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KeN's GNU/Linux Diary


2017年08月01日

_ [travel] ロシアMAKS旅行(5)

ロシアMAKS旅行(4)より。

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咳は少し出るし若干疲労感はあるが、スープ効果とパブロンでだいぶ復活。

土曜のMAKSにパートナーと2人で向かう。

金曜とはうって変わり、Kazansky駅はかなりの混雑。乗ろうとした特急は立ち客で埋まっている。時刻表に掲載されている次の時間の車両は今日は走らない、と言われ、ちょっと思案。しかし各駅列車は空調がなく時間がかかるので、結局30分ほど後になるが特急を選択。

この選択は正解で、急行列車はすぐ到着し、着席して発車を待つことができた。発車の頃には通路や車両間に多くの人たちが立って乗っている。

Otdykh駅も昨日の数倍の混雑。荷物検査やバスに乗るにも時間が当分かかりそうと判断して、昨日見たバス降り口側の仮設トイレで済ませておく。

荷物検査やバス乗車は時間はかかったものの、バスは2本見送って着座でゆっくり会場へ。曇りで涼しく、ありがたい。

しかし、多数の人々が荷物を検査されて迷彩服姿の軍人にバスに次々と詰め込まれて運ばれていく、というのはとてもソビエトロシアっぽい感じがあるな!

入場口も荷物チェックにたどり着くまでにだいぶ時間がかかったが、チェックのあとは昨日同様前売りチケットの力ですぐに抜けることができた。

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会場も人でごった返し。たまに空いたところに入り込んで撮影する。

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前日にランチ調達ができなかったので現地で……とハンバーガー屋に並んだのだが、ここは失敗だった。お手洗いなのかツーオペからワンオペになってしまっていたり、ホットコーヒーを売りにしているのかそのオペレーションに時間がとてもかかったり、でさほど後ろではなかったはずなのに全然進まない。

そうこうしている間にPAK FA T-50のフライパスデモが迫っていたので、購入をパートナーに任せて撮影スポットに向かったものの、進み切れないままダイヤモンド型の機体が遠くへ飛び去るのを見るのみとなってしまった。

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その代わり、MiG-35の地上展示があったので、じっくり近くから観賞。

パートナーと合流。ハンバーガーはポークだった(いろいろ手が塞がって撮影できず)。

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昨日は選びたい放題だった芝地が立ち見の人で埋まっており、ちょっと呆然とする。そうこうしているうちに、Su-34、Su-35、そしてT-50 2機によるデモフライト。これは嬉しい。

T-50が戦闘機動で空を踊る。斜めにゆっくりと進む変態機動もおおいに見せつけてくれた。これで見たかった機体は全部見ることができた。我が旅行に一遍の悔いなし。

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このあとのSR-10のフライトでどっと観客が減ってくれたので、滑走路に近い前方に移動し、椅子も設置。立ち見は多いけれども、探すとところどころに空きスペースは多い。

そうしているうちに、ロシアSwiftsチームによるMiG-29編隊のデモ。フレアをばらまき、6機が息の合った機動で旋回する。

会場ナレーションが「我らがロシア万歳!」みたいなことを叫んだところで、観客も口を揃えて「ウラー!」

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軽飛行機(CH-801)のあとは昨日も見たThe Baltic beesのフライト。ロシアンナイツチームまで見るにはこのあと3時間も待たないといけないし、それを見ていると宿に戻るのが20時くらいになってしまうので、ロシアンナイツは諦めてBaltic beesの途中で帰ることにする。

会場内の仮設トイレはどこも大行列だったが、会場から出たところの入口付近の仮設トイレは空いていた。

バスを1つ見送り(それでもやっぱりすぐ来るので)、座って駅へ。特急はなかなか来なかったが、それでも来た列車の乗車ドアはちょうど立っていた位置だったので、あっさり座れた。後からやってきた人たちはやはり立ちっぱなし。

モスクワだけなのかロシア全般なのか、こういう近郊列車も地下鉄も、列を作って待つということが基本ない。乗車口はここという案内もないし、そんなに正確な停車位置はないという理由もあるかも。なんとなくボーッと皆立っていて、到着するとドア付近に殺到して乗り込み、席を確保する。ただし、降りる人を待つ、子供連れ最優先、というのは守っているようだし、殺到はするものの力づくで割り込むということはないので、これでうまくいっているのだろう。

ダスビダーニャMAKS、素晴らしい満足の体験だった。

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帰りにおみやげを買いにTsvetnoy Bulvar駅のTsvetnoy Central Marketへ。ハチミツのスフレを購入。

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最後の晩餐。鶏肉とマッシュルームと玉葱をバターで炒め、スメタナで煮込む。ピラフとあわせ、ザワークラウトとともに。いい夕食であった。

帰り支度が必要だが、疲れ切ったので食後は2人でぶっ倒れ。一度起きたものの、歯磨きが限界だった。

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朝食は最後の残り物を。ピラフと黒イクラの組み合わせがタラコ焼きおにぎりのようでイケる。結局買ってきた食材で残したのは、ピタパンひとかけとコーン油、白ワインくらい。がんばった。

荷造りを進める。チェックアウトまで、私のほうは風邪がまだ治り切っているわけではないので安静にして寝る。パートナーは残りの現金を持って最後の買い物へ。

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12時に宿をチェックアウト。アパートメントホテルアダージョパヴェレツカヤは、不満な点の少ない、良い宿だった。ATMにお金が入っていなくて引き出せないのが問題点くらいか(スキミングの可能性はたぶんないとは思うのだけれども、いちおうATMを使うときにはいつもプリペイドのカードを使っている)。

気持ちよい空気の中、Paveletsky駅へテクテクと歩く。というか、空港への列車がお昼時間帯がすっぽり抜けて、5分で駅に走り込むか(無理)、40分待つかしかない。

旅行初日に苦労した道のりも、わかってしまえば地下道をまっすぐ抜けるだけだった。 地下道ではハンドスピナーがたくさん売っている。

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Aeroexpressの入場改札はなし。少し待つと列車がやってきた。いざDME空港へ。

降りるときに改札でQRコードをかざす。旅行前にチケットを購入していたけれどもそのときにはQRコードがまだ発行されていなかったので、ネットからダウンロードしておいたので、それをスマートフォンでかざすだけ。

さて、DME空港について入場荷物検査をしたあとにJALカウンターに行くわけだが……ここでしくじった。Departureの表示のとおり2Fに上がったのだが、ここは「すでにチケットを持っている」人向け。

1FのJALカウンターに行くと、JALパックほか帰国の皆さまの長蛇の列……。オンラインチェックインは済ませているものの、DME空港のJALは手荷物カウンターというような代物はないのでエコノミーの行列に並ぶしかない。おまけに「機器の調子が悪い」らしくてカウンターがほとんど開かず、進まない……。30分ほど待って荷物を預け、搭乗チケットを取得。去年はこのあとの出国審査に1時間かかったことを考えると、お昼をゆっくりというのは無理そうだなと心配になる。

幸い昨年と違って出国審査やセキュリティは空いており、あっさり突破はできた。

Aeroexpressの列車待ちとJALカウンターの時間ロスの影響で時間はあまりないものの、せっかくプライオリティパス持ちになったので、DME空港の2つのラウンジを試してみたいと思っていた。パスを持たないパートナーはゲート近くで買ってきたごはんを食べる、ということでまずはS7のラウンジ。

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けっこう混んでいる。食事はミネストローネやカナッペ、ブリヌイなど。ミネストローネはだいぶひどい出来。ブリヌイはスメタナとジャムを付けて悪くない味だった。しかしだいぶ狭くてゆっくりできる感じではないなぁ。

もう1つのBusiness Loungeへ。Business Loungeはこのホールに2つあるのだが、最初に行ったほう(出国に近いほう)はプライオリティパスは受け付けず、ゲートに近いラウンジを指示される。

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さて、こちらを後側にしたのは失敗だった……。広さはS7より上なのだが、ともかく席がない。ソファー席は家族連れで埋まっていて、席が空かないかと狙っている人たちが常にうろうろしている。

幸いスツール席を確保できたが、足は浮くし両脇は狭いしで落ち着けるものではない。スイーツはチョコレートばかりで選べず。温かいものはのびたペンネ、水っぽいマッシュポテト。カニカマサラダと豆サラダはわりとマシだったので、こちらを主につまんでいた。

この席の長所は、空港の様子がよく見えることか。シャワールームがあったので、最後に使えばよかったかも。歯磨きだけしてラウンジを出る。

なお、荷物を持って席を立った瞬間に次の人がずざーっと席取りにきた。サツバツ!

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JAL搭乗。B787-8で、席も往路とまったく同じ。夕食の鳥チーズパスタはけっこうイケた。

朝食のホットサンドはちょっと喉に詰まるので二口程度。

うとうと寝たけれども、映画として『ローガン』(プロフェッサーもローガンも悲しい……)、『コング』(時間切れで途中までしか観られなかった。大味感がすごかったが残りの内容が気になる。とりあえずサミュエル・L・ジャクソンを見ていれば十分に面白い気がしてくる)。

定刻に到着。西からの帰りは早いねぇ。荷物も珍しくすぐ出てきて、帰宅。 東京は暑いょ……。

帰国当日も二度の洗濯をしながら修正納品などをしつつ、翌日から業務など本格復帰。 時差ボケは徐々に回復中。

  • 去年でおおむねモスクワのメジャーどころを回ったこともあり、2人とも慣れた感じでモスクワの生活を楽しんだ。MAKS以外は予定を固定していなかったので、行き先は「明日どうしようかー」みたいなゆるい決め方。そういえば結局「モスクワに来たらまずはここ」というクレムリン宮殿内には入らなかったな……。
  • 天気がよくないときもあったけれども、気温はおおむね快適だった。今の東京がほんとツラい。
  • 飛行機を除いた24回の食事のうち、外食らしいのはわずか6回。ほかはほぼ自炊、あとはスーパーのお惣菜で済ませた。おかげで旅費がえらく安くなっている。
  • 乳製品はヨーグルト、生クリーム、バターは最高。牛乳はパートナーによるとちょっと酸っぱかったらしい。野菜はやや固め。牛肉はロシア産のは品質が悪い。豚肉、鶏肉、ウサギ肉は良い。卵が何気に最高。パンは黒パンや白パンのほか、中東系のピタパンやホブス、ユフカなどバリエーションが多い。焼くオーブンがほしかった。魚介はあまり試していないが、ニシン酢漬けやカニカマはおいしい。お酒は風邪っぴきだったこともあり、ほとんど飲めなくて悲しい。
  • MAKSはとても良かった。交通機関のMAKSシフトなども整備されていて、とまどうことはまったくなかった。そして西側やアジアのエアショーでロシア機というとまれだし、そもそもロシアの現役機がこんなに何度も長時間飛び回るのを観られる機会はここしかない。
  • Google Mapsは大活躍。なぜかコンパスを掴むのに時間がかかるが、バスやトラムなどのルートやリアルタイムの待ち時間を示してくれるので、知らない場所でも安全にたどり着くことができた。トロイカカードのリチャージも機械で簡単。
  • 昼間が長いせいもあり、治安的に危なさは感じなかった。去年はひったくりを数件目撃したけれども、今回はせいぜいメトロの駅で寄ってきた人にお金をねだられたくらい。