないと言われる。結局後日できたんだけど、このときは電話として使う可能性のほうが大きく、通信もWifiで困っていなかったので特にパケット絡みの設定はせず。とりあえずしばらく待たないと番号が決まらなくて使えないらしい(番号はSMSで届く)。 ブエノスアイレスは曇り雨ぎみで、かなり寒い。パートナーは兎毛のマフラーを購入。えらく安いな。このマフラーは後々まで役立つことになった。 2人とも疲労で体調がいまいちよくないので、街歩きはせず、そのまま寝込み。途中起きてジムで少し運動し、翌日早朝のモーニングコールとタクシーをフロントに頼む。私は倒れて夕食スキップで、パートナーは機内から持ってきたパンなど。最近このパターン多いな。


9/17。エルカラファテに移動する。晴れ。時差ボケで3:00に起きてしまった。4:30にモーニングコールを受け、5:20にはチェックアウト。ELEVAGEの標準朝食は食べられなかったけど、代わりにたっぷりのクロワッサンと紅茶、オレンジジュースという嬉しいサービス。これはおいしかった。 タクシーで国内空港のAEPへ。タクシーはあまりメータで走ってくれないようだ。レティーロからAR$51は高いよな…。AEPはとても綺麗な空港。とはいえ寒い。氷河用に持ってきた防寒ジャンパーを着てしまうことにする。 セキュリティゲートはほぼザル。飛行機は737だったかな。何も出ないかと思ってたけど、昼にパンが出てきた。Trelewという場所に途中降機する。上空も着陸後も一面何もない岩砂漠のように見えた場所なのに、けっこうな数の乗客が降りていって、カラファテ行きにはごく少数しか残らなかった。ここの近くに街があるのだろうか。カラファテに近づくにつれて氷河も見えてくる。


エルカラファテ到着。ミニバスで移動するが、街の手前のゲートで止められ、何か書類の不備があったのか運転手がとっつかまっている。20〜30分ほどして向かいから同じバス会社の車がきて何か解決したのか、ようやく再出発。ミニバスがそのままホテルまで送ってくれる。カラファテの宿は「Michelangelo」。だいぶボロいのだが、オフシーズンで3泊でもAR$160(3泊すれば1泊無料キャンペーン)だったのが長所か。オンシーズンだと倍以上になる。セキュリティボックスは壊れて鍵が外されているし、部屋は何か薬品臭い。Wifiはかなり遅い。お勧めはし難い宿だ。 パートナーが倒れている間にシャワーと洗濯。


帰り便のリカンファームのためにアルゼンチン航空のオフィスに行く。……が地図に書いておいたところに見当たらない。バスターミナルのInfoで聞いてようやく発見(その後、メインの交差点のところでこっちに向かえという案内を見つけた。なんと)。 シエスタ中で再開まで時間があったので、Casablancaカフェで昼食。ビール、コーヒー、アンチョビピザ、 生野菜サラダ。グランデのピザはおいしかったけど重かった…。ビールは普通、かな(スペインのほうがずっとおいしい)。 リカンファームを終え、明日の氷河ツアーの申し込み。Cal Turで3時間ミニトレッキングツアー、US$265。カードのつもりが現金のみと言われて、手持ちのドルが消える。このドル消失と食事が全般に高いことで、キャッシュ計画が大きく狂ってしまった。翌日判明するがCal Turでも結局ツアーはHiero & Adventuraに乗っかってるだけで、そっちなら(カードチャージ分は上乗せされるだろうけど)カードが使えるようだ。 キャッシュ不足になったため、ATMでAR$1000を引き出し。一度にAR$500までで手数料もそのたびにAR$13上乗せで取られる。 氷河歩きをするには足元がおぼつかないので、トレッキングシューズのレンタルと靴下の購入をアウトドアショップで。装備一式レンタルしているところは何軒もあって21:00までは開いているようなので、山登りに専念するわけじゃなければ、かさばる荷物を日本から持っていくよりもこういうレンタルショップを使ったほうがよいと思う。 食事代がかさむし昼が重かったので、夕食はキオスクで明日のお昼ご飯とともにパンを購入して部屋で食事。倒れて寝る。明日は氷河。

2010年06月25日

モロッコ旅行 3日目〜4日目 (マラケシュ)

1〜2日目からの続き。


マラケシュの3泊目と4泊目は宿を移してRiad Miski。フレンドリーなフランス人夫妻による温かなサービス。中はとても綺麗で、パティオの吹き抜けも気持ちいい。メディナの良い地図と、お勧めの観光場所を教えてもらった。


このあたりも猫多し。鶏の頭みたいなのをがっついていた。ベンヨーセフマドラサに向かっていたはずが、途中でわりとしつこめな自称ガイドに気を取られて別方向に行ってしまい、結局フナ広場まで戻されちゃった。で、ちっちゃな出店で偶然にオーナーたちが食事しているところを発見。「ここは高級レストラン並みにおいしいよ!」とのおすすめを受けて、オリーブと兎肉(?)の煮込み、鳥の串焼きを注文。むむ、これは確かにうまい! 煮込みはしっかりと味が染みてて肉はほろほろだし、付け合わせサービスの黒オリーブ・緑オリーブ、辛みトマトも美味。グリルされた鳥は香ばしい。若干食べすぎた気もするが。フナ広場から出直して、今度はまっすぐベンヨーセフマドラサへ。入口で2人分100DH。お勧めされたとおり、荘厳かつ華麗で来た甲斐があった。構造には木の部分があって日本の寺社にも似てる。タイルのイスラム様式が美しい。帰りにスークを歩きながらタジン型のスパイス入れや、暖炉用のふいごなどを買った。


一旦宿に戻って、夕食のために再びフナ広場方向へ。本当に毎日が縁日状態だな。広場を抜けてモロッコ伝統料理の地元レストランへ行ってみる。最初はあまり人がいなかったけど、食べている途中で続々と集団が入ってきてた。今回の食事は朝昼の食事で不足している野菜摂取なので、野菜系のみを注文。最初に頼んだモロッコサラダはヨーグルト系ソースがかかっているもので最初に食べたクミン味のおいしかったものとは違ってる。トマトサラダのほうも頼んだら、こちらはちゃんとクミンスパイスになっていた。少し玉葱が辛すぎるかな。ベジタリアンクスクスはじゃが芋やトマト、人参などが入ってる。食後は少し離れたアガノウ門を目指す。途中ちょっと道を誤って、パレスのほうに向かってしまってた。たどりついた門はマラケシュで最も美しい門と言われるもので、確かに壮大で美しい。


Riad Miskiの朝食をテラスで。パイホットケーキはAubracのほうがサクサクでおいしかったけど、Miskiではオムレツが付いてくるのが嬉しい。この日も晴れで山がよく見える。結局日程の中で天気が悪かったのは2日目の午前中だけで、それもパラパラとときどき霧のような小雨が降ってくるというくらいに天気には恵まれていた。


フナ広場でベルベルの大道芸人とヘビ使いにとっつかまってみる。写真を撮って5DHx2を渡すといや20だ、コインこれしかねぇよ、100だ、ハァ?なんで上がってるんだコラ、100だ100だ、しょうがねーな20やる、札じゃ分けられないからもう20よこせ、ざけんなそれ取り返すぞ、わかったこれでいい、という展開。シンボルタワーであるクトゥビアとその庭園を散歩。トイレは掃除番人がいて、出るときに1DH払うようになってる。庭園はとても広い。


タクシー(やっぱりメーターでは走ってくれない)でジャルディンマジョレという庭園に。なんというか植物のチョイスと配置に微妙感が漂いまくる庭園でおかしい。休み休みしながら散歩するには良いところ。観光フランス人がいっぱいいた。


昼食はフナ広場近くの安宿OMARホテル下のOMAR SNACKカフェでケバブのサンドイッチ。これがたまらなくおいしかった。旅行中で1、2を争う味。しかも安い。野菜のシャキシャキと肉汁たっぷりの挽肉、パリっとしたフランスパン生地のコンビネーションが最高。付け合わせのフライドポテトもおいしい。もう1本食べるか悩んだけど、別の店でシュワルマ。こちらはあまり印象に残らない感じだった。スークに入って、おみやげのランプ、石鹸、カーテンタッセルなどを購入。いい買い物ができた。お菓子を買い、宿でミントティーを頼んでおやつ休憩。


買い物をだいぶして持ち合わせが若干不安になってきたので、両替。1DH9.2円。少し遠いところまで行ったけど、戻りがけに見たらフナ広場の銀行のすぐ近くにもあった。夕食はせっかくの機会なので宿のタジンディナーを頼んでおいた。サラダ3種類としてナス、人参、グリーンピース。どれもおいしいが特にクミンを効かせたナスが良い味。サラダでけっこうお腹がいっぱいになってしまったのだが、メインのマトンとアプリコットのタジンはゴロゴロとマトンが入っていてすごいボリューム。うまい重いうまい重い。とどめに洋梨のコンポート。まったく予想していなかったのだが、すっかり食い倒れツアーと化してきた。

5〜6日目に続く。

2010年04月01日

イタリア旅行(8)


3/27は帰国日。朝食を食べてPAMで最後の買い物。センターまで伸びるトラム路が引いてはあったけど、車両は見かけなかった。もう止めちゃってるのかな。


ホテルをチェックアウトし、すぐそばのATVOバスターミナルからヴェネチア・マルコポーロ空港へ。KLMのオートチェックイン機から出てきたボーディングパスが安っぽくてびっくりした。 マルコポーロ空港は新しくて綺麗。本屋で「Lonely Planet」イタリア編を立ち読みしていたら荷物が肩に食い込んで、後で死にそうになった。ここまで身軽に旅していたからなー。


さらばイタリア、ということでKLMでオランダはスキポール空港に戻ってきた。機内食は行き同様に軽食が出てきた。フォッカー機の座席は前から3番目だったので、乗降は楽々。前2席はエグゼクティブクラスで(座席自体は変わらないけど)、KLM関係者とビジネスマンが座っていて、機長やクルーと談笑していた。 スキポール空港はやっぱ雰囲気いいし、動線がわかりやすいね。EUも出国。さらばEU。

スキポールからは韓国インチョンへ。成田直行は値段差がかなりあったので、待ち時間に目を瞑って今回はインチョンを使ってみた。「日本のハブ」を見るという意味もあり。スキポール-インチョン間のKLMの座席はオンラインチェックイン時に指定したとおりトイレ壁直後の席(3-4-3の真ん中)。ほかのエコノミー席より足場が広いし、トイレに行くにも1人越えるだけなので楽。 前から席がかぶさってくることもないので快適。なんと、行きと同じ747ながらパーソナルモニタが付いてた。でもひたすら寝ていて全然見なかったけど…(おかげで帰りは早かったなぁ)。 行きにも良かった機内食は、韓国龍水山プロデュースのキムチ炒めご飯とハンバーグ、ナムルとなかなか高クオリティ。機内食でこんなに辛いのは珍しいかも。パートナーの側の列はあっという間にその韓国食は終わってしまったらしく、パートナーにはのびすぎて残念な出来のペンネが。


インチョン到着。広いけどいくぶん古っぽくて天井は低め。というか動線がわかりにくい気がする。トランジットの検査はかなり厳しかった(外れ列に並んでしまった)。係員は日本語のできる人も多いようだ。アシアナ航空でチェックインするためにターミナル内をうろうろ。無事に成田までのチケットをもらって、出発まで待ち。無料のソファがあって休める。風が抜けてやたら寒いけど。WifiはNAVERスポンサードで無料で利用できる。ポートもほとんど制約がないようで、Web、メール、IRCと時間潰しできた。シャワーも無料で利用できるようだ(タオル等のセットが有料)。さすがハブ空港。搭乗時間までちょっと間があるので、フードコートで食事。石焼ピピンバ定食はまぁまぁ。でも肉が入ってなくて代わりにイカの足しか入っていなかった。トウバンジャンは半分入れて辛いなと思ったんだけど、近くに座った韓国人は2杯トウバンジャンをお代わりしていた。さすが韓国。隣の搭乗ゲートにはあの「茨城空港」行きの掲示が。

アシアナで2時間20分のフライト。途中島根などの上空を飛んでいるのを見ると、確かにこれならわざわざ関空や成田などの不便なところ使わなくても、インチョンでいいじゃんと思う。

成田に定刻到着。寒い。イタリアより寒い気がする。いつものように着陸後もノロノロとゲートまでタクシングし、いつものように長々と歩かされ、いつものように荷物は最後のほうに出てくる。そして何もないうらさびしい道を東京の端っこまで1時間以上かけて移動する。つくづく成田は不便でうんざりしてくるね。羽田から30分〜1時間間隔でインチョンと結んでくれたほうが皆にとって幸せなんじゃないかという気がする。

ということで、無事にイタリアから帰ってきた。ちょっと強行軍で疲れたけど、充実した旅だった。

  • 自分の作っているものは、それなりにイタリア料理と名乗ってよい品質ではあるようだ。ただ、向こうは素材の質が根本的に違うと感じた。どうしても日本だとトマトもルッコラもどれも味が薄く、あの味は出ない。ルッコラは向こうでは雑草みたいなものだろうけど、こちらで安いのはシソくらいだし…。
  • デリのクオリティがやたら高い。疲れているときに朝食昼食で無理にリストランテ探すよりは、スーパーのデリのほうが価格、味ともに満足できることも。
  • ピッツァは薄かったり厚かったりで結局基準はよくわからん。
  • 地元民の多い食事どころに入るのは鉄板。Google Mapsで現地語の評価が付いているのを探すだけでもわりとアタリ。完全な観光地だとアタリを探すのはなかなか難しい。
  • 人当たりの良さはローマ>ヴェネチア>>ペルージャ かな。ペルージャは山のせいかあまり笑ってくれず厳しい感じ。南だともっと熱い人が多そうだ。
  • 3月の気温は東京と同じくらいだけど、寒暖差がきつかった。特にペルージャは寒い。
  • フィレンツェは美術館巡りをするのでなければ1日観光で十分。ここを宿泊にしなくてよかったと正直に思う。観光ナイズされすぎ。
  • 一番良かったのはアッシジかな。小さい街なので日帰りがいいと思う(ただバスがあんまりないけど…)。
  • ペルージャの旧市街自体は見所はそれほどないけれども、拠点としてはいい場所だった。食事もおいしい。寒いけど。
  • 少なくとも3月のローマ、ペルージャ、ヴェネチアは超安全だった。一眼無造作にぶらさげた人もたくさんいる。危ない目にはまったく遭わなかった。
  • ローカル交通機関の把握重要。ローマではRoma Pass必須。トラムもガイドブックには載っていないことがあるのでWebなどで調査。メストレはバスを使いこなせば楽しめると見た。
  • B&Bはやっぱりおもしろい(モロッコでも楽しかった)。ただ、適宜ホテルも併用するといろいろ便利。
  • 「地球の歩き方 イタリア」はどうも信用度が低い気がする。
  • PCとスマートフォン+プリペイドSIMとデータ通信はここでも大活躍。飛行機のチェックイン、食事場所探し、迷ったときのコンパスと地図、列車やバスの時刻表、メール、etc。PCは重くならないようLOOX Uを持っていって、仕事もしなかったしちょうどよかった(スキポール空港では「なぬ、これでラップトップなのか、いいなコレ!」と係員が興味を示していた)。ただWindowsじゃないと宿もよく知らなくていろいろと不便なこともあり。スマートフォンはiPhoneでもよかった気がするけど、Tattooは重量やサイズ的には旅行に最適だった。GPS使用時のバッテリがもうちょっと持ってくれれば…というところ。
  • カメラはいつものイチデジEOSの代わりに、防犯系旅行用に軽量のCyber Shotを購入。EOSに比べると画質やシャッタースピードは劣るけれども、わりと良い写真を撮影できた。特に夜景やブレに強いのが助かった。
  • 成田遠スギ、不便スギ。羽田を超拡充するか別のハブ空港にシャトル飛ばしてほしい。

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イタリア旅行(2)


3/21、晴れ。天使ロボットものみたいなジャパンアニメ(イタリア語吹き替え)がやってた(後から調べたら「創聖のアクエリオン」か)。



今日の目的地の1つ、コロッセオへ。地下鉄が激混みで「うはー、日曜なのにラッシュ時はこんなに混むのかー」、コロッセオで老若男女が皆どどっと降りて「うはー、皆コロッセオがそんなに身近なのかー」と思ってたら、今日はRomaマラソン大会だったらしい。なんという日だ(この後の行程にも惨々祟られることに…)。カフェで朝食にルッコラとサーモンのサンド、チーズとハムのフォッカッチャ。ルッコラが美味。ただこれにエスプレッソと紅茶を合わせてで19ユーロ、とちょっと高いね(座席代が高い)。


駅を出てすぐにコロッセオが見える。とてもかっこいい。入口は本当はすぐ近くなのだが、マラソンの影響で、地下鉄の直近出口は閉じられ、コロッセオを一周する羽目になる。 こちらもヴァチカン同様にチケット購入で長蛇の列なのだが、ここで登場するのがRoma Pass。ローマ2箇所(ヴァティカンは駄目)の観光名所にスルーで入れる。空いている真ん中を進んで、係員にピッとパスをかざしてもらうだけ。素晴しい。歴史ある石造りの中にスチール感のあるエレベータやインフォメーションボックスなどがあり、なかなか素敵。コロッセオで入れるところは1層目と2層目の部分のみ。真ん中は今は石柱が置かれてる。


フォロロマーノも行こうと思っていたのだけど、マラソン大会で予定が狂って足も疲れたのでやめ。宿に戻るにもまた大回りしなければならず一苦労だった。どこから出られるのかも案内はないし、不親切。テルミニ駅でレモンジェラード。疲れた体に染み入ります。 少し休んでから、サンタンジェロ城へ。テルミニからバスNo.40で終点まで1本、と思っていたのだけど、なんとこれもマラソン大会で今日は16:30まで走らず、代行の途中までの循環バスを使えとな。ストリート名だけ言われても地元民以外わからんがな…。 あきらめて地下鉄と徒歩で行くことにする。桜?が咲いていた。日本で見られない代わりにこちらで見られたねぇ、と(でも帰国したら日本でも満開だったね)。 公園で日曜ののみの市が開かれていた。で、どうも逆方向に歩いていたらしい(笑)。


気を取り直してサンタンジェロ城へ。カブール広場は工事中の模様。裁判所でかい。サンタンジェロ城の前に腹ごしらえをしようと、橋を渡って南のやや庶民的なほうへ。やや高そうだけれども雰囲気のいいリストランテに入る。最初注文がうまく通らなくて苦労したけど、出てきたものはどれもレベルが高い。ムール貝のペンネ(ソースをパンに付けるとまたうまい)、野菜サラダ(シンプルながらもどの野菜も味がいい)、海老のオレンジソースリゾット(固くてヘビーだったので、さっぱりと米を食べたいと思って頼むものではなかったけど、味としてはかなり高いレベル。海老もぷりぷり)。オレンジジュースも生絞り。これで合計40ユーロだったので、予想より安かった。にぎわっていたのもわかる。


サンタンジェロ城探訪。これでRoma Passでフリーで入れる2箇所目となる。サンタンジェロが望むテヴェレ川にはかもめがいっぱい。サンタンジェロの塔頂上からの眺めは絶景。ヴァチカンやローマの街並を一望できる。ヴァチカンのクーポラに登るよりずっと楽だし。城内では弩の現物を初めて見た。こんなの飛んできたら泣くと思う。


宿に戻り、近くにある別のスーパーSMAを眺める。こちらはConradよりずっと安いね。来られる時間であればこっちのほうがオススメ。トマト、キウイ、水を購入しておやつに。 夕食は地下鉄でピラミデまで行き、そこからバス、トラム8に乗り継いでトラステヴェレへ。「ローマっ子は夜にピッツァを食べにピッツァリアのひしめくトラステヴェレに行くんだ!」と「地球の歩き方」に書いてあったのだが、確かににぎやかでモロッコ風な楽しげな食事通りはあれど、ピッツァリアはあまりないぞ? 結局最初のほうに見かけてイタリア人っぽい人たちで大賑わいだった、通りのピッツァリアに。20分ほど並んで、マリナーラとナスのピッツァ。薄めで美味。かなり大きい。釜のほうでは3人がひっきりなしに延ばし、ソースをかけ、焼き、を繰り返して辛そうな目に。 お腹いっぱい。まだ走っていた8番トラムでアルヘン広場に行き、そこから20番バスでテルミニ駅帰着。

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イタリア旅行(7)


3/26、小雨/曇。パートナーの具合がだいぶ悪い。昨日やこれまでの疲労が溜まった感じかも。ヴェネチアはあきらめて休息日かな、と。KLMのオンラインチェックインができるようになっていたので、座席を最初の悪い席から別の良さそうな場所に変更してチェックイン。そういえばこのホテルのWifiが無料なのはいいのだが、変なファイアウォールのせいでHTTP/HTTPS以外は外に出られない(POPくらいは出られたのかもしれない)。IMAPSができないのでメールはTattoo+TIMでチェック。 ホテルバイキングの朝食後にパートナーは寝かせておき、近くのスーパーPAMまで買い物に行き、昼食を調達。 ゆで野菜のビネガーサラダ、ゆでほうれん草、ライスコロッケ、パン、ツナオリーブサンドと買ってきた。どれもおいしい。コロッケは温めたらもっとおいしかったかな。


夕方になって、休息効果か野菜効果かパートナーが持ち直して元気になってきたので、ヴェネチアをちょっと眺めに行ってみる。普通列車1ユーロで15分ほどでサンタルチア駅に着(途中1駅ローカル駅を挟む)。ヴェネチア駅前はテーマパークのような雰囲気。おもちゃみたい。観光客は多いけど、フィレンツェほどのゴミゴミ感はないかな。駅を出るとすぐ運河。


船はパートナーの体調的にきつそうだし、歩いても周れないことはないので、徒歩でサンマルコ広場に向かうことにする。巨大なショッピング島。ゴンドラの行き交うリアルト橋の上では高校生?のイタリア修学旅行生が集団でゴンドラに乗ったカップルに「Kiss! Kiss! Kiss!」と連呼しております(ゴンドラのカップルはもちろん期待に応えるわけで)。その後も修学旅行集団はにぎやかに騒ぎ歩いていて、たびたび見かけることに。


サンマルコ広場到着。狭い路地が唐突に開け、大運河が眼前に広がる。これは確かに見所。でもちょっとこの時期は風が冷たい。


おみやげの買い物を済ませ、北周りで帰路へ。メストレのセンターに行くには遅くなってきたし脅かされていたほど高くはなさそうだし、ということで島内のリストランテで食べていくことにした。ナスのバルサミコ酢のソテー、ロマーナピッツァ、カプリチョーザピッツァ。ナスが美味。ピッツァはおいしくはあったけど(特にたくさん乗っていたアンチョビ)、パンのようにぶ厚くて満腹すぎた。


再びメストレに列車で戻り。夜更けには霧が出ていたようだ。

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2010年03月31日

イタリア旅行(6)


3/25、晴れ。風邪症状でちと参った。体がぼーっとしてだるい。今日はペルージャを出て最終目的地のヴェネチア(滞在はその手前のメストレ)に向かう。朝食は最後の甘食。チェックアウト時にカードが使えず(B&Bだと駄目な可能性があるのを忘れてた。最初に聞いておけばよかった)、あわてて現金で。あまり持ってこなかったのだけど、なんとか足りてよかった。これで不足ということになったらATMに走ったりなど大変だったに違いない。 昨日駅で購入しておいた切符を手に駅へ。掲示板をちらっと見て遅れてるのかーと思ってのんびりとバールで昼食用のサンドイッチを買って待合室などで待ったりしていたのだが、どうも時間になっても来る様子がないし、行き先にも出ていない。駅員に聞いても、すでに出ていて1時間後の次の列車を待て、という話。どうも合点が行かず、駅の掲示板を再チェック……うわー、Arrivalのほうを見ていた。大ショック。反対側にあった掲示板のDepartureでは遅れておらん。そういえば確かに定刻の発車時間頃にベル鳴ってたんだよな…。時間前にとりあえずホーム行っておくべきだった。なんでややこしいところにArrivalがあるのかユーザインターフェイス的に納得いかんね(逆ギレ)! せっかく早く出てきたけど、しょうがないので次の列車(昨日と同じ時間)に。ESの予約を無料で変えられただけまだマシか。乗車して、先に買っておいたサンドイッチ。ツナサンドうめぇ!! 体に染み入るね。


フィレンツェで乗り換え、ES(Euro Star)。2等だと座席も雰囲気も飛行機のエコノミーみたいだなぁ。ほぼ満席。フィレンツェ駅で買ったピッツァパンはすっかり冷めてしまってしょんぼりな味。ボローニャまではほぼトンネルばかり。車掌が各停車駅のたびに改札に来た。定刻にヴェネチア-メストレ駅到着。


ヴェネチア本島(ルチア)だと宿が高いわりにいまいちなところが多いらしいので、今回は手前のメストレに宿泊し、必要に応じて列車かバスでヴェネチアに行くということにしてた。ホテルは駅そばのTritone。ゴールデンチューリップの系列らしい。エグゼクティブダブルという部屋で、ちょっと気取りすぎじゃね?という内装だけど、広いし、隣と隔絶しているから騒音もないし、冷蔵庫など一式揃っているし、Wifiも使えるし、バスタブもあるし! 最後にゆっくり&冷物の買い物をするには良いチョイスだったのではないかと思う。


到着が遅れたのでヴェネチアに行くには遅いし、メストレの観光案内所を探そうということで北上してセンター街へ。しかし行けども見当たらない…。閉まる前に、と急ぎすぎてパートナーの体調を悪くしてしまった。後から考えると、Google Mapsのマップはあるから無理することなかったんだよな。てくてくしてるうちに、エルミニオフィレット広場に当たった。ここは素敵。メストレの駅から途中までは人通りが少なくて寂しい雰囲気(中華やフィリピン、ケバブといった店がぽつぽつある程度)だったのだけど、こちらはたくさんの地元の人たちが気ままに歩き、ショッピングするゾーン。そのまま10月27日広場のほうまで辿り着くと、Barcheというショッピングセンターが。なぜかここのH&Mでシャツを購入。値札を見間違えて当初予想より5ユーロ高いものを買ってしまっていた。 B1Fにはスーパーがあり、また楽しい雰囲気。おみやげなどをひととおり購入した。


夕食場所を探すが、道に迷ったりして(TattooもGPSを有効にしていたらバッテリが尽きていた)すっかり暗くなってしまい、エルミニオ広場でも店を見つけずらい。とりあえずホテルに戻り、近場で検索。近辺で唯一まともな評価のついている「Da Bepi」に。ルッコラサラダ、ミックスサラダ、ボンゴレスパゲッティ、スズキのフィレソテー。サラダとスパゲッティはまぁまぁだけど、ソテーは正直ひどい代物。イタリア人は海老やイカや貝の調理は上手だけど、魚は不得手なんじゃないかと思った(多分日本人のイタリア料理人のほうが上手においしく作れる)。やたら恰幅のいいおっちゃん従業員が日本語で説明してくれてた。「ピッタシカンカーン」。古すぎだよ!

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イタリア旅行(5)


3/24。毛布が落ちててちょっと風邪ひいたっぽい…。朝は昨日と同様にB&Bの甘食。


計画には入れていなかったけど、列車で2時間ほどなのでフィレンツェも行くことにした。仮に二度目のイタリア旅行があっても北に来ることはもうないだろうし、行かないと後悔するかもしれなかったから。宿の近くからTrentariaペルージャ駅への自動のミニメトロが頻繁に出ている。これが可愛い! 中が真っ赤というのもイタリアっぽいね。台北の猫空ロープウェイを思い出した。ペルージャ駅までは15分ほど。チケットは1ユーロで70分有効なので、フィレンツェ行きの切符を買ってから一度宿に戻ってパートナーの上着を取ってくるくらいの余裕もあった。


一路フィレンツェへ。行きは終点なので難しくない。湖のそばを抜け、トスカーナの田園を見渡し、フィレンツェ駅に到着。列車はわりと快適。途中まではガラガラだったけど、フィレンツェ直前はけっこうな賑いになってた。大音量で音楽流してたり、携帯でずっと大声でしゃべってたりと、全般に車内マナー悪いね(笑)。


オフシーズンなのに、すごい人、人、人。こりゃオンシーズンには確かにスリも出ようというもの。右も左もおのぼりさんだらけ。ノヴェッラ教会の観光案内所で地図を入手し、ドゥオーモにとりあえず向かって昼食探し。いまいち観光客向けのものしか見当たらなかったのだけど、トイレにも行きたいので妥協してリストランテに。従業員が古い芸人の真似しててかなりナニだ。パンチェッタのパスタ、トリュフソースのフィレステーキ、野菜のグリル。味はまぁまぁだけど、39ユーロはちょっと高い。 ウフッツィ美術館のあたりはえらい行列になっていた。


ヴェッキオ橋は宝飾の店だらけ。カフェのお菓子を買い食い。ナッツがいっぱい入ってておいしい。


ピッティ宮の庭がちょっと気になったけど、有料だし寒くなってきたのでやめ。列車の時間まで少しぷらぷら歩く。人が多いし寒いしでだいぶ疲れちゃった。 切符を買おうとフィレンツェの駅に向かったところ、自販機に列が…よく見るともう時間もやばい。焦りながら空いていたカード専用の自販機を使おうとするが、カードがなぜか受け付けられず。ぎりぎりで現金自販機で購入し、帰路。アナウンスがないまま行きすぎないかと不安だったけど、駅の確認もしつつ、ちゃんとアナウンスも流れたので無事にペルージャに戻り。


今日もGoogle Mapsで評判の良さそうなところを探し、広場に近いIl Bacioへ。昨日の学生向けとはちょっと毛色が変わってやや大人な雰囲気。インテル戦のサッカー中継がTVで流されていたけど、ペルージャ市民はそれほど関心はない模様。その代わり、途中経過でパルマ戦の情報が流れるとちょっとどよめいていた。ここの食事は評判どおり、たいへん良かった。羊のグリル、ナスとズッキーニのグリル、スチームされたチコリ、カルボナーラ。チコリはちょっと不思議味、カルボナーラはちょっとしょっぱめかな。おいしいけど。グリルのズッキーニが甘くて最高に美味。羊も久々に肉をがっつり食べることができて嬉しい。運ばれていたピッツァがおいしげだったのだが…ピッツァでも有名なところらしいので、カルボナーラの代わりにピッツァにすべきだったかもしれないと後でちょっぴり残念な気分。この店は後で空港で読んだ英語版「Lonely Planet」でも高評価を受けていた。ペルージャに行ったなら試してみる価値はあると思う。

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イタリア旅行(4)


3/23。B&Bなので朝食付き。といってもケーキとパンにジャム、ヨーグルトといった甘食メインのヨーロッパ風。


晴れたし、アッシジに日帰りで行くことにする。パルティジャーニからのバスは12時にならないと出ないらしい(帰りも2本しかない)ので、洞窟内の無料の絵画展を眺めたり、地中の湧水Pozzo Etruscoを見学したり。Etruscoのチケットでほかの場所も入れるようだったのだが、拡散した場所にあって時間的に厳しいので見送り。県庁前の展望広場からの眺めが素晴しい。


バスに揺られてアッシジ着。高速バスではなくて普通の市民向けバスで、サスペンションはガタガタ、道は悪くて参った。おまけにアッシジ終点かどうか判断つかないうちにすぐに折り返されそうになって、あわてて下車。やっぱりこの辺りの人は冷たいよ…。アッシジはペルージャと同じく山頂の街だけど、白が基調で道も小綺麗になっていて、だいぶ雰囲気が違う。観光案内所前コムーネ広場のカフェでパニーニ。案内所はオフ期間のせいか、閉まっていた。


サンフランチェスコ聖堂。絶景かな。聖堂は無料で入ることができる。大広間や地下堂、美術館とまわった。どれも雰囲気が良くて人込みも少なく、ヴァチカンよりずっと気持ちよく過ごせる。日本の家族連れとも会った。


高いところがあれば登るのが我々の習性である。ロッカ・マッジョーレという要塞が山の上にあるということで、登山道をひたすら登ってみた。ここまでがんばったのに城塞内に入るのに6ユーロも取るとのことで入るのはやめ。実際入っている人も見かけなかった。庭園からの眺め。やたらと人慣れした猫がいた。


帰りのバスは新型でずっと快適。乗降も少なかったのでかなり早くペルージャに戻ってきた感じ。ペルージャの県庁前の公園には画家の像が。アーティストの街なんだね。夏には音楽フェスも開催されるらしい。


夕食はGoogle Mapsで評判の良かった「Il Settimo」に向かってみる。わかりにくい道だったけれども、TattooでGoogle Mapsを開いて、ナビに従って到着。これがなければ無理だな。高級なのかと思ったら、学生向けの気軽なところだった。というか、メニューがどれも安い。お客も学生っぽい人たちが多いな(ペルージャには国際大学があり、各国から学生が来てる)。ラグーソースタリエッテレ、ローストビーフとチーズのバルサミコソース、生野菜サラダ、赤ワイン。ワインはグラスワインを想像してmediumを頼んだら、ほぼフルボトルみたいなのがどんと出てきた。安ワインではあるけど、日本のそこそこのグラスワインくらいの味はする。ちょっと飲みすぎた気もする。パスタもローストビーフもおいしい。ローストビーフはビネガーとバルサミコ酢でマリネされた野菜が間に挟まれ、薄くスライスされたパルミジャーノがたっぷりかけられていて、酸味が効いてる。パートナー絶賛。

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イタリア旅行(3)


3/22。朝食はテルミニ駅のスーパーConradのデリ(昨日上げた日記はちょっと間違ってたので修正)。シーフードマリネ、茹でほうれん草(味つけには機内から持ってきた塩胡椒)、ハムチーズサンド。むむぅ、ごく普通のお惣菜なのにレベルが高い。味つけや調理方法に特殊なものがあるわけではなくて、素材が純粋に味がしっかりあってうまいんだな…。マリネの魚介もとろけるように美味。天気がちょっと微妙だが、移動日なので雨にならなければいいのだが…。


チェックアウトして、次の目的地ペルージャにバスで向かう。ちょっと雨が…。ティブルティーナ駅までの地下鉄は、混んでた車両を見送ったら空いてるのがきた。ティブルティーナは新宿みたいにテルミニの補完的な役割を果たすバス・列車のターミナルらしいのだけど、周囲に何もない寂しいところ。バスターミナルへの道はわかりにくいと書かれてはいるが、荷物引いてる人たちの流れに付いていってバスターミナルにあっさり到着。 いくつかのチケット売り場が並んでいるが、ペルージャ(ウンブリア地方)行きは大きなメインチケットブースで。「ペルージャ、ソロ、ドゥエ(ペルージャまで片道2人)」で買えた。迷わなかったので時間も余りすぎ。1時間ほど待って、PERUGIAと書かれたSULGAバスが到着。 高速を通るので快適。田園風景を抜け、山を登る3時間の旅。雨がひどくなってきた。


パルミジャーニバスターミナルからエスカレータで上がる。最後は唐突に博物館のような洞窟になっていて、びっくり。雨が強い中、荷物を抱えてちょっと途方に暮れる。


とはいえ、宿泊のB&B San Fiorenzoはわかりやすい場所だった。Monicaさんは英語は全然しゃべれず。なんとなく雰囲気で理解する。部屋は広く、カワイイ系。暖房設備がヒーティングパイプしかないので、ちと寒い。湯沸しでお茶を入れて一息。


雨の中歩いたのと疲労がたまっていたので辛かったけど、このままだとお昼を食べ損ねるので買い物に。雨は止んでいた。本当に坂の街。ただ、上がっていけば必ず11月4日広場に出られるのでわかりやすい。地図は宿にも多種置いてあった。この辺にDesparがあるはずなのだが…と探したものの、見当たらず。と思ったら潰れていた。なんと。代わりにCoopがあったので、ここで食材を調達。イタリアのルッコラの味に目覚めたのでパック買い。部屋でルッコラ、オリーブ、ナスのオイル漬け、生ハム、チーズ、パンで食事。うーむ、やはり生ルッコラ旨い。ペルージャのパンはまずいことで有名らしいんだけど、確かに単体ではボソボソして味がないものの、脂っけのある食材と一緒に食べると、食材を引き立てておいしい。

その後、Wifiに接続(なんでイタリア人の字はあんなに汚いんだ…。でもここは変態プロキシやファイアウォールがなくて助かった)、洗濯(ヒーティングパイプが熱すぎて、ちょっと焦げた)、明日のアッシジへのルートの調査、とこなして撃沈。遅めのしっかりお昼でお腹も空かなかったので、そのまま夕食も取らずに就寝。

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2010年03月30日

イタリア旅行(1)

食い倒れの旅を目指し、イタリアに行ってきた。イタリアンは得意ジャンルの1つなのだが、本場イタリアで打ちのめされて「オレが作っていたものはイタリアンじゃねぇっ…ジャポニアンに過ぎなかったんだっ……」となるのか!?


3月19日。成田からKLMでオランダのスキポール空港を経由。前回スペインで使ったときは新型機で良かったのだが、今回は一番お古の機体で、アミューズメントなし・かつ超狭い。17日のオンラインチェックイン時に旧機体なのを知って購入したドラクエで遊んでた。最初の機内食はホテルオークラプロデュースの肉じゃが和食でなかなかおいしかった。途中でアイスが出た後、着陸前にスモークサーモンのパスタ。これも良い味。 スキポールでEU入国、乗り継ぎの飛行機でローマのフィウミチオ空港へ。何も出ないと踏んでサンドイッチを買ったものの、機内でサンドイッチが出てきた。どっちにしろお腹いっぱいだったので、朝食用にとそのまま持っていくことにする。

フィウミチオ空港は暗くて案内もわかりづらい。点在する看板を頼りに荷物をピックアップするが、市内に行くレオナルドエクスプレスに乗るためのルートがまたわかりにくい。結局エレベータで登り、ターミナルをいくつも越えて歩く羽目に。ボロいしあちこち「out of service」と書かれた動く歩道になってたりとひどいものだ…。なんとかTrenitaliaの駅に到着し、有人窓口が混んでいたので自販機でクレカを使って購入。あれ、暗証番号もサインも求められなかったぞ? 列車自体は安全。


ノンストップで、ローマのテルミニ駅到着は23:00近く。もう駅のサービスも終わってしまってるし、変な出口から出てしまって宿までずいぶん歩く羽目になってしまった。ホームレスが寝てたりもするけど、ナイフちらつかされそうな雰囲気ではない。 宿は駅直近の安宿「Hotel Andreina」。本当は「BB Queen」というB&Bに宿泊予定だったのだが、やり取りに齟齬があって予約が取れていなかったことが出発前に判明し、急遽こちらに。雑居ビルみたいなところにいくつかのホテルが入ってる(おかげですごくわかりにくかった)。 壁は薄いしベッドは小さいけど、シャワールームの排水はちゃんとしてる。冷蔵庫はなし。この日は疲れてたこともあり、早々に就寝。


20日。雨予報だったのだが、晴れてくれた。昨日のスキポールと機内で調達したサンドイッチをもぐもぐ。ツナとハム、オリーブ、チーズが入っていてなかなかおいしい。窓から下にはトラムが見える。地下鉄やトラム、バスなど、観光移動するにはテルミニ駅近くはすごく便利。治安も事前の噂は大袈裟すぎる気がする(季節にもよるのかな)。Wifiの接続情報をもらうが、変態HTTPプロキシしかない…PCではWebを読めるというところまではきたが、メールは取れないし、SSHでほかに入ることもできないし、持参のAndroid携帯Tattooにはプロキシ設定メニューがない。


テルミニ駅2FのTIMでTattoo用のプリペイドを契約。SIMと5ユーロ通話分で11ユーロ。インターネットが使えないと困るのでどうしたらいいの?と聞くが言い方が悪かったのか伝わらず。宿に戻ったらPCで調べることにしよう。次に、テルミニ駅1Fのインフォメーションで「Roma Pass」を購入。使ってみての感想だけど、ローマに3日間滞在し、地下鉄や観光名所に入るならこれは必須アイテムだ。最後にB1FのスーパーConradで水等を購入し、観光準備。


トラムではどうもルートが不便そうだったので、地下鉄。Roma Passでピッと非接触。なかなかやるね。車両は確かに落書きはひどい。けれども、それほど雰囲気が悪かったりスリの巣窟という感じはしないなぁ。 やってきましたカトリックの総本山、ヴァティカン市國。サンピエトロ広場の列柱すげぇ。人もいっぱい。ヴァティカン博物館方向には長蛇の列が出来ていて不安になるのだが…追加料金付きで時間指定の事前申し込みをしておいたので、待たずに入れる、はず、だよね…。時間までしばらくあるので、サンタンジェロ城を見ていこうかと…と思ったものの、予想外に遠かったので手前でやめて、人がけっこう入っているUNIVERSAL BARで昼食。観光客向けの店ではあるけれども、そこそこのレベルのボロネーゼとハムサラミピッツァが出てきた。スパゲッティは生麺で太め。ピッツァはサラミが特に美味。この後もちょくちょく遭遇するのだが、洗ったグラスが牛乳臭いことが多いようだ。


ちょっと早くヴァティカンに戻りすぎて、時間潰し。ツアーの集団の行列を尻目に14:00のチケットですんなり入れた。これは手数料が少々高くても事前購入しておく価値がある。現地ツアーも高いし、ヴァティカンの公式サイトで簡単に買えるから、日程がフィクスしてるならお勧め。 とはいえ、ヴァティカン博物館の中はかなりわかりにくい。中庭、絵画館と回るが、ラファエロの間がどこにあるのかよくわからない。結局、一方通行のものすごい人の流れに付いていって辿り着いた。システィーナ礼拝堂も大混雑。「天地創造」とか「最後の審判」とかも見たけど、正直そこに至るまでに疲労困憊でお腹一杯感。 撮影は、システィーナ礼拝堂以外はフラッシュ炊かなければ自由。 ヴァティカンの中は階段だらけで、本当に足が頼り(帰りまで螺旋階段でひたすら下る)。


一度トラムも乗ってみようということで、ヴァティカンからトラム。これもRoma Passでフリー。が、市内をほぼ一周するので時間かかりすぎだな。ほぼ市民の足のためで、旅行者もあまり使ってないっぽい。本数もあまりないし、バスか地下鉄を使うのが普通のようだ。


宿に戻ってPCでTIMのネットワークを使う設定調査。APNを「ibox.tim.it」にして接続はできたけど、初期チャージの5ユーロはあっという間に終了。TIMのサイトに登録し(イタリア語しかないけどなんとなく意味は掴める)、インターネット接続の情報収集。40時間と100時間のコースがあり、100時間のほうを登録しようとする。「残高を入れていないとどうたらこうたら…」という注意書きが出てきて1回戻ったら、メニューに出てこなくなってしまった。どうにもよくわからなかったので閉店まぎわのTIMに駆け込み、今度は話のわかる店員に契約手続きしてもらう。が、100時間と言ったのに40時間にされてしまったようだ。通話や追加チャージ用に+30ユーロしたのはちょっと無駄だった気がする。というか最初からWebでOKをしてチャージすればよかったんだよな。次があったらそうしよう。3Gはごくたまーにしか入らない。ほとんどがH(SPDA?)、ひどいとE(DGE?)。切れることも多いようだ。Vodafoneのほうがよかったかしらん。Tattooには標準でモデム機能がある(USBネットワークインターフェイスのNATとして見えてそのままつながる)ので、これでPCからもメール等にアクセスできるようになった。


最初の夕食。宿泊できなかったBB Queenのほうを見てみようと駅の北西方向へ。こちらも安宿街(南のこちらよりは雰囲気は高級めかな)で、安い食事どころも多いようだ。そういえば今後も通じてイタリアにはケバブ屋が多いね。写真入りのメニューを出していて野菜がおいしそうに見えたお店RITIRARE RICEVUTAに。牛フィレのマッシュルームソース(塩気がギリギリのバランスながら、うまい!)、ブロッコリー(ちょっと茹ですぎ)、白ワイン(普通のグラスワイン頼んだらスプマンテで驚き。味もかなりいい!)、エスプレッソ。値段も合計19ユーロと安かった。「地球の歩き方」などを見てると1食1人50ユーロとか掲載されているんだが、どういう高級店ばかりに入るんだ…。

(2)に続く

2009年10月02日

サムイ・パンガン旅行(2)

前編から引き続き。

24日。うーみー! 美しいビーチを独占。遠浅でどこまでも広がる透明な海。朝食は近くのバンガロー「サンセットコーブ」でアメリカンを頼んでみたけど、これはいまいち…。
シュノーケリングツアーを頼もうと思っていたHaad Yao Diversがお休み。それでもビーチからほんの50mも行けばいろいろな魚を見ることができた。あまり長くいると冷えるので適当に切り上げ。

午後はトンサラの街へ、宿専属のソンテウでゴトゴトと。夕食までの時間が微妙なのでNira'sベーカリーでパイとパン。おいしいけどけっこう高いね…。食後は買い物。トンサラの生鮮市場を巡り、Tシャツや飲み物などなども購入。夕食は夜市の屋台にて。鳥のカレー(これはちょっと甘いけど悪くなかった)、揚げ魚の甘辛ソース(これは失敗、食べるところがほとんどないし…)。小腹埋めに海老フライ(皮が厚すぎるけどおいしい)。天気が若干不穏だったんだけど、宿に戻ってしばらくしたらえらく降ってきた。

25日。たいへん残念なお知らせです、ということでパンガンに到着したときから気になってたのだけど、旅行計画時には25日と予告されていた(メインディッシュの)ハーフムーンパーティは27日に変わってた(トンサラにたくさん27日開催についての案内が貼られてる)。その日はもうサムイに帰ってますがな…。 朝食は宿のイタリアンレストランでパンケーキ。やや軽め。この日は天気が悪く、波も荒くて、開店していたHaad Yao Diversでも今日は船を出せないと断られる(「明後日なら」と言われたけど、サムイに帰ってるよ…)。
しょうがないので観光Dayにしようということで、島随一の歓楽街Haad Rinへ。満月のときに開催されるフルムーンパーティや、月に関係なくヨーロッパ人によるばか騒ぎが行われることで有名なビーチ。が、チャオパオビーチからこのHaad Rinへの道のりは想像を絶するきつさだった。宿手配のソンテウは足が固い上にトンサラ経由でHaad Rinに向かう途中では15%もある急な坂と曲がりくねった道があり、2人とも到着時にはげっそりしてフラフラに。 カフェレストランでトムヤムスープ、ペッパーステーキ、サラダ。ステーキはちょっと固すぎ…。
Haad Rinは美しいビーチという評判だったのだけど、曇ってるし芋洗いだし、まったく広々してる感じはなし。店は多いけど。西側のリンナイのほうはゴミが漂着して見るも無惨な状態だった。天気も不穏だし、おみやげをいくつか買う程度にして、夕食用のサンドイッチを購入し、ソンテウで戻る。ソンテウの値段は場所でだいたい決まるみたい。戻るとまた雨。

26日。朝食探しに、昨日夜にソンテウで通って賑やかだったあたりを目指す(セブンイレブンなどもある)。春雨団子スープ、カオトムガイ(鳥おかゆ)。ちょっと化学調味料臭いけど、スープ分が多いのは嬉しいかな。 食後は、宿で借りた用具で2時間ほどシュノーケリング。用具のせいか体のせいか息継ぎがうまくできなくて苦労したけど、いっぱい魚が見えた!

昼食は朝食と同じエリアへ。なんとなく「うまい」オーラを感じたおばちゃんのお店(朝食の店の隣で、朝は時間が早くて開いてなかった)。これがばっちり当たり。ソムタム(パパイヤサラダ)は隣の店から買ってきたもので、悪くはないがやっぱり化学調味料味がある。これに対し、おばちゃん作のイカとトウガラシのオイスター炒め、海老フライは絶品! 2人で感動しながら舌鼓。また来るよー。帰路のフルーツ売りスタンドでパイナップル。これもおいしい。

午後にシュノーケリングを試みるも、満潮で波も激しくなって断念(しかもヒルに足噛まれた…キモイ)。 部屋でだらだらすることにして、夕食はまたおばちゃんのところへ! 夜は旦那さんがメインシェフのようで、ローカルなお客さんたちがたくさん集まってる(単に調理に時間がかかってるので待ってただけという面もあるが…)。 イサーンの辛い豚ひき肉サラダ、豚とバジルの炒め物、シーフードカレーを注文。うむむ、やはり美味い。特にサラダは絶妙。辛さは外国人と見てやや控え目にしてあるとは思うのだけど、それでも唇に少し刺激を受ける程度には辛い。いやはや旨かった。もっと時間があれば通っちゃうくらい。戻った後は豪雨に。

27日、ハーフムーンパーティだけどもサムイに戻る日。雨が心配されていたけれども、そこそこ太陽が見えているし、海も透明。最後のシュノーケリングに挑戦。カニやらウニやらとこれまで見えなかった生き物も発見できた。朝食を宿レストランで食べて、荷物をまとめ、チェックアウト。ドイツ人カップルと共にトンサラへ。

サムイへの戻りはSeatranじゃなくてLomprayah。これがきつかった…。波がかなりあったせいか、日本製船舶でなかったせいか、短い時間にもかかわらず船酔い。この4倍時間のかかるタオ島とか無理だなぁ。ただこのフェリーのいいところは、到着したサムイのボブットビーチからホテルまでのシャトルバスを無料運行してくれる。 最初の滞在と同じAmari Palm Reef Resortへ。パートナーに釣られてジム、プールなどでリフレッシュ。というか元気だな、パートナー(これが後で後悔することになるとはこの時点では知るよしもなかった)。

屋台も多くあるというラムディンマーケットへ。ちょっと時間が早いのでまだ屋台に客は少ないけど、肉魚野菜の生鮮マーケットが大きく広がっている。鳥の唐揚げ串を1本、うまい。改造しまっせな携帯屋も多いね(3GS OS3.1は無理かな)。そしてチャウエンでよく宣伝カーが「れでぃーすあんどじぇんとるめん、むえたい、ともろー、ないん、にゅーえすとすたじあむ、しー、すぅぱふぁいと、すぅぱふぁいと、ぐれてすとふぁーいと、げっとあしーとあーりあー」と流していたムエタイスタジアムも。 夕食はローカルな人たちが入っていた食堂。豚のタイ風スペアリブ、ソムタム。うまい。米ももち米でおいしい。小腹に「ほうぼう屋」で紹介されていたカオマンガイのお店。こちらは残念な出来かな…人も入ってなかったし。
ちょっと宿までは遠いけど、パンケーキを食べたりセーバマートなどでおみやげを買ったりしつつホテルに戻る。しかし、戻ってからパートナーがダウン…。蓄積した疲労+きつそうなパンケーキ+セーバマートなどでの寒暖差攻撃でノックアウト。元気すぎるのは危険サイン?

28日。朝バイキング。パートナーはまだ調子が好転せずで、朝食はおかゆとフルーツのみと可哀想…。ぎりぎりまで休んでからチェックアウトして、荷物をホテルに預けさせてもらい、空港に向かう時間まで3時間ほど潰すことにする。残高0になってしまったプリペイドに(使い切れないけど)100Bリチャージし、カフェで休んでから、ゆっくりできてパートナーにも食べるものがありそうだった「rice」というイタリアン。オリーブとトマトのスパゲッティ、マルゲリータピッツァ。どちらも素直で悪くない。パートナーはソファでぐっすり。おかげで移動に耐えられるくらいには回復してきたかな。

ホテルでリフレッシュルームを借りてさっぱりし、サムイ空港へ。空港のショッピングロードはここはどこのアウトレットモールですか?という雰囲気。これが搭乗ゲートへ向かう道なのだ。夕から夜に変わっていく空を見ながらバンコクへ。途中パンガン島の上も通過して、地図と同じ形がよく見えた。

バンコクスワンナプーム空港着。こんなところで3時間も潰さないといけないのはかなりの苦痛。 天井は低くてコンクリ打ちっ放しが息苦しいし、トイレは暗くて物を置くところもないし、ベンチはほとんどないし、食事もろくなところがないし、免税店も高くて変わりばえしないし…。搭乗のC1ゲートは搭乗人数の半分くらいしか椅子が用意されていなくて難民収容所になってた。
成田行きのフライトは定刻どおり。軽食にパウンドケーキが出て就寝タイム。しかし日本時間朝4時に朝食というのは、タイ人にも日本人にもむごい気がする…。炒飯とチーズオムレツの選択だったけど、後ろの席だったのでチーズオムレツ一択のみ。食指がそそられません…。
29日朝6時半成田到着。雨が降ってた。日本ちょっと寒い。入国、荷物回収(あいかわらず時間かかるなぁ)、税関を抜けて、帰路、帰宅。そのまま倒れたい気はしたけど、仕事がたまっているので入浴しておみやげ持って会社へ。

感想。サムイには日本人がそれなりにいたけど、パンガンはヨーロッパ人が占拠してる。パンガンの人里離れたビーチはすごくいいんだけど、交通としてはすごく不便。移動費だけでいいものが食べられるくらい。バイク運転できるなら、レンタルして自分で動いたほうがいいと思う(道は危ないけど)。 今度はタイの北のほうに行ってみるのもいいのかな、とちょっと思った。 シュノーケリングのほうは道具が重要。フィンはかさばるから借りればいいと思うけど、ゴーグルとシュノーケルは日本で良いのを買ったほうがよさそう。あと、ライフジャケットもレンタルがあまりないので揃える。 食事については外国人と見たからというのもあるのか(シンガポール人と間違えられたりもしたが)、飛び上がる辛さというほどのものはなかった感じ。もっといろいろ変なものに挑戦すればよかったか。イタリア料理やイスラエル料理がわりと多い。中華はあまりない。シンガポール料理が少し。 スマートフォン+プリペイドSIMは位置確認や情報収集にとても便利(もちろん電話の機能としても)。貧乏旅行基準から外れる気もするけどこれも時代の変化か(タイ人もヨーロッパ人も皆携帯持ってるね)。

サムイ・パンガン旅行(1)

9月21日〜9月29日の日程で、遅い夏休みながらタイのサムイ島・パンガン島に遊びに行ってきた。(後編)

21日早朝に成田に向かい、チェックイン。タイ航空のカウンターはそれほど混んではいなかったけど、ANAのほうはなかなかのカオスの模様。タイ航空サイトでうまく購入できなかったので今回はHISで買ったんだけど、バンコク往復のマイルは付かない(バンコク-サムイは付く)ことが発覚。手数料もかかるしHISで買う意味ないなぁ…今後はやはり全力でPEX。検査ゲートに長蛇の列ができてるのは始めて見たよ。
搭乗。シンハーはなかったけどChangビールがけっこううまい。機内食はカレー、到着直前にアイスクリーム。映画は集合TVなのであまり見れたものではないけど、「Night at the Museum」と「天使と悪魔」を上映していた。配布イヤフォンがよろしくないので映像のみ。「Night at the Museum」は作り自体はひどい出来だけど、ワシントンDCの旅行の経験があると「お、あれか!」というものはあって懐しい気持ちになった。「天使と悪魔」はダラダラ長い。
スワンナプーム空港は国内便への乗り継ぎのせいもあって本当に何もない…。小さな737機でサムイ空港へ。機内で出てきた鳥カレーパイがおいしい!

可愛いサムイ空港。伊豆の鉄道駅みたい。荷物をピックアップしてリムジンバスチケットを買い、ホテルへ。

サムイでのホテルはAmari Palm Reef Resort。高級めでサービスはいい。さっとリフレッシュして、ショッピングセンターTesco Lotusへタクシーで向かう。メーターと書いてあるけど、メーターは使ってくれない。交渉しても効き目はあまりない。
Lotusの携帯ショップで電話会社のAISの1-2-callプリペイドSIMカードを購入し、装着。これで電話・データ通信ができるようになった。身分証不要で、カード代110Bにチャージ100B。チャージからとりあえず3時間分のパケット通信(GPRS)を申し込み(30B、*138*0331#)。3時間というのは累計なので、デザリングなどでずっと繋ぎっぱというのでなければそれほど長い時間は使わないと思う(ただ、チャージのほうが毎日自動で減るみたいで、後日のところで触れるように100Bだと1週間はギリギリ持たなかった)。*121#でチャージ残高確認、*139#でGPRSの残り時間。パケット通信の速度はそれほど速くはないけど、Google Mapsなどを参照するには十分。 Lotusでおみやげの目星を付けるつもりだったのだけれども、どうも商品が「普通の生活品」すぎておみやげ的なものが何もない。フードコートも微妙…。しかし買ったSpriteは染み渡った。旅行中Spriteにかなりお世話になった(日本で飲むより不思議と美味しく感じる)。

夕食はチャウエンロードにはあまりピンと来る店がなかったので、タクシーから見えて気になったチャウエンより西、怪しいマッサージ店通りを過ぎての屋台村へ。地元っぽい人がそれなりに。シーフードサラダとカオマンガイ(蒸し鳥ごはん)。味はまぁまぁ。

22日、1周年の結婚記念日。朝食はホテルのバイキング。種類が豊富なんてものじゃないレベルでたまげた。滞在中に全種征覇は不可能な感じ。味も良し。席からは海も見える(暑いのであまり海側じゃないところに座るほうがいいけど…)。ジム、プール(2つ)、海でちょっと遊ぶ。海は濁っててあまり綺麗じゃないね。

昼食はチャウエンのレストランでバッタイ(焼きそば)と野菜スープ。おみやげ探しでサムイホットクラブ、セーバーマートと回ったけど、なかなかいいのがないなぁ…。

昼食後はのんびりと。サムイはひとまずこれで終わりなので、夕食は「おしゃれなレストランが続々できている」というボブットビーチのフィッシャーマンズビレッジへ行ってみる。……まぁおしゃれといえばおしゃれかな? 雰囲気の良さそうな店でシーフードBBQ、アスパラサラダ。味はわりと普通め。むしろ、バングラディシュ人のパンケーキ屋台のシナモンバナナパンケーキが素晴しい出来で驚愕。これは熟練の技だ。
ホテルに戻って砂浜を少し散歩。部屋に戻ると、到着時から気になっていた隣室のテレビの音がやはりすごく耳障り(コネクティングルームなので扉を通して音がかなり漏れてくる)。これまでは遅い時間には静かになってたのだけどこの日は一向にだめそうだったので、パートナーがフロントと交渉して部屋を変えてもらうことに。やれやれだけど、静かに眠ることができた。

23日。冷房付けて寝てるせいかちょっと喉が痛い。またしても朝バイキング過食で太りそう。チェックアウトして、パンガン島へのフェリーのあるBANGRAK港に向かう。昼食は港近くのレストランで、豚肉のバジル炒めと、鶏肉とトウガラシ炒め。味は…これはだいぶ微妙というか、ちょっとしょっぱい。

Seatranフェリーの船はスラターニからの経由便で、乗ってるのはほとんどヨーロッパ人。船舶は日本の船のお下がりで、ところどころに日本語記述がそのまま残ってる。30分ということだったけど、実際は50分くらいでパンガン島のトンサラ港に到着。ここで宿手配のタクシーが待ってくれてる、ということだったんだが…いませんよ? というか乗客もあらかた移動しちゃって、2人ポツーンですよ? 電話してもなんかタイ語の自動応答で切れちゃうし…と困っていたら客引きと思ってた怪しい兄ちゃんが宿に電話して迎えを手配してくれた。ありがとう、怪しい兄ちゃん! 20分ほどで宿のスタッフが到着、無事にピックアップ。後からよくよく考えると宿のメモに書いていた番号は国際番号のもので、国内だと先頭に0付けないとダメだということに気付いた…。何であのとき気付かなかったんだろう。

けっこう厳しい道を通ってパンガンでの宿泊バンガロー「Blue Ocean Garden」(チャオパオビーチ)。Amariのときとはぐっと変わって素朴で、贅沢なサービスというのは特にないし、バスタブや毎日のタオル交換というのもない。周囲に賑やかな場所があるわけでもない。でも、静かで綺麗な海がすぐそこにある。移動でちょっと疲れたのと、暗くなってたので写真はあまり撮ってなかった。夕食は宿のイタリアンでサラダ、ボロネーゼスパゲッティ、ラザーニャ。イタリア人の運営だけあって味良し。

2009年08月04日

スペインDebconf旅行 7/20〜7/21

17-19, 20-21, 22-23, 24-25, 26-27, 28-31

20日。市場が開いているのでちょっと見てきました。が、時間が早すぎるのか遅すぎるのか、ぽつぽつとしか開いておらず…。八百屋でトマトと果物、いつものパン屋でパンを購入。フランコ時代に作られた公園があるのですが、着想がいろいろ謎な植林です。松とかあるし。デデッポー。買い物してきたものを使ってテラスで朝食。服屋が開いていたので、長袖シャツを購入。

コルーニャに別れを告げ、マドリードへ。飛行機は遅れてるし、また荷物は出てこない…。30分ほどでようやく出てきて、タクシー30€でホテルへ。マドリードでDebconfに行く4人で集合するので、ホテルはアパートメントの部屋っぽいスイートのEspaホテルにしました。初日は私だけです。ホテルは少々くたびれていますが水廻りはリフォームされてるし、広々していてソファも気持ち良いです。プラド美術館の裏側の高級住宅街で、治安も(日の出ているうちは)良好。ネットが1日12€もする上に無線の入りが悪いのが難点です。今日はプラド美術館は休みなので、地理感をつかむべく、途中ATMでお金を下ろしつつ、ソル方面に散歩。昼食にパスタをカフェで食べたものの、スペイン人はアルデンテという言葉を知らない模様です。クリームじゃなかったらちょっと食えたものではないお味。ソルは一度来たことがあるのですが、現在は銅像一帯で大規模工事をしています。

ソル駅から地下鉄でアトーチャ駅。1€で乗り放題なので、大荷物とか貴重品を持ってるとかじゃなければ、市内交通は地下鉄が一番便利ですね。手ぶらだったし特に危ない目にあうこともなく到着。夕食にはバレンシア風パエーリャ。しかし、パエーリャはこの後も何度か食べるのですが、どれもいまいちおいしくないというか、米がうまくない気がしました。自分でジャポニカで作るほうがうまい。

21日。今日はiwamatsuさんとmkouheiさんが到着予定。なかなかこないなーと、ロモの残りとピクルスをつまみながら待ち。電話がきて、無事にお昼に2人到着。mkouheiさんもYoigo契約をしてきたのですが、なぜか着信のみしかできず、「受け専門」の称号を得ることに。 とりあえずメシにしましょうということで、バールでサンドイッチとオムレツ。

2人とも元気はあるよ、ということでせっかくここに来ているからにはプラド美術館に行ってきました。プラド美術館はガイドに載っている情報と違って、ノーフォト、写真撮影禁止でがっかり。ゴヤ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、ラファエロ、カラバッジョなど。どうもスペインの絵柄は濃すぎるかなぁ。ラファエロやカラバッジョのほうが私の好みのようです。ここに収録されているのはほぼ宗教画ですね。mkouheiさんはお金も携帯も水も全部預けてしまい、水を買えずに外でぐったりしていた模様。夜はソルへ。バールの並んでいるようなエリアも廻ったもののいまいち良いところが見つからず。少し道を変えて雰囲気が良さそうなバールで、マッシュルーム、チョリソーとガルバンゾ豆、サーモンパテ、焼き野菜、パン。どれもおいしかったけど、特に野菜が、野菜がうまいです! 単にオイルと塩かけてグリルされてるだけなのに、痺れます。

MAC認証で無線は1つしかつなげられないので、ホテルでは自分のマシンをゲートウェイにしてマスカレードしていました。適当に皆さん就寝。2つの部屋をつなげた構造なので、バスルームが2つあって便利でした。

スペインDebconf旅行 7/24〜7/25

17-19, 20-21, 22-23, 24-25, 26-27, 28-31

24日。朝食はFdSにて。時間の経ちすぎたパンケーキと紅茶。うーむ、微妙です。 身支度をして会場に向かいます。Caceresはのどかなところですね。

基調講演にbdaleの「HP and Debian」。前振りのExtremaduraの偉い人がスペイン語で長々と語っていて、debconf IRCでは「なげーよ、おいだせよ」という声多数(笑)。bdaleの講演はまぁポジショントークで、HPがいかにLinuxやフリーソフトウェア、Debianと協力関係を続けてwin-winしたいか、というお話。HPとしてはコモディティなマーケットよりももっと専門的な領域で勝負したい。ユーザーエクスペリエンスを重視し、開発者としての立場ではもっとHPの成果を使ってもらって利益を得てほしい、企業としての立場ではカスタマーにお金をもっと使ってほしい。AppleやMicrosoftよりもHPはオープンソースなライセンスを尊重している。Debianについては、企業による提供ではないこと、組み込み向けにビルドできるソースが揃っていること、内部開発者にとって優れた開発プラットフォームであることが魅力。最初のmaster.debian.org以来、長年にわたってDebianにサーバーを提供し続けてきて、米国ではcrypto(暗号アルゴリズム)のmain化入りに際して法的支援を行い、Debconfでは毎年スポンサーを務めてきた。そして、最初にして現在唯一かもしれないDebianをサポートするメジャーなサーバーベンダという立場にある。HPはDebianを含めて多数のLinuxディストリビューションをサポートしており、広範囲かつ詳細なサポートを提供できる。

昼食タイム。再びタラフライと、伸びすぎたパスタ。ビールはやっぱりうまいです。 午後のシエスタタイムはhacklabでdebian-installerの翻訳を完了しました。

夕方からDebconf再開。Welcome Talkでは、orgaチームとローカルスタッフが壇上に上がり、これまでのDebconfの軌跡のビデオの上映、皆への感謝が示されました。今回は40ヶ国以上から参加。2つの講演ルームと1つのBOFルームがあり…まぁ詳細は配布した紙を見てね、と。昼食の後はシエスタタイムを取っています、とな。

このあとAndreas Tilleの「Free beer, Power and Knowledge」を聞いたのですが途中で眠くなってしまったため、FdSに戻り休息。山頂のカセドラルも見てきました。夕食はツナサンド、ちょっと薄いコーンスープ、ビール。hacklabに戻ったらeddypにつかまってHCLについてしばし意見交換。lsusbでのサポートねぇ…。数日後にFranklinがDebianのハードウェアサポート情報について話すので、それを聞いて考えることにしました。

夜はanibalとdonによる「GPG keysigning party information/discussion」。 署名/暗号に使うGPG鍵が確かに本人所有のものであることを示すGPGサインパーティは、特にリモートでやりとりすることの多いDebianでは重要なのですが、2列でぐるぐる廻って延々とサイン交換する従来の方式は時間がかかるし事務的でつまらん、偉い人は参加しないし、ということで今回からちょっとやり方を変えてみるよというお話です。 鍵リストのハッシュを事前に各自調べておいてそれとまず照合するというのは従来と変わりませんが、参加者バッジにはリスト内の番号が入っているので、あとは各自適当なとき——食事、hacklab、デイトリップといったタイミングで、相互に照合作業をして軽いおしゃべりもしましょうということになりました。従来型のキーサインパーティがマドリード戻り日と重なっていて困っていたところだったので、これは実に助かる案です。さっそくnoel、chris、eddypと交換。さて、いくつ集まるかな、と。

25日。「License Compatibility」BOFは部屋の設備が悪い(音がこもる、エアコンを点けるとうるさくて聞こえない、スクリーンがない、…)のと、講演自体にあまり中身がなかったので、聴衆は不完全燃焼。Winixという新モデルを提唱していましたが、インパクトはありませんでした。講演後、スペイン人のreneにつかまってフリーソフトウェアモデルを図式化したものの日本語訳をすることになりました。

「Counting Debian」。Debianのいろいろな統計情報を並べてみるという講演です。 SLOCCountというソース行ベースの統計でディストリビューションを形作るコードを観察し、たとえば開発言語ではC、C++、シェル、Javaという順序で使われていますが、過去との比較で見てみるとCがじわじわ減ってきていてC++が増えている、という結果が出ているようです。 統計についてはlibresoft.esのページで公開されています。 質疑ではDebian独自パッチのほうも集計するといいんじゃないかとか、ライセンスで分けてみるといいんじゃないか、といった意見が出ていました。

「Terms in Debian: Finding and integrating new members」。おもしろかったけど奇妙な講演でした。いかに人をDebianに呼び込むかについて、Gregor Hermannは聴衆を催眠状態に持っていってどのように各自がプロジェクトに興味を持ち、誰にコンタクトを取り、どのような活動をし、どのように助けを受け、どのような失敗や成功をし、どのようにメンバーとして迎え入れられたかを問うていきます。事後にはGNOME関係の人やdebian-edu関係の人がそれぞれの体験を語っていました。

「pam-auth-update」。vorlonの発表。Everybody hates PAM!(by madduck)という声もありましたが、PAM認証機構をpam-auth-updateモジュールインストーラとdebconfインターフェイスを使って設定できると便利だよね、というお話です。PAM周りは複雑で挙動が謎なところも多いので、すっきりしたデザインになるのは歓迎です。Ubuntu 8.10ではプロトタイプが入っており、Debianではsqueezeから導入予定とのこと。RedHatにも似たようなものがありますが、Debianではもっと自由に設定できるものがほしかったから作ったそうです(構想6年、うち3年はリリースマネージャで忙しかったので登場したのがようやく今ということです)。詳細についてはUbuntuのWikiを参照。

我らがDPL、Steveの「Where does Debian fit in?」。Ian Murdockに始まるDebianの黎明期と2009年の現在を比較し、Debianを取り巻く状況を語りました。 "Universal Operating System"という私たちの目標は達成に向かっているのか、データセンターvsデスクトップのような矛盾する要求に応えられているのかを自問し、チームの協力体制についても疑問を投げかけました。 そして、バイクシェードについてくだらない議論をしたり新しいアイデアに「No」と言うよりも、「Yes」と言ってみよう、と述べ、Debian内のほかの人たち、ユーザー、上流開発者、Ubuntuを含めたほかのディストリビューション、そしてあらゆる人たちと、コードを共有し仲間意識を共有しよう(share the code, share the love!)としめくくりました。

Larsとholgerによる「Trust is good, control is better」。 主にpiupartsというQAツールの説明で、pbuilderを使ってクリーンな状態からのパッケージのインストールと削除が正常に動作するか、ポリシーに適合しているかを自動で検証するものです。 HPの2台のマシンで動作しており、なかなか良好な結果が得られているそうです。squeezeでの品質向上に役立つことが期待されます。

「i18n sessions」。期間中計4回開催されたBOFで、私も属する国際化チーム(bubulleが主幹)のミーティングです。初回はwikiの翻訳について議論が行われました。wikiは変動が激しく(moving target)、翻訳追従は骨の折れる作業です。po4aを使って変動する箇所とあまり変動しない箇所を分けて翻訳できるようにならないかという案が出ていました。また、リリースノートについても現在のxmlでは編集・更新で終盤ひどいことになるので、リリースノートをwikiに移行してみようかという方向になりました(いくつか課題・問題はあるために今後継続協議)。 i18nの作業者が減りつつあるのではという懸念も出ました。Debianから何らかの形で翻訳や国際化の作業に金銭支援をする方法はあるかという議題も出ましたが、結論は出ませんでした。集合するなりリモートなりで翻訳パーティをしてみないか、というアイデアがあり、日本でも勉強会などの場をお借りして作業できるとよいかなと思っています。 DDTPの話題では、パッケージのITP時にテクニカル面での議論のほかに説明文(description)についてもレビューすべきではないかという提案が出ていました。

夕食の写真を撮り損ねました。なんだったっけ…。スペインでは犬は飼い犬をよく見かけるのですが、猫についてはほとんど見かけませんでした。宿周囲に2匹だけ。 夜はチーズ&ワインパーティ。私も梅酒を持参して好評でした。台湾から来たAndrew Leeはお茶コーナーを作っていました。henrichさんをholgerに紹介する役目も無事達成。12時頃に私は戻ったのですが、最後は4時までやってたらしいです…。25日終了。

スペインDebconf旅行 7/17〜7/19

17-19, 20-21, 22-23, 24-25, 26-27, 28-31

スペインExtremadura州で開催されたDebconf参加がてら、xtakeiさんを訪ねてコルーニャ、観光にマドリードにも行ってきました。7/17〜7/31という2週間の旅程です。

スペインには直行がなく、経由便のみ。今回はスタアラメンバーだけれども安くて時間もなかなかお得なタイ航空を使ってみました。17日の夕方に成田を出発(ぎりぎりまでラウンジで仕事をしていたらあやうく乗り過ごしかねないことに…)。機材はだいぶくたびれぎみですが、通常3-4-3になっている中で後ろ数席のみは2-4-2になっており、この窓際シートだと、荷物がそのまま置けるくらいのスペースが窓との間に空いていて素晴しい。食事はeatable、ですかね。バンコクのスワンナプーム空港はかなりのダメ空港。無駄にだだっぴろくて免税店はどれもつまらず、おまけにトイレがやたら辺鄙で暗い場所にあります。日本人いっぱい。ところどころにお寺建築。ハラヘリになってしまったので海老のバジル炒めと紅茶を頼んだら、両方同じ値段でちょっとびっくり。3時間待ちの末、スペイン行きに搭乗。3-4-3の4の席ですが、隣がいなかったのでゆっくり寝てました。定刻より少し早く、18日朝にマドリードのBarajas空港到着。

前回来たときも同じ経験をしたのですが、Barajasの荷物出しはおそろしく怠慢・緩慢。皆いらいらしつつもピックアップしていく中、私の荷物が出てきたのは50分以上も経ってから。まぁコルーニャ行きの便までは時間があるので問題はないのですが…(むしろ1時間で乗り換えとかにしなくてよかった)。T1→T4へは上を見ても案内がないのですが、インフォメーションで聞いたところ、バスで移動するとのこと。これがけっこう時間かかります。T4は前にも使ったので馴染み深い。あいかわらず何もないところです。英語でといったら困った表情の係員と話しつつ、チェックインを済ませてフードコートで軽食。クラブサンドは外れ…。コルーニャへの飛行機はかなり狭く、寝る以外何もできないですね。出発時間は遅れたものの、1時間ほどで到着。荷物もすぐ出てきました。xtakeiさんと合流。到着が遅れたせい(往復のたびに遅れていくので、定刻どおりに飛ばせることはほとんどないらしい)でバスが行ってしまい、50分ほど待ち。市内に到着し、Hespediaホテルにチェックイン。テラスもあってなかなか良い雰囲気です。今回はyaegashiさんからAndroid G1携帯を借りていったので、スペインで使うのにお得なプリペイドとしてYoigoで20€契約。1日1.2€でデータ通信使い放題なのでGoogle系アプリを使うのにかなり便利。それから街の中心となる市役所、ビーチなどを案内してもらいました。この日は小雨。けっこう寒く、ビーチにもさすがに人がいません。ランチタイムを過ぎてしまったので、パンを買って軽くつまみ。なにげないけどこれがうまいんだなぁ。

路面電車で、コルーニャの名所の1つ、ヘラクレスの塔へ。どうみても小錦です。登れるということでがんばって登ってみました。がんばって登ってはみましたが、何もありません(笑)。コルーニャを一望。むしろ降りるときにすれ違う場所がほとんどないのでそっちで時間を食っていたともいえます。デポルティーボの旧練習場ということで、この日はアマチュアチームがサッカーをしてました。凧揚げ大会もやっています。

夕食は市役所まわりをさまよった末の1軒に。 写真はいわゆる「タコのガリシア風」ですが、さすが本家、驚愕の美味さ。ねっとりやわらかとろけてじわーっというタコと、パプリカの風味がたまりません。ほかにはグリーンサラダとグリルドチョリソー。どちらもうまい。コンビニエンスストアのOpenCorで水や明日の朝食用のサルシチョンを購入して18日は終了。

柔らかいベッドでぐっすり眠って、19日。朝食は市場近くでパンを買ってきて、昨日買ったサルシチョンと一緒にテラスでサンドイッチ。この日は日曜日なので、市場が開いておらず、トマトを買ってこれなかったのがちょっと残念でした(服もほしかったんだけど、日曜日は本当にどこも開いてない…)。しかしこのサルシチョンは本当にうまいなぁ。半分くらい残すつもりが全部食べてしまいました。xtakeiさんと合流してビーチ見物に。ビーチは細かな白い石でできていて、すごく綺麗。砂浜から少し離れた岩場でぼーっとします。ビーチバレー大会が開催されていました。昼食にピッツァ。ハモンとチーズとトマトのシンプルなものですが、ボリュームがあってうまいです。

どんどん天気はよくなってるし、このビーチに入らないのは冒涜というものなので、水着に着替えてビーチ。ラテンの国なのでトップレスの人は普通にいますが、そのうち見慣れます。夕までずっとビーチで過ごしました。が、足に日焼け止めを塗るのを忘れていたため、このあとたいへんなことが…。

OpenCorで買い物をしたあと、夕食。スペインのセルベサ(ビール)は日本人好みかつキリン・アサヒとは違うコクのある味で、どこで飲んでも実にうまいです。スペインにきたらビールを飲むべき。特にここで飲んだEstrella Galiciaは美味。イカリング、蒸し海老、シーフードコロッケ、ピーマンのグリル、ムール貝、鶏肉グリル。どれもなかなかの味ですが、特にピーマンは野菜不足ぎみだったんでうまかったです。今後の旅程でも全体に野菜はあまり出てこなかったですね。

スペインDebconf旅行 7/22〜7/23

17-19, 20-21, 22-23, 24-25, 26-27, 28-31

コルーニャで日焼け、というよりむしろ足のほうはひどい火傷の症状で21日のプラド美術館のあたりからだいぶ苦しんでいました。立ち座りのたびに激痛、ずっと同じ姿勢(立ってたり寝てたり)だと疼痛、と要はどういう状態でも痛い。もっと早くに冷やしておけばよかったのですが、それに気付くまでに時間をかけすぎました。

22日。マドリード自体の観光もいいけど、近場にデイトリップするのもいいよね、ということで、トレドに行くことにしました。アトーチャ駅はすぐ近くだし、自分がガイドを買ったときと違って今は特急でわずか30分で行けちゃうらしいです。チケットセンターでトレドまでの片道切符を購入。時間までカフェでまったり朝食を取りました。アンチョビがごろごろ入ってるダイナミックなサンドイッチですが、食べているとだんだんと旨みを感じられるように。トレドとの鉄道は長距離列車扱いで、乗る前に手荷物検査があります。車両と座席は快適。mkouheiさんの携帯も受け専から発信もできるようになっていました(Yoigo店員のミス?)。

定刻トレド到着。駅舎からして建築様式が素晴しいです。トレドの旧市街へは歩いて15分ほど。 キリスト教、イスラーム、ユダヤ教それぞれから占領されたり影響を受けたりしてきた都市なので、建築も混ざってます。 観光地なのでおみやげ物もいろいろ。まだ旅程は先が長いので何も買えませんが…。 街の中心である教会大聖堂を見学してきました。

お昼はカフェで。私が選んだのは3品のコース。ハモンとチーズの盛り合わせは最高。ミートボールにツナソースというのはちょっと不思議味。そしてデザートにはスイカが出てきました。日本人にナイフとフォークでお上品にスイカを食えというのも無理な話で、3人で分け合って手づかみで食うわけです。

トレドでは周遊バスに乗れ、ということでチケットを買ってトレドの外周をぐるりと周るソコトレンという汽車を模したバスに乗ります。山あり谷ありでなかなかおもしろいコースですが、狭い上に後ろ向きだったので、首が疲れました。 さて帰ろうかね、と思ったのですが、本来1時間に1本の列車が16時台にはないという罠。マクドナルドでジュースを買って休息し、列車に乗ってマドリードに戻りました。

夕食はプラド近くのバール、BAR MUSEO。ベーコンとピーマン、タラのマリネとトマトとチーズ、チョリソーとトマト、エビとニンニクマヨネーズと頼んだらどれもパンに挟まってきたのは想定外でしたが、どれもおいしかったです。ここの白眉はじゃがいも。茹で加減と揚げ加減の絶妙なじゃがいもに、トマトやタバスコなどを混ぜて作ったピリっと辛いブラバスソースがかけられていて、実に美味。充実して22日を終了。

23日。朝食にホテルのカフェでハンバーガーとオレンジジュース。朝から不健康な気もしますが、佐世保バーガー以上のボリュームで肉も野菜もがっつり食べられるのは嬉しいです。パーティ最後の1人のhenrichさんも無事に到着。お昼にホテルをチェックアウトして荷物を預け、ソフィア美術館を見学。iwamatsuさんが全員分のチケットを持ったまま先に進んでしまい、残された人々が途方に暮れるという事態になりましたが、私のほうで追加でチケットを購入してiwamatsuさんを探し、なんとかmkouheiさんとhenrichさんにも見る時間を作ることができました。ソフィア美術館はプラドと違って現代美術中心。あのピカソのゲルニカもあります。こちらはガイド本と違って写真OKでした(それなら置いていかずに持ってきたのに…)。ピカソ、ダリ、マグリットと巡って大いに満足。

お昼はバールでフィレステーキサンド。肉うま。henrichさんの旅装がやや心許なかったので、OpenCorやスポーツショップで買い物もしました。

荷物を回収して、いよいよ向かうはCaceres。アトーチャ駅でも数名のDebconf参加者に会いました。列車のTALGOは内燃機関車にひっぱられるタイプのもので、快適ですが若干足が狭い。コンパートメントを予想していたのですが、単に2-2が並ぶシートでした。これならキャンセルする必要なかったなぁ…。何もない荒野を4時間近くひた走り、Caceres到着。降りてみるとまさにDebian列車で、20名くらいいたような気がします。orgaチームのAnaの手引きで各自タクシーなり徒歩なり。荷物が辛そうなのでタクシーを選んだのは正解でした。

Debconfフロントデスクで登録し、宿舎へ。今回のDebconfは会場とセットになった宿舎と、少し離れた旧市街の宿舎FdSに分かれていたのですが、私たちはこのFdSのほうにアサインされていました。これが(特に荷物を抱えて道もわからないときには)恐しく大変で、急な山道を汗だくで登ってうろうろするハメになりました。駅から歩きだったら遭難してたかもしれません。城塞都市の名残りで迷路です。FdSは少し高級めな安宿というところでしょうか。バストイレは共同ですが、4部屋あたり2つ用意されているので競合することはほぼありません。ベッドは固くて薄くて死にそうです。ネットワークにはDebconfチームによって無線が用意されていました。夕食にすべり込み、bubulleらの旧友にHelloを言いながら食事。タラのフライ、ポテト、ケーキ。フライはけっこういけました。ケーキはかなり甘くて重いです…。赤ワインが壷に入って各テーブルに置かれています。ちょっと苦くて渋いので、炭酸水とミックスして飲むもの。ビールは時間帯によってはサーバーで入れてくれます。Hacklabでjoeyhやotavio、simon、enricoらにもHelloをして23日は終了。FdSの中庭で大音量でDVD上映をしていたのは参りましたが、耳栓をしてわりとすぐに寝てしまいました。

スペインDebconf旅行 7/28〜7/31

17-19, 20-21, 22-23, 24-25, 26-27, 28-31

28日。Joerg Jaspertの「Debian FTP Team」。帽子を被っていたganneffが帽子を取ると…青毛ブーム? ほかにもFTPチームで青毛に染めていたのがいたので、チームの結束を高める儀式なのかもしれません、よくわかりませんが。 チームやツールの歴史に始まり、トラフィックの管理やライブラリパッケージの移行、experimentalやunstableのチェック、削除作業、パッケージのレビュー、ソースやライセンスの監査、dakの管理、といろいろたいへんなんですよ、というお話。QAや保守されていないパッケージについての作業、バグのトリアージなどをしてくれると嬉しいそうです。 今後はデータベースの更新やtdeb/ddebの対応、builddの自動サイン機能などを目論んでいるとのこと。質疑ではNEWパッケージのレビューに時間がかかりすぎるのでレビューチームを別途組織したほうがよいのでは、という案が出ていました。 誰かFTPチーム加入に興味のある人は?という質問には2人が挙手。

lukの「Stable/Volatile/Backports ecosystem」。正直眠かったのであまり覚えていません。 質疑応答のほうがわりと活発。bpoとvolatileを統合しちゃうのは?でもbpoは公式じゃないしねぇ。bpoまでメンテナがサポートするのは荷が重いよね。bpoやvolatileについてBTSがサポートできていないのは問題では? といった内容。

Franklinの「Hardware Report, Database and PopCon」。 開発者(あるいはユーザーサポート)がいかにユーザーのハードウェア情報を把握するか、ユーザーがいかに自身のハードウェアを動かすための情報を収集できるか、ベンダーがいかにサポート状況を俯瞰してテストできるか、という3つの面から考えた発表。 popcon的なもので自動収集するほかにも、CDを起動してテストツールを実行してもらったり、フィードバックを求めるためのツールなどが必要。 ハードウェアデータベースの原型となる情報は、installation-reportsバグレポート、X.orgのバグレポート、IRCログ、pastebin、メーリングリストなどに散らばっている。 WikiにLennyでのPCI(自動生成)、USB、無線のサポート情報を収集している。 既存のツールとしてはRedHatのSmoltがあるがちょっと大きいのでインストーラに収録するというのはちょっと難しい。hardware4linux.infoにはシェルスクリプトベースの低機能な互換性テストツールがある。 Debianに必要となるテスト・報告ツールは、PythonやHALに依存してはならず、ハードウェア固有ではなく、ネットワークに依存せず、ハードディスクなどのストレージに依存してはいけない、のでなかなか難しい。 インストーラやDebian Liveに統合できるツールがほしい。WindowsやMacOSXでも動くものがあるといい。 質疑では私のやっているHCLを取り上げて(皆このツールは誉めてくれますね)、協業できないの?という話題。特にUSBまわりではFranklinが先行しているようなので彼の助けを借りてlsusb対応したいね、と答えてみました。 もうちょっと余裕ができたら本格的に着手したいと思っています。

Franklinと一緒に昼食(タラのムニエル。ちょっとタラ飽きた…ノーフィーッシュ!)がてら談話。USB周りはかなり泥くさい作業が必要らしいです。シエスタの後に集合写真の撮影があり、夕のセッションへ。

基調講演の「Keynote from the Release Team」は本当はAdeodatoだったのですが、Lukが代行。 Debian関係をウォッチされている方ならご存じのとおり、「時間ベースのフリーズ」と「2009年12月にフリーズするぞ」はこの場で飛び出しました。予想どおりメーリングリストなどではフレームになっているのですが、この講演のときでは質疑応答で疑問の声はいくつか上がりはしたものの、どちらかというと「できるのかねぇ、無理でないかねぇ、まぁリリースマネージャのLukがやるといってるからやるのかねぇ」という雰囲気が漂っていました。ソースバージョン3もやるとかやらないとか。

i18n sessionその3はパティオにて。前日のDDTPの続きで、コーディネータを置いて全体にかかわる統一作業およびそのnotifyを行う方法や、管理ページの提供などが議論されました。また、Rosettaのような訳のSuggestion機能もほしいという要望が出ていました。また、Ubuntuでも独自の訳が行われているようなのですが、たとえばUbuntuの翻訳→Debianの翻訳→またUbuntuの翻訳 のような変化をトレースできるか、全部Suggestion化するのがよいのではないか、といった話もありました。Rosettaの競合とされるPootleについては今のところあまり進展はないようです。

「Debconf 11 in your city」。来年にニューヨークで開催されるDebconf 10のコーディネータを務めるJimmyからまずは発表。大学の夏休み期間を利用するようです。 そして、Debconf 11の開催を目論む恐れ知らずの今回のbetは、eddypらがコーディネートする旧戦場のボスニアヘルツコビナと、ganneffやreneら超攻撃的布陣のドイツ。ボスニアも今は安全で良いところ、ごはんも各地の味がミックスされておいしい、そうです。かたやドイツは3箇所からまだ絞り切れてはいないものの、設備面では揺るぎない自信。まだ結果は出ていませんが、うーん、ganneffという最強のorgaチームメンバーを有するドイツのほうが優勢ではあります。しかしドイツはごはんおいしくなさそうだなぁ…。 日本での開催についてはiwamatsuさんとも帰りの列車で話したのですが、使えそうな大学寮というものがないこと(過去のDebconfでは夏休みに学生が寮から追い出される期間を使うことが多い)、独立法人系の施設は規約がうるさいし、観光地は修学旅行とかち合う、といったあたりが問題です。もちろんお金の問題もあります。今回は250人くらいを面倒見ている勘定になります。

夕食はフォーマルディナー。ジャケットをはおってたり、民族衣装を正装したりと飾る人もあれば、いつもどおりTシャツ短パンの人もあり。 会場はえらく遠かったのですが、ハモンとチーズの盛り合わせ、生野菜サラダ、じゃがいもサラダ、グリルされた豚肉・ソーセージ・鶏肉、ケーキと盛り沢山でどれもおいしく、満足満足。 フラメンコショーも披露されていました。 テーブルはtbmとkurtと一緒のところ。隣のUKな人は日本にときどき出張してて、日本の夏は暑くてじめじめしてて辛いよねーということを話してました。

さて、ディナーに満足はしたものの、12時過ぎても皆さん一向に帰る気配はなし。正確には11時頃にganneffらorgaチームの主要メンバーが帰っていくのを見た気がします…。どうしろとおっしゃる。tbmと現地のスペイン人らと帰ることにしましたが、FdS方面に行くのは私とそのスペイン人たちだけということでtbmは途中でお別れ。で、なぜかバールに。ジュース一杯で済ませて(おごってもらっちゃった)、次いこうよ!という2軒目を回避し、なんとか1時半頃にはFdSに帰りつきました。彼らのほうはまだまだバール巡りする気まんまんのようで戻っていきました。別行動のmkouheiさんたちも似たようなもので、帰ってきたのは3時くらいだった気がします。長い28日を終了。

29日。Debconfは30日まで続くのですが、私たち一行はこの日でマドリードに帰ります。 朝食は油ギトギトのドーナツが出てきてちょっと参ったのですが、結局食べちゃったり。 FdSをチェックアウトして荷物をhacklabまで運び、GPGサイン交換などをして時間潰し。 i18n sessionsその4の最終回は終盤ぎりぎりでお別れとなりました。 議題はWikiの翻訳で、ikiwikiのコンテンツをpo化して翻訳できるかも、という話や、コンテンツの編集にテキストエリアフォームではなくダウンロード/アップロード機能が次のバージョンから使えそうという話題がありました。

タクシーに乗って駅へ。乗車時間まで駅のカフェで昼食です。

行きと違って今度は気動車でした。座席は行きよりも広くて楽だったのですが、気動車特有の振動と音がちょっときつめ。到着も30分近く遅れました。

アトーチャ駅の待ち合い所は巨大な熱帯植物園になっていました。高い天井に届かんばかりに育った植物がすごい迫力です。 地下鉄でSol駅に移動し、Modernoにチェックイン。冷蔵庫がないのが残念ですが、清潔で静かです。無線LANもここは無料(フロントでIDもらう必要あり)。近くのEl Ingresでおみやげを調達し、Museo del Jamonで夕食。下は混んでいたし、最後にちゃんといいものを食べよう(フォーマルでだいぶ食べた気もしますが)ということで、上のリストランテのほうへ。シャンデリアが飾ってあってだいぶ高級感があります。セルベサ、エビのオイル煮、肉詰めマッシュルーム、サルシチョン、ハモンサラダ。どれも美味、美味。

明けて30日。この日の午前はなかなか忙しかったです。起床してmkouheiさんと散歩へ。聖堂と王宮を見物して、朝食探し。おいしそうなたくさんの焼き立てパンを抱えた人がカフェに入っていくのを追いかけてそのカフェに入り、クロワッサンと紅茶、オレンジジュース。直感のとおり、大きくほんのり甘くてさっくりふわふわの良いクロワッサンでした。ホテルに戻ってから10時のEl Ingres開店を狙って残りの買い物を大急ぎで。10時40分に戻ってパッキングしてチェックアウト、10時50分頃にはタクシーに乗って空港へ。朝のマドリード、特にSol近辺は混雑や工事の影響でなかなか進めません。それでも裏道などを駆使して30分ほどで空港に到着しました。

さてタイ航空のカウンター…に向けてまったく動きのない行列ができています。出発2時間前でまったく動きなし(エコノミー用には1つしか開いていない)。結局1時間前くらいにカウンター増やして泥縄対応していましたが、ようやくチェックインしたときには出発まで残り50分。これは買い物してる時間とかないですね…。バンコク-成田の席が勝手に変えられていたので「なんで?」とクレームつけたのですが、これは後に理由判明。 出国してゲートに向かう頃には出発時間ですがまだゲートが開いていません。20分ほど経過してようやく搭乗開始。後ろの席だったので早いうちに乗りました。 乗ってからも離陸まで30分くらいかかってた気がします。バンコクで乗り継ぎ1時間しかないのに大丈夫だろうかと思いつつ、ここまできたらあとはこっちの責任じゃないのでなんとかなるだろうと寝たりDSしたり。夕食のタイカレーは久々のごはんでおいしかったです。

31日。朝食にオムレツが出ましたがひどい揺れでとても胃が受けつけません…。フルーツとジュースで凌いでいました。飛行機は時間を取り戻していて、バンコクの乗り継ぎも余裕。行きと違って乗り継ぎも短く、ゲート前で座ってぼーっとしているうちにiwamatsuさんたちもやってきました。さすがに成田行きなだけあって、あちこちから日本語が聞こえてきます。 さて、席が勝手に変えられていたわけですが、機材が変わっていました。ガラガラだったので別の小さいのにしたのか、たまたまモデルチェンジの時期だったのか。2-4-2の窓際だったのですが隣に座られて苦しかった(前後も狭いのでかなり辛い)ので、離陸後に4席のほうに移動して、2席分を占拠してぐっすり寝ていました。

定刻に到着した成田は曇り。もっと蒸し暑いかと思っていたけどちょっと予想外でした。帰路はさすがに疲労でぐったり。帰宅して念願の豆腐と野菜炒めを食べて日本に帰ってきたことを実感した次第です。ただいまー。

スペインDebconf旅行 7/26〜7/27

17-19, 20-21, 22-23, 24-25, 26-27, 28-31

26日。ひたすら晴れ。暑いというか強いです。朝食は毎度FdSにてハムチーズサンドイッチと紅茶。 朝のセッションはPhillipp Kernの「News on Debian Autobuilding」。builddの管理体制と、リクエストを送るときの連絡窓口などについて説明されました。現在のbuilddの問題であるdep-waitのもっと迅速な解決や、プライオリティごとのビルド、failedログの処理などが達成目標に挙げられています。また、バイナリアップロードについては現在のincomingキューとは別のところに置くかもしれないということです。あと、PTSのbuilddビューインターフェイスについては現在out-of-dateだそうな。

tbmの「Using FOSSology for license analysis in Debian」。そういえば彼はHPに行ったんですね。FOSSologyはHPが作ってるコードライセンス解析ソフトで、リポジトリにアーカイブファイル(deb、rpm、tarなど)をインポートして、その各ファイルのライセンスを検出する。BSDライセンスでホルダーの名前を変更しているといった場合や、GPLのバージョンでも追跡できる。操作はWebベースで、PDFにエキスポートできるといいよね、という意見が出ていました。講演後tbmに速度について聞いたところ、Debian lennyアーカイブのソースコード一式で20コア回して4〜5日はかかってしまうそうで、もっと早くするよう努力中だそうです。

Joey Hess「not your grandpa's debhelper」。グランパー! 現在dh_makeで作るようなrulesは大量のdh_*ヘルパースクリプトで構成されているわけですが、これをもっとまとめたdhコマンドを作ったよ、というお話。dh build、dh clean、dh binary-arch、dh binary-indep、dh binaryにまとめられて、さらに言えば

#!/usr/bin/make -f
%:
  dh: $@

になってしまったり。cdbs同様にオプションや言語固有の設定、VCSとの連携なども用意されていて、なかなか良さそうです。

enricoの「DDE: Debian Data Export」。Debianの各種情報にアクセスするインターフェイス、なのかな。別の作業をしていたので詳細を追っていなかったです。 昼食はパエーリャとサーモン。パエーリャはまぁまぁだと思うのですが、やはり米がいまいちです…。

Rubyメンテナとしても名乗りを上げているLucasの「UDD: Ultimate Debian Database」。 Debian/Ubuntuのパッケージ情報やpopcon情報、debtags、LDAP、アップロード履歴、DDTP、testingミグレーション、バグ、NEWキュー、lintian、スクリーンショットURL等々といった情報を全部PostgreSQLデータベースに突っ込んでデータマイニングしてみました、というお話。merkelやaliothでも試せる。意外と皆さんPostgreSQL好きなのね。ミラーサイト情報もつっこめるとCDNにいいかもとちょっと思いました。

Andreas Tille再び、「Application of Ultimate Debian Database in Debian Pure Blends」。Debian Pure Blendsと総称するDebianサブセットディストリビューションを作る上でいかにUDDのデータベースを生かすかという話。 これまではアーキテクチャ固有のPackages.gzを拾ってきて解析して、DDTPの訳データもダウンロードして、BTSからはSOAPでだらだら取得して…とたいへんだったんだけど、UDDのおかげでサブセットを構築したりその情報を一覧表示したりするのが容易になった。

最後にi18n sessionsその2。今回はDDTPについての議論で、KDEパッケージやカーネルパッケージのように同じパラグラフだったり更新が早いわりにテンプレート化できそうな変更しかないものをもっと機械的に対処する機能の要望。要は現在のファイル単位ではなく、パラグラフ単位で管理したい。popconの統計上位のパッケージを重点対象として表示できるといいよね、という案も。各チームのDDTPコーディネータも出してもらったほうがよいかな、という話もありました(日本だと誰ができるでしょう?)。それから、現在のDDTPにはfuzzyマーカがないのでほしいという意見も出ていました。 夕食は鶏肉グリルと卵スープ。これはおいしかったです。

27日は近郊のキャンプ場までデイトリップ。バスに揺られて2時間、緑と渓谷が広がります。サンドイッチと飲み物の入ったランチボックスだけを渡されてあとは自由行動ですが、私はjoeyhとiwamatsuさんと一緒に山登り。登った先にはすごく綺麗な岩場と川があります。水着を持ってきてよかった! 水は冷たいけれどもtbmと滝に打たれてみたりと大いに楽しみました。

帰路の途中で屋外カフェ。山登りと水泳でくたくたのところでこのキンキンに冷えたセルベサは1、2を争う旨さ。しかし、併設された岩のプールでjoeyhが足の指を切ってしまい、けっこうな騒ぎになってしまいました。 結局、病院で数針を縫うというくらいでバスにも戻ってこれて皆一安心。痛む体の節々を抱えつつ、宿に戻ってから夕食を取り、倒れて27日は終了。ふー。

2009年04月06日

花見

土曜日に砧公園。

2009年02月02日

モロッコ旅行 5日目〜8日目 (マラケシュ〜ラバト〜カサブランカ〜ドバイ〜関空〜羽田〜帰宅)

3〜4日目からの続き。

Riad Miskiとマラケシュに別れを告げ、ラバトへ。苦労して辿り着いたのにもうマラケシュから離れないといけないのは残念な気がする。とはいえラバトもきっと楽しいことがあるに違いない。マラケシュからラバトへは列車でカサブランカを越して直通で行ける。今回も長いので1stにした。モロッコ家族と一緒になって、お菓子を交換してお話。奥さんの英語はわかりやすいけど、旦那さんのは聞き取りづらかった。子供はフランス語じゃないとわからないみたい(ブルースリーが大好きらしい)。ラバトアグダルで降りる家族と別れ、目的駅のラバトVille駅到着直前になって、フェズの商人を名乗る男がフェズに行かないかとかボールペンをプレゼントしようとかこのペンと交換しようだとか言ってくる。列車が停車しても「ここは一時停止のところでまだラバト駅じゃない」と言っているのだが、外を見ると荷物を持って歩いている人がいたので、止めるのを無視して降りることにした。周囲に聞いたらちゃんとラバトVille駅。今回では初のこすっからい悪人か。インドではこの手のはよくいる気がするが、フェズだと多いんだろうか。


駅からタクシーでウダイヤのカスバという岬突端の砦へ。この中に宿のDar Barakaがある。英語が少し使えるスタッフの人とお話。メイドさんは全然英語だめらしい。中はアンダルシア様式で、モロッコというよりヨーロッパの香り。バスタブまであるのだけど、給湯器があまり大きくないので、たっぷり湯船というのは危険そう。窓からはブーレグレグ川と対岸のサレの街が見える。ガーデンも立体的で素晴しい。


まだ時間があるし、ということでラバトに来たら見るべしという観光スポットであるムハンマド5世の霊廟とハッサンの塔。しかし着いたのが17:15頃で、16:30には門が閉まちゃってた。残念。しょうがないので外から見物。ラバトはほぼモロッコ人で、フランス人すらほとんど見かけない。ハッサンの塔周りにはヘナ描きの勧誘が少しいた。ここからメディナに歩いていく。ごはんどころを探してたのだけど、なかなか見つからない上に現在地の把握が難しい。結局エルバイア門の近くまで来て、スイカ通りからちょっと入ったところにある魚のサンドイッチ。地元の人たちで賑わっていて、見ていたら入れ入れと場所を空けてくれた。暗くて写真が撮れなかったけど、これがすごくおいしかった。さすが人気だけのことはある。フナのOMARサンドイッチと甲乙つけがたい。エルバイア門からスイカ通りを東に進み、モスクのあるファタファ通りを渡ってそのまま東に進み続け、右にちっちゃいモスクがあるのを過ぎてちょっとしたら右に折れる細い路地で人だかりがあるところ、かな?夜のメディナの通りも綺麗。都会のせいか、マラケシュに比べると店の勧誘はさらにおとなしい。パートナーはCDを購入。


アザーンの響きで朝。朝焼けが美しすぎ。朝食はパンにオリーブ、発酵バター、ジャムに蜂蜜、リコッタチーズととてもリッチな食卓。すごくおいしいけど確実に太りそう…。


河口の向こうは大西洋。カスバの中はちょっと入り組んでるけど、マラケシュのメディナなどに比べればずっと小規模。村みたいな感じ。もともとはこの城塞の兵隊の駐屯地だったのかな? ウダイヤ門はすばらしい。マラケシュのより素敵かも。表側は現在修復中の模様。


ウダイヤ博物館隣の庭園へ。アルハンブラ宮殿風らしい。やや荒れてはいるけれども、なかなか立派。トイレのために一度戻ったところでちょうど宿のオーナーに会えた。今からまたパリに戻っちゃうということで、会えたのはとても偶然でラッキー。日本にも観光できたりしてたんだって。おだやかなお婆ちゃんだった。


昼食のためにスークへ。レバーサンドはちょっと牛丼みたいな風味。唐辛子をいっぱいかけたらわりと良い味になった。軽めだったのでさらにカフェでケバブとサラダ。周囲を見るとモロッコ人もサラダと肉物一品という頼み方をするのが多いようだ。米は野菜という扱いなのが日本人的にはやはり微妙。スークで少し買い物。ラバトのスークはマラケシュよりもやや装飾の凝ったものが多い気がする。値段も張りそうではあるけど。昨日入れなかったハッサンの塔方向に向かってみようとしたものの疲れたので、お菓子を買って宿に戻ってミントティーをもらう。ミントティーがメイドに全然伝わらなくて一苦労…結局英語のわかるスタッフがきてくれて、ようやっとありつけた(なぜか最初にウイスキーを持ってこようとしたが)。Wifiも使えるようにしてくれたので、エミレーツのオンラインチェックイン。窓側よりも通路側(中心側)のほうが若干足元が広いので、最初の席から移動するように設定。ただ持っていったLooxのアンテナはもともと弱いせいもあって無線をキャッチしづらい。


せっかく持ってきてたので、単焦点にレンズを交換してみた。暗いスークや室内ではこちらのほうが使い勝手が良いな。軽いし。夕食に再びメディナへ。コーランが流れてる海賊版っぽいショップで英語の通じない相手に、パートナーが今流れているのが入ってるのをほしい!と交渉していると、薬剤師学校で学んでいるという学生2人が通訳を申し出てくれる。いろいろ話してるうちに彼女らがパートナーにそれをプレゼントしてくれる、ということになるびっくり展開。帰国後にメディアを開いてみたら、DVD-Rにいろいろなパターンのコーランが収録されていた。エルバイア門から出てラバト駅方向の新市街にちょっと歩いてみる。整然とした普通のヨーロッパの都会っぽい。ごはんどころはあまり目につくようなものはなし。戻って市営マーケット(各種の肉が吊り下げられてて楽しい!)近くのカフェでチキンタジン、サラダを注文。これがモロッコ最後の夕食。サラダの玉葱がだいぶ辛かったけど、タジンは素直な味で食べやすかった。けど、またもお腹がいっぱいになってしまい、昨日のフィッシュサンドイッチを再度、という計画は断念…。帰路に夜景をいくつか撮影。


最後の朝。昨日と同じように朝食としておいしいフランスパンやチーズ、オリーブのほかに、シフォンケーキが! ちょっと果実の味が感じられてとてもおいしい。完全に食い倒れていて、体重計が怖い。 チェックアウトを済ませて、宿のスタッフが手配してくれたタクシー…というか白タク?に乗る。ドライバーは英語はほぼできないけど、ジャパンイズグッド、アメリカン(ブッシュ、オバマ、クリントン)クリミナル、イングリッシュ(ブレア)クリミナルと口泡飛ばして叫んでいた。ほかグッドに出されたのはチノ(ブルースリー)、フランス(サルコジ)、イタリアなど。確かにイスラム教国ではあるが英米への敵意を剥き出しにしてる人にモロッコで会ったのはこれが初めてかも。ラバトVille駅に到着。50のはずが150とか言っておる。やいのやいの言ってるうちに英語のできるモロッコ人(でタクシーを待ってた人)がこちらの言い分を通訳してくれて、当初どおり50で結着。パートナーが危うく自分の荷物を置き忘れそうになったり。

あとはひたすら帰路。ラバト→カサブランカ空港間は短いし2等でもそれほど悪くないということで、ここは2等にしてみた。2等の場合は席は自由席らしい。モロッコ人の若めの男性と女性が乗ってるコンパートメントに入る。座りごこちは悪くない。マラケシュみたいに4時間も座ってると痛くなるかもしれないけど。ラバトアグダル駅でモロッコ人の祖母・母に小さな子供4人(だったかな)が乗ってきた。一番下の赤ん坊は、キューピー人形のようにぱっちり目に長い睫毛でこちらをじーっと見てくる。おすましのお姉さんにいたずらっ子の弟君。外を見てる男の子。パートナーがお菓子をあげて、言葉は通じないけれども皆で子供の一挙一動に笑い。CASA VOYAGEURS駅で別れを告げ、空港線に乗り換え。カサブランカの街並を過ぎながら、空港に定刻到着。駅から空港に入るための荷物検査が1箇所しかなくてえらく混雑。後ろからカートでゴツゴツされた。

エミレーツのチェックイン(今度は関空で荷物をピックアップしないといけないらしい)、コインを絵葉書の買い物で消化、残りのDH札をユーロに両替、出国。空港内で時間があるので本屋で料理本探し。英語で書かれた良い本は見つからなくて、フランス語のMoroccan Cuisine本を2冊。文章はさっぱり読めん。 うろうろしてるうちに搭乗ゲートが変わってた。さらに、搭乗時間近くになっても一向に搭乗できる気配がない。というか飛行機がそもそも来てない。結局30分遅れでドバイに向けてフライト。後ろの座席も日本人の女性2人だった(行きも一緒だった人たち?)。スケジュールで見るとドバイの乗り換えが無理げな時間ぽかったんだけど、搭乗カウンターで聞いてみたらOsakaへの連結は大丈夫、という答えなので安心しておく。まぁ少々遅れても待ってくれるだろう。 ドバイへの機内はお子さまどもが元気一杯だし、おばちゃんたちは大声でおしゃべりだし、オヤジ連中は大イビキかタン絡んでるし、ということで騒がしいことこの上ない…。結局1時間くらいしか寝られず。Eagle Eye観た。展開が読めすぎかなぁ。オチでずっこけた。しかし、コンピュータの主要部分が不安定な稼働部にあるってのはどうよ。 食事はボローニャソースのペンネ。軽食にチーズ卵とローストビーフのサンドイッチ。どちらもまぁまぁかな。往路のほうがおいしかった。 だいぶ遅れてドバイに到着。後ろの日本人女性方が大急ぎで走っていった。機内で見たOsaka行きフライト時間までまだしばらくあるし、大丈夫なのに…とちょっと思った。荷物検査のところで関空行きは場外でしばらく待ったほうがよい、と空港スタッフに案内されたんだけど、どうも意味不明なので無視して入ることにする。単にもっと急ぎの人たちを通すために待たせてただけかも。合間にシャツを着替え、関空行きに搭乗。さすがに日本人だらけ。後ろのほうからのイビキがちょっとうるさい。食事は軽食としてそばと鳥の照り焼き、昼食に鮭の炊き込みご飯。そばはちょっとほっとしたけど、モロッコからの便で食べたばかりなのであまり食べられず。鮭はやはり往路のほうがおいしい。日本行き便になってアミューズメントがパワーアップしたので、「The Dark Knight」(バットマンビギンズの続編。ブルースが正直嫌な奴だな(笑)。暗い結末はなかなか味がある)、「クローン大戦」(アニメ版で期待と違ったので10分ほどでやめ)、「ハンコック」(おそろしくつまんなくて20分ほどでやめ)、「Toy Story 2」(途中まで知ってるんだけど今回ちゃんと見終えた。Debianのキャラクタ名はまだいろいろ使えそうだ)を観る。

関空までは1時間ほど遅れたのかな、空港内で待ち時間が3時間あるはずが2時間弱だった。入国して荷物をピックアップ、税関を抜けて、JALでチェックイン。着替えと歯磨きとひげそりを済ませて少しさっぱり。頭洗いたかったけど。JALは土曜の夜ということもあってビジネスマンもほとんどおらず、ガラガラだった。適当に席を移って広々使用。羽田にはすぐ到着して、だいぶ遅くになって帰宅。帰ってきたよー。外食よりも自分で作ったものを食べたかったので、鶏肉と野菜のうどんを作って感涙にむせんでた。

まぁ本当に、遠いけど良い旅行だった。食事に全然期待してなかった(往復のエミレーツだけが頼りかもねーと話してた)だけに、予想外にいろいろなおいしいものに巡りあって、食い倒れ旅行になってた。人との交流も楽しい。プランニングの大部分を担ったパートナーに感謝。あと、ネットについては、どこの宿でもADSL+Wifiが無料で一応使えた(遅かったり無線入らなかったりするけど)。町中では「サイバー@」のように書かれたネカフェみたいなのがところどころにある。

モロッコ旅行 1日目〜2日目 (羽田〜関空〜ドバイ〜カサブランカ〜マラケシュ)

1月23日〜1月31日という日程で、アフリカはモロッコ、古都マラケシュと首都ラバトに新婚旅行の名目で行ってきた。ほとんどの人は笑顔で親切な人たちだし、ご飯は予想外においしいし、乗り物の時間は正確だし、ということで、「とにかく遠い…」という以外は非常に旅行のしやすい良いところだった。


羽田から関空経由(JAL)でエミレーツ航空でドバイ、ドバイからカサブランカ。エミレーツ航空の座席は足が浮いて太腿とふくらはぎが死にそうになるのには閉口したけど、さすがアラブというべきか、機内食やアミューズメントの情熱はたいへんすばらしい。機内食はエコノミーでも生サラダが出るし、普通においしい。関空→ドバイの鮭ごはん、ドバイ→カサブランカのたっぷりマトンのビリヤーニ、どちらも美味。映画や音楽も特に関空-ドバイ便は充実していて、直行のないヨーロッパ行くときの選択肢としても悪くなさそう。映画はWALLE、Hellboy II、カンフーパンダ、Death raceを観た。カンフーパンダが一番よかったかな。微妙に遅れてドバイの空港の中はあまり見られず。

26時間の旅の末、いくぶん遅れてカサブランカ空港に到着。ドバイに比べるとだいぶ暗め。円からユーロおよびモロカンディルハムに換金して、ぎりぎりで予定した時間のマラケシュへの列車に(逃すと2時間待ちになっちゃう)。ここから4時間乗るので1等を選んでおく。車内は予約制のコンパートメントになっていて、Macを持ったフランス人(?)のカップル2人、モロッコの人2人。座席はソファみたいに柔らかい作りだけど、飛行機の疲れで足が痙攣しかけた。本読んだりうとうとしたりしてるうちに、綺麗なマラケシュ駅に到着。


駅では宿のRiad Aubracでチャーターしてもらったタクシーの運転手が待っていた。旧市街メディナの中をぐるぐるして、途中で車では通れないということで降りて宿へ。暗くて狭いところをあちこち曲がって抜けていって、本当に迷いそう。Aubracに到着。Aubracのフロントの人たちはだいたい英語OK。出してくれたミントティーでほっとする。2Fの部屋は狭いけど写真映えのするモロッコスタイル。ただ、トイレとの仕切りが厚手のカーテンしかないし静かなだけに響きまくるのが難点。iPod重要(笑)。最大級の夜市であるフナ広場に夕食がてら行く予定だったけど、ぶっ倒れてこの日は寝てしまった。


アザーンで一度起床して二度寝。長時間のフライトで時間感覚がぼろぼろになったぶん、時差ボケはないみたい。少々冷えるけどテラスで朝食。メイドのおばあちゃんは英語ほとんど通じない。アトラス山脈が遠くに見える。ここの朝食はパンづくし(パウンドケーキ、丸パン、ホットケーキとパイのあいのこみたいなサクサクしたパン)で、おいしいんだけど蛋白質と野菜が足りない…。道の確認がてら、フナ広場に出かけてカフェでオムレツ、モロカントマトサラダ、チキンタジン。サラダはクミンが効いていて非常においしい。タジンも野菜多めでやさしい味。今後のどの食事でもパンは必ずついてきた。マラケシュはさすが旧植民地というべきか、フランス人多い。あとは近いためかスペイン人がちらほら。日本や中国含めアジア人は全然みかけない。宿泊した宿のオーナーはどこもフランス人だった。現地のひとたちもフランス語はよくしゃべれていて、お互いにフランス語で話すこともあるようだ。アラビア語はモロッコ方言のうえに発音が難しくて日本人には難しい…。あと、なんかやたらと猫がいる。飼い猫もいれば野良も。


スークを少し回る。モロッコの噂で人がインド以上にガツガツしていて疲れるようなことが言われていたんだけど、誰もが陽気に声をかけてきて、ジャポネというと嬉しそうにコンニチワーサヨナラーアトデーとかこちらが吹き出すようなユーモラスな呼び掛け。ノンメルシーバイバイと言えばそれほどしつこくない(インドのコルコタとかベナレスはすごいしつこいのが多かった)。あと、日本人といえば中田・中村(松井は言われない)、あとなぜかブルース・リー(それは違うよ…)らしい。昼食は、ローストしている鶏がおいしそうなレストランへ。まぁまぁおいしかったけど燻された。宿で一休みしたあと、現地価格帯を知るために定価表示のあるスーパーマーケットMarjaneにタクシーで。メーターでは走ってくれないので要交渉。おみやげのお菓子や、リゾット米、クスクスなどを買う。途中で腹痛になってちょっと辛かった。宿に戻ってから再びフナ広場へ。夕方のフナ広場はすごい。昼はだだっぴろいところにオレンジジュース売りと大道芸人がいるだけだったところが、見わたす限り特設屋台になっていて、炭火の煙がもうもうと上がってる。給電のためのディーゼル音がしないなぁと思ってたら、ここは石畳の下が床下配線になっていて、屋台専用に使えるようになってた。びっくり。昼よりもいくぶんしぶとめな勧誘はあるけど、それでもなぜかユーモラス。最初のところで豆のスープ(ハリラ)、次に魚フライ盛り。オリーブ盛り合わせがついてきてぱくぱくといっぱい食べてしまった。パートナーの持参したアラビア語指差し帳が大人気で、店員との間で即席のアラビア語講座と日本語講座でワイワイ。「これ(平和)は"へいわ"と言うんだよ」とパートナーが言ったら、現地の流行曲で似た発音のがあるらしく、「ヘーワヘーワ♪」と歌い出してた。盛り上がってるうちにすっかり遅くなって宿へ。10時を過ぎると宿の周囲はちょっと暗い。でもUSみたいなヤバイ感じのするタイプの暗さではないし、フナ広場のほうは1時あたりまで開いてるらしく、人通りもそこそこある。

3〜4日目に続く。

2008年10月20日

Washington D.C.旅行 8日目(帰国)

晴れ。チェックアウトはさっくり終了。Metroの7 Daysパスの期間は切れちゃったので現金購入したんだけど、1¢は使えなかったという罠…せっかく用意したのに(泣)。West Falls Church着、止まってたFlyerのバスに荷物を積んで乗車。乗車時にはチェックはないけど、乗り場では荷物ドアを監視してるおっちゃんがいて、出発前にはドライバーから購入済み乗車券 or 現金のどちらを使うかを尋ねられる。空港到着時にFlyer係員が乗車券回収 or 集金。

バス降車口はArrival階で、Departure階に行くのはけっこうめんどくさい。UAのカウンターまでもかなり遠かった。自動チェックイン機でチェックインし、預け完了。確かに早くて便利だな。水類は捨て、セキュリティゲートを通過。靴脱がされた。

メインターミナルには本当に何もないので、とりあえず出発ゲートのあるコンコースC/Dに行ってみる。が、ここも店の並びはいまいち。コンコースA/Bに移動。メキシカンを最後に食べたかったので、タコスとオレンジジュースでまったりと。そこそこボリュームがあったので、これでまずい機内食に頼らずに済みそう。パートナー向けの雑誌のおみやげなど購入。SAMSUNG広告の入ったパワープラグの塔があちこちにある。

UAは定刻どおりの出発。座席は「●☆○○●」という良さげな感じ。左はフランスの若い女性、右はシンガポールか中国の若者かな。タキシングしたところで真ん中に移るが、飛び上がると同時に無言でマドモアゼルもシンガポーも2座席使って横になり始め、「■■☆■■」という「えー…」という状況に。とはいえ寝苦しかったようですぐに起き出してたけど。そのうち映画サービスが始まるころになってなんかマドモアゼルが騒いでる。もともと何かにつけてアテンダントに小言を言ってたようなんだけど、今度は座席の映像出力が壊れているらしく(左2つが確かにだめみたいだ)、前の席に移っていった。ラッキー!「○☆○○●」となって、2.5席で横になって読書したり少し寝たり。トイレにも行きやすくて素晴しい。でもごつい靴のまま座席に乗っけてくるんじゃねぇ>シンガポー

機内食は行きと同じカレー、カップヌードル、そしてチーズサンドイッチ。カレーは行き以上に食指をそそらずサラダを数枚つまんだだけ。カップヌードルは全部食べた。サンドイッチは一口噛っただけで吐き気がして手をつけず。まぁどれもまともなオレンジジュースが飲めた点はよかったかな。

やはりアラスカが長かったけど、定刻に成田到着。税関申告書をもらっておく(成田の荷物受け取りの場所にもあるけど)。入国はガラガラ。荷物をピックアップして税関通過して終了。疲労困憊で帰宅して洗濯してごはん作った。

疲れたけど楽しかったな。DCは観光都市ということもあって観光拠点を回りやすいし、旅行者慣れしてるし、NYのようなギスギスした感じがなくてわりと人当たりがいい。物価が高いのに目を瞑れば良いところだった。日数的にも見たいところは全部見ることができたし、ちょうどよかったかも。

2008年10月19日

Washington D.C.旅行 7日目

今日も晴れ。初日にごく小雨になった以外はつくづく天気に恵まれていたなぁ。観光最終日の今日は、スミソニアン国立動物園に行く。Woodley Park-Zoo駅から北へ。このあたりは高級住宅地のようで、小綺麗な建物が並ぶ。

ライオンの像がお出迎え。パンダを見にいってみると、やる気なさそうに寝てた。レッサーパンダは元気いっぱい。まだ早すぎて建物は全然開いてない…。

ゴリラにゾウ。

こんなところにカネゴンが。

でかいトカゲ、ライオンにトラ。ライオンやトラの場所はすり鉢状になっていて、下に見下ろすような感じ。写真で思うよりもずっと大きくて、あれに襲われたら死ぬなと思った。

プールではアシカが遊んでる。セイウチはこの時間はおらず。

建物の開館時間に。手近なアマゾン館から。でかいピラルクとか、まだら模様の淡水エイとか。アマゾン館なので湿気も気温も高いのだが、外に出ても気温はどんどん高くなる一方。朝はあれだけ寒かったのにジャケットはもう着てられん。

子供向けのエリアには家畜広場がある。

爬虫類館。ヘビやらトカゲやらカメやらがわらわらといる。時間帯的にまだおねむの模様。

小動物館。動きが速くて撮るの大変。

やる気のない黒猪、やる気のないカバ、やる気のないパンダ。

鳥ハウス。タンチョウもいる。

フィッシュキャットはその名のとおり魚を捕える山猫みたいなやつ。大きく精悍。ガゼルにヒョウ。

3時間半も歩きっぱなしだったので疲労困憊。特にこの動物園は山坂が多い上に道が行き止まりになることが多く、行ったりきたりを繰り返すことになる。
Dupont Circleのフィリップスコレクションに行く途中のカフェでお昼。オレンジジュースとマルゲリータピザで元気復活。

フィリップスコレクションは土日は常設展でも$12だが、平日なら任意の寄付でよい。permanent exhibitionのチケットをください、と言えばOK(もちろん見終えたらいくらかの寄付は払うべき)。目玉はルノワールの「船遊びの昼食」。小学生向けの絵画教室なども開かれていた。ピカソの「Blue Room」もある。洋館の雰囲気を楽しめるのがいい。

最後の晩餐はfjtさんと一緒にスペインタパス料理の「Jaleo」。これも当初はFederalまで出ようと思ってたんだけど、検索したらCrystal Cityにあった。結局夕御飯はほとんどCrystal Cityで済んでしまうわけだな。 ムール貝の蒸し物、海老とニンニクの壷焼き、スパニッシュオムレツ、鶏肉としめじのパエーリャ。うーむ、どれもうまい。パニーニとつきだしのオリーブがまたうまい。テーブル担当のお姉さんも気さくな感じで楽しい食事となった。Google Mapsでジャンルなり食べたいものなりを入れて、出てきた店のレビューを見て判断する、というのはなかなか良い戦略だね。