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19. ページ作りのアドバイス

ページ増大における注意

最初は楽しくて次々にページを作成するものですが、本当にすべてのページについて面倒を見ることができるでしょうか。あまり手を広げるのも考えものです。

ページ整形における注意

簡単に作成者の意図する見栄えになるために多用されがちなpreタグやbrタグですが、あなた以外の人が使っているブラウザでは表示領域が異なるために非常に読みにくくなっているかもしれません。むやみに使うのは考えものです。どうしても空白を空けたい場合には、 やスタイルシートを使いましょう。

画像における注意

インラインイメージを使っていないページのほうが珍しいでしょう。しかし、画像ファイルのファイルの大きさはテキストファイルに比べ、大きくなりがちです。また、たくさんのイメージを張り付けていると、何度もWebサーバーへアクセスしなければならないため、非常に時間がかかります。また、ローカルディスク上のファイルを開くのに対し、ネットワーク経由でのファイル受信は予想以上に時間がかかります。インラインイメージは元のイメージを崩さない程度に、なるべくファイルの大きさを小さくすべきでしょう。これには次のような方法があります。

• 画像の縦横の大きさを小さくする。
• 色を減らす。

また、Netscape Navigator/CommunicatorやInternet Explorerでは、imgタグにwidthとheightアトリビュートで画像の縦横の大きさを指定しておくと、画像ファイルを読み込んでいる間にその他のコンテンツの表示を行うので、結果的に表示の速度が上がります。

画像における注意

あなたがグラフィカルブラウザ至上主義をかかげているのであればともかく、imgタグには必ずテキストブラウザなどのためにaltアトリビュートを付けておくべきでしょう。

表における注意

表は、その特殊な位置付けのために、tableタグ環境が終わるまで表示されません。巨大な表を張り付けてしまうと、ユーザーはすべて読み込み終わるまでひたすら待ち続けなければならなくなってしまいます。

プラグインにおける注意

Shockwaveなどのプラグインを使うと非常に高度で自在な表現が可能です。しかし、裏を返せばそのプラグインがなければ何1つ見ることはできません。ユーザーを閉め出したいということでなければ、通常のHTMLファイルでも同様の情報を取得できるようにすべきでしょう。