トップ «前の日記(2015年04月21日) 最新 編集

KeN's GNU/Linux Diary


2015年04月22日

_ [cooking] サーモンのクリームパスタ、新じゃがとウィンナーの炒め煮


クセのない安物パスタだけど、強めの味とのクリームソースとの相性はけっこうよかった。サーモンがおいしい。

_ [travel] 仙台旅行

5、6冊いっぺんに進行して疲弊していたので、仕事の合間を縫って4/2〜4/4にふらっと1人で仙台に行ってきた。実は東北地方を訪れるのは初めて。これでひとまず全地方は行ったことになる。

天気が危ういという予報だったけれども、幸いにも晴れパワーが効いてほとんど降られることもなく好天で過ごすことができた。


東京発。乗らないけど北陸新幹線も拝見。


乗るのはこっち、はやぶさ。隣は来なかったのでまったりポテチを食いながら外を眺める。 えぇ天気や。山脈がすばらしい。


仙台駅、でかい(舐めてました……)。


ホテルはリッチモンドホテル仙台。 設備としては悪くないものの、駅からけっこう遠かったので、あまりお勧めはできないかも……。 チェックイン時間には早いので、とりあえず荷物を預け、天気の良いうちに松島に行くことにした。


仙石線で松島まで。1つ列車に間に合わなかったのでホームでけっこう待つことになった(塩釜までは行けるんだけどね……)。まだ陸前のほうまでは復旧していない(そろそろみたい)。


昼食に牡蠣を食べようと思っていたお店が臨時休業……。仕方がないので近辺でまぁまぁ評判が良さそうな「おりこ乃」で海鮮丼。 ……観光地値段というのはさておき、味はフツーというか、どうも満足感の薄い食事であった。お客さんそれほど入っているわけでもないのにえらく待たされたし、寿司カウンターなのに喫煙してる人がいるし…。天ぷらのほうがよかったかも。


松島やあぁ松島や。遊覧船はちょっと時間がなかった(電車1本乗れなかったのもあったし、おりこ乃で食事出るのが遅かった)ので諦め。その代わりガッツリ歩き回った。 桜はまだまだだったけれども、ツバキがよく咲いていた。


小さな博物館。


だいたい見るところを見た感じがするので、仙台へ戻る。


仙台まで来ておいて、渋谷にもある利久かよ、というツッコミはあるが、仙台のは一味違うらしいし、総合評価的にも利久は良さそうなので、駅ナカの牛たん通りの利久で早めの夕食に極定食。厚みがありながら柔らかく、おいしい。ごはんはおかわり有料なのでペース配分が少し難しい。ほかの利久は喫煙なので嫌だなぁと思いながら入ったのだけれども、駅ナカは禁煙店だったのは嬉しかった。


リッチモンドホテルに戻ってチェックイン。やっぱここは遠い……。必要なものはだいたい揃っていて、禁煙ルームは変な臭いも特にはなかった。無線もちゃんと使える。


一休みして、部屋飲み用のお酒とおつまみの購入と散歩を兼ねて外へ。 仙台駅のまわりは建築まっさかりだった。

仙台名物の商店街通りは、ちょっと遅い時間だったのかかなり閉まっていて、歩く人よりも飲み屋のキャッチーのほうが多い感じ。 ダイエーで梅酒とポテチを購入。


うろうろ。夜桜見物。ソメイヨシノじゃないね。


部屋でポテチとお湯割り梅酒。チョーヤの梅酒って初めて飲んだけど、正直おいしくないね……(量が少なめのがこれしかなかった)。


翌日。午後から雨になるらしいので、午前中のうちに行動を済ませよう。 ホテル1Fのロイヤルホストの朝食がついているので、バイキングで朝ご飯。 ファミレスだからとまったく期待していなかったのだけど、これが予想外に良かった。 朝食はご当地のスペシャルメニューで、牛タン料理や野菜の煮物、ずんだ餅まである。 和食系の良さに比べると、洋食系のほうはいまいち。


るーぷるという20分ごとに走っている市内観光バスがあるので、これの1日券を買って市内名所を訪れることにした。


東北大を抜け、青葉城跡地まで(ほとんどのお客さんは手前のお寺で降りた)。


教科書でよく見る。


護国神社。


城内復元の孔雀絵図がたいへんよかった(無料で入れるところ)。


水力発電発祥の地で、今でも使われているという発電所にきてみたよ。


orz


動いているのを見られなかったのは残念ではあるけれども、なかなか楽しかった。 そういえば近くに交通公園というのがあって、踏切好きで3輪車に乗れるくらいの幼児をお持ちの方は行ってみると楽しいのではないだろうか。


川を渡って八幡宮。でかい。


バスを1つ逃がしてしまい、次のバス待ちでちょっと辛かった(昔は賑わっていた街道も今はだいぶ寂しい)。途中の公園ではSLが展示されている。商店街ロードで下車。


仙台といえば冷やし中華らしい。通年食べられるということで、燕来香にて早めの昼食。 感想は……うーん。マヨネーズっぽい酸味が強いけど、全体の味としてはあまりピンとこなかった。そもそも細麺はあまり好きじゃないという問題がある。 運が良かったのか喫煙者がいなくてよかったけど、全面喫煙なので、タイミングによっては悲惨なことになってたかも。


昼間は商店街も賑いがある。昨日夜桜を見た公園も綺麗。


ホテルに戻り。ロイヤルホストでホテル提供のフリードリンク券を使うついでに甘物を注文。ずんだは朝しかないんだな。フレンチトーストなかなかよかった。


午後から雨模様。夕食時間まで部屋でゴロゴロしながら、VODを観る。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』。評判どおり、これはひどい(笑)。まぁ頭を空っぽにして観るとそれなりに面白いかも。主演がどうしてもロンリープラネットレポーターのイアン・ライトに見えてしまって、銃持ってバキュンバキュンやってるのが水鉄砲祭で遊んでいる姿にしか映らなくて笑った。

『ルーシー』。モーガンフリーマンの時点ですでに斜めな面白さを感じる。リュックベッソンが何をやりたかったのかは不明。


夜は前日に前を歩いていて「ここはうまいものを出しそうな気がする!」と思ったラトリエ・ドゥ・ヴィーブル。ホテルの場所がもっといいところなら歩かないような場所だったので、ホテルが駅から遠いのも役立つものだ。昼に電話して予約しておいた。

1人で回している、カウンター主体の小さなフレンチ+炭火焼きのお店。来るお客さんも周辺の顔馴染みの方が多いよう(旅の人は普通はここまで来ないよな…)。 おすすめのワインや、宮城の地場の食材を使った料理をいただく。

厚揚げ焼き、レバームース、アスパラの炭火焼き、魚ときんかんのカルパッチョ、筍の炭火焼き、鶏のワイン煮込み。どれもうまいが、特に炭火焼きは添えものがベストマッチ(厚揚げにはネギと七味、アスパラには粗挽きの塩、筍にはふき味噌)で素晴しい。真似するにしても家の中で炭火は無理(七輪をバルコニーで使うことはできるけど、ちと大掛かり)だけど、餅焼き網でいろいろ試してみようと思った。

季節の狭間で最適な食材があまりない、と言いつつもここまでの仕上がりなので、海の幸・山の幸が揃うシーズンならどれほどのものが出てくるのかと期待してしまうな。ゆっくり時間を使って、1〜3人程度で行くのがよさそうなお店だった。雨もほぼ上がり。


ロイヤルホスト朝食。牛タンカレーを試してみたところ、けっこうスパイシーでおいしい。レギュラーメニューにしてもいいのではと思うくらい。


帰りの列車までは時間があるので、チェックアウトして荷物を預け、塩釜で市場と寿司に行くことにした。妖怪ウォッチなんて全然ないですよ、世の中ピカチュウですよ!


有名な塩釜市場。市場はいいねぇ。市場は心を潤してくれる。

刺身を買って、ゴハンと味噌汁を販売する場所でお好み海鮮丼を食べる、というのがガイドなどでも見かけるけど、刺身もゴハン味噌汁もけっこうお高い。 朝ご飯は食べたからあまり食べると昼に差し支えるしなぁ……ということで、ウニを1つ買ってその場で掬い食い。ちょっと水っぽいけど悪くはなかった。


本塩釜へ。歩くかどうか微妙な時刻表と距離だったけど、あまり無理するのも辛そうなので列車で移動。


お昼は塩釜で一番有名っぽい塩竃すし哲に(@bmizuharaさんから寿司なら仙台駅のすし哲もいいですよ、と推薦いただいていた)。11時少し過ぎた程度の時間だけれども、カウンターはほぼ満席で、たまたま1席すぐに入ることができた。

寿司と粗汁。デザートのいちごシャーベットはサービス。寿司は味はもちろん良いが、見た目の美しさが目を魅く。


塩竃神社。山桜系の桜が満開で、ご参拝や花見の人たちがたくさん。


そろそろ仙台に戻る。快速だと仙台まですぐ。


仙台駅の東側ってどうなってるのかなーと、逆のほうへ登ってみた。 登りエスカレータ-階段-登りエスカレータ という不思議なこの中途半端な登りルートはなんなんだろう……。


西側に比べると東側はちょっと閑散。ただ工事は活発だった。ヨドバシとかチェーン系のファーストフードとかもある。観光ではなく住んでるならこっちのほうがよく来るかもね。


ホテルから荷物をピックアップし、おみやげを買ってはやぶさで帰路へ。

仕事は行きにメール1つ出しただけで、ほかは何もしないという、いい気分転換になったかな。

2泊3日はちょうどいい程度で、これ以上長いと公共交通機関だけではどうしよう(秋保にでも行く?)というところだし、1泊だと慌しすぎただろう。半日VOD見て過ごすというやたら贅沢な時間消費もできたし。