next up previous index
Next: 4.6 見出しと文字の大きさ Up: 4. HTMLの骨格 Previous: 4.4 実体参照

4.5 段落、改行、横線

ブラウザはファイル中に入力した改行や連続する空白文字を無視することを説明しましたが、画面の横いっぱいで入りきらなくなると自動的に改行を行います16

よほど短いものでない限り、ほとんどのテキストはいくつかの段落で構成されます。HTMLでは段落をpタグを使って囲みます。これにより、ほとんどのブラウザではそれが段落と理解しやすいよう前の段落と行間を空けて表現します。

行の途中で強制的に改行するには、brタグを使います。

p[Strict][Transitional]
<p attributes ...>〜[</p>]で段落を指定します。attributesには次のようなものがあります。
align
[Transitional][省略可]align="Justification"でその段落の寄せ方を指定します。Justificationには次のような値を取ります。
left
左寄せです。デフォルトはこの値です。
center
中寄せです。
right
右寄せです。
justify
左右のマージンを元に調整します。
class
[Strict][Transitional][省略可]class="cdata"は、タグ内のテキストへセットする情報をクラスの形で指定します。詳細は5 を参照してください。
dir
[Strict][Transitional][省略可]dir="direction"は、テキストの方向を指定します。詳細は4.3 を参照してください。
id
[Strict][Transitional][省略可]id="name"は、このタグに固有のIDを振ります。
lang
[Strict][Transitional][省略可]lang="language"は、ドキュメントの言語を指定します。詳細は4.3 を参照してください。
onclick
[Strict][Transitional][省略可]onclick="script"はクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
ondblclick
[Strict][Transitional][省略可]ondblclick="script"はダブルクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onkeydown
[Strict][Transitional][省略可]onkeydown="script"はキーを押して離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onkeypress
[Strict][Transitional][省略可]onkeypress="script"はキーを押したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onkeyup
[Strict][Transitional][省略可]onkeyup="script"はキーを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmousedown
[Strict][Transitional][省略可]onmousedown="script"はマウスのボタンをクリックしたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmousemove
[Strict][Transitional][省略可]onmousemove="script"はマウスを移動したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmouseout
[Strict][Transitional][省略可]onmouseout="script"はマウスを対象から離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmouseover
[Strict][Transitional][省略可]onmouseover="script"はマウスを対象に当てたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmouseup
[Strict][Transitional][省略可]onmouseup="script"はマウスのボタンを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
style
[Strict][Transitional][省略可]style="cdata"は、このタグ内のスタイルを設定します。詳細は5 を参照してください。
title
[Strict][Transitional][省略可]title="titlename"は補助用タイトルを指定します。
br[Strict][Transitional]
<br attributes ...>で使用します。EMPTYタグです。指定したところで強制的に改行を行うようブラウザに指示します。attributesで次のような設定を行うことができます。
class
[Strict][Transitional][省略可]class="cdata"は、このタグへセットする情報をクラスの形で指定します。詳細は5 を参照してください。
clear
[Transitional][省略可]clear="type"の形で、強制改行の方法を指定します。typeには次のようなものが入ります。
all
テキストを改行します。インラインイメージ(8 参照)でalign="left"またはalign="right"を使ったとき、行の折り返しをそこで打ち切り、新しい行を始めます。
both
この値は正式なものではありません。ブラウザによっては、allと同じ効果を持ちます。
left
allと同様ですが、画像でalign="left"を使っているときのみ効果があります。
none
テキストだけ改行します。デフォルトはこの値です。
right
allと同様ですが、画像でalign="right"を使っているときのみ効果があります。
id
[Strict][Transitional][省略可]id="name"は、このタグに固有のIDを振ります。
style
[Strict][Transitional][省略可]style="cdata"は、このタグのスタイルを設定します。詳細は5 を参照してください。
title
[Strict][Transitional][省略可]title="titlename"は補助用タイトルを指定します。

Netscape Navigator/Communicatorや Internet Explorerでは、改行の抑制をするnobrタグ環境、およびその環境内で改行を行うwbrタグを表現できます。ただし、これらのタグは正式なものではありません。

nobr
<nobr>〜</nobr>により、この間のテキストは改行されません。
wbr
nobrタグ環境内で改行を行いたい場合に<wbr>だけで使用します。

また、区切りを示したいときなどに、hrタグを使って横線(水平線)を引くことができます。

hr
[Strict][Transitional]<hr attributes ...>で使用します。EMPTYタグです。attributesには次のようなものが入ります。
align
[Transitional][省略可]widthを使った場合、align="Justification"に、次の値を入れることで横線の位置を決めます。
  • center:中寄せ
  • left:左寄せ
  • right:右寄せ
class
[Strict][Transitional][省略可]class="cdata"は、このタグへセットする情報をクラスの形で指定します。詳細は5 を参照してください。
height
[Transitional][省略可]height="number"は、横線の縦幅をドット数、もしくはブラウザの画面縦幅に対する率に変更します。率で指定するときには、%を付けます。
id
[Strict][Transitional][省略可]id="name"は、このタグに固有のIDを振ります。
noshade
[Transitional][省略可]noshadeアトリビュートは、立体横線ではなく、塗りつぶし線にします。
onclick
[Strict][Transitional][省略可]onclick="script"はクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
ondblclick
[Strict][Transitional][省略可]ondblclick="script"はダブルクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onkeydown
[Strict][Transitional][省略可]onkeydown="script"はキーを押して離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onkeypress
[Strict][Transitional][省略可]onkeypress="script"はキーを押したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onkeyup
[Strict][Transitional][省略可]onkeyup="script"はキーを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmousedown
[Strict][Transitional][省略可]onmousedown="script"はマウスのボタンをクリックしたときに実行するスクリプトを指定します。詳細はreft:script を参照してください。
onmousemove
[Strict][Transitional][省略可]onmousemove="script"はマウスを移動したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmouseout
[Strict][Transitional][省略可]onmouseout="script"はマウスを対象から離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmouseover
[Strict][Transitional][省略可]onmouseover="script"はマウスを対象に当てたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
onmouseup
[Strict][Transitional][省略可]onmouseup="script"はマウスのボタンを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
size
[Transitional][省略可]size="number"は、1〜5の数字により、横線の厚みを変更できます。1が一番細く、数が増えるに従い、だんだん太くなります。
style
[Strict][Transitional][省略可]style="cdata"は、スタイルを設定します。詳細は5 を参照してください。
title
[Strict][Transitional][省略可]title="titlename"は補助用タイトルを指定します。
width
[Transitional][省略可]width="number"は、横線の幅をドット数、もしくはブラウザ画面横幅に対する率に変更します。率で指定するときには、%を付けます。

hrタグを指定すると、次のように横線が引かれます。


ここから

ここまで
size=1

size=2

size=3

size=4

size=5



next up previous index
Next: 4.6 見出しと文字の大きさ Up: 4. HTMLの骨格 Previous: 4.4 実体参照
Kenshi Muto
平成11年9月19日