Next: 4.8 コメント
Up: 4. HTMLの骨格
Previous: 4.6 見出しと文字の大きさ
文字のフォント切り替えは、物理的表現(Physical=フォントを直接指定するのに近い)と論理的表現(Logical=意味を表現)のどちらかで指定します。
- 物理的表現
- b[Strict][Transitional]
- <b attributes...>〜</b>は、その範囲をボールド体にします。attributesには次のようなものが入ります。
- class
- [Strict][Transitional][省略可]class="cdata"は、タグ内のテキストへセットする情報をクラスの形で指定します。詳細は5 を参照してください。
- dir
- [Strict][Transitional][省略可]dir="direction"は、テキストの方向を指定します。詳細は4.3 を参照してください。
- id
- [Strict][Transitional][省略可]id="name"は、このタグに固有のIDを振ります。
- lang
- [Strict][Transitional][省略可]lang="language"は、ドキュメントの言語を指定します。詳細は4.3 を参照してください。
- onclick
- [Strict][Transitional][省略可]onclick="script"はクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- ondblclick
- [Strict][Transitional][省略可]ondblclick="script"はダブルクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onkeydown
- [Strict][Transitional][省略可]onkeydown="script"はキーを押して離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onkeypress
- [Strict][Transitional][省略可]onkeypress="script"はキーを押したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onkeyup
- [Strict][Transitional][省略可]onkeyup="script"はキーを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmousedown
- [Strict][Transitional][省略可]onmousedown="script"はマウスのボタンをクリックしたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmousemove
- [Strict][Transitional][省略可]onmousemove="script"はマウスを移動したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmouseout
- [Strict][Transitional][省略可]onmouseout="script"はマウスを対象から離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmouseover
- [Strict][Transitional][省略可]onmouseover="script"はマウスを対象に当てたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmouseup
- [Strict][Transitional][省略可]onmouseup="script"はマウスのボタンを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- style
- [Strict][Transitional][省略可]style="cdata"は、このタグ内のスタイルを設定します。詳細は5 を参照してください。
- title
- [Strict][Transitional][省略可]title="titlename"は補助用タイトルを指定します。
- i[Strict][Transitional]
- <i attributes...>〜</i>は、その範囲をイタリック体にします。attributesはbタグと同じです。
- tt[Strict][Transitional]
- <tt attributes...>〜</tt>は、その範囲をテレタイプ体(固定幅フォント)にします。attributesはbタグと同じです。
- u[Transitional]
- <u attributes...>〜</u>は、その範囲にアンダーラインを引きます。attributesはbタグと同じです。
- strike,s[Transitional]
- <strike attributes...>〜</strike>または<s attributes...>〜</s>は、その範囲を2重線で打ち消し表現します。attributesはbタグと同じです。
- 論理的表現
- abbr[Strict][Transitional]
- <abbr attributes...>〜</abbr>は、その範囲を略語(WWWやNATOなど)と宣言します。attributesには次のようなものが入ります。
- class
- [Strict][Transitional][省略可]class="cdata"は、タグ内のテキストへセットする情報をクラスの形で指定します。詳細は5 を参照してください。
- dir
- [Strict][Transitional][省略可]dir="direction"は、テキストの方向を指定します。詳細は4.3 を参照してください。
- id
- [Strict][Transitional][省略可]id="name"は、このタグに固有のIDを振ります。
- lang
- [Strict][Transitional][省略可]lang="language"は、ドキュメントの言語を指定します。詳細は4.3 を参照してください。
- onclick
- [Strict][Transitional][省略可]onclick="script"はクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- ondblclick
- [Strict][Transitional][省略可]ondblclick="script"はダブルクリックされたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onkeydown
- [Strict][Transitional][省略可]onkeydown="script"はキーを押して離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onkeypress
- [Strict][Transitional][省略可]onkeypress="script"はキーを押したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onkeyup
- [Strict][Transitional][省略可]onkeyup="script"はキーを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmousedown
- [Strict][Transitional][省略可]onmousedown="script"はマウスのボタンをクリックしたときに実行するスクリプトを指定します。詳細はreft:script を参照してください。
- onmousemove
- [Strict][Transitional][省略可]onmousemove="script"はマウスを移動したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmouseout
- [Strict][Transitional][省略可]onmouseout="script"はマウスを対象から離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmouseover
- [Strict][Transitional][省略可]onmouseover="script"はマウスを対象に当てたときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- onmouseup
- [Strict][Transitional][省略可]onmouseup="script"はマウスのボタンを離したときに実行するスクリプトを指定します。詳細は15 を参照してください。
- style
- [Strict][Transitional][省略可]style="cdata"は、このタグ内のスタイルを設定します。詳細は5 を参照してください。
- title
- [Strict][Transitional][省略可]title="titlename"は補助用タイトルを指定します。
省略する単語の実際の内容はtitleアトリビュートに定義します。たとえば、「普免」で「普通免許」を表すのであれば、次のように指定します。
<acronym lang="JA" title="普通免許">
普免
</acronym>
- acronym[Strict][Transitional]
- <acronym attributes...>〜</acronym>は、その範囲を頭字語(radorやUNESCOなど)であると宣言します。attributesはabbrタグと同じです。titleアトリビュートに実際の内容を記述します。
- cite[Strict][Transitional]
- <cite attributes...>〜</cite>は、その範囲をほかの情報源からの引用部分であると宣言します。多くのブラウザではイタリック体で表現します。attributesはabbrタグと同じです。
- code[Strict][Transitional]
- <code attributes...>〜</code>は、その範囲をプログラムコード部分であると宣言します。多くのブラウザではタイプ体で表現します。attributesはabbrタグと同じです。
- dfn[Strict][Transitional]
- <dfn attributes...>〜</dfn>は、その範囲を用語などの定義であると宣言します。多くのブラウザでは平文のフォントで表現します。attributesはabbrタグと同じです。
- em[Strict][Transitional]
- <em attributes...>〜</em>は、その範囲を強調します。多くのブラウザではイタリック体で表現します。attributesはabbrタグと同じです。
- kbd[Strict][Transitional]
- <kbd attributes...>〜</kbd>は、その範囲をユーザーによって入力された部分であると宣言します。多くのブラウザではタイプ体で表現します。attributesはabbrタグと同じです。
- samp[Strict][Transitional]
- <samp attributes...>〜<samp>は、その範囲をサンプル出力部分であると宣言します。多くのブラウザではタイプ体で表現します。attributesはabbrタグと同じです。
- strong[Strict][Transitional]
- <strong attributes...>〜</strong>は、その範囲をemタグより強く強調します。多くのブラウザではボールド体で表現します。attributesはabbrタグと同じです。
- var[Strict][Transitional]
- <var attributes...>〜</var>は、その範囲をプログラムの変数の表示であると宣言します。多くのブラウザではイタリック体で表現します。attributesはabbrタグと同じです。
実際の表示結果を次に示します。あなたのブラウザではどのように見えるでしょうか。
- b: Bold
- i: Italic
- tt: Type
- u: Underline
- s:
Strike
- abbr: Abbr
- acronym: Acronym
- cite: Cite
- code:
Code
- dfn: Definition
- em: Emphasis
- kbd: Keyboard
- samp: Sample
- strong: Strong
- var: Variable
Netscape Navigator/CommunicatorやInternet Explorerでは、文字を点滅させるようにするblinkタグを使うことができます。
- blink
- <blink>〜</blink>は、その範囲中の文字を点滅させます。
<blink>〜</blink>で囲まれた文字が
します。
Next: 4.8 コメント
Up: 4. HTMLの骨格
Previous: 4.6 見出しと文字の大きさ
Kenshi Muto
平成11年9月19日