2020年02月16日
_ [travel] モルディブ シュノーケル旅行 (1)
コロナウイルス騒動が冷めやらぬなか、2月頭にモルディブに行っておりました。最オブ高……。
モルディブ旅行というと新婚旅行で紹介されるようなホテルの一島リゾートが挙がるのが普通(そしてご予算もたいへんお高い)で手が届かなかったのだけど、2008年に現地の人たちが暮らす「ローカル島」への旅行者の滞在が許可され、だいぶローカル島でのバジェットな宿も増えてきた。安価かつシュノーケリングに最高の海を楽しめるという、ありがたい状況が形成されてきている。
いくつもの島がある中でどこに滞在するかは悩ましいところだったものの、
- ローカル島
- 首都・空港のあるマーレから高速船で行ける(国内線は高いし、水上飛行機はもっと高くてムリ)
- シュノーケルの評判が良い
を基準にして、アリ環礁にあるボドフルドゥ島(Bodufohudhoo)とウクラス島(Ukulhas)をチョイス。
航空券はエアアジアのセールを買おうとしたのに、最後に内部エラーとやらになって決済に失敗し、買い直しもできなくなってうんざりしたので、少しだけ高くはなるがすんなり買えてキャリアで安心のスリランカ航空で購入。しかしもともと成田-マーレ直行だったのに、急にコロンボ経由に変わってしまったので、あまり安心ではないかもしれない、という予感が……(スリランカ航空がモルディブに直行するというのがそもそも変だったのかもしれないけど)。
マーレへの到着日は夜で船の移動はできないので、空港島からすぐの新市街フルマーレに1泊し、翌日に高速船でボドフルドゥに移動して滞在、その後ウクラスにやはり高速船で移動して滞在、最後に高速船で空港に戻って荷物を預けたらチェックイン時間まで少しマーレを散策、という旅程となった。
朝の成田T2。オンラインチェックインで発券できなかったCMB-MLE間も無事発券。成田は前回工事中だったトイレが綺麗になっていた。
ゲートは最近ずっとおなじみなG93。
機材はA330。周囲はスリランカ人が多いが、彼らまで皆一様にマスクをしていてコロナウイルスに物々しい。
さて、離陸……のはずが、滑走路がひどい渋滞で、うとうとして起きてもまだ成田だった。1時間遅れで離陸。コロンボで1時間乗り継ぎなんだが、すでにダメという始まり(笑)。まぁ乗客のうち日本人のほとんどはマーレに行きたい人たちだろうから、待ってはくれるだろう。
おつまみとお酒。これが旅行中最初で最後のお酒だった。
昼食は私は牛すきやき、パートナーはカレー。食事のほうはまぁまぁというところ。食後の紅茶はさすがのスリランカセイロンティーでとても美味。
『JOKER』を観たけど、結局ほぼ全部が妄想だった、ということなのかなぁという理解。
インドシナ半島上空でフラフラして具合がひどく悪そうな乗客が見えたと思ったら、機内アナウンスでドクターコールが。初めて遭遇したよ……。コロンボに着く前にはフラフラはしているけど戻ってきていたので、重篤というほどではなかったみたい。
しかし今度は別の方がひどく具合が悪いということで、ピンポイントで我々の後ろの席に移動してきた。このご時世、ちょっと怖いヨ! 結局胃腸の具合が悪かっただけで眠っていたようで、大変な事態にはならず。
夕食。鷄の四川風。ビミョー…。
インド映画の『2.0』を観たが、これがとんでもない怪作だった。電磁波で鳥のレーダーが狂って危険、という題材から大いに話を膨らませて、SF、CG、コメディ、ラブロマンス、サスペンス、ホラー、スプラッター、アンドロイド、ジャイアントロボ、ネイチャー、歌と踊りあらゆる詰め込んだ上に、撮影物は全部使うモッタイナイ精神で全シーンがダレた状態でひたすら続く。恐しいものの片鱗を味わったぜ。
あとは前回途中までだった『キングコング髑髏島の巨神』。これもなかなかの怪作だな。
やっぱり1時間遅れで到着。完全に次のボーディングタイムなんだけど、沖止めで、すぐ隣にそれっぽい飛行機が出発待ちになっているので、荷物の受け渡しはまったく問題なさそう(なお、反対側の隣は中国南方航空だった。ちょっと怖い!)。
しかし人間は審査があるため、バスに乗ってターミナルに行き、「マレ?」という係員の指示に従ってショートカットで荷物検査を済ませ、ゲートへ。
バスに乗ると予想どおりさっきの隣の飛行機へ。中国のキャンセルが多かったのか席はガラガラで、最終搭乗の我々日本人20名程度が乗るとすぐに出発。遅延は10分ほどで済んだ。
チキンパイとリンゴジュース。紅茶のほうがよかったな…。チキンパイもボソボソしたパンでいまいち。もともとの直行便のときに海が見えるかと窓席にしたのだけど、すでに真っ暗で何も見えない。
1時間ほどで到着。早い。マーレは小さな空港。
バスに乗ってターミナル、入国はすぐに終わり、荷物も出てきた。手荷物のX線検査がある。
国際線のロビーは高級ホテルのカウンターが並ぶが、我々にはご縁がない。
携帯電話屋でSIMカードを購入、$30。なぜかカードがうまくいかず、現金で払った。通話・SMSができ、ネットは17GBもいらないけどこれしかないので仕方がない。LTEでわりと速い。テザリングもできる。
モルディブの通貨はRf(ルフィア)ではあるが、米ドルが流通しており、観光客が行くような範囲では支払いはほぼそれで済む。ただしお釣りはRfで返ってくるので、少額の米ドル紙幣を多めに持っていくのが大事(Rfから戻すのは面倒くさい)。特に今回の旅はどちらの離島もATMはないので、米ドルキャッシュをだいぶ多めに持ってこないといけなかった。
宿のあるフルマーレに移動するにはタクシー($5)が一般的なんだけど、まぁまぁ元気はあったのでバスで行ってみることにした。国内線ターミナルの前から30分ごとに出ている。しばらく待っていたらバスがやってきた。2人で$3。安宿旅に慣れた感じのヨーロッパ人が多め。
フルマーレに渡って最初の停留所で下車。RedWaveという大きなスーパーがある。
宿のARAAM STAY。$30弱なので文句は言えないのだが、外見に対していろいろボロい。眠かったし疲れていたので写真全然撮ってないや。コンセントは壁にいっぱいあるのに、生きているのが1つしかないというすごい構造だった。
RedWaveへ買い物。あまりさくっと食べられるお惣菜というのは売ってない。喉がやたらと乾く感じがあるので水のボトルをたくさん、あとはパートナー夜食のヨーグルトと、おみやげ用紅茶(メイドインスリランカ)を買ってきた。
シャワーを浴びて就寝。お湯が出るし虫がいないので偉い!と宿をほめておこう。なお、ドアの鍵を開けるのがテクニカルすぎてよくわからない。一度しかうまくいかなくて、滞在中2回スタッフを呼ぶ羽目になった。
朝。朝食はシンプルだけど美味しかった。バターやジャムはドイツ製。
高速船についてボドフルドゥの宿にリマインドしたら、空港じゃなくてマーレの船着き場に来いだと…!? 以前に連絡受けてた空港じゃないの?と聞いてもマーレ島だ、と。そうするとけっこう時間が変わってしまうぞ。
とはいえ自分自身はそんなに支度に時間はかからないので、周辺をざっと見回り。フルマーレは完全人工島でビーチも人工なのだけれど、かなりしっかり作ってあってなかなか見栄えのするビーチに仕上がっている。イスラムの休日に当たる金曜日で、地元の人たちが海遊びをしていた。
ホテルの人とちょっとコミュニケーションミスがあり、無料送迎のタクシーがなくて普通のタクシーを呼ぶ、ということに。空港じゃなくてマーレとなるとわりと時間ギリギリになってきた。ボドフルドゥの宿からも、今どこだ、港に着いたら連絡しろ、という電話。
Jetty 6に着いて連絡し、その辺りの人にCoralBoatの場所を聞け、ということで聞いて船を発見。やれやれ。時間ギリギリだったけれども、結局その後もしばらく他の客を待ったり、別の船に乗り換えるよーと乗り換えになったり、でだいぶルーズな感じ。
しかも、出発して最初に着いたのは空港の船着場。やっぱり空港で待つのでいいんじゃないか!!!!!
しかし港ですら海が本当に綺麗だなぁ……。
この日の海は穏やか目。とはいえ高速船の名に恥じずぶっ飛ばすので、ゴツゴツと揺れながらの移動。最初にウクラスに寄ってからボドフルドゥへ。最初に大きめの島のラスドゥに寄るのかと思ったけど寄らなかった。ボドフルドゥまで$40/人なので、安くはない。安宿旅行だと移動費がかさむ感じ。
ボドフルドゥの港で暇そうにしているおっちゃんたちに宿の名前を聞かれて答えると、ここで待て、と。しばらく経って「よし行こう」と荷物を運んでくれたが、どうもその方は宿の人ではなかった? 荷台一輪車でやってきた宿のスタッフが荷物を受け取り、宿に着いてチェックイン。支払いはカードが使えるけれども4%上乗せ。
宿のSurf Retreat。だいぶ安宿風味があり、まだ新しいはずなのに壁などがいろいろくたびれている感じはある。セーフボックスがあるはずだけど見当たらないのは、この建物がセーフということだろうか…。まぁ実際とても安全な島ではあるんだけど。石鹸・シャンプーもなし。Wi-Fiも弱くて部屋にはほぼ入らない。TVは衛星放送の契約がされていなくて映らない(STB/TVの片方のリモコンの電池がなくなっていても気にされていない辺り、そもそもまともに使われていたのか……)。
良い点に目を向けると、安全だし、広く余裕はあるし、冷房はちゃんと効くし、お湯は出る、おおむね綺麗にはされてるし、ベッドも悪くない。紅茶と湯わかしもある。海用タオルも提供されているし、乾かし場所も外の通路をそのまま使える。あと、後で書くけどごはんはおいしい(フィリピンの宿がひどかったので大事)。ネットはSIMとテザリングでひとまず問題ない。
昼食探しを兼ねて外へ。良い天気、というか暑い。昼間はずっと30度くらい。
おみやげ屋はだいぶ微妙。モルディブでおみやげ品というのも難しいのだけど、それにしても本当にないものだな。
ビキニビーチ。これは……ヤバイ。超ヤバイ。本当に綺麗。しかも人ほとんどいない、贅沢すぎる!
ローカル島で観光客を迎えているところではおおむね、観光客向けにビキニ許可のビキニビーチと、地元の人も利用するビキニ禁止のローカルビーチの2つに明確に区分されているようだ。ビキニ禁止は女性のビキニもそうだけれども、男性の上半身裸・ビキニも含んでいるみたい。もっとも我々は欧米人と違って肌を焼きにきているわけではなく、上半身はラッシュガードとフード、下半身は長めのパンツというイスラムでOKもらえそうな装備でガッツリ泳ぐつもりなので、ローカルビーチでも問題ない。
しかしとりあえず今は昼食だ。
島で一番の高級ホテルのLagoon View MaldivesのレストランLagoon Breezeへ。ただこの日は金曜日でスタッフが皆モスクでお祈り中なので、とりあえず午後営業が始まるまでホテル敷地の中でも散歩してね、とのこと。
専用ボートの船着場からも小さい魚がたくさん泳いでいるのがわかるし、大きなカニもいっぱいいる。水がまるでプールみたいな透明度。
しかし暑くて頭がクラクラしてきたので、適当なところで席に戻ってサービス開始を待つ。
モルディブスパイスIというのとモルディブスパイスIIというどちらもカレー系のセットを注文。食べたところ全般に、スナックでもないと基本作り置きがないので、出てくるまではだいぶ時間がかかる。モルディブ時間でゆったり待つ。
フィリピンやマレーシアの経験で海どころではメシに期待していなかったんだけど、出てきた食事のクオリティに驚き。
ココナツフレークも和えたコールスローは絶妙で、パパドの塩気も美味。パパドが海風で一部飛んじゃった(泣)。そしてカレーはどちらも具はツナで、特にスパイスIのパンダンリーフで巻いたツナが技巧的。これで$25だったのでお値段的にも十二分に満足だった(ここもカードだと4%で、現金で払ったらお釣りをドルで返してくれた)。
幸先いいね。
こちらがローカルビーチ。本当に誰もおらん……。やや波はあるけれども、やはり美しい。
宿に戻ると時差と船酔い止めの眠気が効いてきて、海に行く気力もなくぶっ倒れて寝ていた。
夕方にスタッフがドライヤーを持ってきてくれて、島を案内する、とのこと。テクテク歩いて島を1周。小さな島だけど、いろいろ施設はあるんだそうだ。
戻って、紅茶を入れ、日本から持ってきたお菓子を軽食代わりにして就寝。
おはようボドフルドゥ。イスラム圏らしく朝5時頃にアザーンの響きで起こされた。
朝食の7:30までは時間があるので、支度をして日の出待ちの散歩。
朝食。隣のおうちのオカメインコがおこぼれ預りに来るらしい。
朝食は紅茶、パンとバター、フライドチキンソーセージ、卵焼き、別皿でリンゴ。シンプルながらマーガリンではなくちゃんとバターを使っていて、とてもおいしい。
テーブルには蠅もそうだが蚊も飛んでくるので、虫除けを塗る必要あり。
ではビキニビーチでシュノーケル開始! ビーチには日焼け中が数人程度、シュノーケルしている人皆無で独占。
浅瀬で顔を入れたときから笑っちゃうくらい魚がいっぱいいる。
20mくらいから生きた珊瑚礁が多くなり、浜からわずか50mでドロップオフ。これはちょっと、すごいですね……。
生物の種類がこれまでに経験してきた海よりも多彩だし、カスミアジやベラの大きな魚も多い。透明度もかなり良い。
なんか奇妙な形状のものが……と思ったら、イカが! 水族館以外で泳いでるのをこんな間近で見られるなんて。
調子に乗りすぎてカメラのバッテリが尽きたので午前の部、終了。
お昼は港のKing's Bistroへ。わりと無節操に各国料理を取り揃えていることになっているけど、チャパティ系を頼もうとしたら「時間かかるからムリ」とかいろいろと制約はあるみたい。持ち帰りピザを買いにきているローカルの方がいた。
ここでピザというのもなんなので、紅茶、チキンビリヤニ、フィッシュカレー。チキンビリヤニというよりナシゴレンな気もするが、まぁまぁイケる。全部で$10。
しかし頼んでから出てくるまで30分以上かかったので、よほどの軽食以外どれを頼んでも時間かかるのではないのだろうか…。
午後の部はローカルビーチへ。こちらはビキニビーチに増して人がまったくいない…。ここは浅瀬が広がっていて、ボートが通る狭い水路を辿らないとドロップオフに出づらい。なお、浅瀬はワカメが生えていてパンツが磯臭くなった。
しかし、いったんドロップオフに出ると、アジなどの大きな魚の群れが多く、迫力満点。ちょっと時間も遅くなったせいかクラゲを頻繁に見かけるようになったので、適当なところで退散することに。
宿に戻って道具を手入れし、紅茶で一服。
日没に夕食探しを兼ねて外を散歩。
Coffee Village。喫煙オンリーでたまにタバコ臭いのが難点。
ツナバーガー、チキンサンド、紅茶を注文した。恒例ののんびりモルディブタイムを待ち、バーガーとサンドが到着。お、これ美味いですな。ツナはレバーパテのように柔らかく、タルタルソースな味つけもよい。フライドポテトもほくほく。サンドもシンプルながら良い味。$11。
宿に戻ると、スタッフから「ビキニビーチに21:30に行くとシャークフィーディング見られるよー」という推薦の言葉。すごく眠いのを我慢しつつ、時間になるまでゴロゴロと待つ。
時間になって、夜のビキニビーチへ。ライティングしてる。
そして、なんか黒いものが……?
うわー、エイだ。キモいw。人の回りをぐるぐるするので、悪魔の召喚儀式のようになっている。
明りにプランクトンが寄ってきて、それに小魚の群れが寄ってきて、さらにそれにエイが寄ってくる、ということか。シャークフィーディングというよりスティングレーフィーディング。
いちおうサメもいたんだけど、こいつらは動きが機敏で全然写真に収まってくれない。
起きてシャワー、洗濯、朝食。朝食メニューは同じだけど、おいしい。
今日はローカルビーチから。
ドロップオフでトビエイに遭遇! こっちは昨日のやつと違って優雅でキモくない。
あいかわらず生物が多彩だなぁ。そしてまたドロップオフから浜に戻るための浅瀬の回避で一苦労。珊瑚の大きな破片が転がっていて、この島全部が珊瑚礁なんだよなぁ。
ビキニビーチで第二ラウンド。
サギみたいな鳥。まったく人怖じしない。
お昼はまたLagoon Breeze。Webサイトで見かけたのでピザを頼もうと思ったのだけど、ブリトーしかないらしい。モルディブのお宿サイト、意外とこういうあたりはテキトー…。
モルディブスパイスIII、サーモンペンネ。スパイスIIIは魚のフライとダールスープ、チャパティで。フライをチャパティで巻いてスープに漬けて食べる感じ。なかなか美味。ペンネもちゃんとアルデンテで良かった。$27。
翌々日の移動のボートの時間の確認をして、夕方の散歩。
新しい大きなモスクを港の入口に建設中。しかし全体にのんびり進行なので、いつ完成することやら……。
夕食は宿の食堂で。フィッシュカレーとガルディアスープ。照明が暗すぎてうまく撮れない。フィッシュカレーは濃厚で美味い。ガルディアスープはツナの入った透明で辛いスープで、わりとシンプルな味。$12。
朝。今日の朝食はいつものパンではなく、モルディブ名物のマスフニとチャパティ。マスフニはココナツフレークに唐辛子、ツナ、紫玉葱をレモンで和えたもので、ふわふわしたココナツの食感とツナの味わいが素晴しい。基本的に私はココナツの匂いがあまり好きではないのだけど、このマスフニはココナツ特有のあの匂いはなく、カマボコのような感じ。チャパティ、卵焼きともよく合う。というか毎日これがいい(笑)。
最後のボドフルドゥの海を堪能すべく、まずはローカルビーチに向かうが、強風の影響で波が高く、泳ぐのは無理。というか、明日の船が心配になる……。
ビキニビーチに移動し、遊泳開始。4時間近くひたすら魚を追い掛けまわしていた。大きなフグや、綺麗な青い魚の群れなど堪能。
フェリーが港に着いて、荷降ろしをしていた。
海で遊びすぎてお昼時間を完全に過ぎ、ここでガッツリ食べてしまうとボドフルドゥ最後の晩餐に差し支えるので、Three Sevenというお店で、スナックのヘディカ。コロッケっぽいのだったり(青唐辛子が入っていて辛い)、チャパティで包んだのをおやきのように焼いたものだったり(赤唐辛子が入っていて辛い)。全体にとてもスパイシーだが、味はグッド。甘い紅茶と一緒につまむのが贅沢。$6。
もともとスリランカ発祥のものだし、スリランカでも食べたと思うんだけど、こんなに美味しくなかったような。
現地の男の人たちはだいたい椅子に座って茶飲んでヘディカつまんでおしゃべりする、というのが日常。女の人たちは店に集まるということはないけど、路上や公園でやっぱりぼーっとしてる。島時間だねぇ。というかさすがに暑いので、ほどほどに退散。
島の最後の散歩。
島の最後の晩餐はLagoon Breeze。そもそも店が少ないので……。美味しい記憶のあったスパイスI、あとはFisherman's catch、グリル野菜。$38。
えーと、このチョイスはちとハズレを引いた感じ。Fisherman's catchはカサゴのグリル焼きで、半生っぽい仕上げ。ソースがちょっと濃すぎかな。カレーは良かったけど、コールスローは前回のほうが上だった。そしてグリル野菜はなぜかチーズがこんもりで野菜が埋もれてしまって微妙な味……。前に美味しかったものをそのまま頼む、のほうがよかったか。
エイたちにも参拝し、部屋に戻って荷造りをする。
(2)へ続く。