2014年01月15日
_ [travel] 台湾旅行
12月末までに10案件片付けたので、また忙しくなる前の休暇として、正月明けに台湾に行ってきた。 パートナーは業務で無理、時期的に同行できそうな同僚や友人もいないので、1人旅。
台北でいわゆる観光スポットには行っていなかったので、この機会にいくつか巡ってみることにした。
羽田からエバー航空。冬休み明けだとかなり安い。映画はリディックを観てた。機内食はパンが良し。
台北松山空港着。天気悪め。両替(レート3.5円)、Nexus 4用のデータSIM 5日パック$300なり。
ホテル最寄り、MRT文湖線新駅の南京東路。交差するMRT松山線を今施工中で、この駅もまだ全然の作りかけで、だいぶ使いづらい。
宿泊のホテル南京。綺麗なビジネスホテル。スタッフは親切。上級ルームにしたので1人には十分広めだけど、もし2人だとちょっと手狭かな。道路の音は夜になるとややうるさい。バスタブ、ウォシュレットがあり、上階にはジムや無料のセルフランドリー(洗剤は有料)がある。壁はわりと厚いけど、扉からは廊下やエレベータ音が漏れる感じ。
近くの犁記餅店におみやげを探しに行ったけど、だいぶお高かったのでヤメ。近いので光華商場を少し巡る。新しいビルの中に、コンピュータやオタグッズ、眼鏡などの小さな店々が雑居して入ってる。とはいえ、日本にもあるものが多いのでそれほど品に目新しさはないよね。
夕食探し。ホテル近くの四平街は、服飾店が主で、屋台はほとんどなし。餃子が食べたかったので、ざっとMapsでチェックして忠孝敦化近くの紫琳蒸餃館に向かう。フードコートっぽい感じで、地元の人しかいない。お粥と蒸し餃子を頼み、無料のサイドメニューにはきゅうりを選択。餃子も美味しかったが、きゅうりの味つけが絶品。
ついでにそごうでみやげ物を調達。 雨だし部屋も寒くて参った。
ホテルの朝食。中国系の旅では朝はお粥に限るね。おかずは毎日少しずつ変わる。ホテル専用ではなく、人気のカフェとして独立でやっていることもあって、味は良い。
朝いちで土林からバスで故宮博物院へ。この時間はまだそんなには混んでない。 1Fで入場券購入と音声ガイドのレンタル。
中は撮影・飲食禁止。朝いちから3時間半かけて歩き回ってさすがに疲れた。展示はほとんど陶磁器なのね。
隣の至善園は故宮入場券があれば無料で入れる。まったり散歩。しかし雨で寒いのであった。
庭園から出てみるとこのざまだよ。朝いちに来ておいて正解。
体が冷えて温かいものがほしい。土林駅から中正記念堂駅へ移動し、四川面王で牛肉麺。隣のおにいちゃんが食べていた肉みそ乾麺がおいしそうだったな…
ちょっと軽かったので、市場近くの流行ってるお店金峰でコンローファンと煮卵。角煮、メンマ、大根の漬物と入っていて美味。
毛布はないということで、暖房を借りた(毛布はない)。ただ点けるとひどく乾燥するという…。セブンイレブンで買ったドーナツが超絶に美味しい(台湾のコンビニ食のレベルは本当に高い。これまで外れがない)。もぐもぐしながらちょっとお仕事。
再び土林へ戻ってきた。 新しくなった土林夜市を一巡り。
ネギ豚巻きはおいしそうな香りで人気だったのだけど、青ネギが超辛くてむせた(笑)。 大流行りの生煎包、つまり焼き肉まんは人気のとおりウマい。ごろっと肉団子が入っていて、皮はパリパリ。
ホテル近くの遼寧夜市に行く一番良い方法をMapsさんに聞いて、バスで向かう。 遼寧夜市はコンパクトで良い雰囲気。これはいいねぇ。 屋台の基本、担仔麺を1杯。セロリの風味が良い。
近くのスーパーでおみやげ購入。
翌日は九份へ。MRT忠孝復興駅からバスで向かう(白タクがいるけど無視しよう)。バスに揺られて1時間半、台北で曇りだった天気も雨で非常に寒い…。バスはeasy card使える。
小さな村も、今や一大観光地としておみやげロードになっている。 冷えた体に熱々の香腸が染み入る。
だんだんと道が細くなり、急な階段。混雑してきてる。
茶坊で一服。甘物何かない?と聞いたけどあまりいいものがなく、ドライグァバを頼んだものの、これは不味かった…。行程唯一の外れ食。
天気がよければほかに行きようもあるのだけど、雨で寒いし、食事は高いしなので、階段を下ってしまうことにした。
そのままバスで港町の基隆へ。これもeasy card使えた。山の中は本当に冷える。基隆にやってきたときにはさほど寒くなくなっていた。
基隆のバスターミナルと鉄道駅を見学(トイレを借りにきたとも言う)。
ジャージャー麺。ねっとりした麺と肉味噌が小さい容器に入っていて、腹持ちもちょうどよい。
基隆の街全体がラバーダックにジャックされてる。
フリゲート艦かなぁ。
総合市場。これは萌える。中にも良さそうな食事処はいろいろあるものの、夜市に向けてここは我慢。
基隆夜市。まだちょっと時間が早かった。7時以降のほうがよかったかなぁ。
チェーンの三兄弟豆花店で、花生(ピーナツ)豆花。豆腐に柔らかく茹でたピーナツと、生姜の効いたシロップがかかっている。美味。
美味しそうなものはいくつかあれど、お腹にあまり入らなそう。
テンプラは薩摩揚げと大根餅のあいの子のような味。ケチャップっぽいピリ辛のソースがかかっている。熱々を食べるのが吉。
油飯は油多めのピラフ。干し海老の味が効いていて美味だった。
ライトアップされたダックに別れを告げ、列車で台北へ。待ち合わせや追い越されの停車時間が長いので、あえて鉄道に乗りたいというのでない限りバスのほうが快適っぽい。
せっかくなので台北1つ手前の松山で下車(車両に段差があってコケかけた)。
饒河街夜市。屋台を挟んで片道通行なので、全部見ようとすると往復しないといけない。気になるものはあれど、お腹は空いてこないし、1日歩きづめで疲れたので片道のみで帰ることに。
バスでホテル近くまでまっすぐなので楽チン。
翌日、ようやく晴れ。コートどころかジャケットでも少し暑いかもというくらい。
土曜なので大安の花市を冷やかしにいくことにした。MRT信義線が開通して、大安森林公園駅からすぐ。
花市。ガード下、向こうが見えないくらいに立ち並ぶ。冬なので熱帯物も出展も少ないのだろうけど、これが春だと壮観になりそうだ。
人々の憩いの場、大安公園。
ちょっとしたお店のスポット、永康街へ徒歩で。水餃子と焼き餃子(鍋貼)を頼む。うまし。豆漿を頼んだら単なる冷たい豆乳だったのは失敗…。
いい匂いにひかれてパン屋。くるみパンはあまりの旨さに驚愕。
占いで有名な行天宮へ(占いにきたわけじゃないですが…)。
有名なところだから周りに門前町が広がってるのかな、と思ったけどそれほどではなかった。
広告を見てどうしても食べたくなってしまい、写真と違うことはわかっていながらセブンイレブンの乾麺。しかし、コンビニ飯と考えると十分レベルの高い味(日本のコンビニ飯や麺は塩気が強すぎるのが多くて苦手なのだ)。
ホテルのテレビで007を観る。ほかのチャネルではおおかみこどももやっていた。
文昌街の家具通りを抜け、臨江街夜市へ。
地瓜球。さつまいもベースで、カリッとした中は空洞のお菓子。歯にしみるほど甘いけど、美味。
紅油抄手、ワンタンのラー油がけ。下にラー油と山椒があり、すごく辛くてピリピリするが癖になる。
ちょっと時間が早めだし小さな夜市なので臨江街夜市の観賞は終了。
Mapsさんによれば景美夜市にバスでまっすぐ行けるそうなので、早速向かう。途中まではかなりの混雑と荒っぽい運転で振り回された。
着いた景美夜市は、宴たけなわとばかりのすごい熱気と活況。これは素敵。来てるのも台湾の人ばかり。屋台通りを抜けるとまた次の屋台通りがあるというわんこ屋台。
大人気のツォンヅォピンは、揚げた小麦粉皮で卵焼きと青菜とピリ辛のソースを巻き込んでる。フワカリモチっとしてて美味。熱々が最高。
芝麻湯園は、ゴマ団子と寒天が甘い温かいスープの中に入っている。デザートにちょうどいい。
松江南京に戻る。スーパーに寄るために裏道を通っていったらアミューズメント施設があって、若い人たちがたくさん。高級そうな生け簀シーフードレストランも。 スーパーの周辺は夜は人気がなくてちょっと怖い。
最終日。チェックアウトして荷物を預かってもらい、101に向かってみる。信義線が通って101がぐっと近くなった。
101。展望台に行く人は曇りのせいか少ない?予約券なのかな。高いので乗らないけど…。
お昼として鉄板焼き。ここまでアタるのはまずいと避けてきた牡蠣をチョイス。小粒だがおいしい。次回どこか鉄板焼きなら肉も行ってみたいなぁ。
スーパーは大きいがあまり買いたいものはなく。輸入物が多いしね。
101裏手にある、四四南村という昔の邸宅保存地区を見学。
ホテルに戻って荷物を回収し、空港へ。制限区域前に座りごこちの良いソファがたくさん並んでいる。
制限区域へ。こちらはぐっと寂しい…。PCコーナーの近くにはギガバイト後援で妙なロボットが置かれている。PCコーナー上部には歴代のマザーボードがずらりと展示。
制限区域内は、PCコーナー、キッズプレイルーム、おみやげ店、フードコート2箇所とだいぶ寂しめ。旅行中に魯肉飯をまだ食べていなかったので、ここで食べてみる。こってり肉味噌で予想とだいぶ違ったけど、米の旨さには驚いた。
出発は機材到着遅れのために30分遅れ。「ターミネーター2」を観ていたものの、サイバーダイン社爆破のところで到着。機内食は往路のほうがよかった。
羽田着。さっさと出てきたので入国審査は無人ゲートではなく人ゲートへ。荷物は後半グループだったので、残念ながらあまり早くは帰れなかった。
ふりかえり。
- 台湾やはり最高。安全で、屋台がたくさんあって飯が安くて美味いのは正義
- いくたびにMRT新路線ができて便利になってる。3年ごとくらいで詣でたい
- 太陽が出る出ないで体感気温がまったく違う。出てればシャツ+ジャケットでちょっと暑いくらい、出てないとコート+カーディガン+マフラーでも寒い
- Google Mapsナビでバス路線も出る。台北のバスはとても使いやすいので、MRTだと不便だったり時間がかかったりするいろんなところに行ける
- 端末はNexus 4を持っていった。バッテリの持ちも悪くなく、使いやすい
- 地名の検索が困難なので、PCで事前にGoogle Maps Engineにいろいろとポイントを入れておいた。ルート取りするのが簡単でいいのだが、Google Maps Engine自体の完成度やGoogle Mapsとの連携がまだ不十分に過ぎると感じた
- 台湾B級グルメのKindle本が参考になった。押さえておきたいものをメモしてチャレンジできた
- 今度は高雄にも行ってみたいな