Netscape Navigator/CommunicatorやInternet Explorerのような多機能ブラウザのすぐれた機能の1つに、プラグインがあります。これはほかのプログラムコンポーネントをブラウザの表示画面に埋め込む機能で、たとえばMicrosoft社の表計算ソフトウェアExcelのファイルをページ内に埋め込み、これをダブルクリックするとExcelが起動して編集28することができます。プラグインソフトウェアの有名なものとして、PDFドキュメントを表示するAdobe社のAcrobat Reader、Macromedia社のマルチメディアオーサリングソフトウェア(Directorなど)で作ったマルチメディアコンテンツを表示する同社のShockwaveなどがあります。
プラグイン対象ファイルの埋め込みには、embedタグを用います。
たとえば<embed src="excel_sheet.xls" width=300 height=600>というタグを入れることで、ページ内にExcelの表ファイルを埋め込むことができます。