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KeN's GNU/Linux Diary


2017年07月31日

_ [travel] ロシアMAKS旅行(4)

ロシアMAKS旅行(3)より。

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いよいよモスクワエアショー「MAKS(ロシア語表記でMAKC)」本編、一般公開日の金曜日。 この日はパートナーとは別行動で、パートナーのほうはトレチャコフ美術館やイコン美術館に行ってみるらしい。

朝に青焼修正依頼に対応していたら、ちょっと予定していたよりも遅くなってしまい、朝ごはんは前日の残りとヨーグルトであわただしく出発。どこでも仕事ができるというのは考え物だ。

入場チケットはWebで購入し、印刷済み。

会場まではKazansky駅(最寄りメトロ駅はKomosomolskaya)から出ている近郊列車で向かい、Otdykh駅で降りてシャトルバスで会場のラメンスコエ空港、というルートとなる。

実際のところ、TVでも毎日ニュースで「今日のMAKC」的なコーナーがあるほどの一大イベントなこともあり、交通機関は完全にMAKSシフトされていて迷うことはほとんどない。

Komosomolskaya駅からKazansky駅側に降りると、「MAKS→」の案内が床や壁に続いており、Kazansky駅では特設切符売場がずらりとできている。ここで往復の特急券を購入、664RUB。レシートみたいなしょぼい券だが、バーコードが付いており、それを自動改札のリーダーにかざせばよい。往復で違いがわからなかったのだが、別にどっちを使ってもかまわなかったようだ。

特急スプートニク号にちょうど乗れて座れた。検札は1回やってきた。途中数駅だけ停まり、だんだんとダーチャが飛び飛びにあるような森林風景を見るうちにOtdykh駅。50分くらい。

Otdykh駅からはやはり案内に従って簡単な手荷物検査を受け、バスに詰め込まれる。ぎゅうぎゅうに詰め込まれてしまったが、いっぱいバスは来ていたので1本待ってもよかったかもしれない。MAKSシフトで信号で停められることもなく進むが、それでも20分くらいかかるし、気温は快晴26度、冷房なし、とちょっとしんどい。

写真は撮れなかったけれども、空港入口手前にはMiG-25などの往年の航空機が並んでいた。

MAKS会場入口で、もう少しだけ厳密な手荷物検査があり、当日券購入の行列はあるが前売チケット持ちはそれをスルーしてバーコードチェックを受けて入場。最近物騒だし、記名入場券なので何か確認はあるのかと思ったのだけれども、何もされなかった。MAKSサイトのFAQにあったとおり、水も食事も折り畳みチェアも問題なく持ち込めた。

開場からさほど時間が経っていないこともあり、上空では最終練習中の航空機も見える。ほかに軽飛行機や気球などがいくつも。

ついにここに来れた、という気持ちが高まる。

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IL-76のお出迎えのあとは、MiG-29、Su-35、34、カナード付きモデルのSu-35にSu-30。天国はここにあったんだ…!

途中、デモフライトに向かう巨大なMi-26がドナドナされていた。

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Mi-28とKa-52かな。ソビエトのヘリコプターってちょっと独特。

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会場にはスタッフがたくさんいる。ガイドブックをもらった。スーパーマンのマントを付けているのも道案内のスタッフ。

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A-50早期警戒機、Tu-160爆撃機、Tu-95爆撃機。冷戦時代だなぁ。

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背中に樽を載せたこいつは、VM-Tという特殊輸送機。バイコヌール宇宙基地にロケット関連の大型製造物を持っていくのに使っていたらしい。

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年代ものの飛行機たちの中に、現役っぽい迷彩Su-27。最高。

MiG-1.44って実在したのか。前から見るととんでもなくカッコ悪い(笑)。

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端ではドラッグレースみたいなのをやっていたようで、爆音とタイヤが軋む音に人が集まっていた。

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平日で午前ということもあり、会場はまだ余裕がある。トイレも仮設がたくさん用意されている(ただし流れないし洗うところもないので、覚悟は必要。仕方がないので飲み水で手を洗った)。

食事の屋台はハンバーガーのほかは蒸しトウモロコシが多い。

銃の組み立てデモとか、払い下げ品の販売とか、航空機に関連してレーダーや対空ミサイルなどの展示も。

滑走路正面の原っぱに陣どった。ハンズで買った背もたれ付き折り畳み椅子のデビューは上々だが、陽射しがけっこう暑い……。

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11:00になり、いよいよフライトデモのスタート。10機のヘリコプターがまず横断。

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Il-114のデモ。だいぶ古い設計の機体だけど、何か特別な意味があるらしく、観客がウラー!(万歳!)と叫んでいた。

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Su-35来た! Falcons of Russiaチームによる、4機フォーメーションでぐるぐると回ったり2機ずつで交差したりと魅せる。最高。

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練習機SR-10のデモ。前進翼機の実物が飛んでいるのを見るのは初めてだな。ラジコンのようにブンブン回っていた。

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ChelaviaチームによるR2002の編隊飛行。レシプロ機はあまり興味がないので……。

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MiG-29M2かMiG-35Sのどちらかであるみたいなんだけど、ロシア語のアナウンスではわからないし、外見で違いを見分けることも難しいのでわからないな。MiG-35はエンジンノズルがスラストベクター化によって長くなったらしいのだが、角度によっては長く見える気がするけれども、そうでないようなときもある……。上がったり下がったり失速寸前に止めてみたりと大いに暴れていた。

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Yak-130(途中にIl-2があったけどレシプロ機は……)。派手にフレアを上げていた。

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Su-30による戦闘機動的アクション。プガチョフコブラもやってくれました。会場は大いに盛り上がる。最高。

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持ってきたパンのお昼ごはん。サンドイッチはターキーとトマトが入っていて、気温でちょうどマヨネーズがとろけておいしい。パイは肉の詰まったサモサで、悪くないけれどもちょっと喉に詰まる。

しかしともかく暑い……。帽子をかぶって傘を差して、でも容赦なく陽射しが照りつける。でも暑いからと薄着になると風が吹いて寒かったりと温度調整が難しい。

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L-39を駆るラトビアのチームThe Baltic beesによるデモ。黄色と青のハチの塗装がかわいい。が、デモ30分はちょっと長すぎ(笑)。

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このあとは午後まで軽飛行機系の展示なのでしばらくいいか、と思っていたところで雲行きがどんどん怪しくなり、横殴りの強い雨が降ってくる。これはたまらんと屋内展示の建物へ。

皆雨宿りにやってくるので、混み混みで動きづらい。スホーイ社のブースでSu-27のカタログをもらってきた。しばらくボーイング社ブースの横で座って休み。

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しばらく天候を見ていたが、晴れ間は見えてきたけれども雷が鳴っているし、風も強いので午後は期待できないと判断。だいぶ疲れたし、雨でズボンが濡れてよくないので、引き上げることにする。ロシアンナイツは見たかったけど(あとから投稿ビデオなどを見た限りではかなりはしょった形でいくつかはやったのかな)。

同じことを考える人は多かったようで、バス停に向かう頃には雨は止んでいたものの、バスは激混み。駅に着いて、上がったプラットフォームは普通列車のほうだったようで(特急は奥のプラットフォームに行くべきだった)、Kazansky駅行きの列車もかなり混んでいた。幸い20分ほどで降りた人がいて座ることができたけれども、蒸して変な汗が出てくるのでだいぶ辛め。普通列車のほうは各駅で止まりながら1時間10分ほど。

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Kazansky駅のスーパーで少し食材を買い、宿に戻って汗だくの体をシャワー。本当はお風呂に入っておきたいところだったなぁ。

青焼修正の残りを片付け、納品。ややしけ気味のジャムウエハースと紅茶で一息ついていたら、体の芯から震えが……。やっぱり体が疲れているところに雨で風邪をひいてしまったらしい。風邪薬を飲み、布団を重ねてベッドで震え寝る。なんかロシアに来るたびに風邪ひいてるな!

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夕食は簡単めかつ体が温まるよう、鳥、玉葱、ナス、ズッキーニ、マッシュルームでスープ。そういえば鳥は本当はモモ肉がほしいところだったのだが、ロシアのスーパーだとモモだと必ず骨付きで、骨なしは胸肉しかない。あとはレバーかまるごとか。

ともあれ、パンとたっぷり野菜のスープでだいぶ体は楽になった。しっかり治さないと。

宿のセルフランドリーを使ったのだけれども、Booking.com経由の予約だと無料サービスではなかったそうで、フロントで540RUBを支払う。まぁ普通にランドリーを頼むと下着2つでその値段になるので、十分に安い。浴室内のヒーターでわりと乾くので、セルフランドリーを使わなくなって以降は手洗いしてそこで乾かすようにしていた。

ロシアMAKS旅行(5)へ続く。