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2.3 コマンド表記

UNIXでは、 コマンドと呼ばれる文字の組み合わせによって、コンピュー ターに作業をさせます。この作業は 実行と呼ばれます。本マニュアルで はこのコマンドの説明をする時に、次のような表記体型をとります。

• [〜] 省略可能な部分です。
• { 〜} その中から1つを選びます。
• $<$〜$>$ 入力すべきデータです。
• $\ldots$ その先に繰り返す時に使います。

たとえば、 lsというコマンドでは次のようになります。

$\hrulefill$

$\bullet$ ls [オプション] [$<$ディレクトリ、ファイル名$>$]

ファイル名を表示します。ディレクトリ指定がない時にはカレントディレクト リの中のファイルの名前を表示します。

オプション

• -F:ディレクトリには /、実行形式のファイルには *、 シンボリックリンクには @のマークを付けます。
• -a:不可視ファイル( .で始まるファイル名)も含めます。
• -l:詳細な情報を得ます。
• -R:再帰的にファイル名を表示します。

$\hrulefill$