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KeN's GNU/Linux Diary


2014年05月04日

_ [travel] メキシコ周遊 (1)

パートナーのたっての願いにより、メキシコを周遊してきた。GW序盤も少し使い、2週間近い旅程。大都市メキシコシティ、セマナサンタで賑うサンミゲルアジェンデ、美しい町グァナファト、古都オアハカと巡る。

私は2006年5月のDebconf 6以来2回目。といっても当時はシティに到着早々モレーロス州の会場に直行、帰りもそのまま直帰で現地の周辺探索もしていなかったので、シティやその他の都市をちゃんと回るのはこれが初ということになる。


メキシコは遠く、チケットも高い。ここで使うしかないだろうということで、貯めてきたUAのマイレージをほぼ全部使って特典航空券に。ビジネスもエコノミープラスも無理なので、おとなしくエコノミー。米国寄りつきたくないから本当はアエロメヒコ直行がよかったんだけど……。

午前中ギリギリまで仕事をして駆け足のパートナーと合流し、成田空港。これまでの訪問国の中では前評判としては一番悪い治安の場所となるため、家の鍵や保険証、交通ICカードなどをちょっと高いながら預け所に預けてみた(今回は買える安全はなるべく買うようにすることにした)。

UA便でサンフランシスコへ。機材は747、3-4-3で、今日び珍しいモニタなしのボロ機体。その分圧迫さは少なめ、とポジティブに考えればいいんだろうか。幸い隣が1つ空席になったので、わりと快適。機内食は最後に出たパスタがぼっそぼその粉練り物であまりにもまずく一口でギブアップ。さすが米系。シェアードモニタでは『リベンジ・マッチ』をやっていて、音声は聞かなかったけど『ロッキー』のセルフパロディっぽくてちょっと面白かった。


シスコの入国審査はわりとあっさり、フレンドリーに。ダラスのときとだいぶ違うなぁ。一旦荷物をピックアップし、transitゲートでそのまま預け直し。セキュリティもさほど混んではいなかった。乗り継ぎのT3ターミナルはちょっとわかりづらく、徒歩5分ほど。

2時間半ほど暇をもて余した末、小さくて何もないA320でメキシコシティに向かう。後ろの兄ちゃんのチューイングガムの臭いが強烈で、皆顔をしかめていた。


夜、メキシコシティ空港に無事到着。30,000円を両替してMX$3030に(制限外にある両替場所のほうがレートはいいのだけど、強奪も多いという噂なのでバゲージクレームにあったところに。これでも日本のTravelexよりはずっとマシなレート)。翌日すぐにバス移動となるため、今回は空港ホテルのマリオットコートヤードに泊。到着早々で治安やごはんどころで悩まなくていいのは楽。コネクティングルームが割り当てられてしまっていたため、パートナーの交渉で部屋を変更。高級だけあって、静か、綺麗、タブあり、トイレに紙流せる(笑)。

SIMを探しに行ったものの、遅くまで開いているというIusacellのカウンターはなく(空港サイトには掲載されている)、Telcelはもう閉まっているから明日にせよという話。


夜ごはんは空港内のフードコートにあるTaco Innで。これが予想以上にうまくて驚愕。トルティーヤのしっとり具合が絶妙、パクチーも載せ放題。あまりにもおいしくておかわり注文してしまった。


朝、晴れ。機内で虫刺されの容器から揮発してしまったようで、袋内のほかの薬類がいろいろダメになっていることが発覚……。そういえばタイでも同じことをやらかしてしまった記憶があった。

朝食も空港フードコートで。手前がチラクレス(米や揚げトルティーヤが入ってる)、奥がウエボスランチュロス(目玉焼きとトマトソース。メキシコでよく見かける)。味は……微妙。無料のタマリンドジュースがまた微妙さを増している。パンはまずい。

Telcelが開いたのでNexus4用のSIMを購入。しかしやたらと面倒な仕組みで、番号札もらう→左の対応カウンターで諸々記入→右奥の支払い場所でインターネット用のリチャージ分買う→同SIMを買う→またカウンターに戻りセットアップしてもらう という手順になっている。英語もあまり通じない(特に支払い場所ではまったく通じない)ため、最初に支払ったのがSIMの料金だと思ってよくわからず、結局対応カウンターのお兄ちゃんに手伝ってもらって往復することになった。1.5GBプランがほしかったのだけど、400MBのプランをお勧めというか強制される。まぁそのほうが安いし、メキシコの町中で携帯見るのはなるべく控えるつもりだったのでよいのだろう。

MX$100がSIM代金、MX$150がリチャージ代金。SIMを刺してからお兄ちゃんの指示に従ってmedio15のメッセージを送り、データ利用できるようになる。


チェックアウトし、空港内のタクシーカウンターでNORTEバスターミナルまでのチケット(MX$200)を買う。タクシーはどれに乗ってもよいわけじゃなくて各社違うので、空港を出たタクシー待ち合い所の中から買ったチケットの会社を探して渡す。渋滞もなく、NORTEまでぶっ飛ばしてすぐに到着した。

NORTEは巨大なバスターミナル。乗車予定のETNのカウンターでどのゲートに行ったらよいかを聞いておく。ちょうど「セマナサンタ」という日本の盆暮れみたいな時期なので、帰省ラッシュの東京駅みたいな状況になっている。商店街も充実と聞いていたのだが、甘いパンの店程度であまり店はない。人込みで休むところもなく、けっこうしんどい。


本来バスはいつでも空いているものらしいのだが、セマナサンタの時期は予約しておかないとヤバイ、2等は治安的にヤバイ、でもETNのサイトで日本のクレジットカードは撥ねられる、という状況だったため、「日通ペリカントラベルネット」という代理店サイトでETNの1等バスのチケットを購入委託してあった。やりとりもスムーズで、クレジットカードで支払い、そのまま乗車できるe-ticketが発行されたので良かったと思う。

荷物検査ゲートをくぐった後も人が一杯で、目的のバスがどれだかわからない。係員に聞いて人をかき分け、乗車列へ。手荷物検査をし、預け荷物のタグをもらって乗車する。飲み物とパンが無料配布。

ETNのバスはビジネスクラス並みの広さ、リクライニングで快適。……のはずなのだが、リクライニングのやり方がわかりづらく、悪路だとゆらゆらと船のように揺れてしまい、ものすごく気持ち悪い。混雑で悪路のシティを抜けるのが30分くらい遅延していた感じ。食事や車窓を楽しむどころか、2人ともアネロンを服用してノックダウン。

ぐったりしながらサンミゲルアジェンデに到着。ターミナルから中心部へは市内バスで入れるということなので、1人MX$5で向かう。が、回り道でホテルから遠ざかり、中心部へは大渋滞でだいぶ手前で降ろされるという事態で、ホテルまでかなり歩く羽目になった。トホホ。


サンミゲルの宿「Casa Luna Hotel Boutique」。洞窟ホテルっぽい作りで、外の暑さに対して冷房もないのにひんやり涼しい。ただ、入口近くでちょっと微妙な部屋になってしまったような。疲れたので一眠り。


夜ごはんを探しに中心の広場、ソカロへ。サンミゲル教会を中心に賑っている。翌日のセマナサンタ聖金曜日に備えて山車の人形が飾られていた。サンミゲルは米国の引退老人たちだらけと聞いていたんだけど、メキシコ人しか見かけない。はて。


前調査したレストランはどれも大音量でやたら騒がしいので、入る気になれず、うろうろとごはん探し。結局市場近くの屋台タコスにしてみるが、あまりおいしくなかった。家々ではセマナサンタに向けた飾り付けがされている。

ホテルのWiFiは全然部屋には入らない。地図上では距離は大したことはないのだけど、ソカロに向かうために坂を2つ越えなければならないし周辺は人気が少ないので、お勧めできるホテルではないかな。入口側は深夜までゲストが帰ってくるたびにピンポンピンポンうるさいし、車の音もかなり聞こえる。そして蚊に襲われた……。


朝、晴れ。バスでもらったパンを朝食に。肉汁を染み込ませたパイみたいなものだった。悪くない。

洗濯後に小指をベッドの足にひどくぶつけてしまい、古傷(骨にヒビを入れちゃった)を痛めてしまう。大変痛いのだが、セマナサンタのパレードを見ないわけにもいかないので支度してお出かけ。

午後からパレードとのことで、早めの食事をグリルしている鶏肉のお店で。1羽のローストチキンで、お腹いっぱいになる頃にはさすがに飽きる(笑)。MX$110で高いなぁと思ったけど、メキシコの物価の高さからするとここは安いほうだった、と気付くのは後になってからだった。


サンフランシスコ通りに出ると人がたくさん道で待っているので、おそらくここを通るっぽい。なんとか日陰の場所を確保してパレードを待機。

セマナサンタはいわゆるキリストの受難を記憶するための週で、サンミゲルでは、聖マリア、死者や天使の行進、ローマ軍、十字架、罪人の鞭打ち、聖歌隊、といったそれぞれのグループが順に通りをパレードしていく(現地の新聞によると、出し物は地域によってけっこう違うみたい)。

足の痛みであまり動けないため、撮影はもっぱらパートナーにお任せ。日なたに出ると日射し強烈だしね。途中脱水で倒れた観客がいた。1時間ほどでこの通りのパレードは終了。


ホテルに戻って足を冷やし、夕食と明日の朝食はパートナーに買ってきてもらう。なかなか帰ってこなくて心配だったけど、シビカ広場のあたりは屋台で賑っていたそうで、でっかいハンバーガーとフルーツを夕食に。けっこうおいしい。

夜のパレードもあったようで、せっかくこれに合わせてサンミゲルに来たのに、見れなかったのは少し残念。


朝。深夜までピンポンは続いてだいぶ参った。朝食には買ってきてもらったチュロスを。

足はだいぶマシになったので、ジェンデ美術学院を見にいく。が、土曜日であまり入れるところがなく、入口の壁画と中庭を見る程度。隣では小さな青空市(ティアンギス)が開かれていた。


パン屋のLa Buenaでエンパナーダとスコーンを購入。これはとてもおいしかった。 マーケットや民芸品市場をぶらぶら歩いてみるがめぼしいものはなし。


今の部屋は辛いので、追加料金を払って部屋を変更。2Fで景色良く、広くなったけど、コネクティングなのね…(幸い隣はうるさくなかった)。結局どの部屋も微妙ということだろうか。WiFiは少し入るようになったけど安定はしない。


昼はLa Cocina del Viajeroというお店。入口がまったく目立たない。せっかくなのでチョコレートを使ったモーレソースがけの鶏肉を試してみる。苦みと甘みというか、なんかちょっと微妙な味で、リピしたいかというとちょっと……。トルティーヤの入った辛みのあるトマトスープ「ソパアステカ」は美味。前菜の揚げトルティーヤとディップもよかった。チップ込みMX$210。しかしバス酔い以来、全般に食欲があまりない気がする。


ホテルに戻って一眠り。夕食はうろうろした末(土曜でシビカ広場には何もない)、サンフランシスコ通りで流行っているタコス屋台を発見。人気のとおり食べにくいが味は良いタコスだった。つけ合わせの野菜もおいしい。6枚でMX$60。

ソカロ周りのレストランではマリアッチ楽団がいっぱいいて、食事中の人たちに大音量で生演奏。遠くにありて良きもので、隣で鳴らされるのは辛そうな……。

ホテル戻り後、22:00頃に世界の終わりを告げるような教会の鐘の乱打、そして花火。聖土曜の終わりはどういう意味があるんだっけ。ちょっとで終わると思って出かけなかったのだけど、かなり長い間続いていたので、支度して出かければよかったと後悔。

遠くでは稲妻と雷音が鳴り響き、鐘は狂ったように打たれ続けるというなかなかすごい体験だった。部屋を変えたことで稲妻のショーを見られたのはラッキーだったかな。

メキシコ周遊 (2) へ続く。


2014年05月05日

_ [travel] メキシコ周遊 (2)

(1)より


朝、曇り。クロワッサンを食べ、チェックアウト。差額がクレジットでは払えないということで、なけなしの現金を使うことになった。メキシコはお金が予想外に減る感じ。3万円では全然足りない予感。

タクシーでバスターミナルに向かい、グァナファト行きのETNバスに乗車。こちらもペリカンネットで取っておいたもの。シティ→サンミゲルのときは満席だったけど、サンミゲル→グァナファトはガラガラだった。

今度はさして揺れることもなく、うとうとしている間に1時間ちょっとで快適に到着。グァナファトは途中駅となるようで、降りたのは自分たち2人だけだった。


タクシーに乗り、グァナファトのホテルHotel La Casona de Don Lucasにチェックイン。まだ朝食を取っているような早い時間帯だったがラッキーなことに部屋は空いていて入ることができた。

メゾネットタイプのやたらだだっ広い部屋。ベッドルームが2つあり、サンミゲルでちょっと狭くて寝辛かった身にはありがたい。広さの割にはバスルームがやたら狭い。WiFiはやっぱり調子がよくない。室内金庫がうまく動かず、なにやら工事の末に修理完了。

目抜き通りのフアレス通り、ラパス広場の目の前に立つだけあって、外からの音はそれなりにする。さて夜はちゃんと寝られるかどうか。


バシリカ教会やラウニオン公園、フアレス劇場を拝見。人がいっぱい。観光案内所の地図はあまり使えなさそう。


イダルゴ市場。かつての鉄道駅舎を改造した建物で、外の重厚な造りと一転、店が2層にわたってみっちり詰まっている。とはいえ、2Fのほうはたいしたものはない。

市場内の食堂で、昼食にブリトーと鳥のフライ、MX$60。まぁまぁの味。

現金が不足してきたので銀行でUSD200から両替。空港を離れると日本円の両替はかなり面倒なことになるようだ。かといってATMはちょっと怖いし、後が面倒だしねぇ。

強い日射しに2人ともやられて、午後から夜まで休息睡眠。深夜にバスでもらったパンとポテチを夕食代わりに食べてまた寝てた。


朝、涼しく気持ちのよい天気。日の出は7:10くらい。9:00開始の朝食まではまだ時間があるので、散歩。昼間の喧噪に比べて夜や朝はぱったり静か。


ケーブルカーのフニクラの運行が始まったので、ピピラの丘へ。往復MX$36とまた事前情報から値上げしている……。朝一なので店などはどこもやっていないし人もいないけれども、丘からの素晴しい眺めを堪能。


朝ごはん。これはおいしかった! スクランブルエッグ、チリのクリームソース、エンチラーダス、パンケーキ、オレンジジュース。


パートナーの日傘(なぜか薄いものを持ってきてしまい、強い日射しに耐えられない)にかぶせる布を探していたんだけど、ちょうど布屋発見。安全ピンで取り付け、完成。

この日は月曜日で博物館などお休みのため、あまり見るところがない。大きなスーパーでみやげ物の物色もしたいのだが。


今日開いているところで、グァナファトに行ったらここを見ろというスポットとしてミイラ博物館が紹介されていたので行ってみる。バスは見つからないし、地図上では近くに見えたので歩いていったのだが……。

これは完全に失敗。案内に沿っていくと人気のない階段を延々と登ることになる。結果的には今回の旅程の中で一番リスキーな場所だった。強盗に遭わなかったのは幸運にすぎなかったな。少なくとも往路は難しいのでタクシーで行くべきだった。

ミイラ博物館はMX$55。撮影もできるけど、撮る気にはなれなかったよ……。子供のミイラ怖い。しかし死者たちもこんな形で展示されるとは思うまいて。頭蓋骨破壊器などの拷問用具も展示されていた。


ミイラ博物館を出た道路に行列ができていたので、これはおそらく中心部へ向かうバス待ちだろうと推測。レフォルマ公園までMX$5。地下道の中で「ここだ」と降ろされ、上がってみると市場の前だった。なるほど、これはわからん。グァナファトは地下と地上の2層になっていて、主要道路は旧坑道を利用した地下に潜っている。トンネルはかっこいいんだけど、危ないのであまり歩くところではない。

ミイラ博物館に向かうときに見えていたスーパーCommercial Mexicanaに行き、おみやげ品などを購入。大きな平屋でダイエーかイオンっぽい。テキーラの小さいのがほしかったのだけど、大きなボトルしかないようだ。メキシコ全般に、一般の食料品やパンは安いが、輸入食品や旅行者向けの小綺麗なおみやげ品はかなり高い。


昼食はバシリカ近くのCasa Ofels。コンソメチキンスープは塩気強い。米が入っていて、ライムをたくさん絞ると食べやすい。メキシコ風ステーキはステーキ肉を叩き延ばしていて、アボカドとコリアンダーのソースと絡めてみるととても美味。チップ入れてMX$146。

怪しかった雲行きだけどとうとう崩れてけっこうな雷雨がしばらく続いていた。


雨が止んだので散歩再開。ラコンパニーア聖堂、グァナファト大学と見学。いい感じ。

飛行機のオンラインチェックインをして、宿でプリントアウトしてもらう。空港までのタクシーも手配するも、MX$450だって……高すぎる……。


グァナファト最後の夜。雨が少し降って、綺麗だけど歩きにくい。Truco 7というお店で夕食。アルアヒージョ(鳥もも肉に唐辛子やスパイスを絡めたもの)はなんか違うの(鶏肉のスープ煮込み)が出てきた感じがする。鳥とチーズのエンチラータスも単調。ちょっと外れ。

広場まわりではセレナーダを歌う集団がいて楽しそう。

メキシコ周遊 (3)へ続く。


2014年05月06日

_ [travel] メキシコ周遊 (3)

(2)より


朝。9時においしい朝食をとり、タクシーでレオン空港へ。小さくて綺麗な空港。


荷物を預けてチェックイン完了……のはずが、何やら雲行きが怪しい。アエロメヒコ航空のシティ乗り継ぎでオアハカに飛ぶのだが、これからシティに飛ぶ便が大幅にdelayとなってしまい、乗り継げるかわからないということになってしまった。とりあえずカウンターの時点では45分乗り継ぎでいけるかもしれないということでチケット発行してもらう。

が、結局どうやっても間に合わない出発時刻に決定してしまい、ゲートカウンターのところでシティ-オアハカ便を振り替えに。当初は21:10発の便ということだったが、17:00発の便になって少し助かった。オアハカの宿に遅延の旨メール。

11:34発のがdelayで13:10に発。2-2席構成のEMB-190。リンゴジュースと、カシューナッツハポネスが出てきた。

シティ到着後はバス乗車でゲート、transitへの荷物検査とあって、ターミナル内に入ったのは14:20。当初乗る予定だったオアハカ便のファイナルコールをしていたので、もしかしたら間に合ったのかもしれない。

ともあれ仕方がないのでセブンイレブンでドーナツとサンドイッチを買い、オアハカ便の予定が出るまで待機。ゲート情報システムはDELL+Windows XPらしく、途中で再起動している画面が。

搭乗30分前にようやくゲート決定が表示されるもまたdelayとなり、17:00発が17:45発へ。アエロメヒコって定時運行できないんだろうか……。朝から待ちばかりで冷えてしまい、体が辛い。


ようやく搭乗。EMB-145、1-2配置のとても小さな飛行機。振り替えで非常口席が割り当てられた。機内では爆睡。


オアハカ空港着。小さい。

乗り合いタクシー(コレクティーボ)で宿まで。1人MX$65。

宿はCasa de los Milagros。24時間の常駐スタッフはおらず、数部屋しかないプライベートなホステル。WiFiは遅いがちゃんと入る。


体がバラバラになりそうで辛いのだが、食いっぱぐれそうなので夕食を探しに中心部へ。しかし地図で見る以上に5ブロックはけっこう遠いし、交通量の激しい道路を3回渡らないといけないのは大変だなぁ。夜で宿周りは人気も少ない。

目当ての店数軒はどれも騒々しく、静かそうで人もそれなりに入っていたピザレストランに。イタリア語メニューがあったから良いものが出るのかと思いきや、サルシッチャのピザはぶよぶよの水煮ソーセージの乗ったシカゴピザみたいなパンピザ、ブッタネスカは茹ですぎのパスタと薄いトマトスープに味気のない刻みオリーブ……。入ってきたとんでもない下手な笛の演奏にチップを要求される(さすがに不快で払わなかった)、と最悪の店だった。これでMX$260。ヤバイ。


22:00ともなるとだいぶ遅いようで、目抜き通りでも人が少なく、いい雰囲気とは言い難い。火の用心ばりにドラムを叩きながら警察が行進している。

暑いので冷房をつけて倒れるが、冷えてしまって疲労な上に、不衛生な夕食で食あたりを起こしたようで、夜中にcore dumpする羽目に。1週間目にしてとうとう倒れてしまった。

宿は登り坂のバス通りに面しているため、人の喧噪はなくてもエンジン音が騒々しい。


朝。体の節々がひどい痛みで、風邪の症状。

素晴しい朝食つきとの触れ込みの宿で、朝食は本当に豪華。フルーツからなる前菜(スイカとぶどう)、ヨーグルト、フレッシュフルーツジュース(メロンジュース)、メイン(この日はレバーペーストとサボテンサラダ)、パウンドケーキと並んだのだが、あまりにも体調不良でフルーツ少しとヨーグルト、ジュース、紅茶でごちそうさま。悲しい。

ダブルになっているベッドをツインに調整してもらい、強制静養。


パートナーに買い出しに行ってもらい、パンやフルーツを。黄桃おいしい。

寝たり起きたりで夜までにはだいぶマシになってきた。パートナーはバーガーキングに行ったりOXXOでブリトーを買ってきたり。毎日、夕方になると風が強くなって雷雨が来る傾向。

テレビでは噂に聞くセクシーなお姉さんの天気予報が放映されていた。


朝。体調はだいぶ楽になった。ヘビーなのはまだ食えなさそうだけど。前日に買ってきてもらっていたスコーンを食べる。

朝食はマンゴー、ヨーグルト、ミントとオレンジのジュース、オアハカチーズ。どれもとても美味。オアハカチーズはちょっと竹輪かはんぺんに似ている。


旅行メインディッシュである、サントドミンゴ教会の生命の木。すごい彫刻。


隣にある、must seeと言われるオアハカ文化博物館へ。MX$59。水やアメを含めて荷物は全部預けさせられる。オアハカ周辺の民族の技術や、旧文化からスペイン征服までの各種の展示内容が充実しており、must seeだけのことはある。建物を全部回るとかなり疲れた(水を飲めないのが辛い)。


カテドラル向かいのラコンパニア教会は一転して地味な感じ。

昼食探し。目当てのタコス屋は今日はお休みらしく、ちょっとお高そうだがCatedral Restraunt & Barにて。野菜のスープ、牛タンのマリネ。パンにチーズが入っていておいしかった。MX$250。


両替、みやげを探しに市場へ。USD40を両替。両替は無事できたが、あやうくパスポートを返してもらい忘れるところだった。

市場はもう夕方になってきたために、閉め始めているところが。民芸品市場は服しかない。テキーラはこのあたりの産品ではないので売ってないのだが、別のオアハカのアルコールが小瓶で売られていたのでおみやげに少し購入。


市場で食欲のわくようなめぼしい場所はなかったので、ソカロまで戻り、Cafeで夕食。ソパアステカ、干し豚のステーキ。サイドメニューのパン、ナッツ、ピクルスの量がやたらと多い店だった。味はまぁまぁのレベル。MX$179。


広場では踊りや大道芸が。

この日の夜に宿ルータのDNSが死んで、結局チェックアウトの日になっても直らなかった。Google DNS万歳。


朝、晴れ。マンゴー、エンチラーダス、スイカジュース。特にエンチラーダスが辛いがすばらしく美味しい。

翌日はチェックアウト予定だがカード払いはこの場ではできないとのことで、姉宿となるブーゲンビリアのほうでやってほしいとのこと。夕方に行ってこよう。


毎週金曜にオコトランモレーロスという村で開催される大規模なティアンギスに向かう。ツアーを含めてルートはいくつかあるが、宿から近くて安そうという点で乗り合いタクシーのコレクティーボで。

ラソレダー教会の前を抜けてアバストス中央市場まで行き、そこからコレクティーボ探し。ラソレダー教会側は初めて歩いてみたけど、大学もあり、雰囲気がよい。アバストスは巨大すぎて入ったら出れなくなりそうだった。

コレクティーボの場所はわかりづらく、最初行ったほうは別の方角にしか行かないようで、かなり東のきわまで行ってオコトラン行きのを見つけた。セダンに6人乗る(3-3)ので、かなり圧縮度高め。50分ほどで1人MX$25。道路のあちこちにreducerというコブがあって、走っては止まりということが多い。


やってきましたオコトランのティアンギス。……でかいですね。ただでさえ大きな市場の周りに、ティアンギスの日はテント張って広がっている感じ。おおむね同じようなものがゾーンごとに集まっているようで、それは便利というより不便じゃないのか。乾物、野菜、果物、肉、トルティーヤ、生きた鶏や七面鳥。

青空市っぽいものを想像していたのだけど、だいぶイメージと違った。


建物の中にトイレが見当たらないのでどうしているのだろうと思っていたら、教会の隣に有料トイレがあった。教会はちょっと入りづらい雰囲気だったので入っていない。


昼食を探すも広くてけっこうしんどい……。愛想のよかった屋台のお店で、ピザ風のタコスとフレッシュオレンジジュース。タコスは熱々で、中から熱い肉とトマトのソースが出てくる。ジュースは予想どおりおいしい。


戻りは広場に止まっている直行バスに1人MX$20払ってオアハカまで。1時間ほどかかったけれども快適。オアハカのソカロから5ブロック南とかなり離れたところが終点なので、宿に戻るにはかなり歩くことにはなった。

ブーゲンビリアホテルでクレジット支払いを済ませ、本屋や教会巡り。

アイス屋を探していたら「独学で日本語を勉強していてラルクアンシェルを知っている」というよくわからないメキシコ人に捕まってこれは日本語で何と言うかみたいな立ち話をするはめになる。純粋に勉強していて何かの勧誘や悪いことをしようという風ではなかったけど、今日も日本人捕まえてるのかな、彼。


夕食は宿お勧めのタコス屋(前日は開いてなかったところ) Don Juanto。鳥のタコス、ステーキのタコス、コーンスープ、追加でミックスタコス。鳥やステーキのタコスは本当に肉だけで、味は悪くないんだけど単価としては高いし野菜ナシで物悲しい。ミックスタコス(メニューで一番上にあったもの)は削ぎ落としのチキンと野菜・パイナップルが入っていて美味。スープも悪くなかった。MX$200。


最後の夕方のオアハカ。ラコンパニア教会で結婚式をやっていたのか、新郎新婦や着飾った友人たちなどがたくさん。サントドミンゴ教会ではミサが開催されていて、生命の木の周りのライトアップも。

セマナサンタの関係か、夜に花火が打ち上がって何かお祭ムードっぽかったけれども、疲れていたので宿から花火を少し見る程度に留めた。もうちょっと元気だったり中心部に近かったら繰り出してもよかったんだけど。

メキシコ周遊 (4)へ続く。

_ [cooking] トンテキ


大きなトンテキ肉を入手したので。ガッツリ。


2014年05月07日

_ [travel] メキシコ周遊 (4)

(3)より


オアハカ最後の朝食。フルーツポンチ、オレンジジュース、ズッキーニの卵焼き。トルティーヤもおいしい。ここの朝食は本当に素晴しかったなぁ。


タクシーが来るまでの間に、ラソレダー教会を訪問。


タクシー20分ほどでオアハカ空港。MX$180。オンラインチェックインがなぜかうまくできなかったのだけど、カウンターでは(何やら難しい顔をしていたが)無事に発券された。「ヨイタビヲ」と言われてびっくりした。

空港内外はほとんど何もない。今度は定刻に飛んでくれた。やはり小さなEMB-175。


シティに定刻前着陸も、結局ゲート行きバス待ち、荷物待ちと時間はかかる。ソカロまでのタクシーはMX$165。

ホテルはHumpton Inn。部屋はちょっと陰気なところはあるが広く、WiFiも遅いがちゃんと動く。フロントは感じがいい。


地理を掴み、昼食を取るべくソカロへ。が、イベントをやっているらしくテントに包まれて何も見えん。ソカロ南西側のお店は貴金属ばかり。目抜き通りの5 de Mayo通りを歩いてみる。ラテンアメリカタワーが見える。途中に教会。全体にシティの建物は薄汚れている。

結局昼食は、いい匂いのしていた屋台風なところで焼肉タコスを。サボテンと焼肉の素朴なタコス。


ラテンアメリカ最大級の、メトロポリタンカテドラル。人形や飾りモノなどでちょっとゴテゴテしすぎている感はあるが、柱や天井などの基本建築はとても素晴しい。


突然の雷雨。陽が差してもかまわず大雨というのはどういうこっちゃ。

そして買い物スポットがなかなか見つからない。似たようなものが集まっているのはともかく、このブロック10軒くらいどれも貴金属とかこのブロックどれも衣料品とかって使いにくくないんだろうか……。


いったんホテルに戻り、地図と買い物場所、お勧めレストランを聞く。

時刻は夕方になって、ライトアップされた市民ホール、カテドラル。


夕食はあまり選ぶ気力がなく、『地球の歩き方』でも紹介されているファミレス風のPotzollcalli。ステーキ、3種のタコス。野菜少なめ。味はぱっとしない。これでチップ込みMX$263はだいぶ割高。キャッシュが足りなくなってきたので、安全そうなところではやむなくカード払いをしていくことにする。

暗くなると途端に通りから人の気配がなくなってしまって不安。目抜き通りでさえ街灯があまり点いていない(人はけっこういる)ので、急いでホテルに戻る。ラテンアメリカタワーは夜は上部だけが点灯していて物悲しい。


朝。昨晩は隣のクラブで海外DJを呼んでのダンスパーティーが開催されていたようで、大音量と歓声でひどい目にあった。窓側のベッドだったパートナーは眠れず、フロントにクレームして最後は警察を呼んで注意してもらうことになったらしい(それで眠れる程度に静かにはなった模様)。

朝食はホテルで。が、これはおいしくなかった……。時間の経ったコーントルティーヤは本当に不味い。明日のチェックアウト日は早いので朝食を食べられないのだが、これならまったく惜しくないね、というレベル。紅茶・コーヒーを24時間淹れられるのはありがたいけど。


朝一の国立宮殿。無料だけれども荷物チェックは厳しめ。

ディエゴリベラの壁画を堪能する。写真映えするね。


併設のマヤ展。超でかい。広くて疲れた。トイレは出口で出ないとだめ。


宮殿の中庭。朝一に来て正解だったようで、入口や壁画のあたりはかなりの人だかりになっていた。


続いてお隣のテンプレマヨール、かつての神殿跡地へ。とはいえ、宮殿に近い側は出口で、正門はぐるっと回っていかないとだめなのであった。MX$59。そしてここでも荷物検査は厳しく、水等お預け(回収は出口からまたここに来ないといけないのか……)。

なかばガレキ化した跡地。実際には掘ったらこんな風でしたという感じで、ソカロとかカテドラルとかの下にも埋まっているようだ。日射しが強烈で、日陰を探しながら歩く。


展示室に続く。出土品のほか、自然文化人類史センター的な役割もしている。 ここの展示も数層にわたる広大なもので、メキシコ人展示大好き説が補強された。


カテドラルへ。メキシコと法王に関する何かのイベント?があるようで、法王のテレビ放映があったり、やたら人が多かったり。

ソカロのテントはネットワーク系の博覧会らしく、本来はソカロでやっているのであろう民族の踊りや、青空市がカテドラル周辺で代わりに開かれている。


ホテルお勧めの高級レストランのSIRENAS。高かった(MX$403)が、豚挽肉の入った春巻のようなタコス、甘みのあるチリにナッツを詰めたフリットとどちらも非常に美味。値段に比した満足を得られた(前のひどいピザと違って……)。


おみやげ買い物。満室で入れなかったグランホテルを観察。

地図で探すとCommercial Mexicanaはあったが、実際行ってみたら小さくて使えなかった。 近くのアーケードでは屋台街が。


治安上若干の不安があったものの、まだ日は高いしということで荷物を最小限にして、地下鉄でCentro Medicoにある大型ショッピングモール「パルケデルタ」へ。

車内は狭いが背中にカバンを持ってるとかしなければまぁ安全。いつものように物売りはやってくる。 乗り換えがあるが、前回乗り換えたほどは大変ではなかった。 海外の地下鉄の常で、方向を示すのは終点しか書かれていないので、路線番号と両端の名前を知っておくことが重要。

Medico駅からは微妙に遠く、通りに沿って南へ2ブロック。大きな「Liverpool」という建物が見えてくる。

中はイオンモールのように広大。内外のちょうどいい各種贈答品ショップや、大きなスーパーが入っている。お酒の小瓶やお菓子など手頃なおみやげを購入し、夕食用のパンも調達。

ホテルに戻り、オンラインチェックイン、軽くジム(といってもランニングマシン程度で何もなかった……)、印刷(ビジネスセンターで自由にできる)。各MX$5で洗濯と乾燥ができる洗濯機も用意されていた。

AM 3:45のタクシーに備え、パンとロビーで調達したお茶で夕食、荷物をパッキングして、一眠り。幸い今日はダンスパーティーはなし。AM 3:00に起きて支度。SIMの有効期限になってしまったようで、リチャージしないと使えなくなっていた。あと数時間なので放置。


早朝なのでまったく渋滞もなく、4:00には空港着(MX$200)。6:15のフライトのカウンターはまだ開いておらず、長蛇の列。と思ったら一気に開いて列がさばかれていった。チケットを印刷しておいたおかげでショートカットで荷預け。トランジットが得意とされるヒューストン経由なので、Tシールが貼られ、一時ピックアップは不要になった。

早朝だとセキュリティ内も開いているところは少ない(それでも5:00頃にはようやく少しずつ開き始めた)。残りのキャッシュを計算してスタバで軽食(MX$140)。残りMX$2.5になるまで使い切った! すごい。オレンジピールのケーキはなかなか美味しい。


定刻、ヒューストンへ。A320、3-3の席だったけど窓側の席の人が移動したので広々。あまり寝ていなかったので機内ではほとんど寝ていた。

ヒューストンには少し早く到着。こちらヒューストン。空港へのアプローチは広大な森の中につっこむよう。

さっくり入国審査を済ませると荷物ピックアップ。 ここでこのTransitシールが火を吹くぜ!……とはいえ本当にピックアップしなくて大丈夫なのか心配なので出口の大柄黒人係員のほうに向かうと、「オウ、ユーハヴ グリーンカード! イエス!」とやたらテンション高いサムアップを見せて力強くそのままスルーで先に進むよう促される。Tシールの緑と永住権グリーンカードをかけているのね……。

続く大型荷物検査場では「ここでの預けはありませーん」でスルーし、手荷物検査。もう何度もやっていいかげん慣れたよ。

全部スムーズに進んだので、搭乗開始1時間半前にはゲートに着いてしまった。 ゲート前のオイスターバーがおいしそうに思えるが、胃腸がまだ回復していないので我慢……。ここにきてようやく日本人を見かけるようになったり、日本語のアナウンスを聞いたり。

10:30に成田便B777出発。ついにモニタ付きだ! が、シートが壊れていてリクライニングできず。とりあえずがんばって寝てみたが前席にリクライニングされると圧死する。パートナーに替わってもらったがやはり辛く、結局空席のエコノミープラスのほうへパートナーは移動。

昼食のチキンは本当に不味くて1口で食欲が失せた。夕軽食のハムチーズとアイスはわりとよかったけど、朝食のソーセージはやっぱり不味くてこれもスキップ。

映画は『Thor: Dark world』(ロキまだ続くんかよ!)、『The Hobbit: The Desolation of Smaug』(検索したら「タウリエル いらない」と出てきて笑った)、『The Hunger Games: Catching Fire』(RedHat Linuxベースのエンターテイメントシステムの調子が悪く、一度めは序盤15分ほどで再起動。着陸前にタイムスキップしながら20分ほどで観た。原作ほぼ忠実か)。

成田には定刻到着。出発時に預けていた荷物も回収し、買い物をして無事帰宅。 怒涛の洗濯と微妙な時差ボケでしばらく大変だった。


で、後で気付いたんだけど、ヒューストンで荷物スルーだったのはいいんだが、ランダム検査にひっかかってカバンを壊されていた。ちゃんとTSAロックの南京鍵にしておいたのにそれを壊して取っていったのはまだ大目に見るが、なんでファスナーも引き千切っていくんだ……? カバン修理しているところで修理代は2500〜8000円くらいという見通し。うぇぇ。高かったら家財保険使おうかな。

こうしてアメリカの敵が増えるんだろうと思った次第。

メキシコ周遊 (ふりかえり) へ続く。

_ [travel] メキシコ周遊 (ふりかえり)

日誌のまとめ。

  • (1) 出発〜メキシコシティ〜サンミゲル
  • (2) グァナファト
  • (3) オアハカ
  • (4) メキシコシティ〜帰国

振り返ってみる。

  • 安全性確保と警戒に重点を置いていたことと、警察官がたくさんいたこともあり、サンミゲル、グァナファト、オアハカ、シティで危険な目に遭うことはなかった。特に中心部は時間帯とスリにだけ注意すれば大丈夫だろう。9:00-20:00程度の間に活動し、日が沈んだら出歩かないほうがよさそう。
  • 予想外に物価が高かった。外食は「普通のレストラン」でも東京以上に高い。生鮮食品、パン、屋台はそこそこ安いがすごく安価というわけでもない。円安のせいもあるが、インフレが激しく、1年前のガイドと比較してたとえばMX$3→MX$5、MX$51→MX$60といった値上がりになっている。
  • 滞在した中ではグァナファトが良い雰囲気だった。もう少しゆっくり長居してもよかったかも。
  • ゴハンはおいしいところもあれば外れのところも。値段や雰囲気では測れないし、ガイドブックやGoogle Maps、TripAdvisorの口コミはいずれもあまりアテにならなかった。ホテルでお勧めされたところはおおむね良かった。前回のDebconfではどれも微妙な味だったのは外国人向けにスパイスがほとんど入ってなかったせいかも。今回はずっとスパイシーなものばかりだった。ピザやパスタはアメリカナイズされたものばかりなのかなぁ。イタリア人はもっと怒るべき。
  • シティは、ソカロ周りだとメキシコ人ばかりでおみやげ屋は逆に見つけづらかった。外国人が主に滞在するのはコンデサ地区やローマ地区のほうで、そちらにはいろいろあるっぽい。
  • 両替所はあるところにはあるんだが、見つけづらい。ATMはいっぱいあった。両替はパスポートが必要だったり、US$300/日制限があったり、けっこう面倒。スーパーやちょっとしたレストランではクレジットカードが使えるので、安全そうなところではクレジットカードを積極的に使うほうがいいのかも。
  • 1等バスとはいえ、距離が長かったり悪路だったりするとしんどいと思った。シティ-オアハカをバスでと当初考えていたけれども、山道で揺らされたら死ぬ思いをしそう。
  • 地下鉄はさほど悪くはなかったけれども、大荷物を持ってはやはり無理だと思われる。
  • 英語はあまり通じず。片言のスペイン語と筆談、あとは空気読むでー。全般に、ちょっかいはあまり出してこないけど、話せばわりとフレンドリー?
  • サンミゲル、グァナファト、オアハカの寒暖さのギャップは大きい。昼は日射しが強烈で、長袖薄手シャツがちょうどいい。夜はウィンドブレーカ。それに比べるとシティは全体にもわーんとしてた。日中は帽子も薄手では危険で、間にタオルを挟んでいた。
  • あまり使わないと思っていたけれども、SIMは購入しておいて大正解だった。WiFiがまともに使えない宿も多かったし、バスやタクシーを降りてよいかの確認、目的地までのルートチェック、緊急メール、為替計算、スーパーでの商品説明の翻訳等々。町中では普通にiPhone、Android、iPadを開いている人がいて、使っていて危険ということはなし(使いながら歩いてる人はいないけど)。
  • 宿探しのときは、可能ならストリートビュー上で中心街まで歩いてみて距離や勾配を確認しておいたほうがよさそう。あと、クラブが近くにあったら週末に危険の可能性。
  • 米国経由はやはり鬼門。できるだけ寄りつきたくない。SFOとヒューストンはどちらもフレンドリーさは感じたけど、それでもなんでtransitなだけで金払って入国せなならんとか、不愉快な全身検査とか、あげくにカバン破壊とか、不満が大きい(金積めばエクスプレスレーン、もひどいもんだな)。

_ [cooking] うどん


こざっぱりと。


2014年05月08日

_ [cooking] アジの開き、青梗菜の炒め物、きゅうりのぬか漬け


たまには干物もうまい。


2014年05月09日

_ [cooking] 親子丼、豆腐とワカメのサラダ、きゅうりのぬか漬け


お、写真綺麗に撮れたぞ。


2014年05月12日

_ [cooking] ハッシュドビーフ


新じゃがもごろっと入れてみた。


2014年05月13日

_ [cooking] チキンとアスパラのソテー、切干し大根、きゅうりのぬか漬け


バラバラな気もするが気にしない!


2014年05月15日

_ [cooking] コロッケグラタン


手抜き〜。


2014年05月16日

_ [cooking] ローストチキン風オイル炒め煮、きゅうりのぬか漬け、ほうれん草のソテー


あるもので適当に、でも美味しい。


2014年05月17日

_ [cooking] さばの味噌煮、サツマイモのフライ


柔らかくはなったが焦げたんゴ…


2014年05月19日

_ [cooking] ジェノヴェーゼパスタ、ナスとしめじのソテー


ひさしぶりのジェノヴェーゼ。


2014年05月21日

_ [cooking] ゴーヤチャンプルー、かぶのぬか漬け


はやくもゴーヤ。味噌味にて。


2014年05月22日

_ [cooking] 味噌ラーメン


何度も思うけど、せめてチャーシューは自分で作りたいなぁとは思うものの、手抜きをしたいからラーメンなのであって、 チャーシューを作ってたらそれだけで三手間くらいかかるというか、そもそも当日だと手遅れだろうという気はしている。


2014年05月23日

_ [cooking] 豚肉とほうれん草の炒め物、切干し大根、かぶのぬか漬け


さっと一品系。


2014年05月24日

_ [cooking] そら豆とパンチェッタのパスタ


そら豆高い…。


2014年05月25日

_ [cooking] 欧風カレー、かぶのぬか漬け


新ジャガをごろごろと入れてみる。


2014年05月26日

_ [cooking] 麻婆豆腐、もやしの酢の物


辛さは控えめで。


2014年05月27日

_ [cooking] 牛肉とピーマンの炒め物


中華続きな感じで。


2014年05月28日

_ [cooking] 鳥とナスのバルサミコソースパスタ


収穫したワイルドルッコラを添えて。


2014年05月29日

_ [cooking] ひじきの煮物、きゅうりのぬか漬け


大豆を用意しすぎて、たいへんな量に…。