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KeN's GNU/Linux Diary


2013年08月01日

_ [cooking] ガッパオ


帰国したらバジルがぼーぼーだったので収穫してガッパオに。


2013年08月02日

_ [cooking] タイカレー


ガッパオを食べたばかりな気もするが、続いてはタイカレー。豚肉をごろごろと入れてみる。脂おいしいれす


2013年08月04日

_ [cooking] 塩豚とじゃがいものパスタ


茹でたじゃがいもがちょっと固かった…。


2013年08月05日

_ [travel] トルコ旅行 #1

早め夏休みとしてトルコに行ってきた。三大料理、イスタンブールのモスク、カッパドキアの奇岩、シワスのまったりを楽しむ10泊+機内2泊。

少し懸念していたイスタンブールの反政府デモも、ほぼ落ち着いていて、特に宿泊した旧市街のほうはまったく平穏無事な感じ。天気や人々にも恵まれて、楽しい旅行だった。


当初のプランではトルコ航空の成田往復だったのだが、これだと出発日はほとんど移動で終わってしまう。トルコ航空のWebサイトや検索サイトでは出てこなかったのだが、実はexpediaで検索すると羽田から夕にANAで関空、そこから深夜関空発でイスタンブール早朝着という素敵で便利なルートが存在する(HIS店頭などでもできるんじゃないかと思われる)。ANAはコードシェアで座席指定は本来できないが、24時間前でANAに電話したら指定できた(しかもマイレージにプレミアボーナスが付いてる!)。

ということで、夕方に羽田に向かう。荷物はANAカウンターからそのままイスタンブールまで運んでくれるらしい。ラウンジで少しまったりした後に関空へ飛び、チェックイン。深夜便ではあるものの、イスタンブールへの機内ですぐに夕食は出るそうなので、関空内の蓬莱で豚まんを食べてしのぐ。安くてうまい。

関空のトルコリラレートはアホみたいに高いので、両替は現地着いてからにしよう。


機体はA330。イスタンブール情勢の影響なのか、穴場なルートすぎるのか、ともかくお客がほとんどいなくてびっくりする。ビジネスはほぼ0? エコノミーの4席をそれぞれ占拠して横になったりもしてみた(後で体痛かったけど…)。

夜、朝の機内食も比較的おいしい。

映画は『ホビット思いがけない冒険』を観た。オッサンだらけすぎる。


AM5:00、イスタンブール着。入国はコンニチワーで終了。ちゃんと見たんか?というくらいあっけない。税関もスルー。カートは1ユーロコインがないとダメみたい。

ひとまず最低限の両替をし、事前調査どおり出発階の売店で、SUICAのような便利な交通カード「イスタンブールカード」をチャージ付きで購入。市内公共交通はどこもこれを前提にしてるので、イスタンブールを自前で滞在観光するなら必須。20TLのチャージ込みで26TL。

SIMカードは到着階のTurkcellで。事前情報と違って、70TLのSIMカードしかなかった……。両替分があっという間に尽きてしまったぞ。アクティブになるまで20分ほど待て、ということで身づくろいや休息などをして待ち、再度行ってみるとあと30分ほどでできるはず、という返事。まぁダメだったら街のほうで聞けばいいかと判断してようやく街に向かうことにする。税関抜けるところまでは早かったのだが、両替・イスタンブールカード・SIMカードでいくつか自分のミスでグズグズしてしまい、結局出たのはAM7:30頃になっていたかな。


空港直結のメトロM1でゼイティンブルヌまで、そこからトラムT1に乗り換えて宿最寄りのギュルハーネまで向かう。イスタンブールカード便利。M1はガラガラだったのだけど、T1はラッシュアワーで激混み…。でもトルコの人たちがギュルハーネ乗り継ぎで「コッチだよ!」と教えてくれたり、トラム内でパートナーを座らせてくれたり、と優しい。そういえばこれまでの海外諸国と違って、車内は携帯で大声でしゃべってるということもなく、皆じっと黙って、携帯をいじる人がちらほら、という感じ。

T1に乗り換えたあたりでSIMは使えるようになっていた。しかし事前チャージとして入っている分が微妙に足りず、1GBプランができない…。とりあえず100MBの無料分が付いているようなので、これを使いながらほかにどういうプランがあるのか後で調べることにする。通信は十分速くて、実用的。ホテルがちょっとややこしそうな場所なので、マップが使えるのはありがたい。


ナビに従ってイスタンブールの宿Hotellinoに着。M1+T1のルートはちょっと時間かかりすぎるので、帰路は空港シャトルバスを使うべき…。

チェックイン時間にはまだ早いけれども、今ちょうど掃除中でしばらくすれば準備できるらしい(おぉ!)。そして朝ゴハン食べてなかったらどう?という素敵なオファー(おぉ!!)。ちょうどお腹も空いてきたところだったので、ありがたく頂いた。ヨーグルトにジャムが美味。パンやミニトマトもおいしい。

食後にホテルのマダムから観光案内や両替の場所などを聞き、準備のできた客室へ。こじんまりで若干コンセントは少ないかな。清潔感はある。うん、悪くはない。周囲が工事中だったり立ち退き中?だったりして、窓からの風景はだいぶ殺風景ではある(新市街からの地下鉄工事。日本の大成建設が協力していて、日本人技師がいっぱい市内を歩いてるらしい)。


ともかく現金がなくてピンチなので、ぷらぷら周囲を見つつ、両替に向かう。スィルケジ駅近くの、香港の重慶マンションみたいな雑居ビル内で両替。レートは空港より1円ほどよかった。


イスタンブールには猫がたくさんいて、野良っぽいんだけど、毛並みは綺麗で手入れされてる。あと、全然鳴かない。


埠頭には名物のサバサンド。昼食に1つ買って食べてみる。一夜干しなどではなく生のサバを炭火焼きしているのか、思ったほどのクセはない。地下道は露店通りになっていてなかなかの賑い。


腹ごしらえしたところで、ジャーミィ(モスク)巡り。最初は「タイルのモスク」ことリュステムパシャジャーミィ。入口がわかりにくい、というように確かにわかりにくかったが、内装は素晴しい。ちょうどお祈りの時間だったので遠巻きに。


続いて「丘の上のモスク」であるスュレイマニエジャーミィ。これが予想以上の坂道でなかなか苦戦した。お祈り時間が終わるまで待ち、見学。でかい……。豪華絢爛。


丘を下り、エジプシャンバザールを少し冷やかして、小腹が空いたのでケバブ屋でデュルムケバブ(日本でもよくある薄い小麦皮で巻いたケバブ)。野菜はあまり入っていなくて、肉の量で値段が違うというシステム。コーラにほっとする。気温は東京と同じくらい、湿気は東京よりだいぶ少なめで、薄い長袖くらいがちょうどいい。日射しがかなり強いね。


今日の最後は「新しいモスク」のイェニジャーミィ。新しいといっても1663年完成だそうですが。要塞じみたその外観にふさわしい重厚な内装。ここもかなり大きかった。

そして外の市場にはなんかグロい水生生命体が売られてる……。

おみやげの相場を調べようとスーパーマーケットに行ったものの、値札のないローカルスーパーで使えず。明日ショッピングセンターに行くことにする。

ホテルに戻り、洗濯をしてお昼寝。


21:00頃に起きて夕食に向かうが、どうも調べてみると普通の飲食店(ロカンタ)は22:00に終わっちゃうらしい。ラマザン期間なのでちょっと長くやってたりしないかなぁ。日が沈むと涼しい。

と思ってイブニ・ケマル通りに並ぶロカンタを目指してみる。ちょっと客引きがしつこくて疲れるが、人がわりと集まっているロカンタに入ってみた。キョフテ(ハンバーグ)、ケバブ、チャイと頼む。座って即ラストオーダー、食べてるそばから閉店準備とちょっと慌しかったが、味はよかった。チャイはちょっと苦すぎ?

22:00頃でも通りは賑やか。みやげ物屋も開いてる。ムール貝はこの後も見かけたのだが、旅行中に当たると困るので手を出せず。


翌朝。0:30に寝たのに、時差のせいか4:30に目が覚めてしまった(二度寝したけど)。消化がよくなるようヨーグルトとシリアルを中心にした朝食にし、出かける準備。ホテルの真横で早朝から深夜まで工事をしているわりには、防音がしっかりしているのか部屋には音は入らない。窓を開けたほうが涼しくて気持ちがよいのだが、そうすると今度はうるさいというジレンマ。


今日はおみやげの目星をつけるためにショッピングセンター巡りをする。T1でガラタ橋を渡って新市街のカバタシュまで行った後、フニキュレルというチューブ列車で山を登り、タクシム広場へ。あの話題になったタクシム広場ですよ。若干緊張しながら下車、エスカレータを昇る。


ホテルのマダムや直前の旅行者情報のとおり、タクシム広場および騒動の中心だったゲジ公園は平日の朝はまったく平穏そのもの。公園の一角で衝突の儀牲になった人たちを追悼していたのが平常とは違う、というくらい。平穏に解決するといいですけどねぇ……。


メトロM2でシシリという駅に行き、Cevahirという、映画館も備えた巨大ショッピングセンターへ。この中のMM Migrosというスーパーを目指す。惣菜、オリーブ、チーズ、お菓子など錚々たる感じだが、日用品なので、おみやげにこれが素晴しい!というものはない感じ。ダイエーとかイオンに近い?

そしていろいろな不幸が重なって、ここでお気に入りの帽子を落としてしまった……。


デパートでお昼というのも味気ないので、タクシム広場に戻り、イスティクラール通りで昼食とおみやげ、そして帽子(今後カッパドキアに行くし、帽子ないと危険)探し。カフェのプリフィクスランチは野菜多めで、肉続きだったお腹に優しい。

しかしラマザン期間だと地元の人々が昼食を取る割合が減るので、「ここのゴハンどころは流行ってる」というヒントが得られないのはなかなか厳しい。「観光客で流行ってる」は微妙だし。「ラマザンタイムは閉店」という張り紙をしたお店もけっこうあった。


とあるサイトで「KOSKAというところがいいよ!」と書いてあって行ってみたら、スーパーではなくてお菓子屋だった。グリコショップみたいな感じ? ここであらかたみやげ物を揃えた。


帽子もまぁまぁなのを買えて、新市街のガラタ塔を見てみるかーということで見たのはよいものの、その後さらに下ったのが運のつき、そこからは延々と急な坂を下ってカラキョイ駅まで行くことに…。楽器屋がたくさんあったけど、重い楽器買っちゃったらどうするんですかね。ガラタ塔を見たあとは少し登ってテュネル駅に戻ったほうがいいよ。

だいぶ疲労困憊でホテルに戻り。誤って携帯のGoogle Mapsを更新してしまい、マイマップが使えなくなって悶絶する。これは最悪のアップデートだ……。


夜はホジャパシャ文化センターでセマー(メヴレヴィー教団の旋踊)観賞。ハンマームを改装した立派な建物。だいぶ前に予約しておいたので、最前列で観賞できた。ストーリーはあるけれども基本くるくる回るだけではあるので、パートナーは途中おねむだった模様。ともあれ、楽しめた(拍手しようとして怒られてる人もいた)。


夕食はロカンタ通りを通ってみたものの、考えてたピデ屋は満席とのことで、スィルケジ駅近くの流行ってるロカンタFasuli Lonkantaliに入る(タイミングがよかったようで、この後続々と人が入ってあっという間に満席)。米のドルマ、イスカンダルケバブ(牛薄切り肉のトマト煮・ヨーグルトソース)、レンズ豆のスープ。どれも素直な味でたいへん美味しくいただけた。

宿に戻り、Google Mapsを前バージョンに戻せないか四苦八苦。前バージョンのapkは出所の信頼性がどうにもわからないのだがともかく入手できたので、インストールしようとする…が端末上では前のをアンインストールしてもインストールできない。adb経由じゃないとダメっぽいので、結局Mac AirのVirtualboxに入っているWindowsにADTをインストール→ADT起動しない→Javaが入ってなかったのでJava SDKインストール→ADTでドライバインストール→adb devicesやっとキタ!→adb installでようやくMapsを元に戻せた。怖かったよぉ(泣)。しかし出所が怪しいapkは嫌なので、もうちっと信頼性のある入手先はないものか。

#2へ


2013年08月06日

_ [travel] トルコ旅行 #2

#1へ


また4:30頃に起床…。シリアルとオレンジジュース中心の朝食に。地下鉄工事の車両がヒタヒタホテルに近づいているような…。


メインディッシュの1つ、地下宮殿。宮殿といっても実際には昔の地下貯水池。ちょっとBGMがやりすぎだが、雰囲気はとても素晴しい。写真禁止でどんどん進めと書いてあったのだが、空いていたせいか誰も気にする様子はなく撮影していた。

入る前に日本語をしゃべるトルコ人が話しかけてきて、今の家の近くに住んでいた(出任せじゃなくて、ちゃんと情報も合ってる)というのは面白かったけど、結局雑貨カーペット屋に誘導しようとする。わかっててもこういうのはちょっと疲れるね。


続いては、イスタンブールといえばこれ、「ブルーモスク」ことスルタンアフメットジャーミィ。手前の公園でプラプラしてる人たちはガイドかツアーかの客引きが多い。さすが有名観光地だけあって観光客で賑やかだが、特に待つこともなく入場。うぅむ、ブルーモスクは観光地化されてるのでスュレイマニエだけでいいみたいなことを書いてある記事はあったけど、ここはやはり来て良かった。中は広く、ほかのモスク同様に端のほうなら絨毯の上に座ってぼーっとしていられる。


お昼を食べに、エミノニュの埠頭から船でアジアサイドのカドゥキョイに向かう。イスタンブールカードのリチャージも簡単にできた。大型船でボスポラス海峡をまったり15分ほど。

カドゥキョイは下町っぽい感じで、地元の人たちで賑っており、雰囲気良い。小さなMigrosスーパーがあったので、ここで残りのみやげ物の目星もつけておく。


ギュネス通りには雰囲気の良いロカンタが並び、おいしそうな煮込み料理が種々用意されている。Ciya Sofrasiというお店で、プレートにいろいろ好きなものを選ぶという自助餐方式で注文。カウンターにいる店員さんがいろいろ説明してくれる。豆の煮込み、マトンとパンの煮込み、ほうれん草のスープ、オクラと牛肉のポトフ、どれもとても美味しい。トルコの煮込み料理のファンになった。


お散歩。大きな市場通りもあって楽しい。ちょっと疲れたけど。


また船で戻るというのも味気ないし、一応帽子が落とし物として届けられていないかCevahirに行ってみるかということで、アジア〜旧市街を結ぶ専用レーンバスのメトロビュスに乗ってみることにする。カドゥキョイからはまずバス(今回は14ES)でソユトリュチェシトまで行き(終点ではないが人の乗降は多いのと運転手さんに教えてもらえる。Google Mapsも見ていたのでわかりやすかった)、そこからメトロビュスに乗る。米国にあるような連結大型バスだね。最初は空いていたが、どんどん混んでいった。専用高速道路を走り抜け、ボスポラス大橋を渡る。このバスは終点までは行かないらしく、一旦手前のズィンジルリクユで乗り換えて、1駅先のメジディエキョイまで降車。これでCevahir最寄りのシシリに近い場所になる。

が、ちゃんとマップを見ていなかったのでCevahirじゃないトランプタワーのほうに行ってしまって無駄足になったり、Cevahirの案内所ではlost-and-foundの意味が通じず、ここに行けと言われたセキュリティでは案内所に行け、と言われ…で結局帽子の回収はあきらめた。まぁ捨てられたか拾われたのだろう。しょぼん。歩き通しだったのと旅の疲れが出てきてツラメ。


しょうがないのでタクシム広場に戻り、イスティクラール通りでティータイム。なかなか良い甘味処(パスターネ)が見当たらなかったのだが、Sarayというお店でライスプディング。焼きプリンのようでほっとする味。


土曜日でイスティクラール通りは混んでいたのだが、魚市場のあたりの広場には銃と盾で武装した警官隊が集結して、しかもどんどん増えてる。ちょっと物騒な雰囲気。週末にこのあたりの警戒レベルが上がるというのは本当な模様。おかげでイスティクラール通りを走っているノスタルジックトラムヴァイには乗り損ねた。


夜ごはんは新市街のピデ屋の集まってそうな一帯へ。途中若干不吉な香りのする場所を抜けなければならないが、まだ日が出ている時間なので特に問題はなかった。羊のスープと肉のピデ。羊のスープはクセがあると聞いていたが、実際食べてみると澄んだトンコツスープのようで違和感やクセはまったく感じなかった。ピデはピッツァの原型で、アツアツのカリモチ。野菜は少ないね…。付け合わせのパンはピデ生地から作ったとおぼしきトルコ版フォッカッチャ?


下山はイスタンブールで最も古い地下鉄とされるテュネルで。すぐに着いてしまうが情緒のある車体とカッコイイトンネルがイイ。

ちょっと怪しかったカメラのCFカードがついに書き込み不能になり、あわててスィルケジ周辺のカメラ屋を探して相談。だいぶ古いEOSなので2GBまでしか利用できないよね、ということで2GBのCFカードを購入した。


翌日はトプカプ宮殿へ。当日朝にトプカプ・ハレム・アヤソフィアのセットでオンラインチケット購入したのだが、PDF添付されているというメールが来ない…。サーバにも届いていないので発行側の問題。メールのみで電話の連絡手段は廃止されているということでサポートも期待できず、やむをえず二度払いをすることにする。結局トプカプの中にいるときに届いていた。 日付指定があるわけではないので、買うときにはもっと余裕をもって事前に買いましょう…。

トプカプ手前の坂入口でトルコ人男性とオーストラリア人女性の二人組に話しかけられるが、やっぱりこれもアクセサリー店への勧誘だった。トプカプもアヤソフィアも時間経つと混むから早く行きたいんだよ!


トプカプ宮殿。かなり広く、1つひとつ見ていくとけっこう大変。宝物庫や武器庫といった建物内展示のほとんどは撮影禁止。ボスポラスを見下ろす風景はすごい。


トプカプ内のハレム、いわゆる後宮。女性が逃げられないように囲まれた作りで、外側の窓には格子が嵌め込まれてる。別料金払ってまでのところだったかは微妙……。


昼食探し。どうにも旧市街はゴハンどころを嗅ぎ出すのが難しい。若干微妙かなぁとは思ったが、スィルケジ近くのケバブ屋にて、トマトと肉のケバブ、トマトペースト。悪くはなかったかな。東京とは良きライバルとしてオリンピック誘致争奪戦やりましょう!みたいなポスターが貼られていた。そういえばメトロM2の中でもイスタンブール誘致番組やっていたなぁ。


せっかくPDFが届いたことなので、アヤソフィア用のチケット印刷を頼むため一旦ホテルに戻り。工事車両がますます近づいている…。


アヤソフィア。これは素晴しい…。ビザンツ帝国のギリシア正教総本山からモスクに変えられるという変遷は、スペインコルドバのメスキータの逆バージョン。純粋なモスクとは違う、混在化した空間。美しく荘厳。

出たところで朝の二人組にまた絡まれるが、疲れていたし、相手せずに逃げる。


少し寝て体調回復してから夕食へ。ロカンタ通りの煮込み系ロカンタに入り、またプレートで選ぶ。羊とジャガイモの煮込みなどおいしかったものの、勝手にどんどん入れようとするし、値段がアジア側に比べてだいぶ高かったのがマイナス。おまけに財布を忘れて宿に走って戻る羽目になった(笑)。


食後の散歩。ガラタ橋を歩いて渡ってみる。埠頭周辺は屋台でいっぱい! ライトアップも幻想的だった。

#3へ

_ [cooking] 鳥の唐揚げ、マヨサラダ


がっつりですね…。


2013年08月07日

_ [travel] トルコ旅行 #3

#2へ


朝食の野菜がちょっと豪華になって人参のサラダとか赤ピーマンのマリネとかある。おいしい。ホテルマダムに無駄になってしまったトプカプ宮殿入場券を誰かにプレゼントしてね、とお願い。明日はチェックアウトしてカッパドキアに移動するので、空港シャトルバスも予約する。

残りわずかのイスタンブールカードにリチャージしようとするが、ギュルハーネ駅にはリチャージ機はなく、スルタンアフメット駅のは壊れてる……。しょうがないので初めてトークン(ジェトン)を購入。プラスチックのおもちゃコインっぽい。


かの有名なグランバザールへ。ツーリストプライスなので買うつもりはないが、時間の余っているときにぷらぷら見る程度なら悪くない。銀細工物、ランプ、布製品などなど。バザール内の両替はレートがいい。この先の旅費を計算して、少し両替しておいた。


そのまま商店街を抜け、エジプシャンバザールへ。商店街はツーリスト向けではなく、雑多ながら良い雰囲気。PTT周辺には安くてよさそうなロカンタがあった(昼はラマザンで閉まってた)。


パスターネで一服。バグラワおいしいれす。ちょっとラードのような香りがするバターたっぷりピスタチオたっぷりのパイのシロップ漬けで、チャイとの相性が抜群!


昼食どうするかねぇとスィルケジ駅付近のロカンタ前をうろうろしていると、ホテルマダムに会う。「ここはツーリスト向けで高いだけで良くないから、ヤメなさい! いいところに連れてってあげる!」と結局初日のロカンタ通りに(笑)。ここは良い店、ここも良い、と挙げていった中には初日のお店もあったので、外してはいなかったようだ。

もともと目星を付けていたこともあり、お勧めに従ってガイドにも載っているピデ屋「ホジャパシャピデジスィ」で鳥のピデとチーズのピデ。青唐辛子をかじりながらサクモチのピデを堪能した。そういえばここのトイレで初めて「トルコ式」を拝見。洋式に慣れた身にはこれはなかなか難しそうだ。


こんな看板もあった。お疲れさまです。作業着着た日本人はちらほら見かけた。

宿に戻り、荷造り。

携帯のほうは無料100MBがいよいよ切れて従量課金が始まってしまったので、定額パケットプランを調査。残り16TLしかないため、1GBプランなどを契約するにはリチャージしないといけない。が、一番使うであろうイスタンブールはもう終わりで以降はここまで頻繁には使わないだろうし、100MBでここまでできたのであれば500MBや1GBは絶対に使うまいと判断し、14TLの250MBプランを申し込み。「YENI 250MB」を番号2222にSMSで送るだけ。「KALAN」を送れば現在の残高・パケット残量なども教えてくれる。


休息にあてて、ご飯は適当に旧市街なり新市街なり……ということも考えたものの、最終日がこのまま終わるのもなんとなくもったいないよね、ということであまり情報がないがオルタキョイという、イスタンブールのナウでヤングなスポットに行ってみることにした。

スィルケジ駅でイスタンブールカードにリチャージし、カバタシュ駅までT1、そこから市バス。オルタキョイは途中停車駅なので、終点名ではわからない。バスの横に書いてあるルート地名を見て、「オルタキョイ?」と運転手に確認し、乗車。ユルドゥズ公園あたりまではかなり渋滞していた。西日が強烈でクラクラする。

実際に目にしたオルタキョイは横浜とお台場のミックスのような感じ? ボスポラス大橋を眺めるようにオサレ系なレストランが海側に立ち並んでいる。ここにはオルタキョイメジディエジャーミィという素敵なモスクもあるのだが、修復工事中で囲まれてしまっていた。


ここの名物屋台料理として、ふかしたじゃが芋に豆など好みの具を詰め込んだクンピルというのがある。陸側にはこの屋台がずらっと常設。とはいえ、おやつにこれを食べたら夕食に差し支えること間違いなしなので、今回は断念。


海側のレストランはいまいち高くてピンと来ないので、バス通りのほうに戻ってうろうろしてみる。DURUMCEというケバブ店が流行っていて雰囲気も良く、何より「レバーケバブ」という品に目を奪われた。

シシケバブ、レバーケバブ、スープと注文。パンや生野菜サラダ、トマトとタマネギのサラダは自動付帯。おぉぉ、これはたまらん。うますぎる(しかし材料命なので再現は無理だよな…羊レバーなんて入手できない)。

その後続々と人が入ってきて満席になるが、前菜や飲み物が目の前にあるのに手をつけない人が多い。そうか、今日のラマザン明けを待ってるのか! ラマザン明けに立ち会うのは初めてなのでどういう感じなのだろうとわくわく。

本当は大砲が鳴るらしいんだけど、特に音はせず、そわそわと飲み物の開栓などがされていく。20:15頃に店員がテレビを点けると「ラマザンは終了です」みたいなことがアナウンスされてるのかな、それを契機に食事開始。もっとどっとお祭りのような大騒ぎになるのかと想像していたのだけれども、黙々と皆食べ進めるだけで静かなのは意外だった。

カバタシュ行きのバスがすぐ来たので乗車。空いた夜道をぶっ飛ばしてスリリング。カバタシュからはT1トラムでホテルに戻る。


翌朝。いよいよカッパドキアに向かう。チェックアウトを済ませ、Hotellino最後の朝食。チェックイン前に朝食、チェックアウト後に朝食、とちょっとおかしい(笑)。


シャトルバスはミニバンで、お客は欧米人3人と我々の計5人。30分で空港に到着した。しかし我々が乗るのは国内線なので、国際線ターミナルからはえらく離れている…。国際線入口の荷物検査をまず抜けたあと、指示看板に従ってひたすら歩く、歩く。

チェックインは無事にでき、再びセキュリティ、ゲート前。が、搭乗時間が近くなってもゲートの表示が変わらないのでスクリーンを確認したところ、ゲートが変わっていた。アナウンスはまったくなかったような…。セキュリティで水を没収されてしまったので高い売店で買い直し。

機体はA321で、非常口前の足元広い席で楽々。そういえば特に英語かトルコ語できるか?とは聞かれなかったなぁ。

サンドイッチの機内食が出たので、お昼の心配はいらなくなった。わりとおいしい。

定刻にカイセリ空港到着。宿に頼んでおいたシャトルバスのドライバーがサインボードを掲げていたのですぐにわかった。もう1組同乗するはずが行き違いかやってこず、結局我々とドイツの女子高生の3人によるカッパドキアギョレメまでのミニバンの旅。高校生が友達をあてに1人旅とかすごいなぁと思ったけど、ドイツから4時間でほいっと来れちゃうのか。うらやましい。東京からその時間だと、台湾以外は……。車内で鶴を折ってみようと試みたものの、二人とも見事に失敗(笑)。折紙はコミュニケーションやプレゼントにいいので、次回からちゃんと持っていって練習もしておこう。


宿泊のサフランケイブホテル到着。チャイをいただきながら説明を受ける。地下都市に2つ行くという標準のツアーはないため、ホテル手配で車をチャーターするプランを翌日向けに申し込んだ。

部屋は、事前の写真がだいぶ美化されていて、実際の内装は趣味がいいとは言えないか…。清潔ではあるけど。外の強烈な陽射しに対し、湿気がないために室内はちょっと寒いと感じるほど。扉の外はオープンロビーで、やや話し声が漏れてくる。


周囲を散策。いきなりいろいろおかしい岩がたくさんある。そして日向と日陰での体感気温差がすさまじい。ギョレメはもっと小さい街を想像していたのだけれども、さすがは世界の観光地、食事処やおみやげ屋はたくさんあるし、ガイドには書いていないが両替所も普通にあった。格子状ではないので、ぐるっと回ろうとするとちょっと迷う。


カフェで一服、バグラワとチャイ。いいねぇ。

宿に戻って夕食候補探し。パートナーは疲れが出てぐっすりお休み。Hotellinoはベッドが固くてちょっと痛かったのだが、ここのベッドはわりと寝やすい。


予約必須と書いてあるがとりあえず見てみるか、ということでTOPDECKという山の上のお店に向かう。が、今日休みだった(笑)。石や土の家が立ち並び曲がりくねった山の道はモロッコを彷彿とさせる。

第二候補はアナトリアンキッチンというお店。ラムの壺焼きがお勧めという口コミを見て、前菜盛り合わせ、ラム壷焼き、アイラン(塩ヨーグルトドリンク)というチョイスで。アイランはそのまま飲むにはちょっと違和感が…ヨーグルトソースの気分で肉と一緒ならいいのかな。壷焼きは口コミどおり美味。アイリッシュシチューっぽい。

ギョレメでは中国人旅行者をよく見かけた。日本人も多い。欧米人は炎天下Tシャツでチャリで走っていて、頭おかしいと思った(笑)。

日が沈むと途端に寒くなる。ウィンドブレーカー必須。

翌朝が早いので、簡単に洗濯とシャワーを済ませて就寝。

#4へ

_ [cooking] 素麺、イワシ揚げ、野菜のグリル、梅干し


ちょっと変わり素麺。いわし揚げは出来合い。けっこうおいしい。


2013年08月08日

_ [travel] トルコ旅行 #4

#3へ


あーたーらしいーあーさがきた、って早いよ! AM3:30だよ! タイマー3つかけていたので、あちこちから目覚し音が鳴る。Androidがバグって目覚しが止められないよ! しょうがないので電源落としたよ!

4:25に気球ツアーのピックアップが来るということで支度。で用意していたら4:15にピックアップが…早いよ!! 明らかに早いよ!!!

宿経由で申し込んでおいたバルーンツアー会社はバタフライバルーンズ。ピックアップしてオフィスに到着し、ユーロで代金を支払って、簡単な朝食(飲み物以外は冷たモノ)。うぅ、この朝食時間分寝てたい…。最初はまばらだったのに、続々とお客さんがやってきて、なかなかの大人数になった。


大人数とはいえ、実際には気球ごと最大16人ずつ分散。我々はMikeさんのグループで、15人。5:00にオフィスを出発し、30分ほどで気球が並ぶ草原へ(オフィスから先はトイレはないので注意)。おぉ、燃えとる燃えとる。


気球は4人ごとのボックスになっていて。我々はカナダ人カップルと一緒に入る。

パイロットMikeさんの熟練の腕で、ふわりと上がり、どんどんと上昇。これで燃え移って飛び降りろと言ったって普通に無理ですね。

上空は肌寒いが、お腹のカイロ、カーディガンにウィンドブレーカーという出で立ちで特に問題なし。半袖だったりホットパンツだったりする欧米人はやっぱりおかしいと思う。

日の出、火山、ピジョンバレー、奇岩群、ウチヒサル、ギョレメの街並み、etc... 1時間で存分に堪能。


着陸もスムーズに。フライト証明書をもらい、シャンパンパーティ。アイリッシュっぽい女性がiPhone落としちゃったどうしよう! と騒ぎになって、枯れ草の中を皆で探し回ったり。結局台車の下に隠れているのを無事発見。彼女はバスに乗るときにまた落としかける(笑)。


宿まで送られ、一寝入りした後は朝ご飯! オムレツ付き。パートナーは宿マダムのDurakさんとすっかり仲良しに。


ドライバー来たよー、って宿のオーナーMehmedさんじゃないですかー! 英語通訳役のAvniさんも同乗し、前日決めたルートで向かってもらう。

まずは地下都市カイマクル。ガイドではないので二人には適当に時間を潰してもらい、必要があれば携帯で連絡をとるということに。入口ゲート付近には「ここは地下深くてガイドなしでは危険だ!」というガイド売り込みがいたりする。実際には中に進路は赤、帰路は青で矢印が書かれており、帰りたくなったときに迷うことはない。ただ狭いのに両通行する場所があったりするのは罠。HISのバスを見かけたとおり、日本からのツアーの方々もいた。天井が低いところも多く、油断すると頭をごっつんして大変痛い思いをする。

ひととおり回って出てくると、チャイを飲んでる二人。ご相伴でチャイを頂く。うん、美味しい。


続いてやはり地下都市デリンクユ。4万人が暮らしていたらしい。地下8層ということでなかなか深い。カイマクルに比べると居住人数が多かったためか広い印象。本当はツアーの人たちで混雑するらしいのだけど、一通りそのツアーが終わった時間らしく、閑散とした中でゆっくりと楽しむことができた。

こちらは降りたすぐ下で「ここは深くて迷って出れなくなるから危険だ、今すぐガイドが必要だ!」というガイドたちが待ち構えていた。君たち渋谷駅や新宿駅に入ったらチビるで。


出てきたときに電話をもらったようなのだけど、目覚しを止めたときにミュートにしていたよ…。ともかく簡単にチャイを飲む二人を見つけることはできたので合流。そのままお昼ご飯にする。ほうれん草のパンケーキ、シシケバブ。とても素朴な味。しかし日射し強くて乾燥がすごい。そりゃ部屋干しでも洗濯物がすぐに乾くわけだ。


ピジョンバレー、ギョレメパノラマと観光。気球から見たところではあるけれども、地上から見るのもまた新鮮。


宿に戻って翌日のチャーターも頼む。普通のツアーだと時間に縛られてこちらが動かなければならないけど、プライベートチャーターなら好きなようにできるし、疲れたら最悪戻ってもらうこともできる。

車内で日本のおかずを作ってみるという流れになぜかなってしまっていたのだが、今日は疲れたので明日に延期。

部屋では2時間ほどぐっすり寝てたようだ。もう19:00過ぎで日没観察には遅いということで、特にそれは気にせずに夕食探しへ。

モスクの近くではラマザン明けの食事配給が開催されていた。日本のジゴロ風な人と、女子大生っぽいグループもいたような…。ムスリムには見えなかった(笑)。


夕食は口コミ評判の良かったCAPPADOCIAN CUISINEに。呼び込みのおばちゃんがキャラ立っていて面白い。トマトのスープ、鶏とチーズのグリル、トルコ餃子のマントゥ。付け合わせのパンにハーブ入りオリーブオイルが添えられていて、これがとても美味。スープも塩気は強いが良い。チキンは普通かな。マントゥは有名なので食べてみたが…だいぶ不思議な代物だった。酸味の強い冷たいヨーグルトに漬け込んである、伸びたラビオリ? ほかの料理が十分な品質だったところから見ると、マントゥというのは実際こういうもののようだ。


夜の散歩。昨日は早く寝ちゃって見られなかったからね。ライトアップがとても綺麗で、モスクのミナレットも緑に輝いている(ちょっとミサイルっぽい…)。


6時半起床。ようやく時間に馴染んできたか。朝食を取り、明日のカイセリ行きバスの予約のためにオトガル(バスターミナル)のチケットオフィスへ。ホテルの人が先日電話で確認したのとまた話が違って、Suhaで朝9:00のバスがあると言われる。どういうこっちゃ。結局こういうローカルな移動だとネットでも電話でもダメで、オフィスに行けということか。いずれにしても朝にバスがあるなら、この後の移動計画がずっと改善されるのでありがたい。

予約は後にして、プライベートチャーター車こと、再びオーナーの運転で出発!

まずはギョレメ屋外博物館。陽射しが強い…。洞窟教会があちこちにあるが、保存のために写真は全面禁止。カランルクキリセの入口で思いっきり頭をぶつけて星が飛んだ。コブできちゃったよ。

日本の少女アイドル撮影会みたいなのをやっていたけど、あれは何だったんだろう…。本格的な撮影にしては派手なスタイリスト?の人2人がポーズを指示してコンデジで撮影してるだけ、と謎。謎と言えば韓国展?とかで韓国の壷を洞窟住居の窓に展示するという悪趣味な展示も…。


博物館から電話して迎えに来てもらう。携帯が電話として役立ったぞ。日射しが強すぎて帽子じゃ無理、日傘が必要だーというパートナーの要望により、一旦宿に戻る。これができるのもプライベートならでは、か。


チャウシンという場所へ。崖道をひたすら登る。ガイドやら売り子やらをしてくる子供もいたり(冷たいようだけれども、こういう子供には必ずNoときっぱり断わる)。がんばって進めば教会跡があるらしいのだが、風は強いしやたら馬糞臭いので、頂上付近の絶景を適当に楽しんで引き上げ。


続いてはパシャバー。キノコの山だらけ。そしてこんな超乾いた場所でも葡萄は実を成らすのだなぁ。唇がカサカサになるのを感じながら歩き回って、その後にいただいたチャイが美味しかったこと♪


お昼はAvniさんが手配したレストラン。高級だ(笑)。ビュッフェ形式でいろいろ選べる。デザートに虎視眈々だったパートナー、食事のほうを取り過ぎてお腹一杯になってしまい、あえなく挫折…。


窯で有名なアヴァノスの工房に立ち寄り。買えそうなものはなかったけれども、ろくろによる花瓶作りを拝見した。

スーパーに立ち寄り、夕食向けの食材をいくつか購入……なんだけど、少なくともギョレメのあたりだと季節物のごく限られた野菜しかどこ行っても置いていないようで、野菜系は玉葱、じゃが芋、イタリアンパセリ、レモン、レタス?、トマト、ピーマン、キュウリというところ。肉も牛が基本で、マトンはラムチョップ、鳥は見当たらず。とりあえずイタリアンパセリ、レモン、牛肉の塊を購入。まだドライブ続くのに肉そのまま持っていくの?という気はするが、まぁ痛んでしまったら肉は諦めよう。


デヴレントのラクダ、エセンテベの三姉妹の岩。風強い! イスタンブールで帽子なくしたけれども、この風ではどこかで飛ばされて慌てて自分も転落、という展開もなきにしもあらずなので、なくしたのはある意味良かったのかもしれない。新しい帽子はあご紐が付いているので、格好はイマイチだがともかく飛ばされることはない。


ツアーを終え、ホテルに戻り。明日朝のカイセリ行きバスの予約を済ませる。

宣言どおり、料理開始。

最初はDurakさんのお手伝いをして調理用具のコツをつかむところから。今日は中国人ゲストがホテルディナーを注文したようで、Durakさんはコース料理で大忙し。邪魔をしないようにコース料理の作業が一段落したところで、家族用のマトンとピーマン、トマトの大皿煮込みの手伝いから。反った包丁は切るのに慣れが必要だが、Durakさんはこれを巧みに操ってマトンの脂肪や筋を器用に取り分けていた。

自分が作ったのは、だし巻き卵風のイタパセオムレツ、牛肉のタイ風サラダ。なにぶん台所の勝手がわからない上に、ターナーない、黒胡椒ない、といろいろ予想外でチャレンジング。

オムレツ自体は大きなスプーンをターナー代わりに使ってうまく形になったのだが、イタパセを茎まで入れたのは失敗で、日本のよりもかなりゴツゴツした味になってしまった。

タイ風サラダはいろいろモノがない中で苦心。牛肉を薄切りにして茹で、水にさらした薄切り玉葱、イタパセと合わせて、オイル・レモン汁・チリ・塩のドレッシングで。トマト入れたほうがよかったかもなぁ、と後で思った。

オーナー一家とAvniさんと一緒にラマダン明けの夕食。ホームステイみたいだ。ちと無理してないか?という気はしなくもないけど、おいしいと言ってくれました、テシェッキュル。Durakさん作の煮込みはお世辞の必要なくおいしかった!


食事中はやはり静かで、食後お茶とデザートをしながら歓談の開始、という感じ。「私は何歳でしょう?」ゲームが始まったり、一家の長男次男が紙気球を飛ばしたり。忘れられない楽しい思い出をありがとう、と一家に感謝。

#5へ

_ [cooking] チャタロン


豚ばら肉をスピリッツ酒と水と塩でぐつぐつ茹で切り、フライパンで焼き目を付けるだけ、の簡単な料理なのにうまいんだなこれが。 玉葱と唐辛子とビネガーのつけ合わせが重要。


2013年08月09日

_ [travel] トルコ旅行 #5

#4へ


朝食を取り、ユーロの現金でチェックアウト。プライベートチャーターの交渉に使ったメモ用紙が計算に重要だったりしたので、「もしかしたら使うかもしれない」と手元に持っておいて正解だった。

さてオトガルまで荷物引いていくかね、と思ったらオーナーがオトガルまで送ってくれることに。Durakさんも同乗し、オトガルで名残り惜しくもお別れ。


9:15には来るというバスは9:20過ぎに到着。ミニバスで、他の搭乗者は韓国人カップルのみ。1時間ほどでカイセリのオトガルに到着。空港みたいに立派。

次の目的地スィワスへのバスのチケットは簡単に取れた。スィワスまでは3時間ほどの旅。車内は若干狭く、足が少々苦しいが、飛行機のように機内モニタや飲み物サービスがある(トイレはない)。「007慰めの報酬」と「インクレディブル」をザッピングで観るというよくわからないことをして過ごした。

スィワスのオトガルは市内へは遠いけど、セルヴィスという無料の市内へのバスがあるはず……と聞いてみると、「イスタンブール」と書かれていたからスルーしていた小さなミニバスだった。イスタンブールと書いてあったのは広告か! 市内では渋滞にひっかかりはしたものの、無事に到着。


体重計を持った子供に「Yes! Yes! Yes!」と叫びながら付け回される(こちらは「No! No! No!」と返事)という体験をしながらホテルへ。どうも体重計を売ろうというのではなくて、体重を計って小銭を稼ぐというビジネスなのか?

ともかくホテルBuruciye Otelに到着。ちょっとややこしかったので、Google Mapsがなかったら苦労したかも。

部屋は綺麗で、ここまでの中では一番高級な雰囲気のところか。


昼食探し。だいぶ田舎側に来たので飲食店もあまり開いてないかなぁと思ったけど、わりと開店している。ただ地元のお客が少ないのでどうにも判断が難しい。

結局口コミやガイドでも評価の高いレゼッチに入る。ディスコミュニケーションでスープが2つ来たり、半分サイズのを2人で食べたいというのがフルサイズのを半分に分けるという形で来てしまったりして、だいぶお高くついてしまった。ただ牛・マトン・トマト・ナス・ピーマンを串焼きにしたスィワスケバブはうならされる味。

食べ切れなかった分は持ち帰り(「パケット」)にしてもらう。ぴっちり包んであってフォークなども揃っており、素晴しい。夜はこれ+何かスーパーで追加くらいでもいいかも?


ブルジエ神学校の建物内に観光案内所があるらしいので、ガイドブックよりまともな地図があるか聞いてみる。親切にいろいろ教えてはくれたのだが、結局地図はないみたい。小さくまとまっている町なのであまり必要ないかもしれないけど。

神学校は今は中はカフェになっており、ちらちらと高校生?の集団が声をかけたそうにこちらを伺っている。メルハバーと呼びかけると、その女子高生たちがパートナーに興味津々な様子で駆け寄り、「ジャポン!? トーキョー!!?? キャー!!!!」というよくわからないが大変な盛り上がりで、「写真一緒に入ってください!」と携帯カメラでの撮影大会が開催された(目が素敵! ということらしい? 撮影したものはFacebookに掲載して自慢するようだ)。

出たところで今度は大学生くらいの若い男性2人組から「あなたが希望することをこのアルバムに書いてくれませんか」ということをお願いされる。あまりに唐突なのと彼らは英語はあまりできないのでよくわからなかったのだが、ともかく英語通訳に入ってくれた女性の話ではそういうことらしい。イスタンブールあたりならここでチップを要求されるところだが、本当に希望することを書いて写真撮影されて終わり。なんだったんだろう…。

空港もあるし、乾癬治療のために世界中から訪れる場所への中継地点ではあるらしいのだが、日本人はおろか、観光客っぽい人はまったく見かけなかったので、珍獣的存在なようだ。ジャポンだよ、というと皆ニッコリしたりコンニチワーと挨拶してくれたり。


ホテルのWiFiパスワードの説明がわかりにくかったのだが、紙に書いてもらってようやくわかった。それは言葉の説明では難しいよ…。

疲れて一眠り。起きたらだいぶ遅くなっていた。昼間はあまり気付かなかったが、外がやたらと賑やかで騒々しく、おまけに隣との壁が薄くてテレビや水の音が派手に漏れてくる。うーん、外見は立派だけどいろいろイマイチなホテルだった。スィワスに泊まる方にはお勧めしない。

強い日射しに当たったせいで、パートナーはそのままダウン。自分はお腹が空いたものの、幸い強い味方「パケット」がある。冷めてもイケる。平らげて就寝。


朝。パートナーの頭痛は回復したものの、明日には帰国の途につくし、無理しないことを前提にする。実際のところスィワスでは特に必須というほどの予定はないので、ゆっくり町を散歩するという程度に。

ロビーでは何かの研究会なのか大会なのか、ともかく大学生っぽい若者がいっぱいで大騒ぎ。

朝ごはんはさすがの豪華さ。暖かいものから冷たいもの、デザートまでひととおり揃っている。ヨーグルト、オリーブ、カイセリサラミがおいしい。オレンジジュースかと思ったものはアンズジュースで、「あんず棒」を彷彿とさせる味だった…。

クリーニングサインのメイドさんがなぜセクシーポーズを決めているのかは不明。

ホテルから空港へのシャトルバスを聞くが、英語ができないということで意思疎通に一苦労。タクシーは100TL以上かかる、というところまではわかったが。Google Translateを使ってトルコ語→英語翻訳したものを見せてもらってもちょっと意味が取れないですねぇ…。結局英語のわかるゲストさんに手伝ってもらって、トルコ航空のバスがBuyukホテルから5TLで出てるからそれに乗るといいよ、ということがわかった。


土曜の朝ということで人もまだ少ない。高原っぽく涼しめ。メルハバーと言うとニッコリ返してくれるし、向こうから話しかけてくるパターンでも都会と違って本当にただ雑談をしたいだけ(それぞれ片言の英語でのやり取りだけど)、というのんびりした雰囲気。

チフテミナーレやウル・ジャーミィを見ながら、トルコ航空のオフィスに行ってみる。e-ticketを見せて、これなら9:30のバスだねぇというお返事。


修復完了間近、とガイドブックに書いてあるギョク神学校へ。でもガイドブックの写真の状況からまったく変わっているように見えないんですが! 中には入れないものの、表側は綺麗に修復され、タイルが美しい。このあたりは新興の中層マンションも多いね。カラフルでカミニートみたい。


オスマン朝以来の歴史あるクルシュンルハマム。今回水着は持ってきたものの、ちょっと敷居が高いので結局ハマムは入らなかった。


お昼は流行っているケバブ屋でチキンデュラム。デュラム2本とチャイ2杯で合計5TL。これは安い! ちょっとデュラムの水分が足りなくて喉が乾くけど、セットメニューとしてアピールされていたアイランだと確かに良い塩梅になるのかもしれない。


ホテルに戻るまでの道をぷらぷら。店は活気があり、モスクの下は高級貴金属アーケードだったり、古い建物の2Fはおっちゃんカフェ(チャイハネ。基本男性しかいない)だったり。

そういえばカッパドキアでAvniに聞いた話では、おっちゃんカフェに昼間暇そうに集って茶飲んだりゲーム(バックギャモンが多い)してたりするように見えるのは、遊んでるだけじゃなくてあれが商談の場になっているらしい。事件はおっちゃんカフェで起きてるんだ!


ホテルに戻ったところ、Don't disturbサインをそのままにしてしまっていて、掃除されていなかった…不覚。

一休みしてから、気を取り直して掃除を頼み、城塞跡へおでかけ。女子大生っぽい2人組にパートナーが声をかけられて、「シャッターを押してほしい」ということかと思いきや、「一緒に写ってくれませんか!」だった。彼女たちもFacebookに上げるのかな(笑)。


のどかな高台公園。城塞跡は城壁しか残っていないので、それ自体は特に見るものはない。警察官にコンニチワーと笑顔で呼びかけられる。「日本人旅行者を家に招待したことあるよ! 丸い平たいパンに驚いていたよ!」という人とも雑談。


ホテルに戻ると綺麗に掃除されていた。一眠りして、20:00頃に夕食に出発。ライトアップが綺麗で、モスクの近くでは配給も始まっていた。大砲の音がドンと鳴るのを初めて聴く。


というか…レストランがどこも一杯!? 目星を付けていたお店は見つからず、ぐるっと回って雰囲気の良さそうなお店は「閉店でーす」とお断わり。

このままでは食いっぱぐれるので、レゼッチ手前のキョフテロカンタへ。一巡目が終わったようで、空き席ができていた。レンズ豆のスープ、スィワスキョフテ。キョフテをハーフにしたけど、ちょっと少なめだったかな。パンをいっぱい食べてそれなりに埋める。味はよかったよ。サラダにミントが入っているのは面白い。


トルコ最後の夜のお散歩。ホテル周りが毎夜なんか騒がしいんだよなぁと思ったら、おっちゃんカフェが遅くまで開かれていて、そこでゲームやら談笑やらする人たちがたくさんいた。これはうるさいわけだ。

パッキングを済ませて就寝。パートナーはいろいろ騒音に悩まされてうまく眠れなかったようだ…。


最終日。快晴続きのトルコ旅行の中で唯一の曇り。朝食に野菜の素揚げがあり、とても美味しかった。

昨日のシャトルバス乗り場まで歩き、乗車して運賃支払い。街を抜けると空港までは荒れて乾いた地が広がる。ジャレド・ダイアモンドの『文明崩壊』でよく事例として書いてあるように、昔は無限に感じられた緑豊かな木々と草地だったのをどんどん消費していったらこうなっちゃった、ということかねぇ。

スィワス空港でチェックイン。こじんまりとした空港。


イスタンブールまではB737。11:00搭乗、満席。行きと同様に昼食としてサンドイッチが出てきた。13:00にイスタンブールに到着。


国際線ターミナルに移動して成田行きへのチェックインを済ませる。市内に少し出てみる計画だったけど、ボーディングタイムまで3時間少々しかないので早々に諦めた。スィワスからイスタンブールに来ると、湿気で蒸し暑い…。

地下にあるスーパーマーケットで家用のおみやげやいくつかバラマキものなど、それに家で楽しむためのバグラワを購入。バグラワは頼めば箱にちゃんと詰めてくれる。

いつものようにセキュリティゲートではひっかかりまくった(泣)。1回目は金属検査、2回目はラップトップ、3回目は靴…。1回目にヒットしたのもおそらく靴の止め金のせいなので、とりあえず靴は抜いだほうがよさそうだ。

イスタンブールアタトリュク空港の制限区域内は、座るところが乏しい。特に左側は鬼門で、フリーで座れそうなのは搭乗ゲートの椅子くらいしかなく、食べ物もカフェが数点程度。

右側にフードコートがあり、こちらでは各国料理が並ぶ。とはいえ、和食や中華のフードコートはがっかりな結果が目に見えてる(中華料理自体は食べたかったのだが)ので、安心・安定でボリュームのあるバーガーキングのワッパー。ポテトも美味しいれす。最近は最後にバーキンというのが定番になっているような……。


帰りの飛行機は777。3-3-3真ん中で隣は来なかったのでラッキー。

『ダイ・ハード ラスト・デイ』は前評判どおりひどい映画だったが、ともかくでっかい車でほかの車を踏み潰したり撥ね飛ばしたりしたいんだ! という意気込みだけは伝わった。『GIジョー バック2』は面白かったよ。特に同盟国のイギリスをこっぱみじんにしておいて「あれは偽者の仕業だった!」で済んじゃうあたりが…。開始早々にGIジョー部隊が全滅した気がするが、ともかくザ・ロック様が見られたのでよいのだ。

夕食はトマトパスタ、朝食はキッシュ。悪くない。

午前中に成田着。久しぶりの強烈な湿気で「ここはバンコクか?」と思うほどだった。

往路も復路も夜便で眠っていた時間が長かったせいか、意外に近く感じたトルコ。トルコの人たちがお勧めしていたエーゲ海や地中海側に行ってみるのもまた楽しいかもしれない。

  • トルコの人たちは総じて人なつっこく、親切。「まぁまぁ、チャイでも飲んでいきなさい」という感じ。小さい子供連れだったりすると、それはもう大変な歓待になってそう。英語は通じたりまったく通じなかったりだが、がんばればなんとなくお互い伝わる。
  • 夏のイスタンブールは湿気はあるけど東京ほどじゃない。夜は涼しい。アナトリア地域は湿気がなくて高原のような過ごしやすさ。ただどちらも日射しは強烈なので対策を十分にして水分補給しないと死ねる。
  • 交通機関は概ね時間に正確。イスタンブールではイスタンブールカードがマストアイテム。
  • 物価は安くはない。想像どおり、イスタンブールが一番高くて、カッパドキア、スィワスという順。だいたい日本の2/3〜1/2くらいの感覚。輸入モノだと日本と変わらない。食事を人数分頼むと1人1,000円以上になってしまう勘定だけど、量が多めでパンやお通しサラダは付帯なので、2人で1品+スープ程度でも十分だったりする。
  • 三大料理というわりにはすごく凝った料理があるわけではないが、ほぼどれも馴染みやすい。米をよく使い、スパイスもマイルドめ(お好みで辛いのもテーブルや青唐辛子ピクルスとして用意されている)なので、日本人に飽きない味。ケバブも美味しくはあったのだけど、スープや煮込み料理がどれも美味しかった。イスタンブールならアジアサイドお勧め。
  • 危ないとされるところには近寄っていないし、海外旅行での通常警戒モードに入っていたということもあるが、とても安全な印象。
  • 道が入り組んでいるところもある中で、Googleマップがとても役立った(※旧バージョンの!)。プライベートツアーでは本来の電話としても活躍。TurkcellのプリペイドSIMは安くはないが、買ってよかった。

2013年08月11日

_ [computer] ReVIEW 実行環境の VirtualBox イメージを作りました

昨日、ReVIEWによる書籍制作フローを勉強する会 にお呼ばれして、多岐にわたる有意義なディスカッションをしたのですが、ReVIEW や TeX 環境を整備するのがけっこうしんどいよねぇ、という話が出ました。

(※ReVIEW って何?—ReVIEW は、プレインテキストに簡単な命令を入れた原稿から、PDF や HTML/ePUB、InDesign 用 XML といった別形式に変換できるツールセットです。https://github.com/kmuto/review/wiki または「review kmuto」で検索してみてください。Markdown や Sphinx と似たようなものですが、汎用性と印刷物化に重点があります)

特に Windows あたりだとまず Cygwin からといういきなりハードモードになってしまうし、どの環境にせよ TeX を入れようとするとやたら大きいので、それならいっそ、環境の揃った VM のイメージを提供したほうがいいのかなと考えてみました。

Windows / Mac OS X / Linux で共通、かつ無料で使える VM (仮想マシン)としては、Oracle 社が提供している VirtualBox があります。いろいろよく出来ていて使いやすい製品です。

まずは VirtualBoxのサイト からダウンロードして、セットアップしておいてください(Linux ディストリビューションのものでも動くと思いますが、フレームバッファを使っている関係で、もしかしたらダメかもしれません)。

ReVIEW 環境のイメージは、次の URL で提供しています。

http://kmuto.jp/review-cdimage/review-71-20130811.ova

1.8GB (1836473856 bytes)、MD5 チェックサムは 07954f4f22782b54eb4a712411fb240d です。

展開には 3.5GB の空き容量を要します。使用メモリ量は VM の初期設定では 384 MB としています。これより少なくても大丈夫かもしれませんが、PDF 作成に失敗する可能性はあります。

ova ファイルをダブルクリックすれば、VM の展開が自動で行われるはずです。Linux の場合は、VirtualBox のファイルメニューに「仮想アプライアンスのインポート」があるので、これを使って ova ファイルを選択してください。

言うまでもないことですが、本品は無保証です。展開・使用したことによる一切の直接・間接の損害についての責任は負えません。各ユーザーの自己責任の下で使用してください。

(※間違ってライセンス提示のところで「DFSG-Free」と書いてしまっているのですが、「DFSG 準拠」です…。ソフトウェアの集合体の OS 環境なので個々のライセンスの明示はしていませんが、「Debian Free Software Guidelines」の定義に沿った、"フリーソフトウェア" (オープンソースソフトウェア) だけで構成されています)

さて、展開後に VM を起動します。ネットワーク設定にブリッジを指定しているため、環境によっては設定を変更するよう促されるかもしれません。その場合は指示に従って、「ブリッジ」になるように調整してください。

Debian のシステムが起動し、無機質なログインプロンプトが表示されます。ユーザー名とパスワードは同じなので、「review」と入れて Enter、また「review」と入れて Enter です。

これでログインしたことになりますが、プロンプトの $ が出ているだけの途方に暮れる画面になると思います。ここで「help」と入れて Enter を押しましょう。すると、このシステムの使い方が表示されます(終了方法も書いています)。

要するに 「review」という名前の Windows 共有フォルダとしてこのシステムの作業領域が見えるようになっているので、ここに ReVIEW 原稿一式やメタ情報ファイル config.yaml を置き、あとは VM のコンソールまたは ssh から review-pdfmaker なり review-epubmaker なりを実行できる、という仕組みです。

コマンドを使うのが最小限になるので、Linux とかコマンドとか TeX とかナニソレ怖いという方にも使いやすいかな、と思います。

とりあえず手元の Debian と Mac の VirtualBox では期待したとおりに動いているようです。Windows でうまくいったよ、などのご感想・ご意見を Twitter @kmuto までお寄せください。Happy Hacking!


2013年08月13日

_ [cooking] ミックスグリル


トルコを少し思い出しながら、夏野菜や肉を串焼き。うまくないわけがない。


2013年08月14日

_ [cooking] ニラレバ、ゴーヤの肉詰めスープ


夏バテ対策!


2013年08月15日

_ [cooking] チンゲンサイと豚肉の卵炒め、きゅうりのぬか漬け


ざざっと作成。


2013年08月16日

_ [cooking] バンバンジー麺


蒸し鳥、きゅうり、クコの実、黒酢で。ちょっと怪しかったかな…。


2013年08月17日

_ [cooking] シミットを焼いた


友人宅への手土産に、トルコの胡麻パン「シミット」を焼いてみた。

ちょっと固くなっちゃったものの、わりと良い味に。


2013年08月18日

_ [cooking] 夏野菜のイタリア風天ぷら、きゅうりのぬか漬け


いただきものの野菜で、イタリア風(落合本)の天ぷら。小さめに切って漬け込み、揚げるだけと簡単。パコラにちょっと近いかな。


2013年08月19日

_ [cooking] 切干し大根の煮物、きゅうりのぬか漬け、梅干し


安心の和食。梅干しもいい味。


2013年08月21日

_ [cooking] タコと里芋のトマトソースパスタ


タコがちょっと固くなっちゃったかな、でも悪くない味。


2013年08月23日

_ [cooking] かつおと野菜のマヨネーズサラダ、じゃがいもとブロッコリーの蒸し物


ちょっとカフェ風に。


2013年08月24日

_ [cooking] さばの味噌煮、ほうれん草のおひたし


失敗! 焦がして、バラバラパサパサにしてしまった…。


2013年08月25日

_ [cooking] ウィンナーとインゲンのパスタ


軽めの食事。


2013年08月26日

_ [cooking] ゴーヤチャンプルー、きゅうりのぬか漬け


ミョウガ重要。


2013年08月27日

_ [cooking] トルコ風串焼き


鶏肉、豚肉、夏野菜を串に刺し、弱めの温度のオーブンでゆっくりと焼く。 これをトルティーヤで巻いて食べるので、当然ながらうまい。

ナスがトロトロで特に美味。


2013年08月28日

_ [cooking] 麻婆豆腐がけチャーハン


御飯が微妙な量だったのでチャーハンにしてボリュームを稼ぎ、辛さ控え目の簡単な麻婆豆腐を添えて。


2013年08月29日

_ [cooking] 鶏肉の和風カレー、きゅうりのぬか漬け


たまに食べたくなるのが和カレー。


2013年08月31日

_ [cooking] めんたいパスタ


夏の終わりはめんたいパスタで〆め。