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KeN's GNU/Linux Diary


2017年07月26日

_ [travel] ロシアMAKS旅行(1)

去年ロシアに行ってきたばかりだけれども、夏休みにまたロシアに行ってきたのであります、同志。

今や軍用機はステルス・無人機といったかつての飛行機の美しさのカケラも感じられないものばかりで、唯一美しさを保っているロシア機も米国に続いてそう遠からず醜悪なものになっていくのだろうという予感がある。ロシアの大規模な航空ショー「MAKS」はモスクワ郊外で隔年で開催されており(パリと同じ年)、今年は開催年。ここを逃すと次はどうなっているかわからないし、ロシア旅行のコツは昨年でおおむねわかったし、クリミア情勢も動かなそうだし、ということで進路をモスクワに向けることに決定。

いいから早く飛行機を見せろ、という向きはこちらをご覧ください。

モスクワの外食は去年でおおむね経験したので、今年はロシアの食材をスーパーで買って自炊もしてみよう!という目的も加え、キッチン付きの宿を選んだ。

観光ビザのためのバウチャーは今回は宿から無料で発券(PDFファイル)された。あとは前回同様にロシア大使館のWebサイトでビザのフォームに入力、白金台のロシア大使館でビザを申請する。バウチャーがロシア語しかなかった(コピペしようにも文字を取り込めない)のとビザフォームの出力が去年と違っていたのにちょっととまどったが、カメラで写してリアルタイムGoogle翻訳を使ってなんとかこなす。ビザは2週間後、無事発給された。

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成田空港。チェックインを終え、去年は朝カレーを食していたが今年はそこまで空腹ではなかったので、たこ焼きを。そういえばセキュリティのスキャンは、機械じゃなくて自分が回らないといけないというものだった。

モスクワのDME空港へのJALの機材は787-8。残念ながら今回はラッキーアップグレードはなかった(普通ない。まぁPEXが買えなくてHISで買った券だし……)。サンクトペテルブルク方面に行くであろうJALパックツアーの人たちがいっぱい。

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機内食の昼食は鮭のパエリア。悪くない。

機内エンターテイメントでは漫画の『夏目友人帳』(アニメで途中からしか知らなかったのでこういう話だったのかと理解した)と『ぼくたま』(名前だけは知っていたが、3巻までだとさっぱり話が進まない)。映画は『おじいちゃんはデブゴン』(サモハンキンポー!)、『ライフ』(オチはやると思ったよ……)。

到着前の軽食にはホットサンド。

JALエコノミーは少し広めで、さほど体の苦しさを感じることなく過ごすことができた。ただやはり飛行機で寝るのは難しい。

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飛行は順調だったのだが、上空混雑で待機、さらに駐機スポット混雑で待機、と乗客もスタッフもちょっとお疲れ。でも、おおむね到着予定時刻どおりではあったのか。

前回時間のかかった入国審査はあいかわらず。急いで狙いの列に向かったので、少しは早かったかもしれない。乗り換えがある人は3時間の余裕を持たせてもおっかない空港だよね。

荷物をピックアップし、2F国内便出発ロビーに向かって前回はこの辺だったよねぇと探して同じMTCのカウンターでSIM購入。通話+データのSmartプランで1,000RUB/枚だったのでちょっと値上がりしている、のかな。Nano SIMで問題なし。お互いにかけるときは、頭の「+」までちゃんと入れるか、+7を8に置き換える必要がある、ようだ(確信はないけど互いに通話していたときはそんな感じだった)。

工事が進みました!と公式サイトで宣言されていたAeroexpressだが、あいかわらず空港を出てから埃っぽい外を歩いていく必要がある。でもだいぶ改善はされていた、かな。前よりも人は多め。

車内はだいぶ暑い。移動の最中にカメラを落としてしまい、ガラスが派手に割れた音が……。蓋も衝撃で歪んでいて確認することもままならないため、ホテルに着くまで何もできない。

パヴェレツカヤ駅に50分ほどで到着。

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今回の宿は、パヴェレツカヤから徒歩10分ほどの「アダージョ」というアパートメントホテル。ステューディオの部屋で2人には十分。キッチンは電子レンジ、2口IH、冷蔵庫、食洗器、電気ポット、フライパン、鍋と揃っている。オーブンがないのがちょっと残念だけど、そう贅沢は言えまい。新しい建物なのでまだ綺麗だし、同じ建物のホテル「メルキュール」(運営会社は同一)の施設をそのまま使える。ロシアではバウチャーやレジストレーションといった独特のルールがあるので、法に抵触せずにアパートメント型のところをリーズナブルに、というのはなかなか難しい。その意味で、このアダージョは駅からやや遠いという点以外は優れたところだと思う。

ちなみにパヴェレツカヤ駅周りがロシアの夏恒例の工事だらけ、GPSの特に方向がしばらく安定しない、という問題で到着までにいささか迷った(実際のところ地下道をまっすぐ進めばよかった)。涼しいと聞いていたのに気温28度となってるし……。

カメラはまさに不幸中の幸い。ドライバーで蓋をこわごわこじ開けてみたところ、レンズに付けたUVプロテクタが砕けているだけで、レンズや本体には損傷はないようだった。プロテクタだけならメーカーを問わないし、カメラを扱っている電気屋なら入手できる。衝撃をプロテクタが受け止めてくれたんだなぁ……。パートナーが電気屋を探してくれて、ロシアの秋葉原的なGorbushkaに明日急遽向かうことに。

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宿の近くにあるデリ。よさそうなのでそのうち使うことにする。

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スーパーで食材を買ってきて夕食。だいぶ眠いので簡単めに。冷凍ペリメニ(ラビオリみたいなもの)を茹でたもの、焼いたソーセージとトマト、パックで売られているザワークラウト。ペリメニがだいぶ固くて指定茹で時間よりも倍くらいかかった。

食事を終えると疲労と眠気の限界でぶっ倒れて、そのまま就寝。

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朝。4:00頃に目が覚めた。紅茶とお菓子を一口。レモン風味のメレンゲを包んだクッキーで、なかなかおいしい。

朝食はニシンの酢漬け、黒パン、茹で卵、ザワークラウト、リコッタチーズ、オレンジジュース。単なる半熟茹で卵なのに、卵の味が濃くてうまいな! パートナーは直火式のエスプレッソメーカーを持参してきたので、エスプレッソで。

交通カードの「トロイカ」にチャージして、いざメトロ。

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電気街デパートのGorbushkaは、4号線Bagrationovskaya駅から歩いて5分くらい。このときは4号線のいくつかの駅の上り線側はプラットフォーム工事をしていて、閉鎖になっていた。

2層になった広大な空間の中、携帯屋だらけでカメラ屋が見当たらず途方に暮れかけたが、なんとかそれっぽいお店を発見。ウォータープルーフなし・UVで900RUB。海外で急に買うならおおむね妥当な額かな。レンズまわりに付着したガラス片も綺麗に掃除してくれて、カメラが無事復活した。ウラー!

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近くにあるショッピングモールTRTs Filionのフードコートで昼食。安心のテレモクのハチャプリブリヌイ(チーズ入りのパンケーキ)、その横にあったポテト屋のクムピル(というのはトルコなので、こっちでは何と呼ぶんだろう。ふかしたポテトに具が載っている)みたいなの。ちょっと疲労がひどくて、パートナーに買ってきてもらった。味はどちらもおいしい。

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モール内のハイパーマーケットで買い物。乳製品の品揃えなどもすばらしいが、なかでも目をひいたのが、カニカマ愛に満ち満ちたコーナー。棚が全部カニカマ……。

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最寄りのメトロ4号線Fill駅から帰り。上りホームが閉鎖しているので、いったん下ってKuntsevskaya駅に行く。地下区間で涼しくて速い5号線に乗り換えられるかと思ったのだけど、改札出て入り直さないとダメのようだった。おとなしく4号線で戻る。

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買ってきた食材で冷蔵庫と冷凍庫が埋まった。これでほぼ外食はしないことが確定。

日本からは塩、砂糖スティック、胡椒、マヨネーズ、醤油、小分けパックのオリーブオイル、ハーブミックス、ラップ、アルミホイル、菜箸、割り箸、直火エスプレッソメーカー、コーヒー、あとはテフロンフライパンを1つ持ってきている。

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コロンみたいなおやつ。若干しけった感じがあるがこういうものかも。紅茶に合っておいしい。

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おみやげを買いに、北のNovokuznetskaya駅方面へ。丸亀がある。ナチュラシベリカでパートナーはおみやげを物色。

周辺にはいくつか教会がある。この辺りはレストランも多く、人もいっぱい。去年も思ったが、夕食どきだというのにテラスにいる人たちは食事はサラダ程度で、皆お酒を飲んでまったりしている。

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マーケットでイクラや米を買ってきたので、鍋でごはんを炊き、イクラめし。おかずにはマッシュルームとナスと玉葱の塩胡椒炒め。

ごはんは1.8合程度を、30分浸水・強火沸騰・15分弱火・10分蒸らしという手順でおおむねそれっぽく仕上げられた。ジャポニカ系だがピラフ用の米なので、若干食感が違うのはご愛嬌。イクラは粒が小さく、どちらかというとトビッコに近い味だった。その後のスーパーでも大きなイクラはなかったので、ハイパーマーケット近くなどにあったイクラ専門店で探さないとだめなのかもしれない。

この日も食後とともにぶっ倒れて寝ていた。

ロシアMAKS旅行(2)へ続く。